桧 洞 丸


ゴーラ沢出会から

その2

イワシャジン

沢を渡ってすぐに鎖場があり、そこで登山者達の腕力と持久力が試される。この後に続くニ時間強の登りと、ニカ所の鎖場に耐えられるか否かの試練場だ。

秋にはこの辺りにイワシャジンが沢山咲いているので、鎖に取り付く前に探してみるのも良いでしょう。

暫く行って、標高850m位のところの右側にベンチがある。しかし、ここで休んでいる人は余り見たことがない。もう少し頑張れば展望園地だからだ。叉、このすぐ先を注意深く探すと五月中旬にはギンリョウソウを見付ける事ができる。

ブナの葉

更に登ると右手に大きなモミの木がある。そこを少し登ると左側にブナの大木が何本かあります。ここで足を止めてブナ達を眺めてから進む。

そのうち、道の所々に石が露出している。この山の石は白く角張っていて、平らな部分が多い。そこに生えた苔の緑色に感心しながら登り続ける。

登り続けた後、少し下る所があり、その後にまた登りになるが、直ぐに湾曲になった道にかかると、人の声が聞こえてくる筈である。

ここまで来ると後少しで展望台

そこから上を見ると『展望台』の案内板あり、そこが展望園地でツツジはこの辺りから楽しむことができる。また、ここからは畦が丸越しに富士山を眺める事が出来る。

展望台付近のつつじ

この場所は良い

展望台からの富士

丹沢山塊は東丹沢と西丹沢とに分けられ東側は黒っぽい色の固い岩質の御坂層から成立ち、西丹沢は白くもろい性質の石英閃緑岩が主な地質となっている。

 



前のページへ               

   次ページへ