北アルプス(涸沢)

 

 

 

 

1999年9月

知人へのメール(99/09/13)から----初めての涸沢
金曜日から穂高に行きました。涸沢は景色の最高に良い場所でした。景色を見ながらビールとおでんを頂き『幸せだなー』と思いました。

但し、夜は最悪で隣のいびきがうるさく、私は眠れませんでした。
山小屋の怖さを感じ2泊予定を切り上げて翌日奥穂高から帰る事にしました。

翌日は出発後に雨になり前日の半袖一枚とは大違いで、合羽と長袖シャツと半袖の肌着で登り始めましたが寒く、体感的には氷点下近くまで下がったようです。

今回は準備不足(寒さ対策)の為、奥穂高3190mまで行けませんでしたが通称穂高岳の3000mまで到達し山小屋のストーブに体を温め上高地までの18kmを一目散に下りました。

2000年7月14日 雪渓の涸沢

1999年10月22日ナナカマドは

1999年10月22日

涸沢からの眺め

1999年10月22日常念岳

1999年10月22日常念岳

2000年7月14日 涸沢小屋&北穂

 

1999年10月22日穂高山荘

日記から

持ち物は衣類が2kg、 リュックの自重 2kg、コッヘルや食料1kg、その他が2kgの合計7kgだったが、雨がリュックに入りこんでシュラフインナーがそれを吸い込んで段々と重くなった。

午前6時に涸沢ヒュッテを出発する時は雨が上がったと思った。

しかし少し登ると降ってきた。段々と強くなり ザイテングラートに登り始めると風も強くなった。一瞬遭難するのではないかと思った。

手も冷たくなってきた。鎖場についたとき下山者にあったので頂上までを尋ねると「まだまだ先」との事だった。涸沢から見た距離感と全然違った。確かにそこからが岩登りの始まりだった。

息があがる。止まると寒い。動くと高度の為か呼吸が苦しい。袖口から雨が入ってくる。

やっとの思いで穂高山荘に着き、ストーブで暖をとり500円のコーヒーで身体を温めた。山小屋の有り難さを改めて感じた。

穂高の頂きを諦めて下山した。

<下山時間>

10時半お花畑、12時過ぎ横尾、15時河童橋、16時沢渡、19時相模湖インター

 

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