2005年12月10日

今回は、フミゾさん、かあーらさん、かあーらさんの甥っ子さんとの四人での釣行となりました。あいにく?必然?の西風が吹いていることもあり島に着いてからまず車で、赤岩、ヨコブチ、波浮、市兵衛、泉津と、ぐるっと一周してまわりました。

とりあえず夕方からの釣りのことも考えて、撤収しやすいよう泉津の堤防で釣り始めることにしました。潮は沖に向かって右側へ流れています。
風が冷たく、なかなか気合が入りませんが、フミゾさんが潮の中をかなり流して35センチクラスまでのオナガを掛けていました。

私は木っ端オナガだけ、かあーらさんたちも苦労しながら何とかオナガの型を見ています。風が強いのとポイントが遠いことがあり、なかなか上手く仕掛けが馴染まない状況でした。そんななか、小さなナブラがたち、なんだろう?と思いながら仕掛けを流していると。

バチバチバチと一気にラインを引き出していく目の覚めるようなアタリがあり、スプールを指で押さえてファーストランを止めますが、竿を立てようとするとさらに走り出します。それでもようやく竿を立ててしっかりと矯めるとなんとなく青物のような振動が伝わってきます、しかし、魚は横にでなく底にまっすぐ突っ込もうとします。「もしかしてスマ?」との予感が心の中によぎりますが、外れると悲しいので「でかいサンノジかな?」などと言いながらゆっくり魚を寄せてくると、ギラリと光る魚体、そして★は?「あった!!」久し振りのスマガツオでした。

この一匹で昼の部は充分に満足、そしてマズメの釣りに向けて場所をゴロタ場へ移動します。
ここは水深が一ヒロあるかないかですが沖から深い溝が手前まできていて夕方になると魚が底から浅場へ入ってくるポイントです。

日が沈むまでゆっくりと準備をしながら、波うちぎわにコマセを撒きます。
いよいよ夕マズメが近づいて来ました。まだやや明るさが残っていることもありポイントをつぶさないように、仕掛けを大遠投して様子を見ると、一発目からラインが走りずっしりとした手ごたえ、なんと39センチのクチブトでした。

その後フミゾさんにもアタリがあり、いきなりラインブレーク。
そして、かあーらさんの甥っ子さんの快進撃が始まります。40aのオナガを皮切りに初めての大島、自己記録の連続更新とは思えない落ち着いたやり取りで立て続けに43センチまでのオナガをキャッチ、これには参りました。

これは入れ食いになるか?と思われたのですが、なんと思わぬ伏兵が出現してしまいました。月がむちゃくちゃ明るく照らされて夜なのに海底が丸見え、さすがにこれでは魚も浅場に上がってくるはずも無く、やや沖を攻めてみても状況は変わるはずも無く、しまいにはサバも出現、ようやく魚を掛けたと思ったら良型のオジサン、結局は本日これにて終了となりました。

ちなみにこの日は波浮で西風シゲさんとハンタマキレタさんが釣りをしてスマ3本ジャミシマ一枚釣ったそうです。ジャミシマはカゴでかなりの数が出ていたようです。


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