今日もぶつぶつ



8月9日(木)
※お断り:ショックでちょっぴり壊れています。
今日の帰宅途中、いつものように電車に乗った。
いつものように座れなかったので、いつものように立っていた。
何故だか今日はゆったりしたワンピース(自称)を着ていた。
私の目の前で、座って雑誌を読んでいた女性が立ち上がった。私と同じくらいの年齢だろうか?
彼女は私に「どうぞ」と言った。ちょっぴり遠慮がちだった。
???・・・・・・!!!・・・・・・怒!
この間ほんの0.00000001秒くらいだろうか?
それでも私はがんばって、にこやかに(自称)言った。
「私、どこも悪くありませんよ?」
IS THAT ALL? YES, THAT'S ALL.

言い訳をしたいと思います。
これは前回、ディズニーランドで妊婦と間違えられた時ですが、友人は、「太ってる人なら、たとえ本当に妊婦でも、ただの太ってる人だと思われるって!太ってない方が、妊婦に間違えられやすいって!」
だからどうした?どうせ私は腹の中にいつまでも出て行こうとしない居候を抱え込んでるさ。腹の中に何かを抱え込んでるさ!
だからって、席を譲ろうってほど、確信に満ちていたのか?
や、やせよう・・・。とりあえずやせよう・・・。

8月8日(水)
コンタクトの一ヶ月検診がやって参りました。ま、別に今日来るように病院から言われたわけではないし、世の中には最初の1週間検診で問題が無ければ定期検診なんて行かない、って人もいるようですが、備えあれば憂いなし、ってことで、病院に行きました。
要は病院を口実にさっさと帰りたかっただけですけどね。
ところで、コンタクトを付け始めてから明らかに変化した点があります。
良く見えるようになった?そりゃそうだ。でなきゃ三万数千円も出して買う甲斐が無いですからね。
でも、一般に、「コンタクトを付けたら世界が変わるよ〜。何もかもはっきり見えて、『私は今まで一体何が見えていたんだろう?』って思うよ〜。」
なんて体験談を良く聞かされます。
私は以前、そんなことありえないと思っていました。というのも、私は特に乱視とかがないので、視力が低くても両目はバランスよく見えたし、生活にも特に支障は無かったのです。
それに、コンタクトをつけ始めてもしばらくは大して世界は変わっていないように見えたし・・・。
でも今思うと、世界はすっかり変わりましたね。私は今まで何を見ていたんだろう?
見えていないことを知らないから、見えていると勘違いしている。あたかも古代ギリシャのソクラテスが、「みんなは自分が無知であることにすら気づかないで、知ってるつもりになってるんだ!」
ってことを発見したのに似てるでしょうか。
・・・・・・ま、それはともかくとして、明らかに変化した点とは、めばちこができなくなったことです。
めばちこといって、どこの地域の人に分かってもらえるのか定かではありません。ある地域では「ものもらい」といい、ある地域では「めいぼ」と呼ぶ・・・。
でも私の生まれ育った地域ではめばちこと呼んでいたのでそう呼ばせていただきます。
めばちこといっても、眼帯で隠さなきゃいけないくらい大きく腫れるわけではありません。
私自身は「めばちこの卵」と呼んでいるのですが、上まぶたに、ものすごく小さなできものができるのです。それこそタラコの卵一個分くらいの大きさなのですが、目の中にできるとなかなか痛くて、瞬きをするたびにこすれて痛痒い思いをします。
目にゴミが入ったり、目をこすったりすればなるのですが、以前の私は、これが週に2、3回できていました。
でも、コンタクトにしてから一度もできていないのです。
目の中にレンズを入れていて恐いので、目をこすらなくなったのです。外してる時だって、こすって少しでも目の表面を傷つけたら、次にレンズをつけたときに痛いんじゃないかと思い、目をこすらなくなったのです。
どうしても痒くて目をこすりたくなった場合は、目薬を差しています。
目をこすらなくなったことで、レンズをつける前より眼は健康的になっているのかもしれないと思う今日この頃。
でも、外した時の世界は順調に暗〜くあやふやになっていってます。

8月7日(火)
今日の夕刊に恐ろしい記事が・・・
JR西日本の新快速が最近異様なまでに遅れがちだという記事なのですが、職員はその理由を、「自殺等、予期せぬ出来事が増えたから。」と語っているそうです。
JR西日本のとある区間では、月に平均して8件自殺者が出るらしい・・・。
電車に乗ってると、たまに「事故のため列車が遅れます。」なんて放送があって、なんで遅れたんだろう?と新聞記事をあさったりするわけですが、月に8件、つまりは週に2件自殺があれば、そりゃあいちいち記事にはならんよな・・・。
こんなものが日常化しつつある現実に、ちょっと空恐ろしいものを感じたりもします。
自殺だけじゃなく、喧嘩やら酔っ払いが暴れたやらも増えてるんでしょうけどね。
そういえば今日の帰りの電車で、私の後ろに並んでいたおじいさんが、堂々と順番抜かしをしていました。
おじいさんだろうがなんだろうが順番抜かしが大嫌いな私は必死で阻もうとしたのですが、おじいさんは自分の持っている荷物を私に押し付ける形で行く手を阻み、先に電車に乗ります。
腹立たしく思いつつ手近な席にさっさと座った私はおじいさんの進路を見ていました。おじいさんは持っている荷物で人を押しのけつつ、奥の方の座席を確保しました。その後ろから、おじいさんの奥さんらしきおばあさんもついてきていて、二人は向かい合わせの席を確保します。
・・・なんだかなぁ・・・。
「年寄りに席を譲らない若者が増えた!」なんて記事は見かけるし、実際に足を投げ出して座ってる人や詰めない人なんかもいますけど、人を荷物を使って押しのけてまで席を確保するおじいさんたちには、悲しさを感じます。
たしかに、こんな満員電車で、立ったままでいることは老夫婦には大変な負担だったのかもしれません。でも、席を譲ってもらえる見込みだって皆無に等しいです。
そんな状態が夫婦を図々しくしてしまったのか、もとから図々しい人たちだったのかは分かりませんが、どうしても座りたいのであればたとえば電車を一本遅らせて先頭に並ぶなり、空いてる各駅停車に乗るなりして、正当な方法で座れなかったのかと思います。
人を押しのけて、順番を抜かして、それでも座るんだ!という意気込みはどこから来るんでしょうね・・・。
「人に押しのけられても私はちゃんと座れたぞ!」そんなことをあの老夫婦に言いたくなりました。

8月4日(土)
昨日、今年初めてのビアガーデンに行きました。
小学校時代の友人、タイ子さんと埠頭さんと、三人で三宮で待ち合わせです。
ところが私の職場は大阪・・・の果て。待ち合わせ時間をちょっと遅め人の午後7時半にしてもらったところ、ビアガーデンの会場に着いた頃にはすでに食べ物がほとんどありませんでした。
がっくりした私たちの前に颯爽と現れたのは今流行りのビアサーバーです。
ビール等は飲み物用のテント?にいる店員さんについでもらうのですが、隅っこにぽつんと置いてあるビアサーバーを試してみたくなり、レバーをぐいっと押してみます。
が、出てきたのは泡でした。
なんだよこれ〜!と思いつつ、普通に店員さんについでもらおうと歩いていると、一部始終を見ていたらしいサラリーマン軍団に声をかけられました。
「姉ちゃん!あかんで〜レバーは手前に引かな。そら泡しか出ーへんわ。」
私はすごすごと引き返し、再びビアサーバーに挑戦しました。
酔っ払い軍団に言われたとおり手前に引いてみましたが、やっぱり出るのは泡ばかり。
「相性悪い。」
笑い転げる酔っ払い軍団をあとに、私は店員さんに普通にビールをついでもらいました。
しかし、席に戻った私が見たものは、嬉しそうにビアサーバーからビールをついでるタイ子さんと埠頭さんの姿でした。
二人とも、ちゃんと注げていました。ああ、やっぱり私だけがビアサーバーとは相性が悪い・・・。
ビールメーカーが、「シールを集めてビアサーバープレゼント!」なんてキャンペーンをやっていますが、(もう終わったか?)応募をあきらめた瞬間でした。

7月31日(火)
とうとうエアコンがやってきました。涼しいのはもちろんのこと、窓を閉め切っていられるので虫も入ってきません。いいなあ。
今日は工事に立ち会わなければいけないので有給を取りました。
でも、ゆっくり寝てられません。業者さんが来る11時過ぎまでの間に、赤の他人に見せてもあまり恥ずかしくない程度には片付けなければいけません。
というわけで、昨夜のうちにまとめておいたゴミを、早朝から2往復して捨てに行きます。
ここで一安心。8時過ぎまで寝ようと思い、目覚ましをかけて再び夢の中へ・・・行くはずが、
「ぴんぽ〜ん」
!?まだ8時前だぞ!掃除なんかしてねーぞ!それどころか私は、人前に出れない姿だ!
でも、いつものようにシカトするわけにもいかないので、慌てて着替えて応対します。
業者さんではなく、宅急便のおばさんでした。こんな朝っぱらから働いてるおばさんに相応しく、えっらいさわやかに荷物を渡し、去って行きました。
寝なおすこともできないや・・・。
どうしようもないので起きて掃除を開始します。やればやるほどきれいになる可能性が遠のいて行く・・・。
私は普段掃除をしませんが、する時には結構徹底的にします。押入れやら棚やらを片付けるところから始めるので、なかなか本体(カーペットの上とか)まで行きつきません。
ダンボールを潰したり、服を畳んだりしている内に時間は刻々と近づき、汗はポタポタとカーペットの上に落ちて行きます。
「ああもうだめだ、見切り発車しよう・・・」
床の端々にはよく分からない物が色々散らばっていますが、掃除機をかけることにします。
こうしてぎりぎりで掃除機をかけ終わったとき、業者さんは来ました。本当にぴったり11時過ぎです。
入ってきたのはかっこいいお兄さんとおじさんです。親子なのか同僚なのかよく分かりません。
二人は有無を言わさず作業を開始しました。挨拶も説明もそこそこに、道具を持ち込んで、作業を始めます。
が、その時に部屋の中に広げたゴザ・・・リボンをつけたウサギが三輪車に乗った絵で、横に「かわいい」って書いてあります。
ものものしい男二人のゴザにはおよそ似つかわしくない。
しかも、そのゴザをさらに広げると、帽子を被った象やら手を振ってる猫やらが出てきて、「かわいいが大好き!」とのコメントが・・・。
このゴザは、どういういきさつでこの二人の手に渡ったんだろうか?
しかし、そんな私の存在など目に入っていないかのように、二人は黙々と作業を進めます。どんどん作業が進んでエアコンが設置されたあと、やっと私に声をかけました。
「この部屋、パソコンとかあるんで、エアコンつけたらヒューズ飛ぶかもしれませんよ。」
で、掃除をしてない台所のヒューズのところに・・・あああ、そこには掃除機をかけてなければ拭いてもいない埃だらけの床と、油まみれのコンロと、これまた、ごみがこびりついてる換気扇が・・・。
しかし、業者さんはプロです。何も言わず、電源を確認してエアコン用のヒューズを増設していいか尋ねます。
「いいですよ。」
エアコンを買ったときにお店の人から増設しなきゃいけないかも、って話は聞いていたので、私は簡単に答えました。しかし、業者さんはさらに驚くべきことを言います。
「エアコンまでどうやってつなぎましょう?天井から通しましょうか?天井はがしてもいいですか?」
なんで天井から通さなきゃいけないんだ?普通に壁伝いにやってくれ!大家さんにそこまでの許可はもらっていません。
私は「やめてくれ〜」と説得を試みました。その結果、業者さんはあっさり壁沿いに線を引いてくれましたが・・・だったらなんで最初から壁沿いにやらないんだ・・・どう考えても天井をはがすより楽だぞ。
ま、なんにせよ我が家にはエアコンが入り、冒頭の感想となるわけです。
これで今年の夏は乗り切れるぞ!と前向きな気分になりつつ、掃除のせいで埃が飛び散ったのか、鼻はずるずる、のどはヒューヒューしてて、ちょっと辛いですが。

7月25日(水)
昨日、今日とかなり暑い日々が続いています。自宅にエアコンの無い身は、熱にやられてどんどん弱る一方です。
特に昨日はすごかった。
ここは北極か?と思うほど極寒の会社を出た途端、ここは風呂か?って思うような生暖かい空気。サウナじゃないですよ、風呂!
なんというのでしょう、湿気をたっぷり含んだ40度近い空気。
小さいころ、ドラえもんの映画の中でお風呂に入りたいけど入れないしずかちゃんのためにドラえもんが「風呂に入った気分を味わえる道具」とやらを出していたことがあったのですが、本当に風呂に入っている気分でした。
大きく違うのは爽快感が無いってことくらいでしょうか?
なんにせよ、風呂に浸かりながらバス停まで行きました。
バス停では、ほんの3分程度の間に蚊に狙い撃ちされ、2匹潰したものの5ヶ所以上噛まれており、バスの中で痒さとの厳しい戦いを強いられました。
そんな私を嘲笑うかのように、バスから降りると再び風呂が・・・今度はでっかい道路やら電車の線路やら人ごみやらがたっぷり湯の温度を暖めてくれています。
どうなってるんだ、この世界・・・。
熱でふらふらになりつつ、やっと我が家へ。
私の家は山のふもとで風も結構あるので、窓を全開にして扇風機と換気扇を回していれば、夜なら冷房かと思うほど涼しい・・・はずでした。
しかし、山のふもとにも温泉は沸いていた模様です。
とにかく暑い・・・座っているだけで汗がだらだら流れ、あっという間に冷蔵庫の中のお茶も氷もなくなってしまい、5分おきに水浴びをするはめに。
当然起きている気力も無いので寝ようとしましたが、寝てるだけでも暑くて仕方ないのです。
で、熱帯夜の眠れない日々・・・めっちゃしんどいです。
そろそろエアコンを買うべきなのか・・・新聞広告を見つつ、熱で溶けかけている脳みそに自問自答している最中です。
しかし、私のお隣やら上の階に住んでいる人やら、一切エアコンつけてないんだよな。
奴らは平気なのか?それとも、奴らも私と同じことを考えているのか?
大家さんにエアコン工事で壁に穴を空けてもいい?と聞きたいのですが、「ダメ!」と言われたらさぞかしショックだろうと思うと怖くて聞けない毎日です。
(どうせ仕事から帰ってきたころには大家さんは寝てて聞けないけどな・・・。)

7月23日(月)
連休もあけて、今日からまたお仕事です。
この連休はディズニーランドに行って来ました。
海の日ってことで、かなり込むかと思われました。この予想を裏付けるかのように、8時開園のはずなのに入場門の前に並ぶこと約1時間、入れたのはやっと9時になってからでした。
これは先が思いやられる・・・と思ったのも束の間、まずはスプラッシュマウンテンへ行って見ると・・・あれ?20分で乗れた?
もう一回乗ろうと思ってファーストパスを取ってからビッグサンダーマウンテンへ行って見ると、あれ?また20分くらいで乗れた?
そんな調子でどこへ行っても20分程度で乗れ、風もあったので割と涼しく、楽しく過ごせました。
唯一、食べ物を買う時には30分以上待ちましたが。
そんな快進撃を続けている私に、突然大きな不幸が覆い被さりました。
それは2度目のスプラッシュマウンテンに乗る時、「ちょ、ちょっとお待ちください!」
若い男性係員が慌てた様子で私を止めます。
「なんだ?私が一体どんなことをしたんだ?えらい剣幕だぞ?」
戸惑う私をよそに、男性係員は近くの女性係員を呼び寄せ、二人はちらちらこちらを見ながら、眉を寄せて何かを話し合っています。
やがて、女性係員が私に恐る恐る声をかけました。
「・・・妊娠、してらっしゃいますか?」
「・・・・・・してませんっ!(怒)」
初めてだよ・・・妊娠してるかなんて聞かれたの・・・っていうか、決して痩せてはいないけど、妊婦に間違えられるほど太ってもいないぞ、おい!
いや、そのあとのことは正直言って覚えていません。
多分、ショックのあまり足元も覚束ないままスプラッシュマウンテンに乗ったのでしょう。
私の連れは、「服装のせいだよ!靴だってスニーカーだし。」
とフォローしてくれましたが、でも、妊婦に間違えられた事実は事実。
ちょっと言い訳でもさせてもらいましょう。
きっと暑いだろうな〜と思って、緩めのワンピースを着てました。並ぶから足だって疲れるだろうと思い、運動靴でいきました。
ワンピースに運動靴。
で、連れはさらにこうフォローするのです。
「太ってたらさ、『単なる太ってる人だ』って思われるだけで妊婦だと思われないよ。太ってないから言われたんだよ。」って。
ふふふ・・・っていうかさ、本当に生まれて初めてだよ、そんなの。多分、後にも先にも これっきりだよ。
ま、こんな悲しい出来事はありましたが、ディズニーランド自体は非常に楽しく過ごせました。
この体験を通して私が決意を新たにしたこと・・・もうお分かりだと思いますが・・・痩せよう。
マタニティに見える服装がなんだ!ワンピースに運動靴というミスマッチがなんだ!
そんなハンデを背負っていても妊婦に見えないくらいに痩せるんだ!
あ〜あ・・・。




日記2001年7月分(前半)
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