わんだふるはうす R246を行く

青山学院前

最もファッショナブルなお菓子は、最もファッショナブルなストリートに存在する。ワンダフルハウスが2006年のクリスマスケーキを予約した「ルコント」は、デザイナーズブティックや専門店が立ち並び、骨董通り・表参道・キラー通りなどのファッショナブルなストリートが縦横にクロスしてくる青山通り(国道246号線)沿いにあります。トレンドの先端でありながら、シックで洗練された空気が流れる「青山通り」を、ワンダフルハウスが御案内いたします。


わんだふるはうす 聖夜のR246を行く

宮益坂上
2006年クリスマス・イヴ。ワンダフルハウスは隠されたクリスマスケーキを探し出すため、渋谷から青山1丁目方面に向かっています。宮益坂下交差点に到着。ここから右手の青山通りに合流します。おっ! 前方右側にライトアップされたビルを発見しました(^O^)\ 綺麗です!\(^O^)/ 一体この店は?
優香さんがイメージキャラクターをつとめるスリムビューティハウス渋谷総本店でした。 ケーキはなさそうですね(^-^)\
左手にペットショップ「青山ケンネル本店」。そして、その先に「こどもの城」と国連大学が見えてきました。 1979年、国際児童年を記念して厚生省が計画・建設したこどもの城」。子どもの遊び場以外にも、青山劇場と青山円形劇場の2つの劇場、ホテル、レストラン、小児クリニック、保育施設もある親子で安心して楽しめる大型児童館です。おや? ’70年大阪万博のシンボル「太陽の塔」に似たあのオブジェは?
「こどもの城」のシンボルモニュメント「こどもの樹」(岡本太郎 1985)を紹介いたします。金子さんが青山・骨董通りにカールヘルムのお店を作った1985年に完成したオブジェなので、当時23歳だったワンダフルハウスにとって印象の強い作品でもあります。まるで「太陽の塔」を再現したかのようなオブジェですね。岡本太郎の秘書であり、養女となった岡本敏子さんが「芸術と青春」という本の中で、この作品をこのように説明しています。
『あれは、「こどもの樹」っていうくらいだから、植物であり子どもなの。子どもの生命力と植物の生命力が一体になってるんですよ。八方に、グァーっと、枝をのばして。…それぞれがみんな、色の違う顔。怒ってるのもいるし、ベソかいてるのもいるし、ベロ出してんのもいる。「子供というのは一人一人がみんな、こういう独自の、自分の顔を持ってなきゃいけないんだぞ」って、岡本太郎は伝えたいわけ。親や先生は、みんな一緒に、隣の子とおんなじならいい、っていうように、ひとりひとりの子を抑えちゃうじゃない?だから、あの「こどもの樹」は、親や先生やお役人たちに対する、強烈なメッセージなのよね。』
奥に見えますのは、ミュージカル、演劇、コンサートで多く利用される「青山劇場」でございます。
青学前の歩道橋が見えてきました。歩道橋を越えると右側に青学がございます。おおっ! 左側のピラミッド型地上14階の豪華なビルは?(^O^)\ 右手に青山学院大学
”謎の大学”国連大学でございます。国連大学は”大学”といっても、学生も教授も存在しません。公式には国連総会の付属機関とされていますが、国際連合は設立にも運営にも資金を出しておらず、財政の基盤は日本が負担しているのです。大学とは無縁の単なる研究者の集まり、研究機関といえます。
ん? 前方左側に強烈な光を放つショップが…(^O^)\ ラポルト青山1階と2階に入っております「ピエール・エルメ」日本初の路面店青山店でございます。2005年2月のプレ・オープン時には、大沢伸一さんのDJプレイを見るためワンダフルハウスも駆けつけた思い出が。1階はコンビニ風のペストリー・ブティック、2階はショコラ・バーになっています。
どんなクリスマスケーキがあるのでしょうか? これは角型のビュッシュ・ドゥ・ノエル?(^O^)\
「ビュッシュ・カフェ」(左)と、イチゴとルバーブコンポートとパッションフルーツ入りチーズムースの「ビュッシュ・セレスト」(右 4200円)。興味のある方は、ひらりさんのブログでどうぞ。

左手に無印良品青山店が見えました。1983年、直営1号店としてオープン。この店から始まった店舗は、西友・西武・パルコなど西武セゾングループを中心に出店して、今では全国に280店舗に拡大。海外にも英、仏などに「MUJI」として進出しています。 青山5丁目交差点に到着。前方にマックスマーラが見えてきました。ここで、右側をご覧ください。
「Cafe comme ca」が「ベリーカフェ」に名前が変わりました。
ショップを訪れると、まず目を引くのがタルトが美しく並べられたショーケース。どんなケーキがあるのでしょうか?/(^Q^)\ おおっ! 全部タルトです!ショッピング感覚でタルト選びを楽しめるように造られています。店内にはイートインもあります。
タルト・オ・フレーズ タルト・オ・フランボワーズ
タルト・オ・ポワール イチジクのタルト
モンブランのタルトとシュークリームのタルト。すごいボリュームです!\(^Q^)/
青山5丁目交差点を右折すると… この通りが骨董品店やブティックが立ち並ぶ「骨董通り」です。カールヘルム青山店は、一番奥(高樹町交差点寄り)の左側にありました。
1994年オープンのMax Mara青山店。ここは以前はガソリンスタンドでしたね。
ワンダフルハウスは246を直進します。左手をご覧ください。この工事現場は、食に詳しい人なら誰もがご存知の高級スーパーマーケット「紀ノ国屋 インターナショナル」が2004年に閉店した後に空地となり、2006年6月に開催されたサッカーW杯ドイツ大会期間中、日本代表の中田英寿選手自らがプロデュースしたナカタドットネットカフェを展開したことで有名になったあの場所です。地上16階・地下2階の大規模商業施設「AO(アオ)」の2008年11月のプレオープン、2009年春のグランドオープンを目指して建設中です。地下フロアには現在外苑前寄りに仮店舗を構える「紀ノ国屋 インターナショナル」の入居が決まっています。 今度は右手をご覧ください。「青山スパイラル」でございます。株式会社ワコールの文化事業の拠点として、1985年10月東京・南青山にオープンした複合文化施設。建築家・槇文彦のデザインによる地上9階・地下2階のビルは、1980年代の日本のポスト・モダン建築を代表する建築物のひとつとして国際的に知られています。1階から3階にかけては、世界に類を見ないユニークな構造で、スパイラルガーデンを見渡すカフェからスパイラルマーケットを通ってスパイラルホールへと連なるオープンな空間構成が、通常の美術館や劇場とは異なったアートとの出会いを体験させてくれます。
クリスマスイブ午前4時の表参道交差点。前方右側に「WONDERFUL WORLD&KANEKO ISAO青山店」が見えてきました。 閑散としているイヴの深夜の写真から、華やかな25日夜の写真に切り替えました。ワンダフルハウスは左折して表参道のクリスマス・イルミネーションを見ることにしました。

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