<鋳物ホーロー製品の扱いについて>

・使用方法
使い始めは牛乳と少しのオイルを入れ、弱火で沸騰させます。これで鍋底に保護膜ができ、こげつきを防ぎます。使用するときは、鍋をあらかじめ予熱しておきます。熱効率がよいので、弱火で調理できます。ホーローが破損することがあるので、金属のへら等の使用はさけて、木ベラを使用します。
使用後の手入れは、熱いうちに急激に冷水をかけたり、ぶつけたり、落としたりの衝撃は表面のホーロー加工の破損の原因になるので注意します。料理のカスはお湯を入れてふやかしてからとります。汚れは中性洗剤でスポンジで洗います。クレンザー・金属ブラシの使用はホーロー加工の破損になりますのでダメです。もし、こげついたら、製品の約1/3の水と酢を少量入れて火にかけ煮立てます。その後にスポンジでこすって落とします。洗った後はすぐに乾いた布でよくふきます。そうしないとホーローの光沢が長持ちしません。

・特徴
下地の鋳鉄が厚いので熱のあたりがやわらかく、保温性もよく、また重い蓋は蒸気のもれを少なくするので、材料の持ち味を逃がしません。炒める作業から煮込む作業まで一つの鍋でできます。料理が金属と触れ合わないのでおいしく仕上がります。重いのが難です。