わんだふるはうす 森戸海岸線を行く

Pescatore HAYAMA

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。葉山御用邸前交差点を左に折れると、逗子・渚橋まで曲がりくねった細い道が海岸沿いに続きます。それが県道207号・森戸海岸線。いかにも葉山らしい風光明媚なこの道路を、2005〜2006年にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、”ミラクルフルーツのお店”「ペスカトーレ葉山」をご案内いたします。


左手に芝崎海岸へ通じる道が見えました。しかし、ここは、ご覧のように一方通行。左折することはできません。 一旦通り過ぎることにしました。
右側にペンション風の建物が。看板にご注目。 ミラクルフルーツ! ワンダフルハウスは”不思議な果実”ミラクルフルーツをいただくことにしました(^Q^)   
Pescatore HAYAMA
1985年にオープンした、地元の人たちの間では知る人ぞ知る存在の店。注目すべきはグミほどの大きさの赤い実”ミラクルフルーツ”。他にもカレーやピザなど家庭的な味が好評。 森戸海岸線沿いにありますが、海は見えません。
メニューにミラクルフルーツに関する説明が書いてあります。
「グミのような赤いこの実をなめた後、すっぱいものを食べると…あ〜ら不思議!とっても甘〜くなります。」
「ミラクルフルーツの中のミラクリンという成分が、舌の上の味を感じるところに吸着し、一時的に味覚機能に作用して、すっぱいものだけを甘く感じるようにします。」
実に不思議です。
注文した「フルーツパフェ」(1575円)が届きました。こんなに量があるのに、僅か98Kcalとは驚異的。ノンシュガー&ノン甘味料&低脂肪デザートなのです。「まず最初にミラクルフルーツの効果をお楽しみいただけるように、レモンを食べてみて酸っぱい味を確認してみてください。」と店員さんに言われて、レモンを一口…当然酸っぱくて食べられません(>_<) ワンダフルハウスは一口噛んだだけで、レモンを元の場所に戻しました。 これがミラクルフルーツ(学名Richadella dulcifica)。アフリカのガーナ〜コンゴにかけての海岸地帯に生殖するアカテツ科の植物で、この実を食べてから、酸っぱい物を食べると甘く感じる不思議な働きをする植物です。
いよいよミラクルフルーツを口に入れました。舌先で3分間転がします。テーブルの上には3分を計る砂時計が。ミラクルフルーツ自体にはほとんど味はありません。ワンダフルハウスは3分間パフェの具を眺めていました。グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、オレンジ、パイナップル、キウイ、苺、リンゴ、プチトマト…結構具だくさんですね。 3分経過し、小さな種を口から出しました。
ワンダフルハウスは、先ほど戻したレモンを再びいただきました。ん ?…甘い!   これは驚きました。まさに奇跡です!\(^Q^) フルーツを平らげるとゼリー、その下に砂糖なしのプレーンヨーグルトが姿を現しました。甘党のワンダフルハウスは、砂糖の入ってないプレーンヨーグルトが大の苦手。ふたの内側に砂糖が入っているものしか買いません。しかも砂糖を全部入れる主義なのですが…あら不思議。無糖ヨーグルトも驚くほど甘く感じます!\(^Q^)/
おっ、何か飾ってあります。見に行きましょう。 ミラクルフルーツの苗木(1575円)。通販でも買えます。これを栽培してダイエットや健康維持に役立てている人もいるそうです。 学校教材としても重宝がられているとのこと。
「エスプレッソ」(525円)。店員さんに「砂糖なしでも甘く感じますか?」と聞いたところ、苦いものは甘くならないそうです。効果があるのは酸っぱいものだけ。効果は1時間くらい持続するので、この後すぐにお寿司などは召し上がらない方が良いと言われました。まさにミラクルフルーツマジック! ワンダフルハウスは不思議な体験をしました。興味を持たれた方はぜひトライを。

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