風巻ノ頭から |
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今週は雨がよく降り、金曜日もどしゃ降り状態でした。翌3月8日(土)、津久井に入ると至る所で道が凍結していた。スタッドレスタイヤなど全く歯が立たない。 |
青根の音久和を左に曲がると、完全なアイスバーンだった。先方にトラックが立ち往生していたので、スピードを緩めたら自分の車も滑り出した。雪溜まりで止まり何とか無事だった。 |
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近所の人が融雪剤を蒔いて下さったので、解ける間、皆で待ち状態です。この先に勤めている人に聞いたのですが。こんな事態は初めてとの事でした。 |
一時間遅れで出発です。それでも余裕時間は見ていましたので焦りはありません。8時半頃に日陰沢橋に到着しました。 |
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車が1台止まっていました。足跡は桧洞丸の方に続いています。蛭の方はだれも行っていないようです。私は小屋に行って先週の忘れ物を回収するのが目的です。 |
橋を渡りいよいよ風巻ノ頭への登りになります。しかし、殆ど登らないうちに息が切れてきました。何百メートルも登った気持ちですがやっと向かいの林道の高さで すので50m位でしょうか。 |
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登り始めの雪は15cm位でしたが、段々と深くなって頭の近くになると平均20cmで雪溜まりは30cm位積もっています。 |
足が雪で取られ体力の消耗も激しく、しかも急坂であり全く進みが遅い。用意していた水も半分飲んでしまった。 |
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小屋まで行けば水はあるので心配はなかったが、それでも節水の為に雪を口に含んだ。 |
やっと頂上かと思わせる個所が何度かあり、その都度期待を裏切られた。 |
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富士山が犬越路の先に見える位の高さに至ってやっと頂上に着いた。 |
10時58分だった。これから小屋まではどう頑張っても3時間は必要であり、それから下山するのは危険があった。 |
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また、姫次を見るととても急な登りで気持ちが萎えてしまった。忘れものは諦めて下山する事にした。 |
一昨年下山の時にはそれほど急とは思わなかったこのルートのその険しさに驚いた。 |
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苦しめてくれた風巻ノ頭(右中央からの尾根を進み、中央の高い部分が頂き) |