わんだふるはうす 森戸海岸線を行く

裕次郎灯台&名島

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。葉山御用邸前交差点を左に折れると、逗子・渚橋まで曲がりくねった細い道が海岸沿いに続きます。それが県道207号・森戸海岸線。いかにも葉山らしい風光明媚なこの道路を、2005〜2006年にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、裕次郎灯台と名島をご案内いたします。


この信号を左に曲がって芝崎海岸へ向かいます。
真名瀬(しんなせ)漁港が見えました。
真名瀬海岸を臨みます。正面に「デニーズ葉山森戸店」と裕次郎記念碑のある森戸神社。裕次郎御用達だった中華料理店「海狼」の入っているマンションも見えます。左に目を転じると、いよいよ逗子が見えてきました。逗子マリーナ、小坪の高台にあるSMAPの香取慎吾邸も見えます。小田和正邸〜松任谷正隆&由実邸〜反町隆史&松嶋菜々子邸が3軒並ぶ”逗子のビバリーヒルズ”披露山庭園住宅、逗子海岸を一望できる高台には石原慎太郎都知事邸も…全て別荘です。 ファミレスとしては全国No.1の偉容を誇る「デニーズ葉山森戸店」。別荘をファミレスにリニューアルしたので、和風庭園がそのままの形で残っています。海に突き出るロケーションと建物のカラーリングが素敵です。葉山には、御用邸滞在中の皇族がお忍びで来店する店がいくつか存在しますが、その中で最も意外な店の1つです。
あの洗濯バサミで吊ってある緑色の物体は何でしょう? あれが「葉山ワカメ」です!
葉山沖では毎年11月から翌年3月までワカメが養殖されています。葉山のワカメは、収穫後すぐに浜で湯通しします。湯通しすることで、味も衛生面も整い、長期の保存が効くのです。写真のワカメは、湯通ししたものを潮風で乾燥させてるところなのです。一番美味しいのは、湯通ししたばかりの生のワカメをしゃぶしゃぶ風にして食べる方法だそうです(^Q^)
「葉山しらす」で有名な「ゆうしげ丸」。「葉山しらす」は、葉山の海で朝捕れたシラスを天然の塩だけで釜茹でし、葉山の潮風と天日で干しあげたしらすです。 毎年1月1日から3月10日まで、しらす漁は禁漁になりますが、在庫は十分確保しているそうです。「天日干ししらす」「釜揚げしらす」「塩わかめ」「タタミイワシ」「ちりめんじゃこ」全て1品500円。こちらで買えます。 左カーブです。裕次郎灯台と名島が見えました!
ワカメの向こうに名島と裕次郎灯台が。この景観は、葉山の海のシンボルとも言えます。 またしても左カーブ。この辺は埋立地なので複雑な地形なのです。
スペイン料理店「コスタ・デル・ソル」が見えてきました。 この辺りは裕次郎灯台と名島の正面なのですね。
富士山です! 左から名島、江の島、裕次郎灯台、ミニ灯台。
小さな赤い鳥居の立つ名島(菜島)は葉山沖約500メートルに浮かぶ無人島で、龍神が祭られています。源頼朝は森戸海岸に別荘を建て、よく来遊したと言われています。名島は昔、海岸と陸続きでした。島には頼朝の泉水と言われる井戸の跡が残っています。夏の間は森戸海岸から渡し舟が出ています。海岸中央の赤い旗が渡し舟乗り場で、往復1000円。 名島の右手に見える白い灯台が裕次郎灯台(正式名称は葉山灯台)。逗子海岸の高台にある兄・慎太郎の別荘からも一望に見える位置にあります。ヨットマンだった石原裕次郎さんの三回忌を記念して、1980年から1993年まで日本外洋帆走協会の会長を務めた、兄の石原慎太郎さんが約1億円の基金を集めて建設しました。灯台のプレートには「海の男 裕次郎に捧ぐ 葉山灯台」と刻まれています。対岸の片瀬東浜〜七里ガ浜がハッキリ見えます。

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