わんだふるはうす R134を行く

佐島マリーナ

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。湘南でサーフィンする人なら必ず通るこの道路を、2005年のゴールデンウィーク〜秋にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、佐島(さじま)マリーナをご案内いたします。


ここは、神奈川県横須賀市の佐島(さじま)地区に浮かぶ天神島。相模湾に面した漁港、佐島港には遊魚船の船宿もあり、釣り客で賑わっています。石原慎太郎&裕次郎兄弟がヨットを買ってもらったのは、昭和20年代半ば、兄が高1、弟が中3の時でした。地元の逗子の海で小さな冒険を繰り返し、初めて佐島まで行って帰ってきた時の不安と満足感は、半世紀以上が経過した今でも忘れられないそうです。
後ろを振り返ると、レジャー船の基地である佐島マリーナがあります。ワンダフルハウスは、金子さんのファッション作品に登場した場所を探して、佐島マリーナから茅ヶ崎までドライブすることにしました。
佐島マリーナ
リゾートホテルとして有名な佐島マリーナは、レストランもプールもあり、一日をのんびりと過ごすことができます。
ホテルとレストランに行くには、こちらから。松任谷正隆&由美夫妻が結婚した1976年の夏の1ヶ月間を佐島マリーナホテルで暮らしていました。レストラン「ブルーリーフ」もユーミン御用達。三浦産の野菜と佐島港から水揚げされた新鮮な魚料理が味わえます。夜には対岸のハーバーライトが見えて、ロマンティックな雰囲気。 1965(昭和40)年、俳優の森繁久彌さんが中心となって設立した佐島マリーナ。オイルショックによる不況の影響で、昭和50年代に日産へ経営委譲されました。
設立当時の佐島マリーナ。この建物はレストランのようですが、現在は存在していませんでした。 左折すれば、大楠小学校入口交差点から134号線に。右折すれば、佐島入口交差点から134号線に入れます。ワンダフルハウスは左折して、近隣の2つのマリーナを見にいくことにしました。
県道213号線(佐島港線)に入るとすぐに、天神島臨海自然教育園があります。
天神島は三浦半島を代表する海浜動植物の宝庫です。特にハマユウは日本の北限となっており、横須賀市の風物100選となっています。
天神島から見た笠島。天神島周辺の海岸は、転石・岩礁・砂泥地帯と変化に富み、それぞれに適した生物がたくさんいます。 大潮の時は笠島近くまで歩いていけるほど潮が引き、ワカメ、ヒジキなど様々な海藻の生態を見ることができます。笠島には沢山の海鳥が集まりますが、残念なことに上陸はできません。
小さな海上橋である天神橋を渡り、天神島を出ます。 左手にマリーナ笠島が見えてきました。
マリーナ笠島。ディンギースクール、シーカヤックスクールを随時開催しています。 さらに進むと、「湘南サニーサイドマリーナ」があります。
湘南サニーサイドマリーナでは、ジュニアヨットクラブを設立。オリンピックやアメリカズカップに出場できるようなセーラーを育てることを目標としています。
大楠小学校入口
大楠小学校入口交差点に到着しました。左折して134号線に入り、葉山方面に向かいます。
前田橋
前田橋交差点を通過、左手に大楠温泉が見えてきました。残念ながら2005年8月30日で廃業してしまいました。

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