一括記載コードの概要
電波型式 全電波型式 FMのみ
無線従事者資格 3アマ以上 4アマ以上 3アマ以上 4アマ以上
一括記載コード 3HD 3HA 3VA 3SA 4HD 4HA 4VA 4SA 3SF/3VF 4SF/4VF
広帯域通信(*)
AM/SSB系
FM/PM系
  〃 F1系あり

(注)

(注)

(注)
F2系 F2Aあり
F2Dあり
CW系 A1Aあり
A2系あり
(*)AM系のATV,デジタル多重通信
(注)電波型式のうち伝送情報の型式記号がBとなるものは、自動受信を目的とする電信のうちモールス符号によるものを除く
一括表示される電波の型式の分類種別
主要な周波数帯(HF,VHFまたはSHF)の頭文字
当該電波を発射するために最低限必要な無線従事者の資格を表す数字
一括記載コードの読み方

                      V   
                    
技術基準適合証明取得設備の新旧対応表
一括記載
コード
2HC 2HA 3HD 4HD 3HA 4HA 3VA 3VF 4VA 4VF 3SA 3SF 4SA 4SF
電波型式 1.9MHz帯 10MHz帯 14MHz帯 3.8MHz帯 3.5MHz帯
7MHz帯
28MHz帯
52MHz帯
145MHz帯
435MHz帯
1.2GHz帯
2.4GHz帯
5.7GHz帯
10.1GHz帯
10.4GHz帯
18MHz帯
21MHz帯
24MHz帯
A1 A1A
A3 A3E
F1 F1B
F1D
F2 F2D
F3 F3E
A3H H3E
A3J J3E
一括記載コードについて
 免許申請手続きの記載の簡素化を図るために、電波型式の記載を一括記入する、従来にない全く新しいコード
(一括記載コード)が導入されました。

 これは、新しい電波型式の採用で細分化された、多数の電波の型式を一括してまとめたもので、電波の型式
そのものを表したものでは無いそうです。

 一括記載コードは、使用周波数帯、無線従事者の資格、送信機の種別から、その発射可能な電波型式を大きく
分類し、さらにCWのみのもの、FMのみのもの、AM系とFM系双方や、その他付属装置を使用する全電波型式の
のものとに分類されています。

注 意
 この一括記載コードは、免許や許可にあたって、日本国内でのみ使用されるもので、国際的に通用するというもの
では無いこと。
 また、QSLカードへの記入など運用面でも、この一括記載コードでなく、個別の電波型式で記入するようにしまし
ょう。
 さらに、免許申請や変更申請の事項書にはこのコードで記入しても、個別の無線機の内容を示す工事設計書の
記入には使えないと言うことです。
新旧電波型式と一括記載コードの間系
旧型式
新型式
2HC 2HA 3HD 4HD 3HA 4HA 3VA 3VF 4VA 4VF 3SA 3SF 4SA 4SF
1.9MHz帯
4.6MHz帯
10MHz帯
14MHz帯
3.8MHz帯
  3.5MHz帯
  7MHz帯
 28MHz帯
 52MHz帯
 145MHz帯
 435MHz帯
 1.2GHz帯
 2.4GHz帯
 5.7GHz帯
 10.1GHz帯
 10.4GHz帯
18MHz帯
  21MHz帯
  24MHz帯
A1 A1A                
A2 A2A
A2B
A2D
A3 A3E
A3A R3E
A3H H3E
A3J J3E
A4 A3C
A5 A3F
A5C C3F                          
A5J J3F          
A9 A8W                          
A9C C8W                          
F1 F1B     ○(注)   ○(注)     ○(注)  
F1D    
G1B ○(注) ○(注) ○(注)
G1D
F2 F2A
F2B
F2D
F3 F1E
G1E
F3E
F4 F3C
D3C
F5 F3F
F9 F8W
F7D
G7D
D7D                          
(注)自動受信を目的とする電信のうちモールス符号によるものを除く。