2008年 6月14日

今回は単独で鵜度根に行って来ました。前夜の9時過ぎに家を出て、1時前に下田へ到着、車の中で少し仮眠して「下田フィッシング」へ、3時半出船で鵜度根を目指します。南西の風が強く、少し波が高くなってきました。鵜度根が見えましたが、船はそのまま新島方向へ向かいます。

「こりゃあ、やっぱり無理かな?」とあきらめモードでしたが、しばらく様子を見たあとフタツネへ向かうことに、多少の風は舞い込んで来ていますが波は大丈夫で、フタツネ、タタミ、タカシマと乗せて行き、いよいよ私の番です。今回乗ったのは地の高島のシンバです。

最初は船の着いた新島向かいで竿を出しましたが、一投目からイサキが釣れた後は当て潮となり、すぐに仕掛けがぐるりと右手の本島との間を回ってしまいます。
釣りにならないので、えっちら、おっちらと岩登りをして裏手へ回り竿を出します。

今度は激流、あっという間に仕掛けが流されていき、始めは釣り辛い状況でしたが、だんだん潮が緩んでくるとイサキが掛かりだしました。更に潮が緩んで今度はじんわりと逆へ流れ出したところでイサキの食いが良くなりましたが、潮が早くなる前に最初の釣座へ戻ります。

次はいよいよ本命の潮?ヒラネとの間、本島との間を抜けた潮が正面でひとつになります。ヒラネ側のほうから仕掛けを流していくとアタリが連発します。ただ、なぜかすっぽ抜けも多くいまいち数が伸びません。ジャミシマ混じりで楽しんでいると、また潮が緩んでしまいました。

そうなると釣り座の前は潮が動かず。アタリが遠のきます。しばらくはガマンの釣りが続きます。再び、潮が早くなってきたところで沖にメジナのハネが見えたので思いっきり仕掛けを遠投して、張り気味に流すと、バリバリバリ・・・と力強いアタリがありずっしりとした引きが伝わってきます。

「やったね!」間違いなくメジナでしょう。腰ダメで寄せてきて、磯際での最後のやり取りをしていると、黒い影が近寄ってきました。「やベー、サメじゃん」あわてて竿を倒し魚を走らせます。右へ左へサメをかわしながらようやくタモ入れ、43センチのオナガでした。

この後潮がだんだん横流れになって来ます。本島方向に流れて、その後、新島方向へ向かっている感じ?L字に曲がった潮でかなり釣りにくい状況でしたが、ラストスパートということで、ムリムリ仕掛けを流しながらイサキを追釣、メジナも狙いますがハネているのはかなり遠い場所なので無理でした。

結局、キープはイサキ13枚、ジャミシマ3枚、メジナ1枚で、リリースはメジナ、シマアジ(落とした)です。あと、イスズミ多数(これがサメを呼んだ?)でした。


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