わんだふるはうす R134を行く

新江ノ島水族館

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。湘南でサーフィンする人なら必ず通るこの道路を、2005年のゴールデンウィーク〜秋にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、新江ノ島水族館をご案内いたします。


新江ノ島水族館
2004年4月16日リニューアルオープン。遊びながら学ぶことができる「エデュテインメント型の水族館」です。8000匹のイワシの大群が泳ぐ「相模湾大水槽」や「ショースタジアム」でのアシカやイルカのエンターテインメントショーなど見どころがいっぱい。 カフェも併設していて、子供だけでなく大人まで楽しめる充実した内容で、訪れる価値大です。入館料金は大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円、幼児(3歳以上)600円。ワンダフルハウスも持ってる年間パスポート(大人4000円、子供2000円、幼児1200円)を購入すれば2日で元が取れるのでお特です(^‐^)写真はゴールデンウィーク中、最も行列が長かった5月4日に撮影。75分待ちでした。
いきなりマニアックな商品を発見! 「新江ノ島水族館立体生物図録1」(200円)。荒俣宏×海洋堂によるコラボ作品で、新江ノ島水族館限定フィギュア第1弾のガチャガチャです。何が出てくるかわからない”わくわくドキドキ”感がたまらないですね(^‐^;)
”エノスイ”にはショップが2店、カフェが3店入っています。こちらは「ビーチトレジャー」。エノスイのキャラクターグッズショップです。お土産はこちらでどうぞ。 えのすいオリジナルのファーストフードショップ「パパオーブン」。イルカの形をしたケースに入ったホットドッグや”みなぞう”のケースに入ったポテトが楽しめます。
「相模の海ゾーン」。相模の海をダイナミックに切り取った水槽の数々。
「相模湾大水槽」。8000匹のイワシの大群がうねり泳ぐ中にアカエイやシノノメサカタザメの姿も。海底を探索している気分になります。
世界有数のクラゲ空間「クラゲファンタジーホール」。日本の近代水族館第1号である「江ノ島水族館」として、30年以上の飼育&展示経験を活かして、大小9個の水槽で約10種類のクラゲを公開。クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の青い幻想的な空間がムードを盛り上げます。クラゲの美しく無駄のない姿に感動しました。 「ミズクラゲ」。広く世界中でくらし、日本の沿岸で最もよく見られるクラゲです。名前のとおり、体の成分は95パーセント以上を水分が占めています。クラゲには驚くべき再生力があり、傘に穴があくようなひどい傷を負っても、多くの場合、自然になおってしまいます。傘の直径30cm、全長15cmほどになり、江の島付近でも夏を中心に沖の潮目にたくさん集まります。
「今上陛下のご研究」のコーナー。昭和天皇、今上天皇の海洋生物研究は、葉山の御用邸から相模湾周辺の海を中心に修められました。 昭和天皇は昭和4年からヒドロ虫類の研究を始められました。採集は葉山御用邸付近の相模湾の浅瀬と沖合いで行われ、採集船は「三浦丸」「葉山丸」(昭和31年まで)、「はたぐも」(昭和46年まで)、そして、最後が「まつなみ」を使用し、採集には、ヒドロ虫類が磯や海底の岩に付着する生物であるため、水深300メートルまでの海底ドレッジを使いました。裕仁の名で発表されたヒドロ虫類の御著書は9冊です。葉山しおさい博物館昭和天皇の御下賜標本が展示されています。
今上陛下は長年ハゼ類の分類の研究をされています。陛下は昭和38年の「ハゼの肩甲骨について」の研究をご発表なさって以来、ご論文の数は30編に及びます。最近は頭部感覚器官系などと分子進化的方法とを比較したハゼ類の系統進化の研究もされています。陛下はまた、「日本産魚類大図鑑」(初版 昭和59年)と「日本産魚類検索 全種の同定」(初版 平成5年)のそれぞれの「ハゼ亜目」の項を、生物学御研究所職員と共同で執筆されています。 秋篠宮殿下は、現在、魚や鶏をはじめとした生き物と人間との関わりについて研究をしておられます。タイ、ラオス、中国雲南省などに足を運ばれ、調査活動に従事されました。メコン河の固有種である世界最大級の「プラーブック」と呼ばれるオオナマズをはじめ、ナマズをめぐる漁業や食文化、説話、保護などについて、幅広く研究してこられました。また、ナマズをめぐる日本人の価値観や文化について調査を行っておられます。昭和63年に「社団法人 日本動物園水族館協会」総裁にご就任になられました。
2Fへ上がりま〜す。 人気のある「ペンギン・オットセイゾーン」。
「タイニーパイレーツ」。雑貨やお菓子を取り揃えたキッズ向けのミニショップです。 オールナチュラルのフレッシュジュースと巻貝の形のサンドイッチが揃った「サニーサンズ」。買った商品は、外のテラスで食べられます。ワンダフルハウスも何かいただくことにしました。
「海辺のデッキ」。片瀬海岸西浜に面して続く72mのオープンデッキで、「サニーサンズ」オリジナルの生ジュースと巻き貝サンドをつまみながら潮風と景観を楽しめます。ワンダフルハウスが座った一番奥のテーブル席は、富士山の横にゆっくりと沈みゆく夕陽の眺めが素晴らしいベストスポットです。
ブルーベリーピーチジュース(400円)。巻貝フルーツサンド(270円)は洋梨、黄桃、キウイ、生クリームを使った本格派でした(^Q^)
満員のショースタジアムへ。ちょうどパフォーマンスショーが始まったところでした。 前座のアシカが登場。
おっ、見事です。 そして、イルカの登場。
チューしてます。 舞台裏に引き上げるアシカ。いいキャラしてます。
イルカのショーが始まりました。飼育スタッフの手に注目。手を上げた方にジャンプしています。
1日の最後のショーが終わって、閉館間近の1000人収容のスタンド席を有する「ショースタジアム」。イルカのジャンプで飛び散る水飛沫を楽しむため、座席がオレンジ色の「スプラッシュゾーン」に座りたいものです。イルカプールの向こう側にあるアザラシプールにミナゾウを見に行きましょう。 ミナゾウがいました! 日本で飼育されている最も大きなアザラシでミナミゾウアザラシの「みなぞう」です。日本に1頭しかいないオスで、全長4.5m、体重2トンの超巨体。
館内の人気者No.1を誇っていた「みなぞう」が、10月4日午後5時過ぎに急死しました(T_T) 11歳で、人間だと30歳代後半の働き盛りでした。3日夜から体調が悪くなり、4日朝になっても餌を食べないため、この日のショーを中止。閉館後、獣医師が検査をしようとした途端に嘔吐し、そのまま息を引き取ったそうです。1995年3月に旧江ノ島水族館にやってきたみなぞう。餌が入ったバケツを小脇にかかえ抱えてアッカンベーのポーズをとるパフォーマンスが見られる「みなぞうとアザラシのおはなし」はもう2度と見られなくなってしまいました。とても残念です。水族館に、祭壇が造られると聞きました。ご冥福をお祈り致します。
ショースタジアム横の売店「キューキュー」。有料の体験型ショープログラム「イルカと握手(1日4回:各回先着30名:500円」、胴長靴を履いてプールで直接イルカと触れあえる「ハッピードルフィン(1日1回:先着20名:1500円」のチケットはここで買えます。人気が高く先着順なのでお早めに! ショースタジアムから望む西浜歩道橋。ショースタジアムは、細長い”えのすい”の一番端っこにあるので、R134をかなりワープしてしまいました。
ショーの最中、チラチラ目に入ってきた片瀬西浜のサーファー。 ショースタジアムから望む鵠沼のサーファー。引地川河口まで密集してます。
空の色がオレンジに変わり、えぼし岩がハッキリ見えた時、”えのすい”は閉館時刻となりました。 134号線に戻ります。ここからファミレスの密集地帯となり、R134で一番華やかな区間になります。ボリュームたっぷりで有名なイタリアン「カプリチョーザ江ノ島店

↓片瀬海岸地下駐車場入口へ↓

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