　大通り、裏通り、小さな路地、横丁…大きな街を歩くと様々な通りがあります。

　小さな村や観光地などにも、お土産や生活用品を売るお店が軒を連ねるささやかな繁華街がたいていあります。

お店ですから当然、表口は道路に面して大きく開け放たれ、道ゆく人は気軽に中に入ったり覗きこんだりと、道路と一体となった生活の場が形作られています。

　また古い漁師町や田舎などに見られますが、小さな通りに面して塀などもなく、すぐ玄関が並び、窓から手を伸ばせば歩く人の鼻先に触れそうな、そんな通りもたくさんあります。

　このページは、そんな通りのショットの数々を、ひたすら連ねただけのページです。どこにでもあるような、ごく平凡な街角ばかり…でもその中に、もしかしたらあなたの暮らしている街角があるかもしれません。

　このような通りは、家々の共同の庭、子供の遊び場でもあります。
　これらの通りを歩けば、軒下に置いた植木鉢、干してある子ども靴、押し売りお断りの貼り紙…色々なものから生活の匂いがたちこめるようで、自分がいつもそこで暮らしているかのような錯覚や懐かしさを覚えます。

　何枚もの画像を追いながら、今日はこの街、明日はあの街へと、いつしかその中に溶け込んだ気持ちになりながら仮想現実的お散歩の世界を楽しんでいただければ幸いです。