今夏、大雪山山歩き3日目の山は10年振りの再訪となるニセイカウシュッペ山(通称ニセカウ)。黒岳から層雲峡温泉を挟んで真向かいに聳える山である。今回も「中越コース」から登るため、上川町から遠軽方向に車を走らせた。中越橋手前の林道入り口は同じだが、今回は手前に高速道路が建設されて、その下をくぐっての進入だった。途中に想定外の施錠ゲートがあったが、鍵は開いていて、簡単にゲートを開くことが出来た。帰りのことを考えて開いた鍵ナンバーを確認すると、前日のユニ石狩岳へのゲート鍵ナンバーと同じだった。
目まぐるしく変わるガスの流れに一喜一憂しながら歩き易い登山道を進む。見晴台を過ぎた辺りから一気に高山植物が現れて、目を楽しませてくれた。やはり沢の下まで斜面いっぱいに広がるシナノキンバイが見事だった。
前夜、層雲峡温泉街の特設ビアガーデンで飲んだ生ビールは山歩きの活力源となり、ニセカウの山に汗となって飛び散った。
登り・2時間40分(休憩時間含む) 登山口〜1時間20分〜見晴台〜1時間20分〜山頂
下り・2時間05分(休憩時間含む) 山頂〜55分〜見晴台〜1時間10分〜登山口
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