第一位 | 『古畑任三郎vsSMAP』 | これはもう、文句なし!と言ったところでしょう。私の中にSMAP像というのがあって、三谷さんの脚本は、ほとんど私のSMAP像にぴったりだったので、「ああ、違うのに〜」なんて思わずに見ることができました。ということは三谷さんはSMAPファン? 中居の善人ぶりは、ちょっとやりすぎだろう!とも思ったのですが、普段はばかばかしい番組ばっかりやってるのに素は落ちついてる中居、木村の例え癖連発、慎吾の「中居君」に指示を仰ぐ図&ペンダントのビーズの数まで覚えているお兄ちゃん大好きぶり。剛くんがあまりに気弱だったかな〜とは思ったのですが、吾郎ちゃんの、アウトローっぽいのに実はSMAPのメンバーとして頑張ってた図など、良かったです。 できれば捕まって欲しくなかった・・・ってのは無理でしょうけど、また三谷さんに何か書いて欲しい、そんな風に思うのでした。 |
第二位 | 『僕が僕であるために』 | 何がおかしいって、真面目なシーンであればあるほど、本当はスタジオとかでおかしくって仕方なかったんじゃないの?って思えることでしょう。 実際剛君の死体に中居君がすがりつくシーンでは「おかしくってしょうがなかった」って二人とも言ってたし。 あと、木村君と中居君の殴り合いのシーンがあるのですが、これもきっと撮影現場では「はい、中居君殴って〜」で殴り終わったら木村の頬にメイクさんがちょいちょいって傷をつけて、「じゃあ次は木村君が殴って〜」で、またメイクさんがちょいちょい・・・想像しただけでめちゃくちゃ楽しいです。 でも、2回目に見ると結構悲しいです。特に剛君。だって死ぬ前はものすごく前向きで幸せな状態だったじゃないですか。「前向きなのに〜松たか子に頑張るっていってるのに〜おじいさんとおばあさんのためにお金も工面してるのに〜でも死んじゃうよ〜アクロバットで死ぬんだよ〜」と、テレビの前で信号はよく見て渡ってくれってお説教したくなります。 |
第三位 | 『シュート!』 | テレビで深夜にやっていたのを見たのですが、相当びっくりしました。だって、木村が中居の先輩!?でもそんなの序の口です。中居と慎吾は同級生。当時20か21だったはずの中居に16歳くらいの役をやらせるこの暴挙。21の慎吾に高校生の役をやらせようと思っても無理だったかもしれません。ものすごい挑戦だと思いました。 そして吾郎ちゃんはやっぱりへなちょこ、なのに天才役。どっかの国に留学してたと言う大喜びの設定。 そうそう、剛が中居の先輩っていうのも笑えました。えっらい偉そうにしてましたが、あれって本番終了後、どんな目にあったんでしょうね、剛君。 |
第一位 | 『輝く季節の中で』 | この頃の中居はちゃんと演技していた・・・そう思うと涙が止まりませんーー; 普段は明るく振舞うムードメーカー。でも実は 劣等感や不安にさいなまれて薬に逃げてしまう。せっかく薬から立ち直っても、まだ進むべき道が分からなくてうじうじしてるし・・・。 もう青春ドラマの王道キャラですね。途中から中居が主役に取って代わっても仕方ない・・・こういうのやって欲しいんだけどな。 きっとこの頃はやっとドラマの仕事が入り始めて、必死にやってたんでしょうね。今はドラマの仕事が来て当たり前、って少しは思ってるんじゃないでしょうか?初心に返って欲しい〜 |
第二位 | 『ナニワ金融道』 | 灰原のSMAP中居君化が進んでいなければもっといいのですが・・・。 とりあえずドラマ自体笑えるし、勉強にもなるし、結構勧善懲悪な部分もあるので後味は悪くないし。いつまでもシリーズを続けていって欲しいです。 でもこのドラマ、主役は中居であって中居にあらず、と思うのです。個性豊な俳優さん達が集まって、全員が生き生きとして演じていると思うので、なおさら中居にはSMAPの中居君でいたい!という私情を捨てて、中居正広として演じてもらいたい一品です。スタッフの人も、「その方が受けるから」なんて安易に中居の中居君化を許さずに、灰原君を演じさせてほしいです。だってその方が全体としてバランスがいいし、却って面白いものが作れると思うから。 |
第三位 | 『最後の恋』 | あまり恋愛ドラマは好きではないのですが、なにしろ中居正広が演じてくれた貴重なドラマだということでランクイン。『輝く〜』とは逆の優等生役。ごく普通の優しい医学生と言うことで、こういう役は多分一番難しいのでしょう。とりあえずおちゃあけずにラブシーンや悩む場面を演じてくれたと言うことで一安心でした。しかしなんでそんな当たり前の事でほっとしなければならないのか・・・ああ悲しい・・・。 |
次点 | 『不定期バスの客』 | 『世にも奇妙な物語』のお話です。悪い人なのに根っからの悪人にはなれない、だったら死のうかと言われても死に切れないちょっとかわいそうな人…これも中居君にしては珍しい役です。こういう複雑な心理状態の人の役をもっとどんどんやって欲しいな。 |
第一位 | 『俺達に明日はある』 | ああ!ドラマのタイトルすら忘れてる!なんだっけ?浜ちゃんと共演したドラマ・・・。 ・・・調べろよ・・・。 これは男の友情ものだったし、相手役は浜ちゃんだし、私の嫌いなキムタクモードも薄かったし、『未成年』の前に放送してたし・・・と色々な要素が重なったので見てました。 ただそれだけで一位!だってさ〜見てないんだもん・・・(T_T) 木村氏が嫌い、とかじゃないんです。でも、木村氏が出てる系統のドラマは苦手なのです。苦手なものを見ようとは、誰だって思いませんよね?ね?ね? ファンの人、怒らないで下さい・・・ |
第二位 | 『眠れる森』 | 最終回だけ見た。で、最後は電車を乗り過ごしたんだと思った・・・。 翌日会社で、「間抜けだよね〜。せっかくのシリアスドラまで、あんな終わり方あり?」 ええ、みんな言ってました。うちの会社の人達は、みんながみんな寝過ごしたと思っていたのです。 テレビ雑誌で「あっと驚く結末を用意してます」って書いてあったけど、これは製作者も驚く結末だよな。 最後に主人公は死んだのか、寝てるのか・・・『眠れる森』最大のミステリーは、これなんですね^^; ・・・犯人は、テレビ雑誌を読むだけで、見てない私にも分かったよ。 |
第二位 | 『ギフト』 | ・・・1回も見てないんだけどね・・・だからドラマはもともと見ないんだって・・・。しかも出演者の中に嫌いな人がいたので、絶対に見ませんでした。 あ、木村氏のことじゃないです、念のため。 でも、ミステリー系なので、見たとすれば多分そこそこ好きになった話だと思うのです。だから3位。 すっげー安易な決め方・・・ |
第一位 | 『踊る大走査線』 | なんでいきなり脇役?しかもちょこっとしか出ていないスペシャル版? だって数少ないまともに見たドラマだし、どうも私は危ない役の方が好きらしいので。 取り調べ中の吾郎ちゃんは、危ない目をして本当に恐いのですが、その反面ドラマのコミカルさを反映して、妙なおかしさもあり、ゲストなのにすっかりあのドラマにはまってたな、と思います。 なんて悪役の似合う人なんだろう・・・あんなに優雅なお姿なのに・・・。 |
第二位 | 『ソムリエ』 | これって、絶対吾郎ちゃんのためにある役だ!と思ったのですが、どうでしょう?ちょっと『王様のレストラン』の松本幸四郎さんと役柄が重なる部分があるのですが、キャラまでは被っておらず、独自の吾郎ワールドが広がってたな〜と思いました。 いつでもどこでも自分の世界に入ってしまうのが素晴らしい。こういう「おかしさ」を狙ったドラマ、しかもちょっと「いっちゃった」役って1歩間違うと見てて寒いし恥ずかしくなるのですが、吾郎ちゃんは本当に笑わせてくれました。でも最後、あのソムリエは本当は幽霊で、ワイン恋しさに成仏しきれずあっちこっちに出没してるんじゃないか?と未だに思っています。だって屋根から落ちたからって行方までくらまさなくていいのに。 しかも戦場にワインだけもって現れるなんて、生身の人間には不可能だ。どっかで足止めを食らうって・・・^^; |
第三位 | 『名探偵・明智小五郎』 | これもはまり役!江戸川乱歩の耽美(?)な空気と吾郎ちゃんの妖しい空気がよく合っています。妖しい女の人にばっかり見初められるのは、実はあんたが一番妖しいからや!と思わず突っ込みを入れたくなるあのモテぶり&利用され(てるのかな?)ぶり。 |
次点 | 『ボディラビング』 | これは果たしてドラマなのか?というと争いはあると思うのですが、相当に面白かったので次点に入れさせていただきました。 不思議な世界のアーティスト、その名も稲垣吾郎。 芝居の部分と素の部分の現れ方が絶妙でした。かっこつけつつ間抜けな部分もあって憎めないし。 本気で深夜枠でやって欲しい!と願っている一品です。 |
第一位 | 『いいひと。』 | これはもう、文句なく一位でしょう。なんといっても剛君の出世作なのですから。 「剛君」のイメージとしてははまり役だったなあ、と思います。ほのぼのしてて一途で、だけど不屈の精神で。 本人は「良い人だというイメージができあがってしんどい」と言ったコメントをしていましたが、世間にそういうイメージを定着できるくらいにぴったりの役だった、ってことでしょう。 |
第二位 | 『紗庄妙子』 | これまた「いいひと。」とは正反対の、行っちゃってる役です。スペシャル版なので出演時間は短かったのですが、どこ行くねん!と突っ込みを入れたくなるキレた笑い方とか好きだったなあ。 殺人鬼って結構はまり役なのかもしれません。 剛君って真面目な顔すると結構恐い顔だし(失礼な!) 声も、ちょっと押さえ気味の甘い声、っていうのかな?恐い声というよりはかわいい声っぽいけど、その方がより不気味。意外に最後があっけなかったのが残念かな。 |
第3位 | 『チーム』 | とか言いつつ見てないんだ・・・。 一応雑誌やTVの番宣を、見る限りなかなか良いんじゃないかと思うのですが。 何より西村さんと言う超個性派俳優とのダブルキャストを見事にこなしたことは立派だと思います。なかなかいい勉強になったんじゃないでしょうか。(偉そう・・・^^;) |
第一位 | 『蘇る金狼』 | 久しぶりに痩せた慎吾が見れた・・・どうかそのままの姿を維持してください!との願いも空しくあっという間に金豚へと戻ってしまった作品。 多分哲也は泣いてるな。 故松田優作さんの作品を見た人には抵抗があったのかもしれませんが、私はそれを見てないので、素直に楽しめました。 慎吾君にとっても大俳優のリメイク版ということで、ものすごい「大役」だったと思います。でも、松田優作を超えられないのは仕方ない。そんなに簡単に超えてしまうと却って作品自体が安っぽくなるし。 何にせよ、かっこ良かった・・・なぜあれを維持できないんだよ〜 |
第二位 | 『紗庄妙子』 | これもかっこ良かった。 どうも私は悪役好きのようです。内気な少年と、不気味な殺人鬼のコントラストも良かったな〜 どうやら二重人格系も好きなようです^^; これを見た時には、本当に「香取慎吾は天才だ!」って思ったんだけどな〜ははは・・・。 今も演技力はあるんだろうけど、このドラマの時のようなインパクトがちょっと足りない気がします。変わった役をこなすのって、下手な人だと大げさになってわざとらしいと思うのですが、慎吾君って違和感ないんだよな〜。だから見てて面白いんだけど、無難にこなしてる、って印象がなぜだか拭えません。 って、別に専門家でもないのに偉そうだ。 しかし、この時の慎吾君に帰ってきて欲しい・・・ものすご〜くそう思うんだな・・・。 |
第三位 | 『ドク』 | 話が好きじゃないので迷ったんですが、やっぱりこれも難しい役だったしな〜ってことで挙げてみました。 慎吾君自身がいいともで「日本語を分かっていないふりをするのが、難しかった。」って話してました。相手の台詞を聞きながら、無意識に頷いたりしてしまうらしいです。日本語が理解できないはずなのに、どうして頷いてるんだ〜っ!って自分でおかしかったとか。 そういう細かいことを学べたなんて、すごくいいんじゃないかな、と思います。 意識だけじゃなく、無意識な部分まで変えなきゃいけない、って分かったわけだし。 |
次点 | 『透明人間』 | 純粋に楽しそうだったから。 変った役が多い中で、比較的普通の役だったんじゃないかと思うのですが、土曜9時枠に合ってる軽い感じで、私は好きだったな。ドラマの種類や時間帯で自在にキャラを変えられる、って部分も面白かったし。 |