2006年10月28日

波が無く穏やかな天気になりそうなので、久し振りに利島へ行って見ました。今回はOさん、Kさんも一緒です。行きの東海汽船の中では「まずお土産のイサキを確保して、そのあとはオナガ、青物を・・・」などと期待に話も盛り上がります。

大島でほとんどの釣り客が降りて、利島へ向かう釣客はそう多くはありません。ただ、船内で仕入れた情報では、新堤には入れず、イサキもあんまり釣れていない、ムロアジがすごいとの話で、やや不安がよぎります。

さて利島に着いて、海を見るとかなり強い潮が流れていて、堤防の先端には激しいヨレが出来ています。うーん、これこれ、いかにも離島と言った雰囲気です。
急いで準備をして釣り始めると、いやいやびっくり!ムロアジ君の元気なこと、タモですくえそうなぐらいの数と勢いでコマセに群がってきます。

流れの中も潮裏も全く関係ありません。さらに良くないことににムロアジ以外の魚の影がまったく見えません、どうしたのだろう?やっぱり冷水塊の真ん中に位置しているのが原因か?釣り初めにOさんがイサキを一枚釣りますがあとはまったくだめ。

Kさんも本流の中を攻めますが竿が曲がりません、ようやく掛けると小さなオナガでとても離島サイズとは・・・わたしに至っては、ムロアジのみ。堤防の付け根付近まで移動して試してみましたが、やっぱりダメでした。

そんなこんなで残り時間もわずかとなり、最後の手段、伝家の宝刀?団子ニギニギ作戦に打って出ました。ここでようやくメジナを一枚、イサキを二枚釣り、あとはイスズミとの引っ張りっこして遊ぶことが出来ました。いやー苦しい釣りでした。


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