今日もぶつぶつ



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6月6日(木)
妙なバスクリンの色にも慣れ、やっぱり自分が入浴剤を入れすぎていただけか・・・と反省する今日この頃です。
それにしても、サッカーブームですね。とはいえ、私はサッカーのルールも11人でやるってこと以外知らないし、有名な選手の名前もおぼろげで、どうにも乗り切れていない一人です。
ワールドカップって、オリンピックと同じ理由で、嫌な思考がつきまとうんですね。
だって、国ごとに戦うスポーツって、個人が無視されるじゃないですか。選手の一人一人が個人としての力量を発揮する場なのに、国がどこまで勝てるかを競っていて、選手だって、「国」を背負うことは否めない。
普通の人たちが、負けた自国の選手に「不甲斐無い」って言ってみたり、逆に勝ったからって「うちの国はすごいんだ!」って意味のことを言っているのを見ると、ちょっと悲しくなります。この人たちは、何にも自信を持てるものが無いから、国籍にこだわるんだろうなぁって。
もちろん、スポーツが好きで見ている人なら、どこの国が勝とうが負けようが、面白い試合をしてくれればいいわけだし、その反対ににわかファンだって、勝った・負けたでいつまでも根に持たで純粋に楽しむなら良いんですけどね・・・。
でもって、試合の勝ち負けや選手に対する知識が皆無に等しい私が、ひそかに勝って欲しいのはフランスです。選手のほとんどを移民で構成するフランス・・・負ければ「やっぱり移民はダメだ!」って世論が起きる気がします。
だから、勝って欲しいのです。先ほどの、個人重視には矛盾しますが、やっぱり、移民から成る選手が勝てば、それだけ移民迫害の声が小さくなるし、逆に、負ければ排斥運動を緩やかにする理由がなくなるんじゃないか、と思うと優勝してもらってもいいくらいです。
どちらにせよ、すごいのは勝った本人達であって、眺めている私達ではないんですけどね。
・・・と水を差すようなことばっかり言っていても仕方がないのですが、とにかくオリンピックやワールドカップ、その他の世界大会での個人の努力の結果が、当たり前のように勝者の国籍を持つ人間達の手柄になったり、負けたからって「国辱」扱いされることがないようにと望んでいます。
でも、フランスにはいい線までいってほしいなぁ。

6月2日(日)
さて、自然消滅ならぬ自然閉鎖かと思われていたこの日記も、しぶとく更新です。・・・もう誰も見てないでしょうね・・・自己満足ですね・・・いいさ、それが一番気楽だし。
俗に言う5月病なのでしょうか。どうにも精神的にしんどい日々が続いていました。
なんだかな〜急に忙しくなったんだな〜。しかも、妙に内容の濃い仕事ばっかり増えやがって・・・。
やりがいが無いわけではないのですが、うちの会社は男尊女卑の見本のような会社なので、女の子(←「子」部分には目をつぶってあげましょう)が濃い仕事をしても、冷ややか〜な目で見られるのです。
幸い、私の部署の上上司(誤字じゃないです。上司との使い分け)はそういう人ではないので、私にも仕事を振り分けてくれますが、それを他部門に報告に行ったり、情報提供やら協力やらを頼んだ時の冷たいこと・・・。
「君に説明しても分からないでしょ?担当の人は誰?」との問いやら、「何でしゃばってんだ、この女」ってな不審の目つきやら・・・ついでに必要な連絡やらなにやらも、私宛ではなく、上司に届いたりします。でもって問い合わせの電話も上司。上司は当然、「その件の担当の者に代わります。」と私に電話を回すのですが、次もやっぱり上司に電話・・・。
それは、私が頼りないからか?なんか欠けてるか?と自信はなくなり、上上司や上司が「よくやってるよ。」と言ってくれても、「同情なんかしないでくれ・・・。」と人間不信に陥ります。
そんでもって、私の隣に座っている女の人は、終業後にさっさと帰るし、大した仕事してねーぞ・・・なのになんで私の3割増の給料なんだ?などとひねくれてみたり・・・。
愚痴ってたって碌なことは無いぞ、と思いつつ、人間なんて弱いんです。愚痴でも言わなきゃもっとストレス溜まります。しかも、心の中で悶々としてるより、こうして文章にした方がすっきり度が違うときたもんだ。
・・・・・・明日から、また仕事か・・・がんばろ。
ってことで、ゆったりした気分になるために入浴剤を買ってきました。癒し系の代表選手、ラベンダーの香りだそうです。
「入浴剤なんて久しぶりだな〜♪」と、入浴剤の入った箱の蓋を開けた私の目に飛び込んできたのは・・・・・・なんか毒々しくないか?この紫色の粉・・・。
とは思ったものの、そこは久しぶりの入浴剤、大して気にもせず、サラサラーっと入浴剤を湯船に入れてみます。
と、そこにはラベンダーの色には違いないが、あの、北海道のラベンダー畑に広がる、うっとりするような紫色とは似ても似つかない、毒々しいにもほどがある!ってな紫色が広がっていました。
想像してみてください、紫色のお湯・・・。
でも、毒々しいからって、お湯を捨てるわけにもいかなければ、買ったばかりの入浴剤を捨てるわけにもいきません。
仕方がないので、湯船に使ってみました。い、色はこんなだけど、きっとラベンダーのいい香りが漂ってきて、入浴剤の効果だって他の、「森の木の香り」とか、「フローラルの香り」とかと変わらないはず・・・。とは思うんだけどなぁ・・・濃すぎるんだよ、この紫!
私が分量を間違えたのでしょうか?本来ならもっと淡い、優しい薄紫色が広がるはずだったのでしょうか?
その謎は、私が次回、あの入浴剤を使う気になった時に判明します。

5月22日(水)
最近ずっと、コンタクトをしていると異様に目が乾いて痛かったので、昨日眼科へ行ってきました。
一応定期検診も兼ねていたので、普通に視力検査やらなにやらをします。で、目の調子も悪いし、コンタクトもそこそこ汚れているし、無料で交換してもらえるまであと約一ヶ月。というわけで、検査を担当した人は、「とりあえず新しくてきれいなコンタクトと交換しておきましょう。」とのコメント。
で、最後に眼科医に直接目を見てもらいます。しかし、その眼科医、私の目をひと目見ていいました。「あらら、アレルギーを起こしてるよ。」って。
花粉症か鼻炎じゃないの?って聞かれて、とりあえず鼻炎・・・喘息も一応アレルギーか・・・などと答えつつ、花とか喉とか、普通に比べりゃ弱いしな・・・との連想とともに、ちょっとほっとしたのは、眼科医がさっと病気を言い当てたことです。
去年の秋にもやっぱり炎症を起こして、最終的にはめばちこ(関東では「ものもらい」と言わないと通じないらしい)にまでなってしまい、苦しい日々を過ごした私としては、早期解決が必須です。
コンタクトレンズ会社と提携しているので、診察も適当で目の病気が悪化してから気付く!なんて新聞記事を何日か前に見ていただけに、眼科医のコメント、ちょっとだけポイントをあげよう。
結局、アレルギー用の薬をもらって、朝と昼に点眼というので、昨日の夜と今日の朝につけてみました。目薬を始めてから三日ほどで、レンズを着けている時の痛みが消える、と言われていましたが、1日目の今日・・・めっちゃ楽だった・・・。
いつもは2、3時間で我慢できずに外してたんですけど、今日は痛くも何とも無く、仕事が終るまで着けてたもんな。
つくづく病院へ行く大切さを感じます。とはいえ、薬の効き具合を見なきゃいけないので、無事に解決しじゃないのですが。
しれに、買って1年は無料で交換していてくれたのですが、その保障期間がもうすぐ切れます。・・・実費で交換?・・・それだけで財布に羽が生えて飛んでいきそうですね。

5月18日(土)
ううむ・・・なんで貴様は更新しないんだ?って感じですが、その問いを発するのも自分だけなので、それはそれでいいかと・・・苦しい言い訳をしてる日々です。
それはそうと、久しぶりに政治系の感想でも書いてみましょう。・・・もう、そういうジャンルは1年ぶりくらいですね。
ちょっとした会議で、「何も発言しないと能無しだと思われるかもしれないから、ちょっとは気の利いた発言をしてみたい。」って思うことありません?相手のいいなりで飲み込むのは嫌だから、ちょとは一矢報いて、相手にも一目置いて欲しいけど、準備不足だし、会議中もいい加減に対応してたから、無理して発言したものの、逆に回りから、「たいした根拠も無いのに何言ってるんだ?このバーカ!」って思われたり。
そういう時は、たとえ納得できなくても、自分の準備不足やら対応のまずさやら能力差やらを認めて素直に引き下がる方が潔くてかっこいい、って思うのは、いわゆる自虐主義なんでしょうか?っていうか、見苦しいいいわけ並べて欲しくないだけなんですが。
中国の警察官が、領事館にまで踏み込んで亡命者を逮捕した・・それはまあ、確かに主権の侵害って事で言えば、中国が悪いです。でも、その場で文句を言わず、ビデオを流されてから主権侵害だって訴えたってしょうがないのです。
しかも、経緯の報告書も穴だらけ・・・あっちこっちで、「これは報告していませんでした。」ってことが発覚して、しどろもどろもこれにきわまれり、ってとこです。
真実が何だかは分かりませんが、やっぱり、中国に負けてるとは思うのです。外務省の質とか、その後の対応能力とか、その他諸々・・・。ま、自爆的に負けたとも言えますが。
大体、素直に中国から5人を引き渡されたら、それはそれで困るとも思うのですが・・・。ある意味、中国が捕まえてくれたおかげで、5人をどうするか考えなくて済むのですから。中国との折衝すら満足にできないんだから、5人をどうにかしろって言われると、明らかに困ると思うのですが。
ここは引いて、素直に中国にありがとう、って言って懐の広さを見せつつ、外務省にも活を入れてもうちょっと質の高さを求めて、引いたことで中国にも何らかの恩を売って・・・って、マイナスをうまく立ち回ってプラスにできないものなのでしょうか。シナリオとかテキスト通りに解決しようって事だけが正しいこととも言えないのですが・・・。
・・・って感じで、恐いからやめます。これも典的な日本人?

5月6日(月)
更新しないままに月日は流れ、とうとう5月になってしまいました。
・・・早いものです。
相も変わらずぐうたらしていたゴールデンウィークですが、多少は外にも出掛けてみました。その内の1つが保津川下りです。
関西に住んでいるものの特権ともいえましょうか、小学校、中学校、高校と、ずっと遠足で京都を訪れています。当然清水寺やら金閣寺やら、有名どころは2、3回行ってます。が、何も分からない子供の頃にバスの日帰りで行った京都はおぼろげな記憶しかなく、ありがたみも分からず・・・大人になって最訪問する次第となったのです。
とはいえ、お寺ばっかり見ても面白くないし、丁度気候もいいことだし、ってことで、川を下ってみることにしたのです。
とはいえ、泳げない私には、ラフティングなんて根性のいることはできません。だから、普通に船頭さんが漕いでくれる川下り用の船で出発。
・・・・・・する前に、まずはトロッコ列車に乗ります。テレビの地方版ニュースなんかでよく流れているのですが、このトロッコ列車はみるからに楽しそうです。でも、そこはゴールデンウィーク。ものすごい人手のため、立って乗ることになってしまいました。
最初はがっかりしていた私ですが、乗ってみると、立っているのはなかなかおいしいものです。もともと観光用の列車のため、人が押しかけてるからってぎゅうぎゅうずめにするようなケチな真似はしません。
そこそこゆったりした列車の通路に立っていると、窓からは右の景色も左の景色も一望できます。座っていると、自分が座っている側の窓の景色しか見えないし、視線が低いから、下を流れる川とかも見渡せるわけじゃないんですね。
ところが立っていると、まずは左側に広がる渓谷!・・・その間右側は土手・・・で、半ばで景色が交代します。右側に渓谷が広がり、左側はやっぱり土手で面白くない。
両側の景色を堪能しつつ川の眺めていると、保津川下りのご一行が何度も眼下を通り過ぎていきます。
楽しく手を振りつつ、運転手さんの愉快なアナウンスに笑いつつ、約25分の渓谷の旅は終了です。トロッコ列車の人々はプロだ・・・心得ている・・・と満足しつつ。
でもって、次はちょっとぎゅうぎゅうで暑苦しいバスに乗って、船乗り場まで移動です。船乗り場には、美空ひばりやら藤田まことやら菅野美穂やらのサインが並べられていて、きっと旅番組や何やらで色んなテレビ番組が取材にきてるんだなぁ、と思わせます。
さて、いよいよ乗船。が、名前を呼ばれて船に乗ろうとしていると、同じ船の乗る家族連れ・・・の男の子が、おばあちゃんの隣に座るか、お母さんの隣に座るかでもめています。しかも、椅子は一列4人がけなのですが、子供がいる場合は5人で座れ、と船頭さんに怒られ、ちょっと恐いな〜と思っていると、特に何の合図も無く、船が動き出しました。
さて、船には、一番前で長いさおを持って川底をさしてる(これで船の方角を決めるらしい)若い船員と、でっかいオールを漕いでる、子供を怒っていたおっちゃん(これが多分船長だ)がいます。二人ともものすごく大変そうなのですが、ふと後ろを見ると、もう一人の中年のおっちゃんが、棒みたいなものを持って座っています。これも方角を決めるものらしいのですが、なにしろずっと働いてる前の二人に比べ、後ろのおっちゃんは明らかに楽そう・・・。
と思っていると、恐そうな船長は結構気さくに、周りの草やら花やらの解説をしてくれました。怒られた男の子も、気を取り直して質問なんかをしています。
漕ぎながら話す船長を尻目に、若い船員は一生懸命棹差し(これはものすごく大変そうなのですが、動きを解説するのが非常に難しい・・・)を続けています。
天気はいいし、風は心地いいし、水音は心が安らぐし、でなんともゆったりした気分で船は進みます。たまに流れの激しいところはありますが、特に危なくも無く、船は進んでいきました。
でも、川下りは約2時間です。その間ずっと、棹差しやオール漕ぎを続けているのだろうか・・・とちょっと心配していると、オールと棹差しは交代です。船長自ら、一番重労働の棹差しを始めます。
が、後ろのおっちゃんは相変わらず座って、多分方向管理・・・もしや後ろのおっちゃんが一番偉いのか?と思っていると、棹差しやっていた船長、「ちょっと交代」と言いつつ船のヘリを歩いて後ろへ行ってしまいます。
というわけで、船長は疲れた(?)ので後ろで方向管理、今まで後ろにいたおっちゃんが、棹差しを始めます。
ま、船のヘリを歩く船長のバランスの良さにあちこちで小さく歓声があがったほかは何もなく、船はゆったり下っていきます。
と、棹差しのおっちゃん、疲れてきたのか、オールを漕いでた若い船員に、代わるよう言います。若い船員はやはり一番下っ端なのか、一番の重労働へと逆戻りです。
が、どうやら差さなきゃいけないところを差さなかったらしく、後ろの船長やらオールを漕ぐおっちゃんから、「違うやろ!右差さんかい!」と怒られます。きゃ〜やっぱり恐い〜。でも、約30人の乗客が乗ってるんだし、厳しいのは仕方ないのか、と思っていると、次にバキッ!!って音が・・・。
乗船客はみんな、「あ・・・。」と小さくどよめきます。若い船員は、ちょっと泣きそうな顔で、折れた棹をオール漕ぎのおっちゃんに見せています・・・。折れたぞ・・・方角どうやって調整するんだ・・・と一瞬思ったものの、こんな時のために、船には予備の棹が2本も置いてありました。
といったアクシデントもありつつ、そろそろ終点の嵐山に着く頃・・・・・・ああ、前にいる屋形船みたいなのからものすごくおいしそうなにおいが・・・これはイカ焼きかい?いいな〜と思っていると、何を血迷ったのか、その屋形船が私達の乗った船に突進してきます。
なんだよ!なんだよ!と思っていると、若い船員、おもむろに船底からロープを引き出し、突進してきた屋形船にくくりつけます。
暴走船逮捕・・・じゃなくて、屋形船の正体は屋台船。イカ焼きを始めとして、みたらしだんごやらビールやらジュースやらを売ってます。
食べたいな・・・でも、もうすぐ着くし・・・せめてあと10分早ければ・・・と思っていると、例の男の子はさっさとイカ焼きを買って貰ってます。
私の前に座っていた夫婦は、だんながビール、奥さんはみたらし団子3個・・・3個も食うなよ・・・せめてビールが欲しいかな・・・でもまだ昼だし・・・などとぐずぐずしているうちに、若い船頭さんは、オール漕ぎの中年のおっちゃんにポカリスウェットを奢ってもらっています。怒るときには怒り、奢るときには奢る、美しい上下関係だわ・・・などと思っている間に、屋台船は商売を終えて去ってゆきました。
というわけで、1時間半超の船の旅、ついに終了です。嵐山の人の多さに驚きつつ、あー気持ちよかった、と伸びをして船旅は終りました。
ちなみに、川下りの料金は3900円。保険がついてるから高いみたいです。
でも、値段に見合うだけの楽しい思いはした気がしました。癒されたい方にはお勧めです。
ついでに、屋形船で何かを買う場合は急いで食べましょう。やっぱりほとんどの人が間に合ってませんでした^^;

4月25日(木)
さて、おととい死にかけたらしいにも関わらず、私は通勤途中のバスで熟睡していました。実際には、謎の死にかけ事件から15時間くらいしか経っていません。
で、熟睡していた私は、あまりの熟睡ぶりに終点までたどり着いていました。なんだか静かだな〜とたどり着いた先にあったのは、見たこともない風景です。
仕方ないので何食わぬ顔をして降りては見たものの、これは通勤途中です。このままUターンするバスがなかったら遅刻だよ!と思いつつ、必死で帰りのバス停を探しましたとも。
幸い、バス停は見つかり、そそくさとバスに乗り、さっさとバスも出発してはくれましたが、その終点から私が本来降りるべきバス停は意外に近く、「降りますよ〜。」ってボタンを押したとき、私のとなりに座っていた人は明らかに驚いた表情で私を見つめていました。
・・・・・・・どうせ寝すぎて乗り過ごしたよ・・・。
ささくれ立った気分で一日を始めてしまった私です。・・・・・・バスに乗ってる人、少ないんだからさ同じ駅で降りる人の顔も覚えてるでしょ?
誰か起こせよ!畜生め!と、以前見知らぬおじさんにおこしてもらったことのある私は、味を占めて人のせいにしたがるのでした。

4月23日(火)
仕事が終って、帰りのバス。すやすやと気持ちよく眠っていると、いきなりブブブブブブブーーーーー!!!!!とあまりにも激しいクラクションの音。
私は前から2番目に座ってぐっすり眠っていました。だから,あまりの物音に目覚めてしまった時、運転手さんの行動がはっきりと見えました。
寝ぼけ眼の私の目に映った運転手・・・最初にハンドルをぐい〜〜〜〜んと左に切りました。当然バスだって激しく曲がります。ぎょえ〜と思い、座席にしがみついていると、運転手は、今度は右にハンドルを切ります。
「切る」って表現、適切じゃないです。めっちゃ回してるんです、ハンドルを。
でもって、必死で座席にしがみついていた私は思いました。「ここはまっすぐな道だぞ〜!なんで教習所でやったクランクみたいに必死にハンドルを回しやがるんだ!」と。
その後1分ほどで信号待ちで止まりましたが、座っているだけの私の心臓はバクバクいってました。でもって、運転手さん、めっちゃ低い、というか、不機嫌な声で、
「お客さん達、大丈夫ですか。」って。
淡々と聞かないでくれ。っていうか、ちょっと逆切れ気味だし。
それより何より、お客さんに無事を聞かなきゃいけない事態だったってことだよな・・・。
バスって、確かに高速道路やらトンネルやらでは事故の話を聞きますが、一般道、しかも真っ直ぐな普通の道でどんな危機に陥ったと言うのでしょう?寝ていた私には知る由もありませんが、バスを降りる際、私の前の席の人が運転手さんに言ってました。
「いや〜〜〜ほんまに今回ばかりはもうあかんってあきらめてましたわ。」って。
・・・・・・そんなに恐ろしい事態だったのか・・・・・・。
あいも変わらず逆切れっぽく、「すいませんでした。」と低い声で話す運転手の声を聞きつつ、恐さ半分、寝てる間に往生できたかもしれない残念感(?)半分で、深いため息をつきつつバスを降りたのでした。
・・・・・・ここの更新、1ヶ月くらい滞ってたら、死んだと思ってください。

4月21日(日)
映画『秘密と嘘』を見ました。実はこれ、以前にも見たのですが、あまりに良かったのでもう一度見たくてテープを取っておいたのです。で、今日やっと2度目に見ることができました。でも、もう一度見てもいいかな〜と思うくらいにいい映画です。
何がいいんでしょうね・・・別にものすごく感動したとか、劇的だ、といったものではないのですが、自分自身の心理的変化が面白いのかもしれません。
最初にこの映画を見たとき、ラスト近くまでずっと、「いい人ばかりが損をする。」と腹立たしい気分で見ていました。
いい人その1は奥さんに邪険にされてる写真屋モーリス。姉のシンシアは貧しいシングルマザーで、最近娘のロクサンヌに冷たくされて、モーリスに泣きついています。いい人その2は、モーリスの姉シンシアが産んですぐに養女に出したホーテンス。せっかく探し出した実の母は、ロクサンヌに邪険にされている心の隙間を埋めるため、ホーテンスに頼っている気がするし。
というわけで腹立たしさいっぱいで見ていたのですが、最後の方で、モーリスの奥さんがなんだかカリカリしていた理由が判明。ホーテンスも、みんなに実の娘だと発表してもらい、どうにか丸く収まります。
で、2回目に見たとき、今度は全部事情が分かって見ているので、「ああ、このシーンでの奥さんの表情はこういうことか。」などと新しい発見がありました。2回目なのに新鮮な気持ちで見ることができます。
で、ネットでこの映画のことを調べてみたら随分有名な映画だったみたいです。が、みなさんの着眼点がシンシアの成長や、ホーテンスとの心の交流にあったというのに、私の着眼点は、幸せを求めて、写真を撮る時「できればでいいから笑ってください。」というモーリスや、不妊治療で身も心もぼろぼろになってモーリスにも八つ当たりしてしまうけど、時には遠くから切なそ〜にモーリスを眺めている奥さんの方にありました。
なんだかこの辺の心理描写みたいなものが淡々としつついい感じで何だか安心します。
スーパーで家族連れが買物をしている風景を眺めている感じに似ているかもしれません。この映画を録画したビデオはしばらく消せそうにありません。

4月19日(金)
会社の帰り道、ものすご〜く太っている小学生の女の子が、かわいそうなぐらいガリガリのビーグル犬を散歩させていました。散歩用の綱をめちゃくちゃ引っ張っていて、犬が引きずられている感じを否めませんでした。
ああ、あの犬は餌まで小学生に食われているのでは?と余計なお世話の心配・・・。
さらに、電車の中で女子校生が大量に乗り込んできました。
奴らはものすごく騒いではいましたが、 途中の駅でおばあさんが通り越していったとき、
「今のおばあさん、絶対座りたかったんだよ!でも、私達が恐くて座れなかったんだ。」
と言った時、ちょこっと救われた気もしました。分かってるけど行動には移せなくて、それでも悪かったな〜って思ってるんだな、って。微妙ですが。
電車に乗るため並ぼうとしていると、おじいさんが変な並び方をしていました。
2列に並ばなきゃいけないんですよね・・・なのにおじいさん、一人目が右に並んでいる、その後ろに立っていました。
これは、次に並ぶ人にとっては迷惑な話です。だって、左の1列目に並んだら、なんだか順番抜かし見たいだし、だからっておじいさんの後ろに並んだら、右の三番目です。左側には誰が並べば良いんでしょう?
で、おじいさんに、「2列に並ぶんだから、一列目の左側に並んでください。」と言いましたが、おじいさんは「僕はいいので前に並んでください。」と言います。
前に並びはしたものの、ちょっと釈然としないものもあります。結局私もおじさんも座れたのでどうでもいいんですが。
と、ちょっとした人間模様を一日で立て続けに見てしまいました。
ま、みんな一生懸命生きているっていうことですね。

4月17日(水)

この間の更新から、いったいどれだけの月日が流れたのでしょう?
この2週間あまりの間に、給料が大幅に下がり、体重も約2キロ減りました。
って、別に給料カットと体重減には何の因果関係もないですが・・・いや、あるか。
つまり、「女性社員は問答無用で大幅給与カット!」の噂を裏付けるように本当に大幅カットになったため、サービス残業があほらしくて早目に家に帰っているのです。
夕食を食べる時間が早くなる=夕食から寝るまでの時間が長くなる、ってことで、脂肪の蓄積に多少ストップがかかっているのです。
そんな規則正しい毎日を過ごしている私ですが、昨晩は蒸し暑くて眠れませんでした。
寝苦しいよ〜と汗びっしょりになりながら目覚めてみると午前三時、外は大雨で嵐のような音がしています。
しかも、この蒸し暑さに誘われたのか、奴が襲撃してきました。耳元でか細くブ〜ンと言いやがるやつです。
どこから入ってきやがった!?と心の中で思いつつ、音が聞こえないようにと布団をかぶると暑いし、顔を外に出していると嫌な羽音がするし、殺虫剤もなし・・・。
万事休す、といった感じでうなされているうちに夜が明けました。
で、通勤途中のバス・・・適度な揺れで寝ていたら、本当にぐっすり寝入ってしまったらしく、いつのまにか終点までたどり着いていました。
・・・・・・すごすごとバスを降り、すぐ隣のバス停に並び直した私に、周囲の目は「あんた乗り過ごしたやろ?」と冷ややかでした。
遅刻だけは免れましたが・・・首は痛かったです。

4月2日(火)

最近違った角度から体調が悪いな〜と感じていました。
たとえば昨日、4月1日だし月曜日だし、新しい期が始まるって事で、朝っぱらから社長のお話なんてものがあったのですが、約40分間立って話を聞いていたところ、途中で足がガタガタ震え始めました。
理由はまったく不明です。とにかく震えはなかなか止まらず、やっと収まったと思ったら、今度は足の裏がしびれ始めます。
みなさん、正座していて足が震えたことはおありでしょう。・・・・・・数十分立ってたら足の裏がしびれた方っています?
でもって、なんだかお肌が荒れています。右耳の下から顎を通って左耳の下までの輪郭部分が、妙にかさかさして痒いのです。目と目の間の鼻の付け根の辺りも妙に痒くて、しわっぽいのに乾燥している、そんな妙な感触が抜けきれません。
でもって、今日は暑かったのです。どうしようもなく暑くて、会社でも真夏の動物園の白くまのようにくたばっていましたが、あまりの暑さに頭痛まで始まりました。
これはきっと暑気あたりに違いない、と思っていると、暑くて汗をかいてるせいで、くしゃみまで止まりません。
ああ、完全に風邪を引いた・・・そう思って、だる〜い体で家まで帰り、体温計で熱を計ってみます。
36度・・・・・おい、普段より低いじゃないか・・・。
釈然としない気持ちのまま夕食を食べていると、とうとう私のもとに悪魔がやってきて、左足をぐるんとねじりやがったのです。
うああ〜〜〜ん、食事中にこむら返りだ〜〜〜。
あせった私は茶碗と箸を持って立ち上がろうとしました。平らな場所で足踏みをすればこむら返りは治ると聞いていたからです。
しかし、そのこむら返りは恐ろしいほど痛くて、立ち上がることもできません。痛いのは左足の裏だけのはずなのに、そのピキピキ加減ときたら、左足全体はおろか、左腕まで痛む始末です。
当然立ってられないのですが、座っても痛く、動いても痛く、倒れそうになっても両手に箸と茶碗を持ったまま、という状態で、行き場はありません。
それでも私は果敢に食事を続けようとしました。しかし、あまりの痛みに箸は自由に動かず、空しく宙を掴むばかりです。
そんな感じで約10分・・・こういう時の10分はめちゃくちゃ長く感じます。30分くらい経っているのかと思ったくらいです。・・・苦しみ続けた私はすっかりブルーになって、「救急車呼ぼうか。」「このまま一生こむら返りが治らないんじゃないか。」と思い詰めておりました。
どうにかこうにか痛みは治まりましたが、終ってみればあせびっしょり、どこにどんな力が入っていたのか、肩は凝ってるわ、腰は痛いわでどうしようもなく悲劇です。熱は36度5分に上がっていました。(←平熱)
ああこれは疲れているに違いない、せめて少しは楽になろう、と市販の風邪薬を飲んではみましたが、それが適切な処置か否かは不明です。なんにせよ、体育座りをするのが恐いです。

3月30日(土)

「ものを頼むときは忙しい人に頼め」とよく言います。いつも忙しくしている人は、時間の使い方がうまくて、同じ1時間でもたくさんのことをできるし、何よりバイタリティがあるから、だとは思いますが、私はものを頼まれるのには不向きな人間だなぁと、つくづく思ったものです。
・・・・・・寝ていたら、1日が終っていました。
まず、金曜の夜から間違っているんですね。明日は休みだからと、楽しく夜更かし。寝たのは午前4時を回った頃でした。
そんな遅くまで何をしていたかというと、ただただテレビを見るばかり。そんな暇があったらここの更新だってできたはずなのに、まったく無し!
で、今日、よく寝たな〜と思いつつ起きてみると、なんと昼の12時を回っていたのです。
きゃあ〜もうお昼だ〜と一瞬慌てたものの、起きればまずは食事です。出掛けるのは面倒なので、ありあわせのものでごはんを食べて、「なんだか頭が痛いな〜。」と思いつつ、また布団に入ってしまいました。
さて、次に起きたのは午後7時過ぎです。・・・・・・しかも寝すぎて頭が痛い・・・。
もしや風邪では?と救いを求めて熱を測ってみましたが、平熱36度5分。やっぱり頭痛は寝すぎが原因でした。
しかし体の具合が悪くなかろうが、寝すぎの頭痛は私を襲います。
というわけで、頭痛で気分が悪いまま、やっぱりだらだらと一日が過ぎてしまったのです。
せめて何か建設的なことをしようと思い、またまたこのページを装丁をいじって見ましたが、この始末です。・・・明日こそ、早起きしよう・・・。

3月28日(水)

更新の少なさを体裁の変更で誤魔化してみました・・・。

それはそうと、本日は嬉しいことが!
朝、会社の先輩と会った時のこと。ちょっと不思議そうに私を見て、彼女は言いました。
「矢掛さん、ちょっとやせた?」
ほ〜〜〜ほっほっほっ♪ほ〜〜〜ほっほっほっ♪ほ〜〜〜ほっほっほっ♪
そりゃあ笑いが止まりませんとも。なにせ、どんなに体重が減ったって、他人様に「痩せた?」って聞かれるまでは本物ではございませんから。
しかし、高笑いとは裏腹に、内心ひやひやものでした。だって、次に会った時、
「あれ?私の見間違いだった?」
って言われそうですから。
・・・・・・目に見えるほど、痩せちゃあいないさ・・・。スズメの涙が一滴一滴溜まっていくように、本当にちょっとずつ、ちょっとずつ痩せています。しかも、せっかく溜まったスズメの涙は、あるとても暑い日に蒸発して無くなってしまったりもするのです。
でも、人に言われたってことで励みにはなったことでしょう。スズメはますます涙を流し続け、やがて大海・・・にはならなくても水溜りくらいには・・・も無理か・・・普通の人間の涙くらいにはなってくれ・・・。
そんな悲壮(?)な願いを胸に秘め、今日も腹筋やら背筋やら、とりあえず筋トレ(というほど大々的にはやってないし・・・)に励むのです。




日記2002年2月分
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