桧 洞 丸

 
 北面(熊笹ノ峰方向から)

その1

 

ツツジ新道

箒杉の近くの森

この登り口は沢沿いの道、岩には小さいステップが刻んである。その短い道を歩くと気持ちが少し神妙になる。それは少し暗くなった谷の奥に少しだけ光が入る事で創り出されるのか、それとも谷川の水が辺りの空気を冷やす所為だろうか。

登り口

沢に沿った道からいっきに山道へと木の階段が導く、すると少し急な登りが始まる。キツイと思い始めた頃に道は穏やかになる。なんて人間に都合よく出来てしまった山なのだろう。

 

権現山

がれ場が所々にありそこから登ってきた方向を振り返ると権現山の山様がくっきりと見える。また、谷筋に掛かかる木の橋を幾つか渡ると、

沢と自分の高度差が少なくなり、水の音が近づいてくる。ゴーラ沢出会はもう間近だ。この辺りは鹿の泣き声が良く聞こえる。また、人が少ない時期は実際に鹿に合う事も多い。静かに歩くとそれだけ楽しみも多くなります。

     ゴーラ沢沢渡り個所

ゴーラ沢出会い、花の時期ともなればここで汗を拭いたり,冷たい水で顔を洗ったりと、一息いれているグループが必ず居る。単独行の自分がホットできる場所である。

     ゴーラ沢の右の滝

 

桧洞丸概要

 

桧洞丸は西丹沢に位置する標高1601mの山でブナの原生林が残り、春のツツジが有名で丹沢屈指の人気の山です。

 

登りは西丹沢自然教室からゴラー沢出会いを経由したルート(ツツジ新道)が一番登り易いと思われます。

 

下山ルートは犬越路か箒沢に下りるルートがありますが春のツツジを楽しむには犬越路をお薦めします。

 

 



秋には道一面に落ち葉が落ちている

 

 

 

 

 

 

ゴーラ沢の紅葉

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