わんだふるはうす R134を行く

ひげでん本店

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。湘南でサーフィンする人なら必ず通るこの道路を、2005年〜2006年にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、辻堂サーファー通りのおでん屋「ひげでん本店」をご案内いたします。


浜見山交番前
ここは、R134浜見山交番前交差点。左側はサーフポイント「辻堂正面」。
右側にサーファー通りが見えました。サーフショップがたくさんあって、ボードを持ったサーファーがウェットで歩いています。
「お食事処」と書いてある幟が見えます。あそこが「ひげでん本店」。お客さんが入ってますね(^^)\ 右折して、ビーチから辻堂駅へと続く「サーファー通り」に入ります。
左側の「辻堂海浜公園東駐車場に車を停めて、右側の「おでんセンター」へ行きましょう。
この昭和時代にタイムスリップしたような一角は、「おでんセンター」といいます。一番海側にある「ひげでん本店」は、加山雄三さん、ユーミン、地元辻堂出身の中居正広さんも通う、おでんの名店です。
「おでんセンター」の歴史は1950年代から。江の島で屋台を列ねて商売繁盛していました。「ひげでん」初代のご主人は、沢山ある屋台の中から、常連さんにすぐに見つけてもらえるように、ヒゲを生やして目印にしたことから「ひげでん」という店名が付きました。1964年の東京オリンピック・ヨット競技の江ノ島ヨットハーバーでの開催が決まり、屋台は美化を損なうとされ、立ち退きを命じられてしまいました。そこで、屋台が団結し、辻堂に「おでんセンター」を立ち上げたのです。1960年代では珍しい24時間営業で、夜中に車やタクシーを飛ばしてやって来る常連客の中には「若大将」時代の加山雄三さんもいました。
こちらは、「おでんセンター」左端の方にある「ひげでん姉妹店」でございます。 「ひげでん本店」は、「おでんセンター」の右端、一番海側にあります。
おっ、サービスランチがあります!\(^O^)/ 「活あじたたき定食」「ぶり塩焼定食」「活あじさしみ定食」「ぶり照焼定食」(以上997円)「おでん定食」(840円)「しらす丼定食」(735円)。
現在は、北風が吹きすさぶ2006年2月。ワンダフルハウスは、「おでん定食」をいただくことにしました(^Q^) 店に入ると、おでんのいい匂いが〜(^Q^) おっ、2代目と3代目の兄弟もヒゲを生やして伝統を守ってますね。
おしぼりと冷たい麦茶と、おでんの注文票が出てきました。注文するには、好きなおでん種の横に、注文したい数を記入して店員さんに渡します。さつま揚げ、ごぼう巻、串揚、ばくだん、しゅうまい巻、いか巻、ういんな巻、焼ちくわ、すじ、半片、ちくわぶ、つみ入れ、たこ、西貝、こんにゃく、白たき、こぶ、ろーるきゃべつ、袋づめ、生じいたけ、ぎんなん、さといも、じゃがいも、だいこん、生あげ、がんも、焼どうふ、玉子、牛すじ、えび、カニのつめあげ、ホタテ揚げ。全部で32種類(100円〜600円)から選べます。
「おでん定食」の登場です\(^Q^)/ 種は大根、こんにゃく、昆布、がんも、ごぼう巻と基本的なものだけですね。だし汁は、色の薄い関西風。しかし、薄口しょうゆは使っていません。「ひげでん本店」のだし汁は、鶏ガラをベースに、カツオ、昆布、煮干などをブレンドし、味付けは塩のみで、醤油は入ってません。うす味のうまみが材料にいきわたっていて、たいへん美味。スープも全部飲んでしまいました(^Q^)
デザートのオレンジ、お新香、味噌汁…脇役も上質です。
定食をいただいた後は、アラカルトで注文しましょう。
「ひげでん本店」自慢の自家製練り物の一つ「ばくだん」と「ロールキャベツ」。食べやすいように、適度な大きさに切り分けて出してくれます。丁寧な仕事です。
とろとろに煮込んだ「牛スジ」「さといも」「たこ」「ちくわぶ」。ダシ汁も一滴残らず飲み干して、身もココロも温まりました)^Q^(

↓Kalaheoへ↓

戻る