わんだふるはうす 森戸海岸線を行く

鐙摺海岸

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。葉山御用邸前交差点を左に折れると、逗子・渚橋まで曲がりくねった細い道が海岸沿いに続きます。それが県道207号・森戸海岸線。いかにも葉山らしい風光明媚なこの道路を、2005〜2009年にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、鐙摺海岸をご案内いたします。

鐙摺葉山港入口
鐙摺葉山港入口交差点。信号の向こうの方は、もう逗子市。ここは葉山町最後の交差点なのです。
信号の左側が、“フランス茶屋”こと「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ 葉山本店」。
左がフランス菓子店「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ」。奥の白い建物がフレンチレストラン「ラ・マーレ・ド・チャヤ」。右側は逗子湾。目の前の小さい海岸が鐙摺海岸(あぶずりかいがん)です。
2006年2月、ワンダフルハウスは鐙摺海岸を訪れました。
ずいぶん狭い海岸ですね。
鐙摺海岸は、昔は“日影海岸”とも呼ばれていたようです。日影茶屋が旅館だった頃は、夏は海水浴客が宿泊して賑わっていたようです。
おおっ!?あれは!? 黄色い2階建のバス…あれは、ホットドッグ屋さん「サブマリンドッグ」です!
2006年2月 2007年1月
サブマリンドッグが消えた!?
2007年1月に訪れた時、サブマリンドッグは、あの場所からいなくなっていたのです。
サブマリンドッグは、この後、横須賀に移動したようですが、横須賀からも撤退して、2009年7月現在は催事などに出店してホットドッグを売ってるようです。あの黄色い2階建バスは、どこに行ってしまったのでしょうか?
ワンダフルハウスは、フランス茶屋のテラス席から鐙摺海岸を眺めることにしました。
「こんにちは!(^O^)/」「これはこれはワンダフルハウス様…」
「今日は新作ケーキをテラスでいただきたいのです(^O^)/」「かしこまりました」
日影茶屋の最初の系列店として開業したこの店は、37年を経た現在もなお、創業当時の人気商品が変わらない人気を誇っているというのが、全てを物語っているようです。店内にはそうした定番のケーキに、季節ごとに切り替わるケーキ、本店限定ケーキ、焼菓子やパンもあります。本店のケーキやパンは店内のアトリエで毎日作られています。
「おっ? 今日は見慣れないケーキが多いですよ」
まず、シブストのアントルメ… フレーズデコレーション…
「兜デコレーション!?」「毎年5月3日〜5日に販売しております」「そういえば、今日は2007年5月5日でした」
ズコット
399円(1カット)
チャヤ葉山本店限定品
ズコット
キャンティ飯倉本店
特注品
「おおっ!? ズコットがありますよ!」「葉山本店限定品でございます」「ズコットといえば、昔のキャンティのが有名ですが、チャヤでも作ったとは驚きました」
マンゴーココプリンと苺のジュレ。初夏のカップデザートです。
カマンベールチーズケーキとシブスト。この2つは定番品です。
新作のルージュと定番のスワンシュー。
カシスとマロンのムースとカテリーヌ。
プラリネ・ヘーゼルとメランジェ・ムース。この2つは葉山本店限定です。
タルトフレーズ、モンブラン、フレーズ…
プチマロン、苺のミルフィーユ。この中からワンダフルハウスが選んだのは…
本店限定の3品です。鐙摺海岸を見ながらいただきましょう。
潮風が頬を撫でるテラス席で、ケーキとウィンナコーヒーを…いや〜、心から癒されるひと時を過ごせます。
「カフェ・クレーム」(577円)。ホイップクリームをたっぷり乗せたウィーン風ミルクコーヒーです。
それでは、葉山本店限定ケーキをいただきましょう。
「メランジェ・ムース」(420円 葉山本店限定品)。爽やかなカラーリングです。メレンゲのさっくりとした食感を生かした弾力のあるビスキュイ、フランボワーズジャム、パッションとマンゴーのムース、ココナッツのムースが層になっていていて、口当たりもさっぱり。季節的にも5月の葉山にピッタリのケーキです。
「プラリネ・ヘーゼル」(420円 葉山本店限定品)ヘーゼルナッツとアーモンドをふんだんに使ったケーキです。
アーモンドのムースの下からグリオットチェリーとヘーゼルナッツがゴロゴロ転がり出てきました。
それにしても、素晴らしいロケーションです。葉山はのんびりしていて、東京とは時間の流れかたが違います。
「ズコット」(399円 葉山本店限定品)。ズコットは、イタリアの僧侶が被る帽子に似せた形のトスカーナ地方のお菓子です。
ズコット
キャンティ飯倉本店
特注品
キャンティのは、全面に白い粉砂糖と黒いココアをふってあり、美しいツートーンカラーの縞模様になっています。スポンジにたっぷりブランデーをしみ込ませ、中にはホイップクリーム、チョコレートやナッツ類がたっぷりと詰まっていて、アイスクリームのように冷やし固めて作ったものを、半解凍して食べます。
外側のジェノワーズ(スポンジ)には、たっぷりとマラスキーノ酒をしみ込ませ、2種類のクリーム(生クリーム+溶かしたチョコレート+刻んだへーゼルナッツ、生クリーム+刻んだチョコレート+刻んだアーモンド)を詰めた、手の込んだタイプ。 つ…冷たい! アイスクリームみたいな食感です。そして強烈に洋酒が効いた深みのある味です!(^Q^)
ん?(^-^)\
花びらがお皿の上に舞い降りてきました!\(^○^)/
あーっ!あれです!(^O^)\
プレーンとチョコレートの2色のビスキュイを三角形に切ったものを、ドーム型に隙間無く埋めていき、中に松の実、ヘーゼルナッツ、アーモンド、チョコチップをたっぷり混ぜたクレームシャンティが入っています。
表面はアプリコットジャムでナパージュされており、ビスキュイはシットリしています。ビスキュイにもシャンティにも何やら良いお酒の香りがします(^Q^) 香ばしくてこりこりしたナッツ類の食感もたまりません。
「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ」でケーキをいただいた後は、「レストラン・ラ・マーレ・ド・チャヤ」でランチをいただきましょう。
↓レストラン ラ・マーレ・ド・チャヤへ↓

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