今日もぶつぶつ



9月22日(金)
二つのことを教えてくれたある5分間・・・。
一つ、人間は過ちを犯す生き物です。だから、どんな人であれ、完璧を求めるべきではありません。
たとえば親。何もかも理解してくれると思ったら大間違い。絶対に子供を守るものだと思ったら大間違い。もしそうなら、児童虐待なんてないはずですからね。
教師を完璧だと思うのも大間違い。あれは、教員採用「試験」で合格した人が免許をもらえて、市やら県やら、どっかの私立の学長その他から採用してもらって雇われてるのです。
もちろん教師にも千差万別いますが、その誰もが完璧で、「先生」と呼ばれるに相応しい人間性と知識、知能の持ち主なわけがありません。
だから、「教師」なんて絶対的な存在ではないのです。
同じことは、ものすごく「良い」大学を出た人にだって言えます。
大学じゃなくてもいいです。「勉強ができる」「スポーツができる」「歌が上手い」「絵が上手い」「容姿が美しい」「話が上手い。」
仮に、その分野ではものすごくて神様のように尊敬されていたとしても、神様なわけがありません。
何か苦手なものはあるだろうし、うまくいかないこともあるし、間違うことも失敗することもあるはずです。
審判だって同じです。
どんな選考基準で審判になるのかは分かりませんが、審判だって間違うことはあります。一部始終をみているわけでもありません。
だから「絶対」であるはずがないのです。
「絶対」ではないものを「絶対だ」と思い込んだり決めつけてしまい、本人までその気になった時、悲劇は起こります。
極端なのでいけば、生徒を校門に挟んで殺しても「教育熱心だったんだ。」で許される教師。
子供に暴力を振るって大怪我をさせても「教育、しつけ」で済んでしまう親。
政治のことなんて一つも分からないのに、知名度があるからと要請されて出馬し、当選してしまう芸能人。
なんにせよ、完璧でない者の意見を「絶対だ」と決めてしまうのはいかがなものでしょう。
「審判の判定は絶対」
どんないい加減な判定でも、一旦判定を下してしまえばまかり通るのは、おかしなものです。
1ヶ月も2ヶ月も経って「あれは間違っていた!」と言われるならともかく、ほんの数分前のできごとで、今の時代ならVTRなんかもしっかり残っていて検討の余地はいくらでもあるのに覆らない・・・おかしなものです。
「人は過ちを犯す」ことを前提にして、何事も行って欲しいものです。
そしてもう一つ。
せめて自分の好きなものに対してだけは プライドを持ちたいものです。
人は弱いから、つい妥協してしまったり、間違っていると分かっていても素直に謝れなかったり、逆に、脅されてたり、立場上、悪くなくても謝ったりしながら生きています。
それは、社会に所属する一介の人間である以上、仕方のないことだとは思います。
でも、諦めて卑屈なまま生きるのはどうでしょう?
やっぱり、自分は悪くないのに謝らなきゃいけない時は悔しいし、自分が悪いのに謝れないときは後味の悪さや良心の呵責を感じます。
それは、究極には「できる限り自分自身を誇りに思いたい。後ろぐらいところのない、正々堂々とした人間でありたい。」ということの裏返しだと勝手に思っています。
ましてやそれが、自分の大事なものに関してだったら?
たとえば、あるスポーツをやるのは苦手だけど、見るのは大好きで、せめて少しでもかかわっていたくて審判になったとしたら?
判定を間違ったことがあきらかだった時、正直にそれ認めるのが本当のプライドだと思います。
たとえば、自分は本当は勝ってないのに、審判のミスジャッジで勝ったと判定された時、素直に喜べないのが本当のプライドだと思います。
審判の誤りを「ラッキー」だとして、大喜びするのは、相手に対して以上に、自分自身の今までの努力を軽んじるものです。
たとえば、自分の心から応援している選手がそんなミスジャッジで勝って喜んでいる時、勝てばいいんだ、と一緒になって喜ぶのも、選手の今までの努力を軽んじる行為だと思います。
そして、そんなミスジャッジで「負け」にされた選手本人が、「ミスジャッジだ!」と怒っても誰も文句は言わないし、実際に周りの人間は怒り狂っている中で、
「負けは負け。弱いから負けた。」というのもプライドだと思うのです。
自分の努力を「不運」のせいにしたくない、というプライドが感じられるからです。

・・・というわけで、柔道・・・
審判の判定覆せないって・・・まずそんなルールがおかしいと思うのです。
色んな人のコメントで、「審判の判定は絶対ですから。」ってあきらめムードなのもおかしいと思うのです。だって、「絶対じゃないから協議する余地を作ろうよ!」って考えてもいいはずじゃないですか。
で、オリンピックの決勝の主審、という晴れ舞台を務めた人は、本当に晴れがましい気持ちで仕事を終える事が出来たのでしょうか?
金メダルを取った人は、「1本」取られたはずのものが自分の「有効」になっていたことになんの疑問も持たなかったのでしょうか?
素直に大喜びで金メダルを受けとって「俺が最強だ!」って言えるのでしょうか?
もし言えるとすれば、プライドのかけらもない、最低な、メダルに惑わされた弱い人間だと思います。
これに限らず、オリンピックって好きじゃないです。
「国際的」とか言いながら、「愛国心」のオンパレードで恐いからです。
フランス人達は、こういう形で取ったメダルをどう思っているのか、知りたいものです。
できれば喜んでほしくないものです。
私のこういう考え方も、日本的に偏っているのかもしれません。
日本は「義」を重んじていて、「勝てば官軍」というのはどちらかといえば嫌われるからです。勝利も名誉も地位も、その他もろもろの良いものは全て、曇りのない方法で手に入れてこそ本当の価値があると思ったりします。
そんな偏った日本人の目には不精髭の篠原選手がちょっとかっこよく見えたりしたのでした。

9月18日(月)
あまり人が来ないHPとはいえ、そろそろ更新せなあかんやろ!ってことで、連休に何をしてたかでも書いときましょう。(ふっ、投げやり・・・)
だらけてただけですが・・・オリンピックがあったから、テレビばっかり見てたし。
でも、一応動物園兼遊園地、のような場所に出かけてみました。
そこには色んな動物がいます。
たとえばのぺーっと岩に貼りついていて動かないアシカ。
奴は、隣接する「アシカさんのえさ」販売所で誰かがエサを買い、近づいた時だけ活発に泳ぎます。めっちゃ体を起こして、人間の方を見てます。
「エサくれ〜」って視線が恐かったです。
それから、脱出を試み続ける象。
でっかい象が1頭、檻の隅っこで何かやっているのです。
なんだろう?と思ってみると、檻を閉じてる扉のつっかえ棒を、鼻で解こうと必死でした。
扉にもつっかえ棒にも一面にトゲのようなものがついていますが、あんなにでっかい象だと、痛くも痒くもないんじゃないか・・・いつか脱出するぞ、あの象。
あと、「ホワイトタイガー」という名の薄茶色をした虎がいました。
でっかいですが、すやすや寝ているのでかわいくないこともありません。
が、動物園の名物の割には人っ子一人寄って来ません。
なのに、「・・・・・・人気ねー。」
の言葉で飛び起き、そんな失礼な言葉を発した私の連れをじーっと眺めていました。
でも、食ってもまずいと判断したのでしょう。虎は寝ぼけ眼でしばらくこっちを見て考え込んだ後、再びコテッと寝てしまいした。
そして、「おさるさんのエサ」販売所からエサを買った子供達がやってくると、猿山を急いで降りて来るサル達。
中に一匹、手を叩く奴がいるのです。
鯉にエサをやるとき、手を叩いて呼びますよね。
あんな感じで、
「こっちにエサなげろ〜。」
と、ものすごいスピードで手を叩きます。文字だと説明し辛いですが、スタンディングオーベイションの拍手を想像していただければ目安になるでしょう。
ところが子供達は小猿に気を取られ、必死の拍手には気付いてくれないのでした。
にしても猿山って人間社会の縮図ですね。どこが人間の縮図か・・・興味の有る方は動物園で3時間ほど猿山を眺めていてください。出家するより手軽に悟りを開けるはずです。残念ながら私は10分程度しか眺めなかったので、悟りの「さ」の字の横棒くらいにもならなかったですが。
ところで、しつこいようですが私は羽の生えた生き物が嫌いです。跳ねたりするやつも嫌いです。
その動物園には室内から室外の動物コーナーへ行くための近道通路があるのですが、その通路の扉を開けた向こう側には、太ったにわとりにしか見えない七面鳥軍団が待ち構えています。
その後ろには、カンガルーを小さくしてうさぎとかけああせたような生き物が放し飼いにされています。
恐い・・・あまりの恐さに尻尾を丸めて逃げ出した私ですが、私達のあとから入ったカップルは、果敢にも通りぬけていました。
親子連れも、斬り込み隊長の男の子の後ろからついていって、無事、通過しました。
・・・・・・どーせどーせ、私は根性なしですぅ。太ったにわとりが住む道なんて、通れません。天神様の細道の方が56倍マシです。
あと、無愛想で悪名高いレッサーパンダがいました。
かつて、『ナマケモノが見ていた』という番組で、自らのかわいらしさを武器に根性悪を発揮するレッサーパンダが描かれており、どうにも根性悪との印象を拭えないのですが、実際に見てもやはり根性悪としか・・・
だって・・・二匹いるのですが、どちらもかなり広い庭をぐるぐる回っているのです。
一方は時計回りに、もう一方は時計とは逆周りに。
当然途中で出会います。なのに奴らは挨拶もせず、無視して自分の行きたい方向をひたすら目指します。
挨拶は社会の基本なので、挨拶をしない彼らはきっと荒んでいるはずです。
・・・・・どっかから本気で苦情メールが来そうだ・・・。恐い・・・。
で、一番間抜けな生き物は、雨で遊園地の絶叫マシンがほとんど動かないのにのこのこやってきた人間たちでしょう。
しかも、私の連れは、急流滑りに乗った際、あまりに慌てていたので水よけのカバーを船が落ちた時に思わずどけてしまい(本当は被らなきゃいけない。)、ずぶぬれになりました。
なのにずぶぬれになったあとから慌てて水よけカバーをかぶりました。
こういうのを「後の祭り」と言います。
とりあえず、結果的にはなかなか面白かったです。
お休みの日の定番は、やっぱり動物園&遊園地です。
みなさん、お近くの動物園へ行って、猿山を眺めてみましょう。

9月12日(火)
私は通勤にバスを利用している。
皆さんご存知の通り、バスというのは後ろに乗車用の扉、前にお金を払って降りるための扉がある。
たまに、たとえばバスが混んでいて前から降りられないから後ろから降りるとか、立っている乗客たちが前に詰めてくれなくて乗れないから、運転手が業を煮やして前の扉からバス停で待っていた人を乗せる、なんてこともありますが、普通は前=降りる、後ろ=乗るです。
特に私はバスの発車駅から乗るので、順序よく一列に並んで、順番に後ろから乗るのです。
ところが今日のバスは変でした。
バスがやってきたな〜と思うと、乗り場に突き刺さるように、斜めに止まったのです。
別に場所が空いてなかったわけではありません。間違えたにしても、並んでいる人々の列に突っ込むように止まっているのですから間違えすぎです。
どういうこと?と思っているうちに、前の扉が開きました。
「前から乗れ!」ってことです。バックして、もう一度ちゃんと止まりなおそう、という気はさらさらない模様。
仕方ないので素直に前から乗りました。私は前の方に並んでいたので、さっさと乗って、さっさと一番前に座ります。
運転席を見ると、運転手さんは40代くらい、普通にバスの運転手を続けてきたのであればベテランくらいにはなっている年代です。
「まさか、あそこまで妙な失敗はしないよな・・・じゃあ、後ろのドアが使えないのか?そんな、ドアが故障したバスでこの雨の中人を運ぶ気か?」
そんなことを思いつつ、バスは出発します。
そして、ひとつ目のバス停。
バスはやっぱり前から突っ込むように止まります。待っていた乗客も、ちょっと後ずさりしています。
そんな感じで二つ目、三つ目、と駅が過ぎて行きますが、バスは相変わらず前のめりに止まります。
そのうち、バスの中は混んできました。
すると、前から乗ることによって、運転手の目が光っているので乗客達は詰めざるをえません。
「もしや運転手さんは、いつも後ろから乗る乗客達が詰めないのに業を煮やして前から乗るように仕向けているのでは?そんな深いお考えがあったとは!」
私がそう考えて(考えるなよ^^;)感心しかけたその時・・・。
「第○○区乗務員△△・・・応答願います。」
タクシーなんかでよく聞く無線の音が運転席から聞こえます。バスで聞くのは初めてです。
「後部ドアの故障の方はどうですかー?」
無線の声はそう尋ねます。
・・・・やっぱり故障かい・・・。
こうして、せっかく感心しかけた私の心は故障したドアにさえぎられ、久しぶりに降った大雨の中、てくてくと会社に通ったのでした。

9月9日(土)
おととい、この日記を書き終えて・・・悲劇はその後起こりました。
語ると長くなるので、久しぶりに番外編なんてものを作って見ました。
お暇な人だけお楽しみ下さい。
言いたいことはただひとつ・・・
「私は虫が嫌いなんだ〜どうしようもなく恐怖を感じるんだ〜!!!」

それはそうと、今週はあっという間に週末になりました。
研修があると、家を出るのが1時間遅くて済み、帰ってくるのは2時間早いのでものすごく楽です。
でも、慣れてくるとうまく居眠りできるようになってしまうものです。
せっかく会社がお金を出してくれてるんだし、必要な研修なんだからしっかり聞かなきゃ!と思ってもどうしようもありません。
でも、仮眠って大事だそうです。
数年前にテレビで見たのですが、起きてから3時間ごとに10分程度仮眠を取ると頭がすっきりするらしいです。
てことは、私は6時すぎに起きるから、
9時過ぎ・・・会社が始まったとこやん!始まった早々居眠りしとってどうすんねん!
12時過ぎ・・・丁度食事中・・・おしいなぁ、もうちょっと遅かったら、食後で眠い盛りやのに(だからって居眠りできん・・・)
15時過ぎ・・・マジで眠い時間帯です。もうどうしようもないです。とはいえ机に座って正々堂々と居眠りは出来ないので、お茶を入れるふりをしてトイレに行き、部屋の中で5分ほど寝ます。通勤ラッシュで立ったまま寝るのには慣れてるのさ。
18時過ぎ・・・これは、帰りのバスの中なので寝ようと思えば眠れるはずなのです。
なのに、「今日も仕事が終わった〜^^」
と喜びで興奮状態のため、ちっとも眠れません。誰かどうにかしてやってください・・・。
21時・・・こんな時間に寝ちゃったら、朝まで起きれないってば・・・
以上、仮眠の理想と現実でした。
でも、週末です。多分、好きなだけ眠れます。

9月7日(木)
昨日、冷房の総攻撃に叩きのめされて倒れていましたが、「今日こそは返り討ちにしてやる!」と意気揚揚とカーディガンを持って研修会場へと向かいました。
ところが・・・冷房、切ってやがる・・・。
どう考えても昨日の過剰冷房が原因でしょう。あんなに寒かったのは私だけではないはず!苦情が出たんでしょうね。
こうしてひとまず冷房との戦いを終え、ほっとしたのですが、夏はバトルの宝庫です。
一難去ってまた一難・・・。
・・・・・・・・また、カナブンが部屋に乱入しやがった・・・。
その時、私はインターネットをしながら電話もしていました。
と、突然背後からブ〜ンという音と、ゴツン!と、何か固いものがパソコンの画面に激突する音が・・・。
思わず叫んでしまったので、電話の相手は泥棒か何かが入ってきたのかと思ったみたいですが、泥棒とカナブン・・・言葉が通じる分、泥棒の方がましかもしれません。
ところがこのカナブン、激突音のあとすっかりなりを潜めています。
まさか激突死したわけでもないだろうし・・・その前に、一体どこから入ってきたんだろう?
以前乱入したカナブンは、おそらく台所の、網戸のない窓から入ってきたのです。
だから暑いのを我慢して、ずっと窓を閉めて生きてきたというのに・・・私の努力は一体何だったの!?
今のところ敵はどこかに潜んで小康状態を保っていますが、多分電気を消すと飛び回ります。
奇襲攻撃を受けたので反撃する気力もなく、多分今日は見てみぬ振りをしてふとんに包まって寝てしまうことでしょう。
・・・にしてもなんで!?なんで毎年毎年、最低2回はカナブンが乱入してくるの!?あいつらのDNAには、私の部屋を征服しろとのメッセージでも入っているのでしょうか?(号泣)

9月6日(水)
なんだか涼しくなってきましたが、何故か会社の中は冷房をガンガンかけています。
はっきりいって、めちゃくちゃ寒いです。だから何か羽織るものを持って行こうと思いつつ、朝の慌しい中、出かける時にはきれいさっぱり忘れてしまいます。
そして、とうとう風邪を引きました。
風邪なんてしょっちゅう引いているので、いつも市販の薬を飲んで治してるんですが、あまりにしょっちゅう飲んでいるため、薬もなくなり、残業続きで帰りが遅いため、薬屋が閉まっていて買えない・・・
そんな苦しい中、今日は研修でした。
研修会場は200人くらい人が入るホールなのですが、これがまた・・・
凍死させる気か?というくらいに寒い!
ただでさえ風邪気味の私は、ここへきて本当に倒れかけました。
鳥肌は立つわ、くしゃみばっかりしてるわで、震えながらずーっとずるずる鼻をかんでいます。しかも意識は朦朧としているので、講師の人が何を言ってるんだか全く分かりません。
それどころか、油断するとぐらっと前に倒れそうになるので、意識を保つのが大変だし・・・熱があるらしくて喉はからからだし・・・
とりあえず寒さだけでも何とかしようと思った私は、おもむろにかばんを取り出しました。
教科書がたくさんあるので、でっかいかばんです。でも今は講義中なので、教科書は全部外に出していて、かばんの中は空に近いです。
私が何をしたか・・・とりあえず、かばんを膝の上に置き。両腕を中に突っ込みました。
これだけでもちょっとは寒さがしのげます。とはいえまだ震えが止まらないので、かばんを引き上げ、肩まですっぽり被りました。
ちょっとはまし。でも、相変わらず鼻をずるずる言わせてるので、鼻をかむためには手を外に出さなければいけないし、その度に冷たい空気がかばんの中に流れ込んでくるし・・・。仕方ないので、ずっと腕をこすってました。ほら、雪山で遭難して眠りかけてる人の体をこすって体温をあげるのってあるじゃないですか。(あるのか?)
やっと午前の授業が終わった時、どれだけほっとしたことか!
歩くのもだるいのですが、だからって研修室にこのままいると、確実に凍死してしまいます。
そういえば、世の中には、真夏に冷房のかかった部屋でずーっとアイスを食べ続けて凍死してしまった女の人がいたそうです。
世の中、何か間違っています・・・。
なんにせよ、私は風邪薬を求めて外へ出ました。
冷房地獄からは抜け出したものの、もともと倒れそうなくらい弱っています。
歩き出したのはいいものの、自分でも分かるくらいに千鳥足です。しかも、お昼時なので人が多いのですが・・・ふらついて眩暈までし始めたため、方向が分からないのです。
多分、熱に浮かされるとああなるのでしょう。
どっちに向かえばいいのか分からない・・・どころか、自分が歩いてるんだか立ち止まってるんだか、しゃがみ込んでるんだか分からなくなってきます・・・。
で、そういう時に限って薬屋は見つかりません。
「いっそこのまま道にパタッって倒れたらさぞかし気持ちいいだろうなあ〜アスファルト、あったかそうだし。」
そんな誘惑とも戦いながら、どこをどう歩いたか30分後、やっと薬屋が見つかりました。
「・・・風邪薬、下さい・・・。」
ほとんど突入するように店に入った私を見て、おばちゃんはさっと錠剤のビンを差し出しました。
「これ、よく効くから。でもちょっときついから、絶対にごはんを食べたあとに飲んでね。1時間くらい我慢したら、楽になるからね。」
・・・・・よっぽど死にそうな顔してたんでしょうね・・・。
こうして薬を手に入れた私は、やっと生きた心地を取り戻し、カマキリが跳ぶ公園でお弁当を食べ、薬を飲みました。
錠剤って、「大人3錠」とか書いてるんですよね。でも普段、軽い風邪しかひかないので1錠とか2錠しか飲まないのです。
今回だけはさすがに3錠飲みました。
そして改めて知る風邪薬の威力!
午後からの講義も、相変わらず寒いのでかばんを被って聴いていましたが、くしゃみはぴたりと止まりました。
あと、風邪薬って眠くなる、っていいますが、もともとしんどさのあまり意識が朦朧としていたので、返って頭がすっきりしています。
とはいえ完全に元気になったわけではないので、帰宅してすぐ寝ましたけどね〜。
午後7時に寝て、起きたら午前4時・・・(って、何時にこれ書いてるの?)
明日から、絶対にカーディガンを着て行こう!
固く心には誓いましたが、その前に、なんで凍死しかけるほどの冷房をかけなきゃいけないんでしょう?
冷房も暖房も、適度に使えば快適にすごせていいのですが、人間は得てしてやりすぎるものです。
少しでも暑さを感じると,我慢できる程度のものでも温度を下げてしまいます。そうやってどんどん下げて行って、体調を壊す人が大勢いてもやめられなくなっています。
ダイエットだってそうです。
最初は2キロ減らせばいい、と思っていても、本当に2キロ減ると、「もっと!」と思ってどんどん減らしてしまいます。
ほかにも色々あるでしょう。食べ過ぎ、とか寝ればいいのに「もうちょっと。」と思って寝ないとか、「お得だよ。」と言われると、いらないのに買いすぎるとか・・・。
限度を知らなきゃエライ目に遭うんですが・・・。

9月4日(月)
ひと昔前、「マーフィーの法則」というのが流行りました。
私にもそんな法則があります。
・・・・なぜ、私の乗る電車は私が到着する30秒前に出発するのでしょうか?
最近つくづくそう思います。
会社からの帰り、まずは約20分バスに乗ります。そのあと10分電車Aに乗り、さらに乗り換えて20分電車Bに乗ります。
ところで最後の電車Bは15分に1本しかありません。1本逃すと15分待たなければいけなのです。
私の戦いはバスに乗るところから始まります。バスに乗る時間が分かれば駅に着くのが何時頃なのか、大体分かるのです。
だから、「○時○分発の電車Bに乗れるな〜」とか思うわけですが、なぜかいつも・・・・
バスが信号に引っかかりやがる・・・・乗り降りする人もトロい・・・。
こうして、余裕で間に合うはずだったバスが遅れ、そういう時にかぎって電車Aは各駅停車しかなく、しかも乗り換える駅では人がいっぱいで身動きが取れなくなってしまうのです。
で、やっとの思いで辿りついた電車Bの駅・・・電車が着けば当然人が降ります。着いた人々は出口へ向かいますが、当然出口からやってきた私はこの人の波に逆らうことになり、波に抗っているうちに電車Bは行ってしまうのです。
それでも私は負けません。毎日、バスから電車A、電車Aのホームから電車Bのホームを、猛ダッシュで走ります。
だから多分、年齢の割には100m走のタイムがいいはずです。
ついでに、人をうまくよけなければならないので反射神経も良くなっているはずです。
こうして私の中ではすっかりアスレチックのようになってしまった帰宅のひととき・・・いつの日か、電車Bに待たずに乗りたい・・・飛び込んだ瞬間、ドアが閉まって「やった!間に合った!」という充実感を味わってみたい!
・・・・・・間違った方向に「スポーツの秋」が始まっています。

9月2日(土)
あち〜よ〜あち〜よ〜と言ってる間に9月になってしまいました。
普段は会社の「寒いやん!」と突っ込みを入れる元気も奪うほどの冷房に囲まれて暮らしているので気付かないですが、エアコンのない我が家は暑いです。休みのたびにそれを痛感しています。
そんな暑い日々ですが、休日のもうひとつのお楽しみと言えば酒・・・。
最近は焼酎を飲んでいます。
・・・・おやじだ〜とか言わないように!焼酎は、応用のきく、大変楽しい飲み物なのです。
もちろんストレートで飲むってことはありません。
一応、1杯目はC○レ○ンで割ります。やっぱりビタミンCを取ることがお肌には大切ですからね〜。
で、次はなぜだかプアール茶。麦茶に飽きたので最近買い始めました。
これ、脂肪分を分解してくれるそうです。ホントかただの気休めかは定かではありません。
とりあえずプアール茶で割ったのを2杯くらい飲みます。
飲んでる時のおつまみって、から揚げとかハムとか。ちょっと脂っぽいものが多いんですね。だからそれをきっちり分解(注:気休めの可能性有り←しつこいって?)してもらいましょう。
で、次は牛乳です。焼酎を牛乳で割るのです。これが意外にもおいしい!
牛乳といえばカルシウム。
小学生の頃、私は息を吸い込むと肋骨に激痛が走ると言う奇病を患ったことがありました。病院へ行くと、
「カルシウム不足です。牛乳とか小魚とか食べなさい!」
とのお達し。
で、何故だか豆乳を飲み始めたのですが、小学生低学年の舌には、あれはまずいものでした。
で、しょうがないので牛乳を飲んで肋骨が痛くなるのを防ごうとしたのです。
未だにその時の強迫観念は生きていて、
「牛乳を飲むかちりめんじゃこを食べなきゃ肋骨が痛くなる!」
と思い込んでる部分があります。
私は単純なので、「体にいいよ。」と言われれば途端にその食べ物のことを好きになってしまうのですが、当然肋骨の痛みを取ってくれた牛乳と小魚は大好きです。
で、この牛乳をさらに楽しくとる方法・・・それは焼酎で割る!という方法に行きついたわけです。
ま、コーヒーの味がしないカルーアミルクとでも言っておきましょう。決してまずくはないことだけは保証しておきます。
(あ、でも私は味音痴かもしれない・・・)
で、牛乳を飲むと眠くなるのでぐっすりと・・・こう書いてるとものすごく健康的な生活を送ってますね〜私って^^
焼酎・・・多分健康的ですってば・・・多分・・・・

日記2000年8 月分(後半)
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