2005年12月31日

前回釣行からなんと20日振り、そしてそのまま釣り納めとなるのですが、ホームグランドである初島へ行ってきました。
前日からの風によるウネリと、低気圧通過後の大ナライで島へ向かう船は大揺れ、年末ということもあり普段船に乗りなれていない人も多かったためか船中はまさに阿鼻叫喚となってしまっていました。

大人はトイレか船べりに、子供はあまりの揺れの為身じろぎもしないでそのまま「ダーッ」、そんな状態だから当然堤防はすべて波を被っていて立ち入り不能状態、船を降りるとみんな波を被りながら一目散に堤防から避難?します。
釣り客もみんな裏へ避難するしかありませんでした。

そんなわけで私も裏のテトラに入って釣ることに、風は少し廻り込んでいますが十分釣りが出来る程度、潮は左へ流れている様子です。
一投目はエサが残りました。エサ取りはまだ出て来ていないようです。2投目で、ウキが少し早く沈んでいき聞いてみると31センチのメジナが食ってきました。

その後は少し潮が早くなりやや釣り辛い状況が続きます。ガン玉を打って沈みを早くしたところで、ようやくアタリがありましたが、沖で掛けたため魚は手前のテトラに突っ込んできます。少しでも魚を浮かそうと竿を立ててラインを巻きますが、タッチの差で魚がテトラに飛び込んでしまいました。

ラインを張るとズリズリとした感触があり最後には押しても引いてもびくともしません。しかし、最後に少し動いてから止まったので魚がテトラに張り付いているだけの可能性もあります。少しラインのテンションを弱くして魚が動くのを待ち・・・動いた瞬間に勝負を掛けました。ズリッ、ゴリッとした感触の後魚の重さだけが伝わってきます。これで勝負あり、無事に35センチのメジナをゲット。

よくみるとオデコの皮がむけていましたので、きっと頭をテトラにつけて頑張っていたのでしょう、まあラッキーな一枚でした。この後は徐々にエサ取りが出てきて、25センチクラスを一枚、マイクロ木っ端を2枚、キタマクラを少々(海中にはたんまり)といったところで風も収まったって来たこともあり堤防に戻ることにしました。

堤防はナライがやや強めでしたが、釣りは出来る状態でした。内側には人が入っていたため上段で釣り始めましたが、海中は魚の姿がほとんどありません、コマセを撒いても何も出てこない状態です。仕方が無いので沖へ仕掛けを入れると気が付かないうちに魚が食っていて、ハリス切れ、めげずに仕掛けを流して今度はしっかりと32センチのメジナをゲット。その後25センチクラスのオナガを釣った後は何にもアタリなし、エサすら取られずそのまま終了となってしまいました。

年内は初島で40アップを一枚も釣らずに終了してしまったので、年明けにはバンバン釣るぞ、と心に誓って島を後にしました。


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