今日もぶつぶつ
3月24日(土)
今日は土曜日ですが、私は仕事でした。
もちろん、忙しくて土日出勤や真夜中までの残業だって当たり前!って人は山ほどいることでしょう。
でも、私は忙しいから仕事があったわけではないのです。
うちの会社は正月休みを1日増やしました。でも、それじゃあ去年の4月に決めた「営業日」とやらと日数が合わないので、正月休が1日増えていた分、今日出勤して来い、ということなのです。
が、人間ってのは自分に都合よくものを考える生き物なので、
「正月休が増えたのはいいけど法律で決まっているわけでもなんでもないんだから、数が合わないからって土曜に無理矢理出勤日を作って数だけ合わせてもしょうがないよ。」
って考える人はたくさんいます。
でも、それは確かに理に適っていて、「有給」って制度があるのだから、正月に余分に休みたい人は会社がわざわざ休みを増やしてくれなくたって休むし、逆に忙しければ土日が休みじゃなくたって出勤するわけです。
結局、5日働いたら2日は休み、という習慣が身についた体には、土曜に仕事に行くのがとてつもなくつらいということなのですが・・・。
案の定、会社には何とも言えないやる気のなさが溢れかえっていました。
最初から休んでいる人はもちろんのこと、遅刻してくる人、さっさと早退する人のオンパレード。
人が少ないので職場はものすごく静かだな〜と思いきや、
「昨日テレビでさ〜。」って会話が耳に響くくらい横行しています。
誰もがあきらかに時間を持て余しているのです。私ももちろん持て余していました。
上司はといえば「今日は花粉がひどいね〜。」と話し始めるし・・・。
そういえば、私は鼻炎のくせに花粉症ではありません。
タバコ、香水、化粧品、整髪料といった化学薬品はまったくだめなものの、スギ花粉のような自然の産物は平気な模様です。これぞ自然児の鑑・・・。
―閑話休題―
とにかくやる気が無くて、だらだらと時間だけが過ぎて行く中、突然地面がゆれ始めました。
「地震だ!」って声が妙に期待に満ちていたのも、仕方がないといえば仕方のないことなのでしょう。みんなやることもなく退屈していて、何らかの変化を望んでいたのです。
その時だけ、会社に来てて良かった〜と思いました。
だって、大阪の震度は2、神戸の震度は3。
しかも、会社ならある程度は造りが頑丈だろうし、人がたくさんいるから助け合うなりなんなり、ある程度は安全が保証されている気がします。
「地震だ!」って声に出して言って、誰かがそれに答えて「本当だ、地震だ。」って言ってくれるだけでも何故だかほっとしてしまうのです。
もし会社が休みなら、私は家で一人で震度3の揺れと出会っていたことでしょう。
古いアパートなのできっとみしみしいうし、誰にも「地震だね。」って言えないし・・・。
「独り」でいるということの恐ろしさが身に沁みて分かるであろう状況だったことは間違いありません。
「一人でも生きていける」そういう言葉は山ほど聞きます。私だって一人暮しをしている以上は、何かあった時は一人でどうにかしなきゃいけない、とは思うし、そういう意味では「一人で生きていける。」と決心することは間違いではないと思います。
でも、「独りで生きていける。」のかどうかは謎です。
自分が感動したことは誰かに話して同意して欲しいし、不安な時はなおさら、自分の声に答えてくれる人が必要なんじゃないかと思ったりします。
地震が起きた時あちこちから起きた嬉しそうな「地震だ。」の声。
それは、やることもないのに来なきゃいけないサラリーマンの悲哀を紛らわしてくれる以上に、独りだったら得られなかった安心感を得ることができて、今日会社にやってきた意義を見つけられた安堵の声のようにも思えたのです。
多分、どんな状況にあっても「独り」でいる人より「一人」でいる人の方が強かったりするのでしょう。
いやいや出勤した日の地震が、私の中に妙な疑問を投げかけてくれました。
3月20日(火)
土日の高熱が尾を引いていて、まだちょっとだるいです。でもまあ、あの時の地獄を思えばそんなことは大したことじゃありません。
でも、更なる困難が私を襲っています。
その名は口内炎。舌で触ると右頬の下側にものすごく大きな穴があいているのが分かります。
食事を食べている時はもちろんのこと、寝る時に右側を下にして寝ると痛い・・・。
さらに、じっとしている時ですら、耳にまで響く痛さです。当然歯だってずきずきするし、くちびるまでが痛くて、乾燥して割れてるのかと思ったら全くの無傷です。
頬も右だけ腫れているような気がするのは何故?
あまりに痛いので風邪薬をがまんしてバファリンを飲んでみましたが、あまり効き目はないようです。
多分今週いっぱい、この口内炎で苦しむことになるのでしょう。
ああ・・・今月の健康運は最悪なのでしょうか?
3月18日(日)
今週は、地獄で始まり地獄で終わった1週間でした。
週末の地獄がやってきたのは、金曜日の昼過ぎ、いや、朝から既にその予兆はあったのかもしれません。
朝、目覚めた私はごはんを炊き忘れたことに気付きました。今から炊いていたのでは間に合わないので、朝食は食パンをたべることにして、お弁当のおかずに入れるつもりだったチキンカツもついでにたべました。
昼食用のパンは通勤途中のコンビニで買います。
ところが、いつもなら午前11時頃にはお腹が空くはずの私が、いつになってもお腹が空かないのです。当然昼食もあまり食が進みません。
特に大好きなはずのカレーパンが・・・ああ、脂っこくて気持ち悪い。サンドイッチのマヨネーズもなんだかべたべたした感じでものすごくまずい。
これはきっと、朝食べたチキンカツが悪い油を使っていたに違いない・・・とにかく気持ち悪くて気持ち悪くて・・・。
で、とうとう(ここから先は、お食事中の方はご遠慮下さい。)昼過ぎに気持ちの悪さは頂点に達し、食べたものはぜ〜んぶトイレに探されてしまうことになったのです。
でも、一回吐いてしまえばすっきりするだろうと思ったもの束の間、約10分ごとに気持ちの悪さが襲ってきます。もう何も吐くものが無いっていうのに、どんどんどんどん襲ってきます。
しかも寒い。何度もいうようですが、私のいる部署は暑くて冷房をかけて丁度いいのです。でも、それじゃあ寒いので冷房を切りました。
それでもまだ寒くて、上着を着ました。
「なんだか暑いなぁ。」
上司達が「冷房をつけてくれ。」と言わんばかりの顔で私を見て、なんだか様子が変なのに気付きます。
「帰れば?」とは言ってくれるものの、10分おきに吐き気が襲ってきて、歩くとふらふらする状態でどうやって帰れると言うのでしょう。
「牛乳飲んだら胃が落ちつくよ。」と言われたのでゆっくり飲んでみましたが、それも結局トイレに流される運命をたどり、喉が渇いているのに水が飲めない、という、水飲み大魔人最大の危機が訪れます。
結局終業時間まで苦しみ続け、吐き気の感覚が30分以上になったので帰りました。手作りエチケット袋を持って・・・。
さすがにエチケット袋を使うことはなかったものの、乗り換えのたびにトイレ休憩つき・・・寒いは胃が痛いわでふらふらになりつつも、最後はスーパーで胃に優しいポカリとうどんを買い、家に辿りつきました。
6時前に会社を出たのに、家に着いたのは8時前・・・約2時間かかってます。普段は1時間半たらずなのに・・・。
こうして、布団に倒れ込みつつも熱を計ると38度2分。・・・・・・そりゃあ寒いよな・・・。
こうして、2、3度気分の悪さで目覚めたものの、朝まで死んだように眠っていた私は、翌朝あまり回復もせず目覚めました。
それでも気分の悪さがましになっているので、昨日買ったうどんを食べます。事実上、丸1日ぶりの食事・・・でも、歩くと気分が悪くなります。
だからって、病院へ行かないわけにはいかないでしょう。そう思って熱を計ると36度5分・・・・・・嘘だろ・・・・・・。しんどいぞ?気持ち悪いぞ?これじゃあ治ってるやん!
それでも病院へ言ったところ、待合室には人が鈴なりでした。気持ちが悪くなって帰りました。熱を計ると37度5分。ああ、微妙な温度・・・と思いつつ、寝ます。
ひたすら寝て起きた時、異様に背中が痛かったのです。今度は何!?と思いきや、多分空腹だったのでしょう。
私はあまりにお腹が空くと、背中がミシミシ痛むという奇病(?)がありますから。
あとから人に聞いた話では、風邪の菌が胃に入ってしまったんじゃないかということです。
だから食べたものは全部吐いちゃうし、感覚が麻痺しているのでちっともお腹が空かない。でも体は間違いなく衰弱しているので、病院で点滴を受けるのがベスト、と。
なにもせずにうどんやらリポビタンDやらを飲みつづけた私は、週末ずっと苦しみましたとも。(多分病院へ行ってたって苦しんでたさ。)
なんとか「回復」はしましたが、明日仕事へ行っても大丈夫なのか・・・いまいち自信はありません。
結局チキンカツは無罪でした。ま、消化が悪かったって意味ではちょっとくらいは関係していたのかもしれませんが。
辛うじて1つだけ良かったことを上げるなら、体重が減っていたことでしょうか。1キロ・・・こんな苦しみと引き換えに1キロ減るくらいなら、地道に500g痩せた方がずっといい!そんな教訓を残した地獄の1週間がやっと終わります。
3月14日(水)
世間ではホワイトデーです。私も義理チョコのお返しをもらいました。袋がなかったので会社に置きっぱなしで中身は見てませんが。ものすごく安いチョコだった割りに豪華そうなお返しなので、男性も大変だな〜と思いつつ・・・もっとも豪華だったのは上上司です。。
私を含め、上上司にチョコを送った3人は、お寿司屋さんにしょうたいされました。そこでたらふく飲み食いした上、ホテルの最上階のバーへ・・・。
金持ちは違うよな・・・と思いつつ、驚いたのはそのバーで働くバーテンさんのプロ意識です。
お店に入って席に着くと、バーテンさんはメニューとおしぼりを持ってきてくれます。
が、メニューを受け取った私達は、「何にしよう〜♪」とお酒を選ぶことに熱中していました。
その時、私は見たのです。
お客様に差し出そうと広げたおしぼりを、メニューに食い入るお客様に無視されたバーテンさんを。
しかしバーテンさんは、3秒ほどおしぼりを広げ、誰も受けとってくれないと悟ると、片手で器用におしぼりを巻き戻しました。
で、なにごともなかったようにお客様が顔を上げるのを待ちます。
やっと注文を決めたお客様がバーテンさんを見た途端、バーテンさんはさっき片手で巻き戻したおしぼりをふたたび優雅に広げ、お客様に渡したのです。
プロだな・・・・・・。一回広げちゃったら、無理にでもお客様に手渡しちまうぞ。
などと小さなことに感動しつつカクテルを2杯飲みました。
その前に、ビール5、6杯と日本酒2合・・・明日も仕事なのでセーブして戻ってきました。
まだまだ酒量は健在か。
明日は、会社に置いてきたお返しの品を、くれた人に気付かれずに持ち帰らなければなりません。義理チョコを渡すのにも葛藤がありましたが、お返しをもらうのにも気を使います。
この虚礼、いつまで続くのか・・・ま、それでみんながいい気分ならそれでもいいのかとは思いますけど。
3月12日(月)
今朝、地獄を見た・・・。
ことの起こりは1ヶ月以上前に遡るだろうか。やせよう!と決意した私は、脂肪を減らすだけじゃあいけない、と思ったのです。
そう、腸の中に居座っていつまでも自立しようとしない不遜の輩を外に出さなければ、腹は引っ込まないのだ。
それまで、休日にならなければ不遜の輩は旅立とうとはしなかった。つまり、月から金曜日は日に日にお腹が重くなって行く日々。
一種の神経性のものだと思われるけれどどうしようもないので、HPを探した挙句、お腹にいいらしいと噂のヨーグルトを食べ続けたのです。
結果・・・・・・ふんっ、ウンともスンとも言わね―や・・・。
それどころか事態は悪化、土日にすら旅立たなくなってしまった不遜の輩たち・・・毎日ヨーグルトを買ってたら金もばかにならないというのに・・・。
そんな苛立ちを覚える今日この頃。
今週の土日もちっとも旅立つ奴はおらず、これから1週間どうすりゃいいんだろう、と途方に暮れていたところ、今朝、会社へ行こうとする私のお腹をトントン、と中から叩くものがあります。
えっ?もう家を出るぞ・・・でも、この機会を逃したら1週間おもりをお腹に入れたまま生活しなきゃいけないかもしれない・・・そう思った私は、電車を1本遅らせることにして、トイレに入りました。
しかし、人が「ほ〜らお外に出ないさい♪」とドアを開けた途端に黙りこむ不遜の輩・・・人が電車を1本犠牲にしてやったというのに音沙汰なしです。
「いいわよ!こっちはちゃんと出してやろうとしたんだからね!なのに出てこようとしない意気地なしなんて、もう知らない!」
そんな感じで家を出て、電車に乗り込んだ瞬間・・・奴らは攻撃を仕掛けてきました。それも半端じゃない攻撃。
背筋をまっすぐにしてられないほどお腹が痛みます。腰の辺りまでずきずきします。しかも下から出ようとせずに上から出ようとする掟破り・・・ものすごい吐き気が襲ってきて、眩暈も始まります。
「あと30分・・・。頼むから、あと30分だけ大人しくしててくれ・・・。」
時計を見て私は心の中で奴らに語りかけました。
でもまだ最初は余裕だったのです。というのも、こういうことはよくあったのです。お腹が痛くなったって、5分も我慢していれば何ともなくなって、30分どころかそれから3日くらい何の音沙汰もないことだってしょっちゅうです。
だからこの時も、どうせ駅に着く頃にはお腹が痛かったことすら忘れてるさ、と心の中で思っていたのです。
しかし、今日に限ってやつらの攻撃は執拗でした。というより、徹底的に攻撃を仕掛けてきたのです。
いくら時間が経っても、痛みや吐き気は増すばかり。その内立っていられなくなってきて、ドアの横の手すりにしがみつきます。冷や汗が流れてきて全身汗びっしょり・・・。
「もうだめだ、次の駅で降りようか・・・でも、そんなことをしたら会社に遅れる・・・。」
こういう時っていうのは、時間の流れが遅くなるものです。
電車が止まると、ドアが開くのが遅く感じ、人の乗り降りもトロトロしているような気がして、しかも一度閉まったドアは何度も開いてなかなか出発してくれません。
「死ぬかもしれない・・・。」
真面目にそう思いましたとも。だって、お腹の痛さなんてもう遥かかなたで、呼吸困難になり始めていたのです。このまま倒れて救急車か・・・腸閉塞とか、大腸がんとか、色んなものが待っている・・・と考えている間にも吐き気が襲ってきて、何度もつばを飲み込みます。
こうして、やっと目的の駅に着いた時、走ってトイレに行きたいと思う心とはうらはらに、足はがくがくするし、目は霞んでいるしでまっすぐ歩くこともできません。
やっとの思いで駅のトイレに辿りつき、ふらふらと突入して・・・普通は、そこで無事解決するのでしょう。
しかし、奴らは天邪鬼なのです。やっと外へ出れる環境を作ってやったというのに、またまただんまりをきめこむのです。ただし、腹は痛いままで。
こうして、「わがままもいい加減にしなさい!」と脂汗を浮かべながら自分の腸に怒鳴ること5分・・・とある駅のホームを、ヘロヘロになって歩いている女が居ましたとさ。
足はがくがくするし、全身汗びっしょりの状態で寒いトイレにいたんで、すっかり風邪を引き、吐き気もまだ治らないまま、目はうつろです。
彼女は地獄から這いあがってきたところのようです。
・・・ほんとに、ここまで苦しんだのは生まれて初めてかもしれないくらいに苦しみましたとも。
・・・っていうか、こんな状態じゃあ、いつか絶対腸閉塞か大腸ガンだ・・・。一体どうすれば私の腸の中に巣食う輩は素直に旅立つようになるのか・・・(泣)
3月11日(日)
休日は映画を見よう!と思っているわけではないのですが、適当に予約録画していたビデオテープがたまっていたので、今日も映画をみていました。
大体ね・・・今日は寒かったんだ・・・だからこたつで丸くなって、テレビを見てるしかなかったんだ・・・。明日も寒いらしいし。
そんな寒い季節には相応しくない映画、その名も『激流』。名前の通り、ボートで激流を下って行く話です。
メリル・ストリープ演じるゲイルは、その昔激流下りのガイドをしていて腕には自信があります。
だから、息子の誕生日には休暇を取って、一緒にボートで川下りをして楽しむのです。
ところが夫のトムは仕事一筋の人間。息子の誕生日には一緒に川下りに行こうね、と約束していたはずなのに、出発日の前日になって仕事だからと冷たくキャンセル。
当然、息子には嫌われているし飼い犬にも無視される始末。どうにもうだつの上がらない感じのお父さんです。
ところが何を思ったか、このお父さん、いざボートに乗り込むぞ!って時に突然現われ、3人で川下りを開始します。
息子のために無理して来たんですね〜でも、内心仕事のことで頭が一杯。景色を楽しむ余裕は無いし、休憩中の瓦でも仕事を始める始末。無理してやってきたのに、却って息子と妻に嫌われそうな気配です。
しかも、このお父さんにライバルが現われました。
その名も・・・・・・忘れた・・・。
なんにせよ、そのライバルは男三人で川下りを楽しんでいます。しかし、途中で喧嘩して、三人のうちガイド役の人が帰ってしまったと言うのです。
仕方なく、昔ガイド役をしていたゲイルが一緒に川を下って行くことになります。
が、このライバル、妙にゲイルに馴れ馴れしく、しかも息子はお父さんより、一緒に遊んでくれるライバルのことが気に入った模様。
お父さん、ピンチ!って時に、ある事件が起こります。ライバルの乗ったボートがひっくり返り、泳げないライバルは溺れたのです。
すかさず川に飛び込んだお父さん、華麗な泳ぎでライバルを助けます。奥さんだって、「あなた、素敵。」と大喜び。
しかし、ライバルとお父さんはまうます「なんだか嫌な奴〜。」とお互いに思い始めたのです。しかも、このライバルは実は強盗をやって逃げてる身です。
こりゃやばい、と思ったお父さんとお母さんは、なんとかライバルから逃げようとしますが(この時点ですでにライバルじゃなくなってるけど・・・名前を忘れたから仕方ない。)、ライバルになついてしまっている息子がいるため、うまく行きません。
結局、銃でおどされて息子を人質に取られ、大人しくいうことを聞くしかないお父さんですが、黙って縛られてるわけじゃあありません。
ライバルが寝てる隙に銃を奪おうとして失敗し、追い詰められたお父さんは川の崖にへばりつきます。撃たれてがけから転がり落ちても、まだ生きています。
でもって、死んだふり?して先回りし、罠を仕掛けるのです。
一方奥さんと息子は、強盗に捕まったまま、案内役を続けています。途中でお父さんが合図をしたから、どっかで罠を仕掛けていて自分達を助けてくれる、っていうのは分かった模様ですが。
でもって、話は題名にもなっている激流へ・・・ものすごい急流の中を命からがらボートを漕ぎます。このシーンが手に汗握るすごさだったのですが・・・私は遊園地の急流滑りでいいや・・・って思うほど、自分がこんな川下りをするのはヤダ!ってシーン・・・。
それでも無事に激流を乗り切って、一同が一安心したところで、お父さんの罠が待っています。
めでたしめでたし・・・お父さん、仕事一筋のいや〜な奴から、家族を守るために崖をよじ登ったり高いところから飛びこんでみたり、疲れた体で罠を仕掛けてみたりと大活躍です。
おかげで妻と息子はお父さんへの愛情と信頼を取り戻し、飼い犬だっていうことをきくのです。
激流下りに名を借りた、お父さんの権威回復の物語・・・。このお父さん、かっこいい〜と思いつつ調べてみたら、デヴィッド・ストラザーンという人みたいです。
『ザ・ファーム』とか『LAコンフィデンシャル』とかにも出ているらしい。激流も霞むくらいにかっこ良かったお父さん、そこそこ有名な俳優さんらしいので(生意気な!)これからもどこかで見かけることがあるだろうと思うと楽しみです。
日記2001年2
月分へ
ホームへ戻る