あれまぁおもしろ釣り日記

徒然(釣れ釣れ)なるままに日暮、海に向かいて  その1

やはりFさん人望と、釣りの楽しさで、これだけの人が集まった。その事に改めて関心をした。人が人を引寄せる。FさんからAさん、そして彼からMさんと釣多さんへ、17人の参加で大島釣行日記は始まった。

しかし、この釣行は私にとっては叱咤と苦悩の旅の始まりだった。仕事の都合で会社出発が2時間遅れたのはしょうがないとしても 、着いた矢先に久しぶりに会った釣多さんから『頭が白いのでどこのおじいさんが来たかと思った』と言われたとき、相手の頭(彼はアルシンドと呼ばれている)を見て”反論する”言葉は山ほどあったが、楽しい旅の始まりに免じて我慢した。

一等船室二部屋に分かれてしまったが、寝るまでの数時間は貸切った部屋に全員が集まり 、釣り談義が始まった。しかし今回は恒例の船内でのFさんによるウキ品評会がなかった。やはり、相方のOo君が居ない所為だったのだろう。また、私はSさんとは別の部屋になり、子守唄のような大いびきを聞くことができなかった。(今回はなんとなく全体がおかしいのです)

船中、翌日の大会は4長老(F、M、Si、O)の承認を得て第3回相川杯の争奪を掛けることが決定致した。ルールは40cm以上のメジナで最長寸を釣り上げた人の優勝です。優勝賞金は参加者各自から1000円を徴収した合計1万5千円 の賞品です。

翌日、大島に到着すると早朝組は赤岩へ、熱海からの到着組はトーシキに分かれて竿を出しました。赤岩到着後、ウキ工房のT氏が続けざまに魚を掛けます。さらにOさんも?-----久し振りに磯歩きしたNさんは当初ばてばてだったのですが何とか他魚を3種類、 Sさんも3時過ぎにそれまでで最大の33cmを上げ、K君も初体験のバリとやり取りをし、更に釣れないMさんを横目にJrがぽんぽんと釣り上げました。

しかし、終ってみると、目的の赤岩しかも一番良い先端を10数名で粘っても 釣多さんの38cmがメジナの最大でした。寸法では名人Fさんが50cmのサヨリを釣りましたが相川杯の対象ではありませんでした。私は潮が澄んで底が見えていたので細ハリスを使いましたが、少し沖まで流すと1.2号を切られます。しかし、切られながらも朝から晩までそのままで通してしまいました。

多分ハリスを切ったのはイズスミか尾長の可愛いサイズ又はフグだったと思います。結局、最大寸法は30cmで終わってしまいました。

次に続く