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　２００２年６月下旬に訪れたカナディアンロッキー。4000M級の山群と氷河、湖の織成す広大な大自然は、スイスアルプスと類似するも、スケールと自然保持の点では、スイスを上回る迫力と感動を味わうことができました。
　ハイキングコースは、スイスと異なり公共交通機関は利用できず、またすべて自分の足で歩くコースのため必ず登りを伴います。スイスのようにケーブル等で上ってから下るコースはまずないということです。その分、熊や鹿など野生動物と出会うチャンスと危険もあり、よりネイチャーに近づけるわけです。

主なコースと日程
・ヨーホー国立公園地区(２泊)　エメラルドレイク湖畔のコテージを拠点に、湖畔と周辺のハイキング
・レイクルイーズ(２泊)　シャトーレイクルイーズを拠点に、レイクアグネス方面のハイキング
　　　　　　　　　　　　　　６月下旬なのに積雪が多く、プレーンオブシックスグレイシャーズへのハイキングは中止。
・アイスフィールドとアサバスカス氷河の見学
・バンフ(２泊) 　グラッシー湖へのハイキング、マウントバルデーへのハイキング
　　　　　　　　　積雪と熊出没警報のためモレーンレイク近辺のハイキングは中止。

はじめてカナディアンロッキーのハイキングを計画される方へのアドバイス
・交通手段の確保　　コース入り口は、ほとんど町から１０キロ程度あり、レンタカーかガイドを頼む必要あり。ガイドと車なしでコースにアプローチするには、しかるべき立地のホテルを確保することをお勧めします。
・登り中心のコース　　ケーブル等の交通手段はなく、自分の足で上り、帰りは下るというコースがほとんど。
・熊に注意　　　　　　コースによっては、熊出没の警報あり。ガイド同行または何人以上の人数でないと歩けない。　
・設備　　　コースには、まずトイレ、電話、売店等の設備はありません。スイスとは大きく異なります。

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