今日もぶつぶつ
10月1日(日)
今日は国勢調査の日だった模様です。
何日前だったか、うちのポストにも入っていました。
「国勢調査にご協力ください」のお知らせと共に、調査用紙なるものが。
で、「10月1日午後取りに来ます」と書いてあったので、真面目に記入などしてみたのです。
でもあれ、いいんでしょうかね?
年齢や名前、生年月日どころか、勤務先の、何課でどんな仕事をしているかまで書かなきゃいけないんです。
つい先日、警察が個人情報流したってニュースがあったのにねぇ・・・。
こんなご時世に素直に全部記入したら、何に使われるか分かったものじゃありません。
というわけで、その辺は書くのやめました。何か言われれば、
「黙秘権があるでしょう!」(←これは何かが違う・・・)
と言えばいいのです。まあ、黙秘権なんておおげさなこと言わなくても、提出を拒否したり、書きたくないことは書かない権利はあると思いますが。
まあでも、提出まで突っぱねることもないや、と思ったので、きちんと書いた上、午後に家を空けなくていいように、買物は午前中に済ませておいたのです。
それにしても今日は暑い日でした。
休日なんだし、できればタンクトップと短パンとかで過ごしたい。でも、それじゃあ人前に出られないから、回収の人が来るまで我慢我慢・・・。
そうして我慢し続けて数時間、時刻は午後4時半を回りました。
「午後やけど・・・もう夕方やん・・・。」
待ちくたびれた私は、大事な用事を思い出してしまいました。
図書館に本を返しに行かなければならなかったのです。
図書館は6時までです。30分あれば行って帰って来れますが、もし今回収にきたら・・・。
とはいえ返却期限は今日です。
そーっと外に出てみると、辺りは静かでした。回収員が歩き回ってる気配はありません。
「いなきゃいないで、もう一回来るだろう。」
私はそう思い、急いで図書館に向かいました。
夕方だし、もう10月だっていうのに暑いです。でも、休日に回収に回ってる人もいるんだから・・・と急いで図書館へ行き、本を返して帰って来ました。
辺りはやっぱり静かです。
ほっとしたのも束の間、暑い中を急いだのでかなりの汗をかいています。
風呂入りたい・・・。
一度思うとどんどん気持ち悪くなってきます。
せめて髪の毛だけでも洗おう!急げば5分で洗える!とにかく汗だけ落としたい!
こうして、私が髪をぬらし、シャンプーを泡立て、髪を洗い始めたその時。
人生って、そういうものなんです。
来て欲しいときに来てくれなくて、来て欲しくないときに来るものな〜んだ?
もしくは、
待ってる時に来なくて、待つのをやめた途端やってくるものな〜んだ?
その名は回収員。
もうどうしようもありません。こんな姿で人前には出られないのです。
息を殺してじ〜っとしていると、隣の部屋のチャイムを鳴らす音がかすかに聞こえました。そして、「国勢調査で〜す」の声。
やっぱりそうか!私は慌てて泡を流しました。
で、髪をふいて、人前に出られるぎりぎりの姿で外へ出てみました。
ほんの5分ほどです。奴はまだ遠くへは行っていないはず!
が、外には数人の人が行き交うだけで、回収員らしき人の姿はありません。
ただし、通りすがりのお姉様と目が合い、髪を拭きながら周囲を必死に見回してる女の姿に恐れをなしたのか、足早に去って行きました。
「もっかいくらい、来るだろう。」
私はしょうがないので待つことにしました。
が、待てどくらせど回収員はこない・・・。ポストを見ましたが、たとえば不在だったからってもう一度来ますとか、どこどこへ届けてくださいとか輸送してくださいとか、そんなものは一切ありませんでした。
午後ってなんだろう?昼の12時から、真夜中の12時ってことか?
せめて、1時〜3時とか、4時〜6時とか、もうちょっとだけ細かく区切ってくれ。午後って、12時間もあるんだよ?なのに、どうして人が髪を洗ってるほんの5分の間にやってくるんでしょうか?
数学苦手だから間違ってるかもしれないけど、144分の1の確率じゃないでしょうか?いくらなんでも午後8時くらいまでだとしても、96分の1・・・。
国勢調査さん・・・私の午後を返してください・・・。
9月30日(土)
一難去って、また一難・・・。
以前カナブンが2度も部屋に乱入したのを必死に戦って追い出しました。
で、そろそろ寒くなってきたので(9月末に言うことじゃないよな・・・)これ以上虫に悩まされることはないだろう、と思っていました。
ええ、虫には悩まされてないんですけど・・・次はねずみが出てきやがった・・・。
数日前から、台所の方でガリガリという音が聞こえ始めていたのです。
でも、どこにいるか分からないし、私が台所に入っていったり電気を点けたりすると音が止むので、
「こんなボロ屋にはねずみの一匹や2匹はいるさ・・・。」
と半分諦めていました。
が、昨日のことです。
1週間の仕事から解放され、心地よく眠りについた私は、真夜中だというのに枕元からガリガリと言う音が聞こえて目を覚ましました。
「なんだ?このガリガリは?はっ!まさかねずみ?でも、この音の近さは何?どう考えても台所じゃないよ?頭のすぐ近くだよ?」
脳みそをかじられてるんじゃないか(おい・・・)と思った私は飛び起きました。
そして、暗闇だというのに見てしまったのです。
私が飛び起きると同時にぴょ〜んと飛び跳ね、ダッシュで押入の中へ逃げ込んだ太ったねずみを・・・。
私はしばらく呆然としていました。
今のはねずみ?真っ暗なのに、しかも視力が悪いのに、さらには寝起きだと言うのにはっきりみてしまった跳ねるねずみ・・・奴は一体何を食ってたんだ?
とりあえず、電気をつけてみました。
私の枕元にはISDNを買った時の箱が未だにあります。通販で買ったものが入っているダンボールもございます。
多分この中のどれかを食ってたんでしょうが、かじったあとはありませんでした。
しかしこの一件で目が覚めてしまった私は、どうせ明日は寝坊できるんだからと起き出してインターネットで遊んでました。
が、しばらくすると今度は私が背を向けているこたつ机の下から、ガリガリと聞こえ始めたのです。
また来やがった・・・しかも私が起きていて、電気も点けてるって言うのに・・・。
ところで私は、カナブンはもちろんのこと、鳥やら蝶やら、飛ぶ生き物は嫌いです。カエルやバッタやカマキリといった、跳ねる生き物も嫌いです。
ねずみは跳ねていました。故にねずみも嫌いです。
微妙なんですけどね・・・ねずみ・・・うま〜く自分を騙せば、ハムスターやモルモットを飼っているつもりになれるかもしれない。
けれど、そんな妥協策はいつまで経っても止まないガリガリという音の前に、もろくも崩れ去りました。
やっぱりうるさいです。どっかかじられたら嫌だし。服とかかじられるのも嫌だし、電気関係の線をかじられて火事の元になったらもっと大変だし。
ところで私には幼い頃、ねずみに対して嫌な思い出が二つもあります。
一つ、私の実家は古い家でした。当然ねずみやゴキブリの宝庫です。
それは仕方ないのですが、そんな実家で、お米を研ぐのは私の仕事。ある日、いつものようにお米を研ごうと思って升で米をすくうと・・・
ひからびたねずみをすくってしまいました。人間で言えば、金蔵の中で閉じ込められてミイラになったようなものでしょう。
一瞬なんだか分からなかったのです。でっかい、複雑な形の木片?とか思ってよ〜く見ると、うっすらとねずみの原型が残っていました。
・・・・・・この話はもうやめましょう。
もうひとつの思い出。
我が家には猫がいました。公園で拾ってきた子猫で名前はクーパ(←パークを逆にしただけ・・・)
クーパは、飼主の贔屓目を差し引いてもものすごく愛らしい子猫でした。手のひらからちょっとはみ出るくらいの大きさで、色はグレート白がまじっています。
写真集に載せたいくらいにかわいいのです。
クーパは祖母の布団で寝泊りしていました。祖母の部屋はトイレの隣にあって、誰かがトイレに行くたび、クーパは足音を聞きつけて引き戸の前にやってきて、「にゃ〜(出たいの~開けて〜)」と言います。
ああ・・・かわいい。
ある日の明け方、私は起きてトイレに行きました。すると、トイレのドアの前にねずみがいるのです。
奇しくも私の足音を聞きつけたかわいいクーパはいつものように引き戸の手前にやってきています。
いつもなら心を鬼にして無視するところでしたが、今日はねずみがいます。
「猫はねずみを取るっていうけど、本当かなぁ?」
ちょっと興味のわいた私は、引き戸をそ〜っと開けてみたのです。
いつもと違う私の行動に、クーパは不思議そうに私を見、「みゃあ〜(出ていいの〜?)」
と鳴きました。
が、猫の鳴き声を聞いたねずみがほんの少し、ビクン!と動いたのです。
その瞬間・・・・・あんなに愛らしく私を見あげていた、まだまだ子猫であどけない顔をしたはずのクーパは・・・狩の顔になって、ねずみの上にジャンプしました。
「ぎゃあ〜!」
と大声をあげて避難した私にお構いなしで、当然ねずみは逃げます。
が、すでにボディーに一撃をくらっており、あとは逃げようとしてもしっぽを捕まえられて降り回され、試合はクーパの圧勝で終わりました。
どうなったんでしょうね、あのねずみ・・・(遠い目・・・)
ちなみにこのクーパは、のちのち恐ろしい猫へと成長してしまいます。
引き戸は自分で開けて出るようになり、ドアだってジャンプして自分でノブをまわします。
キャットフードなんて要らねーや!とばかりに外で蝉やら蝶やらを捕まえてきては、分解後に食っていました。
結論1、猫はねずみを取ります。
結論2、猫はこの世で最恐の生き物です。
話がすっかりそれましたが、しがない賃貸長屋に住む私には、猫は飼えません。それに見せに来られても嫌なのでお断りです。
かといって、ねずみには学習機能があるのです。
このまま放置しておくと「この行動はOKなんだ〜」と図に乗り、どんどん部屋へと進出するはずです。
というわけで朝一番に薬局へ行き、殺鼠剤を買ってきました。
箱の表面には、ちっともかわいくないねずみが口を赤くしながら真っ赤な実を食べてる絵が載っていて、なんだか嫌〜な感じですが、これしか売ってなかったので仕方有りません。
寝る前にこの実を何ヶ所かにまいておき、朝になったら回収しなきゃいけません。
これを何日か繰り返せば、ねずみは違う世界へ旅立つそうです。
・・・・・・そんな悠長なことで、本当に効果があるのでしょうか?
なんにせよ、今日からは対ねずみバトルが始まるのです。
9月28日(木)
眠い・・・。
この三日間、毎日4時間くらいしか寝てません。
なのに昨日、上司に誘われて飲みに行きました。
寝不足で酒を飲むと回るのが早いです。
ビールジョッキ2杯と焼酎1杯で「あれ?酔ってる?」って思うのは、私にしてみればめちゃくちゃ弱くなっています。
で、家に帰ったら12過ぎ・・・そのあと色々やってて寝たのが2時過ぎ・・・なのに起きたの6時過ぎ・・・この年になると、三日連続それはきついです。
あまりに眠いと人はどうなるのか、というと、私の場合、眠くなくなってしまいました。
行きの電車やバスの中で少しでも寝ようと思うのですが、眠れないのです。
で、会社で仕事をしている時も眠いと言うわけではないし、ちゃんと仕事もできるのです。
が、体が重いの・・・。
風邪を引いてたり熱があると、体が「だるい」って言いますね。(もちろん「重い」という人もいうだろうけど。)
なんか重た〜い感じで、しかもそこはかとなく頭が痛い・・・そして、何故か鼻炎が治ります。
鼻が詰まるとか鼻がずるずる言うとかは一切無くなるのです。ただ、時々思い出したようにくしゃみをするだけ。普段は鼻炎のくせにくしゃみなんてしないんですよね〜これが。
で、ふと目を閉じると、フッ・・・と落ちて行く感覚がします。一瞬で終わるのですが、これがものすごく気持ち良いのです。
以前テレビで、「人は寝ないとどうなるか!」っていうのをやってました。
アメリカに、1週間くらい寝ないでラジオ放送やってたDJが居たそうです。
その人は三日目くらいから、急に怒りっぽくなったり、幻覚を見たりし始めたそうですが、この幻覚、一説には一瞬だけ眠っていて、その上その一瞬の間に見た夢じゃないか、ってことです。
まあ、三日三晩全く寝てないわけじゃないのでそこまではいきませんが、一瞬の落ちて行く感覚って、多分寝てるんでしょうね。
人間ってなかなか凄いなあ・・・とちょっと感心。
で、怒りっぽくなるのも、興奮するホルモン(?)が出てるからだそうで、私はその一歩手前、ナチュラル・ハイ状態だった模様。
いや・・・楽しくって仕方ないのです。
ちょっと席を立って歩いてたりすると、可笑しくってしょうがないのです。
さすがに廊下で笑い出すわけにはいかないのですが、トイレに行ったりして一人になると、つい「へへっ」と笑みがこぼれます。で、意味もなく笑った自分がさらに可笑しいので、ずーっとにやけてたりするのです。
こんな重症な人間の上にも、時間は平等に流れます。
一日中どこかへ旅に出ている状態なので、意外に早く終業時間になりました。
しかも上司からは、「今日は残業しなくていいから早く帰って寝なさい。」とのありがたいお言葉。
とりあえず帰りのバスの中で寝るぞ!とうきうきしながら会社を出たのですが・・・バスに乗っても眠れない。
恐ろしいことに、ずっとうきうきしたままなのです。
このうきうきは、電車の中でも当然続きました。
ここまで寝不足じゃない時なら、もっとぐっすり眠れたはずです。なのに、寝てないことが楽しくて、「明日金曜日だし、このまま毎日4時間睡眠に挑戦して見ようかな。ナポレオンなんて、3時間しか寝なかったわけだし。」
などと辞書に不可能の文字が載ってない人に挑戦状を叩き付けてみたりします。
結局、ごはんも食べて、お風呂にも入って、寝るにはもってこいの状態で布団に入りましたが、なかなか眠れませんでした。
30分くらいは、布団の上で「腰が痛いよ〜」とうめいていたでしょうか。
で、夜の9時に寝て、真夜中1時前に起きて・・・今、2時半だって・・・。
寝れん・・・。また4時間睡眠?
9月26日(火)
ついこの間まで暑い暑いといっていたはずなのに・・・寒い・・・寒いです・・・。
まず朝が寒いです。あまりの寒さに鼻が詰まって目が覚めます。
時計を見るとまだ5時とか5時半とあ・・・あとちょっとは眠れるはずなのに、完膚なきまでに寒いのです。なのに布団を着ると暑い。ついでに鼻がずるずる・・・。
というわけで仕方なく起きて、あったかいコーヒーを飲んだりします。ついでにごはんを食べたり、お弁当を作るから火を使ったりして、徐々に暖かくなって行きます。
さて、ここで第一のバトル開始です。
すっかり温かくなった私は、長袖の服を棚から出すのが面倒なので・・・しかも長袖の方がアイロンが大変で面倒なので・・・半そでの服を着て出かけたい衝動に駆られます。
しかし、世間そんなに生ぬるいものではないのです。
一歩外へ出れば冷たい空気が流れています。
・・・・・・今は本当に9月なのか?
で、「ああ、長袖にしといて良かった♪」と一安心するのですが、世の中には困難が山ほど待ち構えています。
まずは電車。
「弱冷房車」とは名ばかりのそいつは、ガンガンと冷房をかけています。なぜなら満員電車できっとみんな暑いのだろう、との配慮のはずです。
けれど、そんな配慮も、風当たりのきつい我が身には冷酷さしか感じられません。
満員電車・・・出口の近くにいなきゃ、降りたい駅で降りられない・・・そしてそこは、冷房の風が直撃する場所・・・。
かくして約30分、世間の冷たい風に当たり続けた私はますます風を悪化させます。
出口にいなきゃいいじゃないか、と思う人もいるでしょうが、事態はそんなに簡単ではないのです。
なぜなら、満員電車では人間なんて川を流れる水のようなものだから。
自分がどこに行きたかろうが関係有りません。ただただ他の人に流され、妙な場所に引っかかっても耐えねばならず、そして冷房のファンは天井の至るところでぐるぐる回っているため、どこへ行っても冷房にさらされる運命なのです。
こうしてさらに風邪を悪化させた私は、バスを待ちます。
このバス、10分くらい並ぶのが常なのですが、いつもいつも・・・どうして近くのおっちゃんが煙草を吸ってるんだ・・・。
世間では「禁煙」という言葉があるらしいです。で、喫煙人口は減っていってるらしいです。
・・・どこが?どこにそんな世界があるの!?ってタバコ産業を営んでいる人に聞いて見たいくらい、絶対誰かが吸っています。
そして、健康時でもタバコの煙のある場所では一気に具合を悪くする私は、風邪を引いたことで具合の悪ささらに倍!
早よバス来い〜と10分間念じます。
で、バス。ここは回復タイムです。絶対に座れますからね。で、窓際なんかに座れると、ぽかぽかして気持ち良いです。途中、景色の良い場所も通るのでリラクゼーションとやらも兼ねています。
本当にここ2週間ほど、行きのバスで熟睡してます・・・隣の人がごそごそやってるな〜と思って目を覚ますと、降りる駅が近づいているのです。
バス移動中の25分間・・・これは空白の時間、この時間に、一体どのような人間模様が繰り広げられているのかは全くの謎・・・ついでに、隣に座っている人が絶対同じ駅で降りるので、乗り過ごしたり、途中で安眠を妨害されないことも謎。
遠いところから通勤している私への神様からのご褒美でしょうか?
・・・で、回復して元気良く会社へたどり着いたのもつかの間、会社は寒いです・・・。
あちこちにコンピュータがあるから仕方ないのかもしれませんが、遊園地の「氷の世界」系アトラクション(零下20℃を体験できま〜すとか言ってるやつ)かと思うくらい、寒いです。
本気で手がかじかみます。で、コートやらジャンパーやら、皆様防寒具をお召しになって、「今日も冷えるね〜」とか言ってます。
どう考えても日本じゃないです。
ここで私はギブアップ。携帯用の風邪薬を飲んでます。
ついでに、前の会社で麦茶を独占して顰蹙を買っていた水呑み大魔人は、今度はポットのお湯を飲み干しています。
どうして私は、こんなにも頻繁にポットにお湯を足してるんだろう・・・。
ちなみに、最近恐ろしい話を耳にしました。
「食堂のお茶、最近減るの早くない?」
「・・・・・・。」
まさか・・・まさかね・・・・・・。
こうして、私は毎日寒さと戦いながらけなげに生きてるんです・・・うう・・・みんな寒いのが悪いんだ〜11月頃からにしてくれ〜!
9月25日(月)
『ナニワ金融道X』・・・・・とりあえず原点に帰ってくれて有りがたかったです。
過去4回・・・1回目はまずまず、2回目もまずまず・・・なのに3,4回目と、灰原の「SMAPの中居君化」が激しくなり、ファンなのに目を覆いたくなる状態が続いていましたが・・・良かった、今回はちゃんと灰原だった。
しかし、それとは別に、ここまでアホな主人公はいなかった・・・アホなヒロインもいなかった・・・。
過去のヒロイン達は、親やら怪我をした婚約者やらの保証人になってしまって、ちょっとは同情の余地もあったように思いますが、同情の余地なしです。
ホストクラブに通い詰めて借金するのですから。
しかも、同僚に金を借りまくった挙句姿をくらました・・・と思ったら貢いでいるホストと遊んでいるし、そんなん放っときゃいいのに灰原はアホなので家に連れて帰って保護したところ、家の金を持ってまたまたホストクラブ・・・。
もうどっかに売り飛ばしたれ!と温厚な(?)私でも思ったのですが、あろうことか灰原は、彼女の借金の保証人になっちまいます。
アホ〜!金貸しが保証人になってどないすんねん!
ドラマやからええけど、世の中には多分ようけおるで・・・。
ホストに貢いでる女に、さらに貢いでいる男・・・絶対多いはず!
思うのですが、人間って、本当に大切な人にお金を借りたりしません。保証人になってくれと頼んだりもしません。
もちろん、「踏み倒してやろう!」とか「こいつに肩代わりさせよう!」とまでは思っていないかもしれませんが、頼まれた時点で「この人にとって私/俺は大切な人じゃあないんだな。」って思った方が無難です。
それはそうと、どうして灰原は美人にだけああも甘いのでしょう。
ホストに貢いでいる女がとんでもなく不○工だったりおばちゃんだったりすればああも一生懸命にはならなかったはず・・・。
ちなみに相手が男だった場合は、ためらいつつもしっかり裏工作までしてビルを手中に収めています。
美人だと、借金して売り飛ばされるから良心の呵責を感じるのか・・・でも、不○工だって、会社の金、横領したりして、下手に売り飛ばされるよりよっぽど大きく人生を踏み外すと思うのですが・・・ちなみにおばちゃんだったりしても、家庭が崩壊するかもしれません。
それはいいのか?灰原・・・。全部に厳しくしろ!全部に!
何だか今回は、ちょっと納得いかないお話なのでした。
ついでに、アイ○ルのCMを見ていているも思うことがあります。
あのCM、女の子が借りにくるバージョンはアイ○ルの男性社員に「頼れる〜」って、男の子が借りに来るバージョンではアイ○ルの女性社員に、ちょっと一目惚れっぽくなってますが・・・
私がアイ○ルの社員なら、(仮に男性社員だったとしても)借金しにくるような奴とは絶対付き合わない・・・。
そういえば、「借金したらこんなに恐いんだぞ〜」というドラマにも関わらず、途中でお金を貸すCMを見ました。どこの会社だか見てませんでしたが、いいのでしょうか?逆効果のような気がするんですが・・・。
ちゅーわけで、まとまりのかけらもありませんが、『ナニワ金融道X』面白かった・・・というお粗末なお話でした。
日記2000年9
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