今週の釣り

2007年

 

07年11月24日(土) 07年12月01日(土)

07年12月16日(日)

07年12月27日(木)
富戸海岸 御根 城ヶ崎海岸 平根 八幡野海岸 平根 マル根

11時〜15時

<天候> 晴れ

 看病の疲れからか、些細なことから女房が声を荒げた。その時、私は気持ちが上手く伝えることができなかった。私の気持ちは理解できなかったのだろう。それでも、24日振りの伊豆の海行きは、同行こそしなかったが 、許可をもらった。

 箱根方向は前日のテレビ放映の影響か渋滞だったが、伊豆方面は意外と空いていた。私が海に向かう楽しみは三つぐらいある。 一つはラジオを聞き驚きの情報を入手、海の変化を見ながら日常と違う景色を楽しむ。そして釣りの推理ゲームを楽しむこと。

 エサやに立寄ると、店主に『田中磯は遠いですか』と尋ねる若者が居た。聞くとはなしに話が耳に入る。『近いよ』と応え、その後に『イガイガ駐車場が有料になり、拡張工事をしている』と説明 された。暫く来ないと変化の激しいのに驚き、会話を確かめに覗いて見ることにした。しかし、イガイガはいつもと変らない。ひょっとして田中磯に近いところに駐車場が作られているかと思い向かうが、以前のままだった。

 それから当初予定の大ヅリに向かうと、カドカケ駐車場に入る車で渋滞、30分待ったが流れないのでUターン。しかし、既に大ヅリへ入る場所には車が止まっていて万事休す。富戸海岸に向かった。しかし、オオネも人、ひと、ヒトで入れない。空いているのは御根のみ。コマセでサカナは集まるだろうと向かった。

 潮が沖から入ってきていた。サラシにコマセを入れるとオオネとの間のワンドに流れる。第三投、ウキが沈んだ。良い引きである。前日の竹やぶ整備で疲れた肩には少し応える、何とか上げると45cmほどのイナダである。 次は正面の沈み根先に投入すると、50cmオーバーのイナダである。ハリの掛かりが悪く血を吐いているので、写真は撮ったが掲載はできない。

 その後、右の根辺りで25cmのメジナと20cm、更に10cmの木っ端がすれで掛かった。その後西風が強くなると道糸が流されて、仕掛けがコマセと逆に流れ釣れない。山かげに陽が入り 、これから釣れるのだろうが、もう十分だった。

 帰りは渋滞を考慮して、潮吹き前の道を選んだ。すると潮吹き前駐車場が拡張工事をしていた。ここと間違えて会話をしていたようだった。

 28日、娘夫婦が病院に行き結果の連絡が入った。私はまた、”おじいさん”になれなかった。娘が言った。『なんで私だけ2回も』、可哀想で、悔しくて、酒でうすめた。

10時〜16時

<天候> 晴れ時々曇り

 日曜日の夜、北京五輪アジア予選の韓国戦は、テレビに釘付けになって応援した。そして昼は林の案内活動、土曜日は釣りが終わり奥さんを迎えに長女の家に出かけた。その結果、時間がなくページの更新は出来なかった。と、言い訳をさせて頂き、土曜日に戻ります。

 先般マルネで楽しんだ4人にOさんが加わり、伊豆に向かった。車はUさんのエルグランドで、私の車より大きく静かで快適である。また運転をしないと思うと、寝不足も気にならない。先輩の隣の助手席でふんぞり返って海を眺めていると、ウネリがあり低い磯は危険な気がした。安全な高い磯は限られていて、平根かオオネかモズガネである。本当は先週イナダが釣れたウネに入りたかったが、低い磯でなおかつ先客も居た。

 無駄に動き回らないよう、城ヶ崎の門脇灯台に行った。灯台の上から磯を眺める。カドカケは先端部分しか見えないが、波を被っていた。モズガネ、平根とも釣り人は一人だった。平根の駐車場に車は向かった。そうそう、先週渋滞で入れなかった門脇灯台の駐車場も今日はガラガラで、ここも拡張工事をしていた。先週のエサやはこのことだったのかも知れない。

 さて、Bポイントに三人と、Cポイントに先客とNさん、Oさんは何故だかDポイントに入った。潮は左にながれBポイントグループの絶好のチャンスである。先ずメジナの手ひらサイズ、続いて初めてみる左写真の魚、次にクサフグ、続いてキタマクラとあっと言う間に四目釣り。隣のUさんもメジナと左記写真の魚を釣り上げるが、右かどのMさんは音沙汰梨。先客も手のひらサイズを何枚か上げる。

 しかし、潮が右に流れるとBでは釣れなくなった。食事にするとDのOさんとBのNさんが、やはり手のひらサイズ。食事が終わり釣り座に戻ると、底もの狙いの釣り師が私のポイントに糸を垂れている。潮が左に替わり道糸が重なる。折角気分転換に来ているのにトラブルが嫌で、移動する。移動先のCの端で流すと先客が攻めているポイントにウキが引き寄せられる。ここでも駄目。

 13時半、先客のやり取りが始まり、タモですくうと33cm。彼のウキがない間、攻められなかったポイントにNさんが流すと直ぐに竿が曲がる。上げるとメジナではなく、イナダだった。何故だかNさんよりMさんのほうが興奮していた。しかし、その後は殆ど上がらない。16時に納竿とした。

07年12月22,23日

 21日朝、十数年ぶりに徹夜をした。昼型人間に夜勤は堪えた。何でも経験とやっては見たが、3日過ぎた今でも本調子にならない。

 前日の20日、Uさんから翌日の釣りへのお誘いがあったが、夜勤明けで時間的に無理とお断り。22日は山行きが中止になり、同行者を募ったが天候悪化で中止。結局、雨のお陰で溜まっていた写真整理 になった。

 先週、『カウント』と銘打ちながら、それらしき事を書かないでページを公開してしまいました。実は周りが釣れていないので、絶対釣りたいと仕掛け投入から何秒でエサが無くなるのかを数えました。昔はやっていたのですが面倒なので最近は先ずやりません。先週は60から5秒毎に短くし、20秒辺りで無くなるのがわかりました。ハリの大きさにもよりますが、仕掛けが真直ぐになるのに二ヒロ分位のタナの位置です。残念ながら活性が悪くフグに殆ど取られていましたが、一枚は二ヒロで当りがあったものです。

 さて、最初の理由と今日は大掃除で釣りには行けません。また映画の話題ですが、21日そのまま寝ると身体のリズムが更に悪くなるので映画を見ました。『マリと子犬の物語』で、山古志村に地震で残された犬の物語です。家族の絆、人の優しさ、母の強さを考える映画でした。心あたる事が多く、おばさんみたいに涙ばかり流していました。ヤダヤダ

07年12月16日(日)

八幡野海岸 平根

10時〜15時半

<天候> 晴れ時々曇り

 二週間ぶりに走る伊豆への道は景色が変わっていた。湯河原の一般道を走っているとスペード状の赤色に目が奪われた。そして黄色く黄葉した葉の間から伊豆半島が見える。新しい磯に向かうような気持ちである。木曜日Tさんから翌日釣行の誘いがあったが、就職活動の身でありお断りした。彼は翌日一人でカドカケに入り、メジナ30cmと25cmの2枚で上がったらしい。原因は潮が動かない のでフグが寄ったらしい。

 さて、車窓の景色を楽しみ今日入る磯は、掲示板の情報で45cmが上がったという田中磯である。ラジオで典型的な冬型天気と予報が流れる。風は北または西と判断。それならば全く問題がないと思いイガイガに車を置いて出発。途中長根に入る途にフェンスが張られ 、入れなくなっていた。

  田中磯は先客が居たので、トヨネに下りたがここも二人先客が居た。上から見たときに無名磯をトヨネと判断してしまった。下の磯際を田中磯に移動する。先客はB,Dに居て、Cが空いていた。挨拶をし、状況を確認して入る。長根から戻る釣り人同様に海の具合は良くないらしい。

 それならば釣って見せようとCの前側を攻めるがフグのスレ。段々とタナを浅くして足の裏サイズのオナガ一枚。 結局その後もキタマクラだけで終了。Bに入った人が45cm強のブダイを2枚。Dの人は私の後ろで詳細はわからないが、大物は来なかったようです。足元にはノリが落ちていて、エサ取りをかわすのには ノリ釣法最適である。

10時半〜15時半

<天候> 晴れ

 12月29日(土)を納竿日として仲間で集まる予定を聞いていたが、どうも雨の予報は間違いがなく。おまけに前々日、Nさんから次回釣行の問い合わせが入った。どうせ行くなら晴天の日が望ましい。29日をキャンセルしてNさん、それに急遽Mさんを誘って釣りに行くことが決まった。

 Mさんが前日に休暇申請をすると、『どうせ暇だから28日も休んで良いいよ』と言われ、それに少し憤慨していた。別に11連休で良いのではないかと思うが、まったく期待していないような言われ方で、”辞めてもいいよ”という意味合いを感じたらしい。そんな中高年の悲哀話をしながら、Nさんを拾い伊豆に向かった。エサやの奥さんに『今日から休みですか?』と聞かれたので、正直に『ずーっと休みです』と応えた。言った後、少し複雑な気持ちになったので『早期退職しました』と付け加えた。

 カンノンを希望するMさん、でも6人もいて空いているのはマルネだけだった。Nさんは10月にここで釣り上げているので、もろ手を挙げて賛同。Mさんも渋々承諾。しかし、あの時と違っていてサラシが少しきつい。私がBに、右隣にMさん、CにNさんが入り前回つれたポイントは誰も入らなかった。

 イガイガもブダイ師のスカリのみでフカセは釣れていない。今日はカゴ釣りも多く、5人位並んでいる。仕掛けを投入するが、付けエサが残ってくる。何投しても同じ状態で10日前とは大違いである。段々と棚をふかくし、竿1.5本でやっとクサフグ。午前中は是で終わり。午後Mさんが前回のポイントに入るがやはり釣れない。

 干潮の12時半過ぎ、イガイガ右先端でブダイが上がり続いてかごに足の裏サイズ。潮が動いたかと期待したがマルネは全く関係ない。竿2本のタナで10cm程度のベラ、その後に悠々と1m以上のサメが泳ぐ。もう完全に釣れる気がしない。他の二人はつけえさブロックの大きいのを購入したことを反省していた。カゴではイナダが未だ釣れ、メジナの足の裏サイズもポツポツ上がり、メジナは沖に移動したようで、潮が入り込まないと釣れないようである。

 15時過ぎに退散を発表。全員異議なし。ここでMさんの連敗が決定し、2007年の釣り納めとなった。

 

07年10月11日(木) 07年10月23日(火) 07年10月31日(水) 07年11月07日(水)
東伊豆 黒根 東伊豆 マルネ 東伊豆 マルネ 三浦海岸 城ヶ島

13時〜15時半

<天候> 晴れ

 前日、山の打ち合わせで帰りが遅く、11時頃に飲み終わりお酒が残っている。その為、図書館へ行く気がしないので、釣りに出かけてみようと思った。また今週末は山の用事で釣り にいけないので、良い判断だったかもしれない。

 木曜日だから釣り場はどこでも入れると思ったが、意外やいがいで釣り人が多い。私と同じ失業者が多いのだろうか?それでも平日で道路渋滞がないので、少し遠い黒根に向かった。

 黒根では調度車から降りたグループが3名、ゾレに入ろうとしていた。長左衛門に入らないのを不思議に思っていると、先客が居たようだ。左からの少し強い風で平床は釣り難いが 、仕方なく平床に入った。以前あったハシゴは2個ともなくなっていた。

 先端Cに入りコマセると木っ端メジナが釣れる。手前にコマセを入れ続け少し沖を攻める。13時20分、ウキが沈み、いい引きである。青物で間違いない。 先週の32cmではなんとなく物足りなかった。三宅島で楽しんだ、この引きが忘れられなくて、前回の釣りから未だ1週間も経たないうちに、また磯に立った。

 平ソーダだった。写真をとろうと思ったが、血を吐き出したので急いでリリースした。その後波が高くなり先端は危険と判断し上に移動した。ここでは木っ端メジナのオンパレードだった。黒根は何故此れほどまでに木っ端が多いのだろうか。茅ヶ崎の防波堤のようである。

 コマセが残り少なくなって、ひと休みをしていると、三人の家族が来た。早々にコマセをまいて場所を空けようと思っていたら、一人が直ぐ横で私の攻めてるポイントに仕掛けを落とした。呆れてしまって先端に行ったが、危なくて集中できない。青物も入ってきたが、結局最大が手のひらサイズで早々に引き上げた。長左衛門とゾレ其々やはり木っ端で苦戦していた。

11時〜16時

<天候> 晴れ

 今日は晴れの特異日で、家に居るのは勿体無い。失業者の特権を活かして青空に飛び出した。連休(失業)日数は80日を超え、そろそろ100日が射程距離。千日大回峰を達成した星野師にまだまだ日数は及ばない。いやいやそれどころか9日間の峰入りの1日すら出来ない鈍った身体である。

 10月6日の仇討ちをしたいとNさんからメールが来た。今度は釣れる場所でと要望があったので、下見に出かけたがカンノンは一杯イガイガも駄目。結局マルネになった。 ここでは事前調査にはならないと思っても、二人の体力からすると後は平根、ヒナダン程度である。

 干潮で波が穏やかなのでCに入った。コマセをまくとスズメダイのようなのが寄ってきた。仕掛けは時折出来るサラシの外側に投入する。しかし釣れない。昼食後、コマセと同じところに投入するとベラ、諦めて右沈み根手前に投入すると13時3分に28cmのオナガ。更に13時50分同じところで30cm、その後はベラが一枚のみ。

 14時52分、15時2分にそれまで全く釣れていなかったイガイガのブダイ師が同じポイントで2枚 あげた。以前80cmのタイが上がったのも同じ辺りだった。次回、空いていれば試したいが、先端よりなので凪いでいないと危険である。

 帰る道すがらアキグミを口にいれた。その渋さで口内が麻痺した。疲労回復に良いと記憶していたがとても食べられない。食べ方を調査してみようと思う。

 

9時〜16時

<天候> 晴れ

 Nさんからのリベンジ要望から、四人メンツが集まり釣りに出かけました。うち三人は失業者、平日だからどこでも入れると思っていましたが、同じ立場の人達 が多いのか磯は満員でした。 カンノンは4人、イガイガは7人、長根3人。空いているのはマルネだけでした。携帯電話で状況を先輩達に連絡し、ここで竿を出す事にします。その連絡中、イガイガ左の石もの師が少し小さいながらも狙いの魚種を抜きあげました。

 三宅島以来のUさんとMさんは下図Bに入り第一投からメジナ、タカノハと好調だったようですが、自然観察していた私が磯に下りると同時に、ぴたっと当りが無くなってしまいました。

 私はCに入り、普段波が上がり攻めにくい前の隠れ根を狙います。ここは投入ポイントがずれると直ぐに右真横に流されて、根の先を攻めることは出来ません。上手く、 右サラシを利用して何とか留めることが出来るとウキが沈みます。最初に30cmオーバー、その後は28cmサイズが2枚。リベンジのNさんだけは何も釣れていません。20cmサイズが塩焼きに良いのでそれだけで良いと願っていても叶いません。

 しかし、私と場所を変更すると釣れました。かれも一通り釣り、MさんそしてUさんが同じ場所で釣り上げます。結局、28cmから35cmまでをこの場所だけで13枚釣り上げるという思ってもいな かった結果になりました。

 最後に入ったUさんが、釣り上げた魚と私の顔を見ながら『腕じゃないね』と笑って言いました。Nさんも最大35cmで3枚しかも平ソーダまで釣る快挙でした。AとBはその後は何も釣れませんでした。

 追)イガイガの右先端付近に先週とは違うブダイ釣り師がいました。やはり同じ場所で同じ時刻に3枚上げていました。

10時〜16時

<天候> 晴れ

 城ヶ島の磯図を書こうとしましたが、細部は分かりません。今日は用事がない(いつもありませんが)ので、早速竿を持参で確認することにしました。時間が有れば油壺等も見つもりでいました。

 我が家を7時半過ぎに出発、しかし道は通勤渋滞でした。

 城ヶ崎へ来る多くの釣り人は、長津呂の鼻が一番の釣りポイントだと言います。城ヶ島バス停脇の無料駐車場に車を止め、近くのエサ屋で一日分のサカナの餌を購入。人間様の食事はここまで戻ってもそれ程時間は掛からない。但し、コンビ二は ありません。

 店の軒下をくぐり進むと、右手に灯台への階段がある。この先はもう磯である。左手にはトイレもある。ここの磯は全て(エサ、食事、トイレ)揃って有難い。此れで大型メジナが出れば満点である。磯は大きいがメインのポイントは 下図AからBの間になる。エサ屋『いけのや』で地図を貰い、磯の名前を確認すると”イツセノカド”と書いてある。またAの部分は”ヒナダン”と呼ぶようである。

 『いけのや』の店主(女性)はサービスが良かった。付けエサも追加購入しないで、マキエのが使えると、そのやり方を教えてくれる。地図もくれる。おまけに缶飲料までサービスしてくれる有難さ。

 またまた、文が長くなってしまいました。ここら辺でエサ屋の話は終わります。

 1時間強竿を出したが、ここでは木っ端メジナだけ。諦めてDに移動。するとA右側の釣り人にビッグヒット。しかし残念ながらバラシ。Cでもバラシ。13時半過ぎ、腹がへったので車に戻り荷物を置いて食事、食後は安房崎を攻めに向かいました。

 安房崎に着くと14時半、駐車場が17時までと残った時間はあとわずか。 ここでは前回狙いをつけたAに入りました。先客の若者が場所を空けてくれた上にコマセブロックまで頂戴いたします。今日は人に恵まれました。もうサカナは釣れなくても構いません。

 とか考えながらも、頂いたコマセだからと大盤振る舞いに巻きます。サラシの中ではゴンズイが浮かび上がります。これにはガッカリ。そして相変わらずのコメジナ。暫くすると青物が入ってきました。しかし掛かりません。沖目を攻めると今日最大の23cmのメジナです。もう此れでと、最後の一投を検潮台先に投入する。するといい引き、でもカサゴの足の裏サイズでした。

 長津呂の鼻は確かに面白いかもしれません。侮れない磯です。

07年08月10日(金) 07年08月19日(日) 07年08月26日(日) 07年10月06日(土)

東伊豆 イガイガ

宮ヶ瀬湖畔園地

東伊豆 イガイガネ

東伊豆 長根
いまはもうだれも Qooの食体操

14時〜16時半

<天候> 晴れ

秋でもないのに、今はもう誰も居ない海となっていた。米神、大根にも、江之浦堤防にも誰もいない。平日であるからが理由ではない。 暑いからみんな釣りを敬遠している。これならカドカケもは入れると思った。

海水浴客で道は所々渋滞、でも焦らない。今日は14時以降の暑い盛りを過ぎて到着すればよかった。我が家の出発も9時過ぎだった。

いざ伊東に着くと、考えが変わった。カドカケまではあの大岩越えをしなければならない。釣れるかも知れないが苦しいのは嫌だ。

結局いつものイガイガ駐車場に着いた。ここも釣り人の車は全くない。磯に着いても誰も居ない。実績のあるカンノンで竿を出したいが、多分夕方には人が来る。その時に、へぼ仕掛けを見られるのは恥ずかしかった。イガイガの右で竿をセットした。

海に白波が立っていた。これを喜ぶのは夏場だけである。風があれば暑さもさほど苦にならない。気持ちいいとは言い過ぎかもしれないが、フカセも苦にならない。が、楽をするため、今回も石もの竿である。

ハリを部分だけを残してサザエを上手く啄ばむエサ取りはいったいなんだろうか。終始その状態だった。今回は少し集中してサザエも半分近く付けて狙った。最後に根掛かりで仕掛けを取られ少し早かったが終了した。残った8個のサザエはイシダイを育てるため放流した。

15時過ぎにフカセ師とカゴ師が来た。フカセはやはりウリンボウのみでメジナは出ていないとのことである。カゴは何も釣れていなかった。暑い夏の釣りはやはり14時以降から始めたほうがよさげである。

<天候> 晴れ

『金がある時は暇が無く、暇がある時は金が無い』とはよく言ったもの。でも釣りに行かないのはそれだけではなく、この猛暑がなかなか釣りに行かせない。行っても苦しいのは、しごく明白である。それに夏休みで、道が混むの”三重苦”状態である。

だからと言う訳ではないが、週末は金の余りかからないボランティア活動に参加した。活動名称 We Love “Water Planet” 副題 「森に学ぼうプロジェクト」 。

主催はコカ・コーラ株式会社で、子供たちとその家族を対象に、体験学習で自然とのふれあいを通じて、自然環境の大切さを学ぶ事を目的にしている。内容は@森とふれあい、自然を守る森林保全体験学習(下草刈りなどの実地体験)A実験で森林のはたらきと地球温暖化(水を大切にすることが温暖化防止に役立)について学習Bカヌー教室で湖面から宮ヶ瀬湖の生態系を観察Cコカ・コーラ「森の博士」検定の4つで構成され、@の活動をサポートした。

午後からの実験は枯葉(木)のはたらきについて行われた。子供達はみんな楽しそうに実験に参加し、その結果に驚いていた。この活動は一日で盛りだくさんの事を行い、かつ参考にもなった。また若い女性スタッフも多く、楽しい一日でした。是非みなさんも活動に参加してください。来年もあると思います。

追)『チームマイナス6%活動』、7月は前月に比べ、ガソリンの消費量は40%削減できました。(180ℓ→110ℓ)8月は女房と旅行に出かけましたので、少し増えているとは思いますが、結果が楽しみです。自転車も大分慣れてきましたが、日本の道路は自転車のことは余り考えられていないようで、危険なことも多々あります。

12時半〜16時

<天候> 晴れ

磯に到着すると、釣り人はカンノンに2名とイガイガに1名。カンノンへの分岐でそのうちの一人が引き上げるのを待って釣果を聞くと、ウリンボしか釣れなかったと、通り過ぎた。

天気予報では午後に風速5mの風が吹く、それなら太陽の下で竿を振るフカセでも汗が気化するので大丈夫と判断し、1ヶ月ぶりに道具を準備する。ライフジャケットのチャック部分にはクモの巣が張っていた。入る磯は風通しの良いイガイガ 先端を考えていた。

そこでもカゴ師が帰り支度を始めた。釣果を聞くとソーダしか釣れていないとの事。ソーダでもフカセの一号の竿にかけると、あの引き味はたまらない。少し嬉しくなった。

準備も終わりAの先端に入る時には、広い海に一人ぼっちになった。 足元にコマセを入れるとメジナが見えたが直ぐにチョウチョウが海面近くを占有した。時折そこで大きいサンノジが見えた。Aの先端は後ろから波が来るので危険で、凪いだ干潮時にしか入れない。入った以上はこれも滅多に攻められない先端の隠れ根の先に仕掛けを投入する。しかし、チョウチョウで次はウリンボウ、ウリンボウで時々フグ。

左ワンドの先に遠投するとウキが走った。この引きはソーダカツオである。久しぶりの引きで相手に主導権を握られる。13時24分 カツオを上げた。その後はまた同じ、木っ端コメジナも釣れるが寂しい。

15時、イガイガの右に潮が当り先端の隠れの前で潮目が出来るが、サラシの為か沖に膨らんで目の前ではコマセの届かない位置で左に流れている。カンノンに三人程カゴ師が来たが、どう見ても素人である。緑色の魚体が見えた、15時7分 シーラが掛かった。潮目が段々と近づいて来た。今度は少し青っぽいがソーダだと思って仕掛けた。直ぐに食ってきたが引きは強くない。15時18分、見るとイナダだった。丁寧にタモ入れを行った。2001年にワカシが釣れたがイナダクラスはカドカケで10年以上前に上げて以来である。

16時、波が高くなり被る恐れがあったので終了にした。結局、青物三枚(三昧まではまだまだでした)、合計は7目でした。秋磯はもうそこ迄来ています。

9時半〜16時

<天候> 晴れ

 10年振りに磯へ戻って来たNさんと、今年3月来というoさんの三人釣行となった。Nさんとは会うのも2年ぶりで懐かしく、車中では 二人が勤めていた会社の話題で盛り上がった。

 さて入る磯だが、Nさんも余り運動をしていなので、懐かしの”カドカケ”は諦め、歩き易いイガイガに向かった。磯はどこも人が大勢で、米神の防波堤は隙間なく人で埋まっていた。案の定、イガイガもいっぱい、当然にカンノンも人、人、ひと。マルネも駄目、長根を見ると、カゴの釣り人が帰って行くのが見えた。今日の釣り場は”長根”と決まった。

先端の根と右脇の根のサラシがぶつかるあたり(E)が良さそうなので三人で右側を攻めた。OoさんがGの下に場所を決めたが、危険だから上がるように言った。しかし、聞き入れてもらえない。かつ、仕掛けを直す時も海を背にしてしまっている。暫くして、しぶきを被り間違いに気付いて、やっと上に移動し竿を出し直した。

Nさんが10年振りのメジナを釣り上げた。サイズは12cmほどだが、懐かしい引きとその姿に笑っていた。午前中はこれだけだった。

満潮が3時だから2時から本番と、午前中は諦める。食後は大好きな磯寝と決める。太陽は暑いぐらいの日差しを提供し、風はそれ冷やすように過ぎて行く、が潮騒はチト うるさい。

13時半、オットリ刀で起きて釣りに集中しようと思ったが、波が高くなり先端Dはしぶきを被る。そして砕けた波はオトジロウを包みこむ程大きい。危険と判断し、荷物を移動し、釣り座も変更する。釣りは『安全と思うその更に上(で竿を出す)』が基本である。

大きな波が、何故だか満潮前に静まった。それが30分以上もおとなしくなった。それで油断すると、突然また大きな波が押し寄せた。こいつが危険である。下のテラスは完全に波が上がり、イガイガも上に避難していた。いつもの海と全く違う、”わな”を仕掛け襲いかかって きた。干満の時合では想像以上の波が来る。

16時1分、諦めかけたときEの根際でメジナが食ってきた。浮かせて見て『35cmだね』とNさんと話し、一旦テラスまで上げて『33cmだね』と言って、抜きあげると32cmの口太メジナになっ ていた。段々小さくなってしまうメジナを最後に、Nさんの好きなお決まりのラーメン屋に急いだ。

07年06月30日(土) 07年07月09日(月)  07年07月20日(金)  07年07月29日(日)
東伊豆 マルネの磯 東伊豆 マルネの磯 東伊豆 カンノンガネ

東伊豆 マルネ

ジャカランダの花

ハマユウの花

スカシユリ

10時〜13時 サバサバと

<天候> 晴れち曇り

昨年は6月17日に現れたサバサバ。今年は2週間遅い。別に待っていた訳ではないが、毎年同じ出来事に安心する。『チームマイナス6%』に貢献しようと、車の使用頻度 を減らしガソリン代も1/4減少した。でも公共交通機関の代金が高いので、トータルの出費は多くなっている。ところが釣りに行くときだけは贅沢にガソリンを消費している。

さて、磯釣り師の少なくなった磯だが、人気磯は必ず人が居る。今日も空いていたのはマルネだけである。右の沈み根周りを攻めようと一番高いFの隣で竿を出した。

コマセには何故だかクサフグがうようよ集まってくる。どうしようも無いぐらい沢山いる。かわすつもりでも、釣れてくる。コマセが利いてきると、今度はサバがウキを引っ張る。どこに投げてもサバが来る。

サラシの中ならメジナの活性が高いと思って狙うが、時々クサフグ、常連はサバッコである。13時コマセも無くなり終了にした。 辛い時期であるが、サバにつられシーラやカツオが回ってくる時期でもある。石もの狙いと交互に楽しみたい。

時間が早いのでまた熱海を覗くが、ここもサバッコでいっぱいだった。フカセはまたまた居なかった。

14時半〜17時

<天候> 曇り

今週末から来週中旬にかけて、女房と北海道へ出かける。伊豆の海遊びは凡そ2週間お預けになるので、今日の検診帰りを上手く利用するしかない。心臓の超音波検査が終わりホルダー型心電図を取り付けて11時、釣り は3時間位できそうである。急いで伊豆に向かった。ホルダー型心電図も昔に比べると小さくなった。以前は弁当箱の半分位あったが、今はタバコ1箱の半分程度で 首からぶら下げる。機械化は進むが、釣りの世界は殆ど進まない。そしてシンプルな仕掛けが一番で、釣果もある。

さて、フカセは先週サバで懲りたので、今日は石もの狙いだ。

カドカケに入れば石ものも期待できるだろうが、歩くのが嫌だったので、マルネに入った。場所”F”の左で少し遠投する。しかし、当りはなかった。再度同じところにコマセを入れてから投入した。

しかし、ジャムって足元に落ちる。が、その位置でさお先がお辞儀をする。トップが海に向かって20cm、更に30cm。何時あわせるか迷った。もっと食い込んでからと思うが、我慢できずあわせをくれてみる。しかし、手ごたえはなかった。

3回もあわせたが、やはり魚は掛からない。エサはサザエの硬い部分をハリに残して上がってくる。16時過ぎ付けエサが沢山残っていた。またエサのリリースである。残り3個にかけたがあたりがあっても掛からない現象が続いた。17時終了とした。

イガイガにはフカセとカゴ師がいたが何も釣れていないようで、フカセは4時前に引き上げていった。入っていた場所もイガイガの”F”であればなお更である。

11時〜15時半

<天候> 曇り

北海道での涼しい8日間が終わり、ムシムシの生活が始まった。伊東の海も2週間ぶりで、今日はフカセ釣りで青物の変化を見極めたい。

ところで北海道へは利尻と礼文、宗谷と富良野を訪ねたが富良野を除き海を眺めた。水は透き通り綺麗だったが、伊豆に比べると魚は驚くほど少なく海草とウニが目立った。

釣りへは旅行の疲れから出発が遅れた。平日だからどこでも大丈夫だが、海の変化、特に青物を確認したいのでイガイガに入ろうとした。しかし、カンノンのEポイントに誰も居ない。先客はDとFで竿を出していた。失礼して先端に入らせて頂いた。

釣果を聞くと38cmと20cmのメジナ、この時期に38cmは見事である。朝方、右ワンドで上がったと言う事だった。コマセを入れると見かけない小魚が群がった。釣り上がったのはウリンボウである。次々に掛かる。

12時を過ぎるとその当りが無くなり、フグがハリをかじって掛かってくる。口の辺りの水色がやけに綺麗なキタマクラだった。

13時先客のFの釣り氏がヒットさせる。タモが入ると40cmはありそうなブダイだった。しかし、計測すると39cmとの事、スカリを上げたの見ると大きく肥った38cmのメジナが入っていた。40cmと言っても良い位に立派だった。

その後ネンブツが釣れて終了とした。イガイガのカゴ師は釣れていなかった。

尚、未だ定年には年数があるが、会社の選択定年制を利用して辞める事にしました。これからは暇はあるが金が無い。少し厳しい生活が始まった。

13時〜16時半

<天候> 晴れ時々曇り

仲間が企画してくれた激励会で午前様の帰宅、8時に起床するが深酒の後の自己嫌悪と胃の不快感で身体は動かない。酒を飲んでいる時としらふの自分、どちらが 本島なのか分からない。分からないから嫌悪感が残る。

投票が終わると9時を過ぎていたが、やはりこんな時こそ海を見てすっきりしたかった。暑さでフカセは無理と判断し石ダイ竿を一本もち伊豆にむかった。通り過ぎる海水浴場は以前に比べると人出は少ない。

車から出ると熱が身体を包む、海岸の岩は熱を持ち座ると暑い。にも係わらす、イガイガ、カンノンも釣り人で一杯である。マルネは誰も見えない。しめしめである。

しかし、先端に着くと一番上のEで二人が寝ていた。ガッカリであるがもう移動する体力はなかった。かれらはその後C,Dに入った。Dに入れるほど波はなかった。水を忘れ取って戻ってみると、マルネではサンノジ、イガイガではメジナが上がっていた。何れも30cm程度であろうか。

サザエをつけて投入するが暑いので傘をさして風の通る一番上でフカセを見る。岡目八目と言うが、フカセも上から見て人の攻め方を評価してしまう。正しいのかは分からない。

潮はイガイガに流れている。Dの人と攻めるポイントが一致している。これでは石ものは釣れない。エサがそのままの形で上がってくる。三投だけし、残った10数個のサザエを放流した。前回とあわせると20個以上がこの一角で育っていく。ここに石ものが集まることを期待して家路を急いだ。

暑くて釣りにならない。フカセもそれ以降メジナは上がっていなかった。

07年06月2日(土)

07年06月11日(月)  07年06月18日(月)  07年06月25日(月) 

伊東 城ヶ崎 長根

東伊豆 黒根の磯 東伊豆 黒根の磯

東伊豆 マサキの磯

タモサイズのチヌ

寄の『ヤマボウシ』

9時20分〜17時20分

<天候> 晴れ

陽が出るのが早く、明かりに起こされて寝不足が続く。待ち合わせ時刻まで十二分に時間がある午前4時である。眠ろうとするが、こんな時は考えるのはいつも同じで、不安な事を解消するようにその思いを繰り返している。決して解消はしないし、眠りにつく事もない。5時15分起床してTさんを迎えに行く。

今回はOoさんとの3人釣行となった。磯はどこも満員で、仕方なく長根に向かった。二人を入り口で降ろし、イガイガの駐車場に車を止めて磯に向かおうとした。磯から上がってきた二人の釣り師に話を聞くと、40cmのグレが浮き上がっていたとの事。カンノン右で彼らが釣ったのは25cm2枚との事だった。

長根は磯が穏やかで下の磯(E、F、G)で竿を出すことが出来た。私はいつもカゴ師の居るDに入った。前のサラシの中央で潮が別れ左のイガイガに行くのと、右の天馬に向かうのがあった。しかし何れもエサが残った。タナを固定ウキで1.5本迄とるが残ったままだった。大物期待十分だったが釣れない。

午後になると風が出てきて、コマセが前に届かない。Cのフカセの人が寝ている間に風下のCの先のサラシを攻める。イサキと思うほどの大きなタナゴが掛かった。14時5分、Tさんが先端のねぎわで大物をバラした。

Ooさんは相変わらず酒びたりで、二投するとビールを一口と彼の磯を楽しんでいる。風で諦めて彼の下手に入った。16時潮が入ってきたのかゴミが多くなった。そんなときにウキが走った。竿を立てると最初だけはいい引きだったが直ぐに浮いた。上げてビックリ、チヌだった。

2002年6月8日以来のチヌ、しかも同じ長根である。今回はエボシで釣り上げた過去の最長サイズよりアップしている。記念写真を撮る為、Ooさんのシャッターを押すのをお願いした。珍しい所での魚なのでリリースしようと考えていた。ダメージを少なくして海に戻したかった。持って帰ると言うOoさんを無視した。撮れたのを彼に確認すると『撮れてます』と画面を見ながら言ったので、安心してリリースした。手を拭いて画面を確認すると”とれてない”。奈落の底に落ちた。前回もTさんに頼んで撮れていなかったのに今回もである。

17時過ぎに引き上げる。ボウズのTさんがため息をつく。そして私も、写真の件でため息をつく。釣っても釣れなくてもため息のでる日でした。

10時〜15時

<天候> 雨のち晴れ

6月も中旬近くなると、緑は大分濃くなる。そんな中でも、やはりクスノキの緑は新鮮で青い空とよく合う。この時代、五月女は居なくなったが、田植えの終わった後も、早苗の緑が清々しい。まだまだ 目にいい季節である。

またも会社を休んで海に向かう。前回の『黒根探索』の続きである。長左衛門で60cmオーバーの実績があると聞けば、やはり竿を出したくなるのが釣り馬鹿である。

海浜は海の家造りが急ピッチで進んでいる。一人なので公共交通機関を使いたいが、流石に通勤電車の中、バッカンやライフジャケットを持って電車に乗る元気はない。伊東の海岸線を走ると風が強い。東の強風で、クロネは東風に弱いハズ。不安がよぎる。

トモロから吹く風は平床にぶつかる。それでも先客の石もの師はそこで竿を振る。狙いの長左衛門のEポイントに入れるが、風が強く竿を立てると上から押さえられる感じで疲れる。おまけに辺りはゴミだらけである。マナーが悪い事この上えない。寂しい人々である。

コマせると下から木っ端メジナが沸きあがる。先回の長根とえらく違う。これでは釣れる気がしない。木っ端に悪いのでハリを11号に変更した。右サラシの中は深いと思っていたが、サラシの切れ目から浅い底が見えた。

それで嫌になり、ゾレに移る。ここでも風を受けるので数投で更に右のウノクソに移動する。やはり木っ端が多い。移動したゾレに人が入って コマセもしないで、直ぐに25cm位を釣り上げた。失敗した。

14時過ぎ左右のサラシの合流点でウキが沈む。足の裏サイズ、続いて手のひらサイズその後は小さい当りだけで終了した。

次回は本命ポイントのD先端で竿を出してみたい。

 

10時〜14時

<天候> 雨のち曇り

土曜日が出勤で、日曜日が山遊び、振り替え休暇の月曜に伊豆へ向かった。厚木あたりで雨が本降りになり、磯だけ見て帰ろうと思い江之浦でエサを買わなかった。しかし、熱海から少し明るくなり、雨も小降りになった。

雨が振っても身体を休める事が出来る駐車場から近い磯で、かつ駐車料金不要の黒根に向かった。未だ攻めていない長左衛門でビッグサイズと対面してみたかった。磯ガイドには『長左衛門』と『甚左衛門』の二つが使われていてどちらか間違いだと思うが、ここでは長左衛門とする。

駐車場に釣り人の車は1台もなかった。この天気では余程物好きでないと来ないであろう。小雨の中道具を持って下った。三度目になると下りのルートも良く分かる。前回は風が強くしぶきを被るので長左衛門をじっくり見ることができなかったが、今回は潮が引いてなぎ気味なので海の中がよく分かる。

正面は磯への下りのように段々と深くなっているが、左はすっぱりと深く落ち込んでいる。平床の沈み根は長く伸びて右からの潮で流すと竿1本で根掛かりした。しかし、ここは左に流れる潮 で根にコマセが溜まり、大物が期待できるかもしれない。右に流れる潮は先週同様にゾレの先で沖(稲取新堤)に流れて行く。右に流れる潮はゾレの前が良さそうである。

着いたときは左右のサラシが正面でぶつかり釣れそうである。先週の木っ端メジナの攻撃には参ったが、今日はそれもない。エサが残っている。大物期待で段々と深くするが食わない。固定の沈めに変更するが残る。厚い雲が切れて陽が 少し強く射すと、木っ端が釣れだした。もう駄目である。コマセにわんさか集まってくる。どこに投げても釣れる。おまけに大物クサフグが寄ってきた。14時にコマセが無くなり引き上げた。到着時に攻め切れなかった事を悔やんだ。

遅い昼食にラーメンを食べて走るが、時間はまだまだ早い。熱海港を覗いて帰る事にした。フカセは居ないだろうと思ったらご夫婦で一組。Bポイントの事務所手前で、見ているそばから奥さんが釣り上げる。コメジナしか見ていないので30cm位に見えたが、 次にご主人が釣り上げた同サイズは27cmだった。見ているそばから次々と取れる。ここでやれば良かった。木っ端も居ない。他にはサンマとアジが釣れていました。

10時〜13時半

<天候> 雨のち曇り

梅雨らしい日で空はハッキリしない。出かけはやはり雨、伊東に着くと雨が上がった。一度は熱海港で竿を出そうと思ったが、小さなプライド(磯釣り師)を傷つける訳にも行かないので 、車の近くの磯で雨避けが出来るヒナダン・マサキの磯に入った。

おっと、今日も会社は休んでしまった。良い子は決してまねをしないで下さい。また、会社の仲間も、明日からはまた真面目に働くので、決して他言は無用に願いたい。

駐車場のおじさんがニコニコとして釣果を教えてくれる。昨日はアジが沢山釣れ皆が楽しんで帰った事、メジナはコメジナがいっぱい釣れる事等だった。そして先客はカゴ師2名、しかし私と入れ替わるように引き上げて行った。 貸切状態の磯でどこに入るか迷っていると、貝を取っている人がマサキの方を勧めるので移動した。

マサキでフカセが出来るのは(タモが届く)図中のDだけである。ここは正面が東南向きになる。南と東風が強ければ釣りにならない。また、釣り座へは2m位磯を下るがツルツルの岩でロープが無いと危険である。右端は下 る斜面の足場で危険であるが、中央部は仲間なら2名で竿を出せる。右に浅い岩場があり、その先は根となってこの磯に平行している。従って、右に流れる潮時が期待できそうである。そして、サラシは右の根からできるものが大きく 、流れは迂回するように大灘方向に流れる。

さて、最初からその流れが目の前を過ぎて行く。コマセを足元に入れてサラシに押される流れを攻める。二投目でウキが入った。が、クサフグ。またも、クサフグ。次はハリがなくなった。そのうちに潮がとまりエサが残るようになった。正面を攻める。左さらしを攻める。しかしエサは残っている。

そのうち潮が沖にゆっくり流れる。タナも深くなっているが更に深くする。するとウキが入った。これだけ苦労したのだからと勝手に大物と判断した。しかし、手のひらサイズせいぜい23〜24cmである。

根際を見ると黒く長い魚がゆっくりと泳いでいた。サメである。こいつの所為でエサが残っていたのである。コマセが無くなり(雨の為少な目)終了とし、熱海を覗いて帰った。

 

07年04月30日(月) 

07年05月13日(日)  

07年05月20日(日) 

07年05月27日(日) 

神奈川 早川漁港

伊東 富戸ツバネ

伊東 城ヶ崎 長根

伊東 城ヶ崎 イガイガ

負けじと40を2枚

イガイガ入り口のトキワツユクサ

ミヤコグサ

12時半〜15時半

<天候> 晴れ

昨年の連休中にヤエンの道具を再購入したが、ポイントが分からず竿を出さないで、物置で寝かせていた。今年の連休はイカで一杯やりたいと物置から出して早川に向かった。漁港の近くのエサヤでアジを10匹購入する。すると、昨年購入したポンプからエアーが全くでない。エサヤのおばさんが親身になって 、あれこれ指示をしてくれる。次のお客が待っているのにこちらに気を使ってくれる。ありがたい。

モーターは回っているが結局エアーは送れない。そのお店で一番安いエアーポンプを購入した。ついでにヤエンのポイントも教えて頂いた。 下図のCとDの間と、真ん中の低い堤防(D)で良くつれていて、昨日はエサのアジが売り切れたらしい。

その場所に行ってみると、コンクリートにイカ墨が残っている。入れなくはないがアジはどこに泳ぐのか分からない。釣りでトラブルを起こすのはつまらない。別の場所を覗いてみることにした。図中Aの更に右のテトラは誰も居ない。テトラは危険で落ちたら上がれない。迷ったが、そこに入った。満潮 時は戻れないので時間も限られる。

3年半ぶりだと殆ど記憶がないが、ヤエンは簡単な仕掛けで、道糸に使わない釣りハリを結び、そこにアジをつける。殆どエサ代だけの安価な釣りで、釣れれば楽しい・美味しい釣りである。アジが自由に泳げるようハリを掛ける場所を Aにしました。

1匹目、テトラの海草に引っかかりました。2匹目、投げようとしたら外れてしまいました。3匹目、また外れるので掛ける場所を Bに変更します。4匹目、右側に投入すると道糸が出て行きます。これはイカが食ってきた結果である。ヤエンを口にくわえ気持ちは必殺仕掛け人、打つ準備、が今度もテトラの海草につかまります。5匹 目、一番大きいアジで重さでまた外れる。

6匹目、Cの硬い部分に打つ事をやっと思い出した。しかし、今度は道糸がからみ 殆ど竿先にに落ちた。回収をするため寄せると海草が引っかかっていた。強引に寄せたらイカだった。続いて、7匹目は食ってきたのでヤエンを打つが掛からない 。8匹目は左に流される。潮の影響 と思いまた強引に寄せると食っていた。真鶴での経験に比べイカが小さく当りが小さい。残り2匹で掛けられるか不安。しかし、その後は全く食わない。アジが悠々と泳いでいる。食わないと飽きてしまい、終了とした。もっと安全でつれそうな場所を見て回ったが写真上の新堤手前も墨が残って期待できそうであった。

10時〜15時

<天候> 晴れ

白い雲が空の大部分を覆っているが、この白い雲は好きだ。白い雲の間から青い空が見えるので、そのコントラストが好きなのかと思った。青空を丸く取り囲んだ雲の下側が、山際に掛かり、林冠から飛び出た大木が映えた。グラデーションになっていて綺麗だった。しかし、 その雲の下に富士山が位置するのが分かり、高層の雲であることが分った。北アルプスを歩いている時に見る雲であることを思い出した。 あの爽快感が沸いてくるからかもしれない。

二週間ぶりとなった釣行である。大島で40cmオーバーが何枚も釣れていると聞いて踏ん張ったわけではないが、今日は40cmサイズを2枚も釣り上げた?

さて、城ヶ崎は陽のあたりのよい表磯で、富戸は裏という言葉 を想像してしまう。いやいや、家並みを縫って路地裏から磯に向かうので、そんな気がするのかもしれない。漁具置き場の広い場所に車を止めて海を見ると、城ヶ崎海岸は風による波が発生していたので、富戸海岸に入る事を決めた。ツバネは3年ぶりになる。

左先端には石もの師が居て、挨拶をしてBに入った。ゴン中山には2名。石ものの状況を聞くと海水温も低く、全く当りがないとの事である。コマセを撒くと、アジとネンブツ、それに箱フグが見えた。第一投でネンブツ、またもネンブツ。 根際を諦めて遠投にする。11時13分、1号の竿が大きく弧を描く、久しぶりの強引な引きで少し戸惑ったが、右手一本で対処が出来た。40cmサイズのサンノジではまだまだ余裕がある。

それからクサフグ、遠投していたコマセでエサ取りも一部沖に移動したようだ。昼食の間コマセをやめる。休んで沖を見ているとトリヤマが出来ていた。青物が寄っているのか な?

再開してからは、エサ取りが見えなくなった根際を攻める。13時8分、変な当りがありさお先は軽いフグだと思ったら浮かせてから大暴れする。次はブダイである。これは40cmサイズでも 更に軽い。結局これで今日は終わり。石もの師もゴンの釣り人もみな磯を後にしていた。ツバネはいつも外道が多い。コメジナすら見えなかった。

帰りには小田原で見た富士山が綺麗だった。

 

音二郎は勤勉

10時〜14時

<天候> 晴れ

15時に帰路につくと、川奈の長作入り口付近の竹やぶは西からの陽で黄金色に光っている。竹の青々としたのも好きだが、この輝きも趣がある。暫く走ると熱海のトンネルの車両事故で、多賀付近から渋滞になる。R135号は 多賀の町をぐるっと巻いて走る。そしてその中央には入道雲のように湧き上がるクスノキの大木があった。力強さと新緑の色が惹きつける。この季節は本当に楽しい。さて、釣りである。

田中磯に向かおうと近道を抜けて長根にでた。昨日の山の疲れから、足は右の田中磯を向かなかった。先端にカゴの人が居たので、状況を聞こうと思ったら、来たばかりだった。でも 話すと人の良さそうな釣り師だった。

うねりがあり右の手前のサラシを高い場所から狙う。最初にコマセるとフグが2匹ほど直ぐに寄ってきた。釣れそうな気がするがどこに投げてもフグがいるようである。 余りにも暇でオトジロウを見ると背中に子供を背負っているように見えた。オトジロウは勤勉で働き者の二ノ宮金次郎の姿に似ていると思った。 北の風が強い日差しで焼ける身体をクールダウンする。それが気持ちよくて磯寝をしたくなる。

11時半、カゴ師と二人でダブルヒット。しかし、私はクサフグの大物を掛けると、彼は立派なイサキの40cm。

負けじと頑張るがフグ、諦めて昼食にする。ゆっくり周りを眺めるが、風がやみ手にはブヨの痒みがあった。もう虫除けは必携である。

12時半に再開。あたりが出ないので根際を狙う。ウキが沈む。メジナに間違いないと思った。しかし、25cmのメバルを抜きあげると、略同じ時刻にカゴの彼はメジナの42cmを抜きあげた。やはりここはカゴが多いので沖がポイントなのかもしれない 。沖のほうを潮目が出来ている。いつかは先端で竿を出してみたい。それにしても長根の右側はフグが多い。

帰りは大回りでイガイガとマルネを覗いてみた。釣り人は多いが釣果は今一との事で、イガイガ右中央でやっていた人が30cmを上げたらしい。 

11時〜14時40分

<天候> 晴れ

前日の山歩きの中で、相も変らぬ国内の政党争いや、外国のセクショナリズムを批判する議論になった。これを打破して皆が一丸となるには”宇宙から攻撃されなければ駄目だね”と誰かが言った。その空想話 を皆で笑った。

先日のNHKのTVで『環境革命』を思い出した。宇宙からの攻撃はこれだと思った。『地球温暖化』は地球に暮らす全員の恐怖である。これ を地球人全員の問題として一丸となって立ち向かう必要があると思う。最近山に行くときは出来るだけ公共交通機関を使っている。これは帰りに一杯飲むので、安全が第一 の目的だった。しかし、これからは一人で釣りに行くときは出来るだけ電車・バスを利用したい。そして、大勢の仲間と海に向かおうと思う。

さて、釣りである。

カンノンは釣り人が多く、イガイガはDとEが空いていた。Dに入った。日差しが強く風裏のこちら側は暑い。サラシがきつく、投入するとマルネの先まで流れマル根の人と仕掛けが絡む可能性がある。沈ませで探っていると当りがあり竿を立てるが軽い。ネンブツダイだった。

13時過ぎコマセを多くウキに被せたら少し大きめの手ごたえ。でも、ばらしてしまった。直ぐにマルネ右で当り。しかし 、これもバラした。

その後、マル根右でアイゴ35cm位が上がる。14時半マルネ左のワンドで 竿を出していた若者に当り、ブダイ45cm位だった。調度同じく、イガイガ右先端(B)でメジナ26cm がヒットした。私の場所は可愛いネンブツ3匹でおしまい。尚、カゴは長根もイガイガも駄目のようだった。

帰りは気になる多賀神社に立ち寄り大きな木の下で深呼吸をした。一見の価値は十分にある境内である。

 

07年3月19日(月)

07年3月31日(土) 

07年04月08日(日) 

07年04月20日(金) 

伊東 大灘

伊東 大灘

伊東 カンノンガ根

東伊豆 黒根磯 平床根

大灘 検証2

晴れたらイイ根

10時半〜16時

<天候> 曇りのち晴れのち曇り

またもや湯河原辺りから雨になる。ラジオで東京地方は良い天気と言っているが、伊豆もこれから晴れるのか不安だった。釣りはどうしても行きたい所があった。2月17日のTさんの発言『Kさんが、大灘はメジナ のポイントではないと言っていた』を撤回して頂くため、そこに勇んで出かけた。磯は地域の人が清掃し綺麗になっていた。数人の心無い人で、皆が不愉快になるので汚さないように気をつけたい。

先客が一人Dポインで、Cとの間のサラシを攻めていた。聞くと良くここに来ているらしい。フカセはどこが釣れるか確認すると『地元の人の話によると』と前置き して話してくれた。先日Cで50cm、同じ日にここDでも40cmが上がった。『潮さえ良ければここは釣れる』が、今日は潮が悪く釣果はコメジナ一枚だけらしい。 もうそれで十分だった。ここ大灘は大きいメジナも釣れるのだ。それでも自分も釣り上げないと話は繋がり難い。ハリス(2号)とハリ(6号)に落とした。

さて、最初は左にとろとろの潮、クサフグが釣れる。潮が替わり右に流れると、彼の攻めている前辺りで竿先に当りがあり30cm弱のメジナが上がった。しばらく 同じ方向に流れて、潮変りの瞬間当りがあったがハリが外れた。14時頃先客がやり取りし、タモが入った。彼はメジャーで測り32cmと私に教えてくれた。凄くうれしそうだった。その後 、左に流れる潮は大きく湾曲し、ヒナダン方面に流れ続けた。私もその後1枚追加して2枚で終わった。

初老の人が来て私に何を狙っているか尋ねた。その後『お邪魔しました』と去られた。また同じ位の人が来て話をして、『頑張ってください』と帰っていかれた。どちらの言葉も別れ 際の挨拶としては間違っていない。でも、”頑張る”は私にはしっくりしなかった。

10時〜14時

<天候>曇りのち雨のち曇り

番組開始から聞いていたラジオ番組の『吉田照美のやる気満々』が金曜日に幕を閉じた。投稿した事は無かったが、楽しみがひとつ減る事、同世代を生きている人が表舞台から降ろされる事の寂しさと悔しさから、その事を知った12月に番組宛てにeメールを送った。当然返信はなかった。そして、『大竹まこと少年ラジオ』も今日終了する。私の嗜好 はいつもこう少数側で、人生そのものも取り残され、毎年この年度末頃は気持ちが重い。

さて、今週は「大灘はメジナが釣れるのか、釣れないのか。釣れるとしたらどこが釣れるのか」 を確認する、検証のNO2です。従ってハリスを2号、ハリを6号に今回も落としました。

磯に到着して、先週実験に使用して多分忘れると思ったハリスをやっぱり忘れていた。車まで取りに戻り釣りの開始は10時半近くだった。先回と同じCで竿を出した。 陽がでていたが、段々と黒い雲が流れ、避けようのない雷の恐怖が沸いていた。そんな気持ちの2投目でウキが深い海に沈む。引きから察して20cmサイズと思っていたら、先週同様20cmのクサフグである。それも次はサイズダウンし、続いては噛み痕だけが残った。過去の経験からクサフグが釣れるというのは、下が砂地か穏やかなところでメジナの期待は薄い。 1時間強がんばったが、諦めてDに移動する。

私以外はだれも居なかったがカサゴ狙いの人がCに入った。その人が言うのには『メジナはDの右の根際で1kgを3枚とバラした』と教えて頂いた。しかしサラシは真直ぐに伸びていて根際は難しい。相変わらず右にゆっくり と潮が流れる。 ここではエサが残っていた。タナを段々と深くする。一本強にしたときに竿先に当りがあった。大島以来の引きである。竿を立てて寄せる。タモを入れてすくう。やけに大きく見えたが、柄杓の目盛りで計測すると33cm程度だった。 直ぐに、潮の流れが左に変わった。1本強のタナのまま投入すると、直ぐにウキが走った。夏場には有るが春先では珍しい。頭が○×△∞となった。 とりあえず当りをとって上げてびっくり、12cmの木っ端メジナだった。もう夏磯?

さてこれからという14時、俄に雨が降ってきた。コマセも残っていたが終了し、イガイガに向かった。駐車場であった人に聞くとトヨネでやっていたらしいが駄目で、隣の田中磯も駄目だったらしい。カンノンもイガイガもスカリは入っていなかった。

10時半〜15時

<天候> 晴れ

最近は三浦通いが月一のペースで続いている。土曜日も山の仲間と三浦の山歩きを楽しんだ。その疲れと選挙の関係で出発時刻が遅れた。テレビを見ていると『晴れたらイイねッ!』の放送が終わっていた。また、女房と毎月一回は行き、大好きなシイタケソバを食べていた中華料理店も店を閉めた。寂しいことが続く。

さて、今週も辛くて寂しい日々を忘れ、乗り切るために海に向かう。ヒナダンは先客が多くフカセの入るスペースがなかった。続いてイガイガ・カンノンへ。イガイガ右はフカセは居ないが、珍しくカゴ師が右側上で投げていた。トラブルも嫌だし、カンノンに 移動した。カンノンは先端Eに二人、攻めるのは左右。攻めていた右の人に挨拶をしてCに入った。

コマせると10cmほどの細長い魚(イワシ?)が群がった。サラシにコマセを打って仕掛けは前後左右に投入した。なかなか当りが取れない。 潮は根に這うように先端側に流れる。30分後ウキが急に沈んだ。あわせが遅れたが、何とかハリは掛かっていた。柄杓の目盛りで測ると25cm程度しかなかった。 先端左の釣り人が戻ると同時にあたりが出なくなった。結局、これでおしまい。右先端の人は私と同サイズを13時頃に釣り上げていた。先端左と団子釣り師も2名来たが当りも全くなかったようである。 内側の浅い場所は水温が上がる五月頃でないと釣れないと言う。イガイガのカゴ師はメジナの40cmサイズを上げていた。

また、途中でヤエンの釣り師がBに来て、イカを掛けたが、バラしてしまった。彼に聞いたところでは、ここは当りはあるが直ぐに底にはいるので取るのが難しいらしい。でもやっぱりヤエンは 打つときに緊張するので楽しそうであった。

当日はボラの凄く大きなナブラ来ていた。 携帯の記録を確認したら、12時28分から42分までの14分間もその移動は続いた。万の更に上の桁数ぐらいの数が回遊していた。 帰りには米神の干物店でハンバノリを見つけて購入した。味噌汁に入れて少し遅い春の海を味わった。

*追)右先端の人はその後30cmを2枚キープされたようです。 

10時半〜16時半

<天候> 曇り時々晴れ

土曜日は女房と花見、日曜日は山の関係、晴れて海に行ける日は金曜日しかなかった。折角休むなら普段入れない磯へ。早川付近では波が高くうねっていた。今日は低い磯は危険である。

どこに入ろうか迷っていると、いつの間にか城ヶ崎を過ぎていた。大灘も試していないポイントがあり選択肢ではあったが、更に足を伸ばし東伊豆の黒根磯に向かった。

黒根も3回目ともなれば道慣れたもので、友路トンネル先の信号を右折し、旧灯台の案内板の反対側に曲がる。急な下りとカーブを過ぎると、その先左に駐車場がある。入り口が狭く一回では回りきれない。車が3台止まっていたので ポイントに入れないと思った。駐車場からは入磯状況は分からない。平床ならR135のトンネル先の左展望地なら見えるかもしれないが、未だそこまでは気が回っていなかった。仕方なく少し降りてみると誰も居ない。道具を準備して、 平床に向かった。

ところがである、切り立った崖の上にリュックが残っていた。誰か流されたのかと思った。 荷があったAの下を覗くと釣り人が居た。よーく見るとロープもある。ロープで降りるのも危険な崖である。その先のBポイントに入った。サラシが延びて、トモロから続く潮目と合流する。大きなウネリ でもこの高さまでは来ないと思うが、足元を見るとくぼみに潮が溜まっている。海水の中にあったピンクの岩肌が見え、干潮の時間帯であることは分かっていた。満潮時と干潮の瞬間はやばいかも知れない。

Aポイントは前に大きな岩があり、コマセが溜まり絶好のポイントを作っていた。Bポイントはサラシにのせて沖の潮目を攻める。Cポイントは手前のワンドと右の沈み根に沿って探っていく。平床はそんな感じで、入磯 人数は5名位だろう。しかも3箇所とも底は見えない程深く、竿一本はある。仕掛けの準備が終わるとCに二人入ってきた。

3ヒロで攻めるが当りが取れず段々と浅くする。音なし当りなしはキタマクラが原因と分かった。手前にキタマクラを寄せて久しぶりに遠投で攻める。ウキが沈み込む、早川でいやと言うほどやった攻め方である。ポイントが分かると同じサイズを釣るのはた易いと思った。すると大きな波が足元1m位下の高さまで来た。『安全と思う高さの更に上』。これが磯での安全の鉄則である。上に移動する。

ポイントまで遠投できなくなった。12時、Cの場所の先端側に居た人が大きめのを釣り上げる。聞きに行くと30cm強だという。ここに何度も来ている人なのでポイントを聞いた。するとフカセは長左衛門の左側が良く、2年前に60cmが釣れたのを見たらしい。私は、伊豆の地磯でのそのBIGサイズが上がった事は聞いたことがなかった。今日は荒れすぎていてこちらにしたらしい。更に私の居る場所は”波は上がらない”と言われたが、疑いながらB先端に立ち戻った。サラシの中で足の裏、手のひらサイズが釣れる。7枚までは覚えていたが、段々嫌になり、探りで使っていた8号短ぐれハリを外し、11号に戻した。これで完全にコメジナは 釣れなくなった。狙うは60cm。

干潮近くなると波が高くなった。危険と判断しCの端に移動、その5分後大波が来てBは潮を被った。Cの先端も危険な状態で高いところで3人並んで竿を出した。Aの人は撤収した。C の真ん中に居た人が私と同じようなサイズを上げていた。根際で左右のサラシがぶつかり確かに釣れそうな場所だった。

満潮に向かい波は更に荒くなった。Cポイント右の浅場を駆け上がる波のスピードと威力はとても人間の力では太刀打ちできない。波のBIGさを知って今日の釣りは終わった。(初めて竿を出した場所なので文が長くなりました。すみません)

07年2月3日(土)

07年2月17日(土)

07年3月2〜3日(金、土)

07年3月11日(日)

蓮着寺の磯

カドカケ

伊豆大島の磯

カンノンが根

あれ?荒れれ

10時半〜13時

<天候> 晴れ

漢字は物事の道理りや本質、歴史までも表す事がある。しかし、今更なのだが”たのしい”を『楽しい』と書き、また、”らく”と読むのだけはしっくりしない。”らく”をするから楽しいと言う事ではなく、汗を流して完了した時にこそ”楽しい”と感じる。 その漢字が気になるキッカケは相変わらず直ぐに忘れていた。”らく”を”楽チン”でイメージしていたので間違っていたようだ。インターネットを調べて草冠を付けて『薬』で”薬草でらくになる事”と書いてあり、肉体・精神的痛みから解放され”らく”になる 事と分かり納得した。従って手抜きの”らく”は『落(らく)』と書いた方が理にかなっているかも知れない。

今日は節分である。夜は恵方巻きを食べて、この一年の無病息災を願う事になる。そんな事を考えて道を走ると、おやおや伊豆山の交差点の桜が既に満開である。昨年より2週間近く も早い開花であろうか?今年は『幕山の梅見物』と『ハンバノリ』を食す事がこの春の楽しみであるが、梅よりも桜の開花が早かった。

桜が咲いていたら花見の出来る蓮着寺に向かうのが、釣り師の定石である。伊豆海洋公園には『日本一早い桜』の旗がなびいていた。どこかで聞いた文言と思ったら、熱海梅園でこの間に見たものと花の 種類が違っていた。

さて、駐車場係りの人に釣り師の車を聞くと五台入っていると教えて頂いた。がっかりすると、『だめだったら言ってください(駐車は結構です)』と優しい返事があった。気持ちが嬉しくなった。菜の花も満開 、蓮着寺境内の桜も咲き始めていた。

ハカシタ、テラシタともに均等に人が入っていた。Bポイントが空いていたのでそこに入ろうとC の先客に挨拶をする。”どうぞ”と快諾、直ぐに竿を出さないで、右端を覗くと石ものの仕掛けがあった。"試しにやっている"と言う先客は 、フカセが主だった。右側を改めて覗くと前の島に潮が当たり、発生するサラシの中に居そうな気がした。ここも面白いと考えるが、下にいく事ができない。

B で準備を始めるとAポイントに居たブダイ師が、此処はつれないのでテラシタに移動すると言う。私は早速Aに移動した。テラシタとの間に潮目が出来ていたのでそこを攻める。風も無く凄く暖かい。魚が釣れなくてもこの幸せな気持ちが最高である。色々な悩みがこの時は全て消え、たのしく、”楽”を使ってもいい時間が過ぎた。

Cポイントの先客がコメジナ3枚を上げたと聞いたが、私が来てから誰も釣れていない。そんな時、後ろから西風が吹いてきた。一気に体温を奪われる。潮目も沖に離れて行き、コマセは届かない。離れ島の間は向かい風で此処もこませが届かない。

諦めて磯に座り込んだ時にウキが沈んだ。立ち上がって合わせるが魚は危険を感じて吐き出していた。風が段々と強くなったので、終了とし伊豆ターンパイクを走り富士山を眺めながら帰った。 幸せな楽しい一日だった。

10時〜15時

<天候> 晴れのち雨

釣りをした夜はぐっすりと眠れ寝起きも気持ち良いのだが、日曜日は平日と同じ午前5時に目が覚めてしまった。二度寝をしようとしても、雨の大きな音が理由か、不整脈からの不安か、はたまた先程の夢のため気が昂っているのか寝付けない。

大灘からツノカキを見ると先客が2〜3名見えた。一人なら入れるが、昔からの釣り仲間の4人ではちょいとキツイ。ここ大灘は一人しかいないので、ここでやれば移動時間が要らない。私はここで良かったが、Tさんが「○○さんが『ここはメジナのポイントではない』と言っていた」と、大灘を嫌がった。ここは左に根もあり 砂地でもない、潮も当たるので好ポイントであることは間違いないと思ったが、運転する彼の気持ちを察して、次の磯に移動することにした。

大ヅリに行こうと移動中、モズガネの上からカドカケを覗くと誰も居ない。カドカケ大好きのTさんのつま先はぐるりと180度回り、そちらに下り始めた。Mさんと私は気が乗らない。 特に私は沖に白波がたっていて、寒さが予想されたので嫌だった。

三人は先端に降りたが、私は高い位置で立ち止まり、風の来ない右側(図中D)で竿を出すと宣言した。右のワンドの中を攻めるがベラのみ、ところが諦めて上で皆のつりを見ていると 、さお先に当たりがあった。しかし、合わせが遅くバラした。その20分後、Sさんに当たりがある。浮いてきたメジナを見て『40cmはある』の声が聞こえたが、M計測委員が測ると38cmだった。その後、Mさんが三連発である。赤いダイワのメガフォースが大きく弧を描く。結構目立つ絵である。彼は32cmを最高に15時までに10枚。 途中釣れない私に皆が手招きするが、寒いのはまた風邪を悪化させるので手を胸で組んで体を振るわせて断った。ワンドを諦めてカドカケ右のサラシを攻めた。釣れないので12時過ぎに昼食にすると。Tさんに当たりがあった。オーバーアクション の彼がCポイントで釣り上げたのは34cm、以降かれは16時までに10枚。

昼食を終えた私も再開すると、エサが残ってくる。サラシの先に投入すると、少し沈んだ。合わせると重い。皆に声をかけてばらしてもいいようにアピールする。タモに入れて指を当ててみる。少し小さめに見て、計測委員のMさんに申告する。『33cmです』と言っ た。私は雨が降り始めた15時までにベラ2枚、メジナ3枚で終わった。

最初に釣ったSさんはその後6枚加算して16時に終了。特に終了間際の16時前は連続で35cmが食ってくるほどの爆釣だったらしい。私とMさんは雨に追い立てられ15時そうそうに車に戻っていた。

4人で27cm以上が30匹の好釣果、MAXはM計測委員がスケールで測った38cmが当日の公式記録となった。

帰りは皆でラーメンを食べ、車中はカドカケの思い出やらで盛り上がった。Mさんと運転を替わった私は慣れない車で、釣りでは使わない神経を使い疲れてしまった。 そのためか寝入っていても何だか肩の力が抜けず、疲れる夢を見てしまったようである。

<天候> 晴れ

オークションで手に入れた株主優待券が今月末で無効になるが、無駄にはしたくない。急遽、大島に向かった。昨年11月、雨の予報で急遽中止。その時はテント泊まり計画、今回は暮れのボーナス加算でホテル泊りの贅沢釣行である。

釣行目的は、”昔釣り歩いた磯”や”未だ見てない磯”を見て回る事、そして4号ハリスに 相応しい魚を釣り上げる事だった。軽自動車を借りて『オーツクロ』を覗く、泉津港に5人ほど居るが珍しく ここは誰も居ない。更に『大番根』を見て、大島自然公園でツバキを楽しむ。花の大きな椿の木はバラのようにも見える。そこから『海のふるさと村キャンプ場 』の脇『ミミズノ鼻』に向かった。 ご夫婦の釣り師に聞くと、MAXで35cm。昨日の差木地防波堤の方が大物が釣れたようだった。

今度は『筆島』に向かうが、その地名が頭に浮かぶとJ-WAVEの女性アナウンサー(秀島さん)を連想してしまう。更に『波浮とトーシキ』&『ヨコブチ』、今日の釣り目的地の千波付近に着いたのは14時半だった。磯 へ行っても2時間も釣りが出来ないので、ホテルの近くの『元町防波堤』で竿を出すことにした。

15時頃に到着。先端右に釣り師が二名いたので左先端に入った。コマセを打っているとその一人が私の苗字を呼ぶ。でも見覚えのない姿である。ホームページに訪問して下さる人かと思ったが、苗字は分からないはず。いぶかっている私に『Aです』と言った。それで直ぐに分かった。本ページにもある三宅に連れて行って頂いたAさんだった。6年ぶりで、防寒具とサングラスの姿にAさんと気がつかなかった。

ここで17時過ぎまでの2時間竿を出したが、カワハギ1枚だけの貧果だった。Aさんはメジナとサンノジ、彼の相棒はメジナ1枚。私が来る前までは釣れていたようで、バッカンは一杯だった。また別のグループは左根元のテトラ近くで大型を何枚か上げていた 。

磯めぐりと、熱海港までコマセを持って歩いたので疲れていたが、ホテルの風呂で汗を流し、ギンギンに冷えたビールを飲むと、年2回位思う”ビールって美味しい”を感じた。凄く幸せ。

翌朝は7時半に朝食、終わって会計をしていると調理の方と話ができた。彼は大島の釣り名人らしかった。 ポイントをいくつか教えていただき、雑誌でよく読む『大島は浅場を釣り歩く』のが定石と教わった。『浅場は夕まずめですよね』と投げると、『姿を見られないようにすれば昼でも釣れる』と言われた 。しかし、海は底が見えないその神秘さが好きだから、予定の『千波ヒラトコ』に向かった。

大島の磯はどこに入っていいか分からないほど、火山岩が複雑に入り組んでいる。そんな中でも、ここは更に入り組んでいる。見ると岩が至る所に突き出て、また侵食され 、潮をかぶっている。浅い場所が多く、竿の出せる場所が無いようにも思える。だが、磯の先を見ると潮がガンガン流れているのが分かる。潮の流れと海底の変化で 白波が出来ている。その中を漁船が何度も行き来して、魚を釣り上げている様だった。ここは間違いなく大物がいる。

踏み跡があったのでそれに従って下に降り、Aポイントに入った。Bに行けなくは無いが磯が低く大波がきたら危険なので諦めた。左に流れる本流に引かれコマセは磯際をBに向かって流れていく。途中にえぐれがあり、そこを探るようにウキは流れてくれる。

9時15分釣り開始。伊豆の釣行時と変わらないスタート時刻である。最初にベラが食ってきた。そして9時35分、ウキが消しこまれる。なんと先行き不安の40cmサイズのタカノハダイである。 これが釣れる時は潮が悪い。

気落ちしないよう過去の経験を遡る。少しポイントがズレればメジナを釣ったこともある。が、潮は同じ方向に流れ続ける。10時10分、またウキが走る。今度は先ず先ずの引き、でも4号ハリスでは物足りない。竿の曲りを写真に撮る余裕すらある。上げてみるとこれも40オーバーのアイゴ。10時50分、今度は少し小さいブダイ。全て同じBの足元である。それから当りが全く無くなった。付け餌もそのままの状態が続いた。コマセの量を多くする。

そいつが突然来た。12時12分、ウキに当りがあり合わせる。ところがグイーと竿先が曲がる。こいつはでかい。でも4号ハリスの自信は強引に竿を立てさせた。負けるものかと力が入った。竿が立ち、魚はこちらを向いたと思った。その瞬間だった、ハリスが切られた。まさか4号でやられるとは思っていなかった。

投入すると付けエサはまだ残り、そいつは未だ居るかもしれない。しかし、釣り人が来て、Bポイントに入ってしまった。 彼も少し気を使い、私のコマセのスジを攻めることはしなかった。でも一言聞いてくれれば、一緒に同じ場所を責め1時間後には私も居ないので貸切になった ハズなのに、残念ながら挨拶もなかった。もう無理である。残ったコマセと付け餌ブロックともに流して、大島の釣りは終わった。メジナなしで、昨日のカワハギと合わせて五目釣り となった。

久しぶりの大島釣行であった。私が過去に入っていた磯はバス移動が前提だったので入りやすい場所が多かった。今回はぐるっと一周して大島の磯の多さに改めて驚いた。そして魚影も濃く磯釣り天国である。 また来たいが、2日間で4万円の負担は大きい。安く上げる方法も色々あるようだが半値になっても伊豆方面の3〜4回分である。

今回の情報は随時、磯を釣り歩くの『伊豆大島』に追加していきます。

10時半〜15時半

<天候> 雨のち曇り

Oさんに釣りに連れて行くように以前から言われていたので、Mさんと三人で向った。雨で気が乗らないが、午後は回復する。集合時間を雨が上がる頃合に合わせ遅くした。強風波浪注意報も出ていた。最初、マサキで海の状態を見てコマセを購入する予定だったが、カンノンなら少々の波でも大丈夫とマサキ近くのエサ屋に入った。ご主人 に、”今日は止めるか 、マサキの高いところ”とアドバイスして頂いたが、多分大丈夫とカンノンに向かった。

走っていると新しく出来た薬屋の名前が『せいじょう』だった。Mさん曰く『正常だったら誰も薬を買 う必要ない』と言ったので笑ったが、『いじょう』だったら怖くて入らないと返した。

さて、カンノンである。こんな雨の中で竿を出すのは異常な釣り人であろう。そう思っていたら、我々以外に釣り人が5人も居た。 そして初めて見る大荒れのカンノンの状態に躊躇った。先端にも飛沫が上がっていた。凄い速度で過ぎて行く。

B、Cポイントに竿を出したが、浅い正面は大きいうねりに海底近くまで波にさらわれ、底あれして釣れるわけがない。時折 、際を大波が足元近く寄り、カンノン浜に走って消える。

波の影響が少ない沖の根辺りにカモメがコマセを啄ばんでいる。ウキもそこに引かれるように流れて行く。先客の中で竿を出していなかった一人が、12時過ぎに竿を出した。見ているとコマセの巻き方が4人とは違っていた。『できる』と思った。案の定、かれはカモメの集まる付近で二枚かけた。最大は33cm位か?その後は他の一人が28cmを釣り上げ、それ以外 の人は釣れない。また、何れも細いハリスを使っていて、釣り上げた後に仕掛けの修正をしていた。

私も終了予定時刻に合わせて、午後から竿を出した。しかし、ウキは何度投げても先客たちと同じ位置まで流れ、急いで回収する始末。そのうち三人の仕掛けが絡まった。もう集中力もない。15時半、Oさんのコマセが無くなり引き上げる事とした。

07年3月8日(木)  

江ノ島

<天候> 晴れ

江ノ島の新堤付近で鮎の稚魚を狙っている釣り人が沢山いました。また、長磯に向かうと沢山の人だかり(写真左)、良く見ると全員カメラを構えています。その先に目を凝らすとトンビより一回り小さい精悍な鳥が見えま した。カメラマンに聞くとハヤブサで、毎年春になると江ノ島にやってくるとの事です。 

07年1月4日(木)

07年1月8日(月)

07年1月13日(土)

07年1月20日(土)

江ノ島

長根 川奈の磯  トモロの磯
一汐二釣

13時半〜15時半

<天候> 晴れ

7日間の休みも明日が最期、天気も良いし伊豆に行こうと考えていた。しかし、タイミングを合わせるように女房が捻挫をし、歩くのに難儀をしている。明日、免許更新に行くのが大変なようであるが、”乗せて行け”と言わない。仕方なくこちらから、『乗せて行こうか』と切り出した。待っていたようで、二つ返事でお願いされてしまった。

終わってから行こうと思ってはいたが、帰ったのは11時、伊豆は諦めるしかない。候補は江ノ島と真鶴、竿を持たないで江ノ島に向った。

江ノ島付近は初詣の人で大渋滞、片瀬橋の手前から駐車待ちの車が並んでいる。手前の水族館脇に入った。ここでも防波堤があり、釣果を聞こうと思ったが、締め切られて入れなかった。後から来た釣り人を見ていると柵越えをしていた。ここは30分200円と駐車料金が高いので、遊覧船を使い裏磯に向った。片道300円だが、歩くと駐車料金代分の時間が掛ってしまう。

大平の磯では沢山の釣り人が居た。釣果を聞くと余り芳しくないようで、朝からやってサバが1枚だけ、通常の年ならもっと釣れるらしい。その原因がシラス漁にあると、釣り人は悔しげに話してくれた。そこからトウロウシタで黒鯛を狙っている居る人に聞いた。昨日はここで35cmを上げ、毎年釣り始めはここで行うらしい。『今年はいい年になりそうですね』と交わして分かれた。

ここから『割磯』、『松ヶ崎』、『墓場下』迄、磯を見て回った。『割磯(われいそ)』でも釣り人が居て話を聞いたが、昨日は上がったが、ここは夕まずめでないと大物は出ないらしい。

約2時間で残っていた裏磯を見て回った。北風で磯に真直ぐ立つと、右から受ける感じであるが、裏磯はどこも静かでサラシは出来ていない。竿を出していないが、江ノ島でのメジナ釣りは表磯が良いように思える。

その後茅ヶ崎に向かい『茅ヶ崎Tバー』と呼ばれる場所を覗いて帰宅した。

10時〜12時半

<天候> 晴れ

久さしぶりの伊豆、半月ぶりに入った磯は長根だった。

昨日は強風で築25年の我が家は揺れた。それでも晴れたから、これも久しぶりの山に向かった。山行きも久しい。向かった先は三浦アルプスである。5時間 近くかけて、何とかアルプス越えができた。今、3000M級の山は夢のそのまた夢、200m級の超低山アルプスだった。

今週は体の調子が何ヶ月ぶりに良くなっていた。その結果、考え方も前向きになる。これは”サンマとキムタク”のテレビを見てまねた白菜のお陰か、または家族に言われて水を飲むのを心がけているせいか、 原因はハッキリしない。

いつも”ここの磯へ行こうと思っていたが”、”あそこへ行こうと思っていたが”と書いて、結局は同じ”通いなれた”釣り場に到着するので、読む人は辟易してしまう。が、今回もそうである。 新しい磯の網代のゴロタに行こうと思っていたら、大磯付近でライフジャケットを積み忘れたのに気がついた。小田原マリンで仕方なくハリスとオモリそれにウキを購入した 。もちろん最小単位である。ウキ1個、ガン玉もBだけ、こんな時のため予備が車に入れてあるが、殆ど捨てる直前の劣化したものである。ゴロタはウキ屋さんにとっては ありがたい釣り場である。仕掛けを引っ掛けてウキの消耗は頻繁である。したがって、今回、網代は素通りした。

目指すはイガイガだった。

波が高く、風も吹いていて右側では竿が出せない。カンノンはまず無理と諦めて長根に向かった。長根では帰り仕度をしていたカゴ師の人が居た。釣果を聞いてみるとバラシのみで、上がった魚はないらしかった。長根は突き出た分、西風をもろに受けた。田中磯も釣り難く一人しか居ない。左のポイントを探すが、どこも波を被っていた。

先ほどの人が見かねたらしく、ターゲットを尋ねてくれた。「メジナか」、「今日は入れないけど」と、情報と入れる場所を教えて頂いた。

先日、彼はオトジロウで若者が40cmサイズを8枚あげた事、自分もメジナだったらオトジロウに入る。ポイントは隠れ根の手前のサラシの根際を攻めるらしい。

教えて頂いた、左の高い釣り場で竿を出す。風は時折前後から吹いてくる。冬らしい冷たい風が体温を奪う。

エサがそのまま残っている。魚が居ない。段々と釣りから気が離れていく。朝早かったので腹が減ってきた。1時間たった11時、早いが飯にしようと思った。すると餌が取られだした。ひょっとしてと期待するが、噛み跡からはフグだとは分かっている。”それでも”に掛けて少し集中するがやっぱり釣れない。

11時半に食事にした。冬はこれが本当に楽しみである。

イガイガも釣れていなかった。12時から風が少し南よりになり、糸ふけが大きくなった。仕掛けを片付けて辺りを見ると、フカセは一人だけだったがいつの間にか二人入っていた。一人は向かい風を受けて右側のオトジロウの間を攻めていた。やっぱりオトジロウは良いのかもしれない。

9時〜13時

<天候> 晴れ

年齢とともに思っている事が出来なくなった。小さい頃はやろうと思っていた時に、両親からそれを言い付けられ、くじけてやらなかった。それでも40代中盤までは思っていれば、必ず取り掛かっていた。その違いを考える と”力”がキーワードになるような気がする。先ずは体力、忍耐力、精神力、それに経済力であろうか。年齢に正比例するそれらのものが、私の場合は全く無い。

そんなこんなで、今週も釣りに耐えられるだけのもの(今週は竿を振り続ける持続力)が無い。でも”感”だけは年齢に比例して、少しずつではあるが増加している。使命感や責任感、それに達成感位かな?

毎週訪問して下さる人達にそれなりの情報を届けたい。且つまた、自分も海でリフレッシュしたい。それを達成する一汐二釣(一石二鳥)が、竿を持たないで海に行き、色々な磯釣りポイントを見て歩く事であろうか。私はそれで、訪問頂いた方は最新の磯情報で、満足できるはずである。

そう結論付けて、布団から飛び出し向かった先は川奈である。昨年の3月以来で、あの時は『馬の背』の斜面で滑り、カメラを壊して寂しく帰った。今回はその先を覗いて見ることにした。カメラ と手帳だけ持って、海に向かう。流石に熱海の防波堤が見えたら、竿を持って来なかったのを後悔した。

9時川奈港へ車を置き、歩き始めた。風は北風で冷たく風邪がまたまた悪化しそうである。出来るだけ風を避けた。川奈は好きな磯が多い。その理由はフカセに調度良い磯の高さ、 潮の綺麗さ、少し汚れた(ゴミの燃えカス)とこもあるが綺麗な磯、余り釣り人が多くないこと。そして『波高』は一種秘境のイメージがある。今日はそこまで行って 、時間があれば東伊豆の友路 (トモロ)を見ようと思っていた。

馬の背近くまで行くとゴルファーが見えた。邪魔をしないようヤブカキをして進む。いかにもつれそうな馬の背。前にある離れ磯との間に大物が入ってきそうであるが、釣果を聞くと、右側の釣り師が結果は良かった。30cmサイズが3枚との事。

馬の背から浜伝いに赤根に向かう。垂直の壁をロープを使って浜に降りる。ゴロタが続くが、この先には打ち上げられたごみが集まっている場所があった。つまり 潮が集まってくる場所のようで、釣果も期待できそうである。赤根も良かった。だけども一人居た釣り人の釣果は、”今一”とのことだった。

ここから先には磯はなく、直ぐに『波高』があると思っていた。

しかし、波高は遥か先に見えた。一旦ゴルフ場に戻り、また坂を下らないとその先の『鵜根』には行けないと教えて頂いた。どうばしりから鵜根、無名磯 (平根)のどれも水深は余り無い。しいて深いところは 、平根の右側だけのようである。でも、ここは浅いタナで釣れるらしい。

更に波高に進もうとして、平根磯からゴルフ場に登り、浜に向かって降りる時に手帳が無いのに気がついた。今日歩いて磯の絵や、方角を書いていたものである。最後に書いた場所迄を往復して探すが、見つからなかった。

そして、体力も水分も空になりもう歩くことが出来なかった。『波高』を諦めて来た道をやっとの思いで帰った。

12時〜13時

<天候> 曇りのち雨

腕がポッポとして、指先は感覚が少し鈍い、これは身体の熱を腕から発散させている状態である。私の腕は夏場も身体の中で最初に汗をかく。だから、こんな時は平常より熱がある。 午前5時に目が覚めるが、起床できない。今日は休んで”来週釣りに行こうか”とも考えるが、来週の週末は2日間とも山の仕事が入っている。出発時間が遅くなり、結局は8時に磯に向かった。

乗らない気分に、天気予報も追い討ちをかける。天気の崩れが早くなり、日曜日の雨が今日になった。 案の定、大磯辺りからフロントガラスに水滴が着く。更に走ると早川では間欠ワイパーでは間に合わない。時折白いものが混ざる。

雨でもそのまま走った。車はいつもの城ヶ崎海岸を通り越して、更に先に向かった。風邪をこれ以上こじらせたくはない。トモロを覗いて、稲取の防波堤で糸を垂れようと考えた。稲取に入ると、女性が多かった。黒根に向かうと、旗がなびき『雛のつるし飾り』と書いてあった。そういえばもう直ぐ節句である。女房を連れてくれば 喜んだかもしれない。

風は北東の風で、防波堤で風は避けれるが、対岸から見ても寒そうで釣り人は僅かしか居ない。 黒根も左からの風でゾレに二名ほど見えた。駐車場には二台分雨に濡れていない車の跡があった。帰ったばかりのようである。

トモロを覗くと3名ほど入っていた。遠くで小さく見えるが、実際は大きな磯である。人がゴマ粒のように見える。根元から先端まで100m近くありそうだ。携帯ナビにトモロ迄の案内をさせるが、電波の入りと精度が悪いのか正しく案内されない。そのうち旧灯台の看板があったので、トモロに灯台があればよく見渡せると思い、トモロイコール旧灯台の式が浮かんだ。しかし、旧灯台は山の中、トモロとは海と山程違った。

仕方なく携帯マップにあるもうひとつのルートで、白田に戻りUターンして稲取に戻る。トンネル手前に左に入る道があり入った。するとロープが施してあり車の進入が出来な くなった。車を路肩に止めて少し先に歩いた。ここから見るトモロも良かった。

しかし、写真を撮っているとお爺さんが来て『何をしたいんだ』と聞く。明らかに高飛車で怒った感じである。『ここは私有地で、通行止めの表示もあったはず』と言う。僕は携帯に案内されて入ってきた旨を告げるが 、彼は引かない。ここに入る連中は皆ゴミを捨てて行くと、原因はマナーにあったようだ。私有地と言うのは理解できないが、ここから先はトンネルが壊れているので行けないと言う事だけは納得した。マナーの悪さに腹を立てるのは分からないわけではない。でも言い方はある 筈である。そして、『通行止め』の表示は、風雨で文字が薄れて、注意しないと分からない状態だった。

お爺さんの言葉で気分が乗らなくなり、かつ風も冷たいので、釣りを止めてそのまま吉田屋のラーメンを食べて帰ることにした。風邪が直るようにラーメンに、ニンニクを四杯入れて食べた。 女房の”臭い”の言葉が気になるが、健康には換えられない。