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26回目・ 2001年 夏の北海道旅行
リアルタイム旅日記 No-2

8月16日〜8月19日

[No−1]  (No−2) 

良い天気

           8/16  7:40作成
網走に到着しました。
すっごく良い天気です。今日はこれから、摩周駅に向かい、レンタカーで裏摩周、神の子池に向かう予定です。この分だと、裏摩周のリベンジが果たせるかも・・・。
ただ気になるのが明日の天気。
予報によると、「曇り、昼過ぎから一時雨」と言うもの・・・。だんだんと悪くなっていく・・・。ホントは予定変更して、今日峠越えを実行しようかと考えたんだけど、レンタカーを予約してあるんですよね・・・。仕方ないか・・・。明日雨が降らないことを祈るだけです。

摩周・・・

         15:20作成
網走からは、6時42分発の釧網本線釧路行きに乗り込みます。天気の良いオホーツク海を眺めていると、知床半島までもがその姿を見せてくれます。
しかし天気が良いのも網走側のみ・・・。緑駅を出発すると、天気は晴れから曇りへ・・・。峠を越えると天気はがらりと変わってしまいました。
摩周駅で下車し、ここでレンタカーを借ります。
今日4時間半程度の相棒は、「コロナ」です。
まずは、春のリベンジとします・・・。

うぅぅぅ・・・

         15:30作成
摩周駅を出発、国道へ出て中標津方面めざして走ります。この辺りは何度か走っていますね。国道から養老牛方面の道道に入り、一直線の道をひたすら走ります。天気はG.Wよりは良いかも・・・。
養老牛交差点を左折し、清里方面へ。天気は・・・だんだんと霧が掛かってきています・・・・。清里峠への道を快適に走ります。スノーシェルターを抜けて、裏摩周展望台へ向かいます。だんだんと日が射してきてます。期待できそう・・・。裏摩周展望台は過去で一番良い天気。「これは・・・」と思い、展望台に立つと、摩周湖は霧の中・・・何も見えません。またしても・・・です(T-T)

裏摩周めぐり

           16:30作成
霧しか見えない裏摩周をすぐに出発、「神の子池」を目指します。再び中標津清里線に出て、清里方面に走ること10分くらい、林道に入り2キロほど走って、「神の子池」に到着。天気はさっきまでの霧がウソのように、晴れています。う〜む・・・・。
G.Wと違い、深緑に囲まれた「神の子池」その湖面の青さは変わりません。緑に囲まれたぶん、さらに神秘さを増しているような感じさえ、受けます。しばらく写真を撮りながら、過ごします。この湖を撮るために買ったような、「PLフィルター」が大活躍しています^^。
結局30分くらい居座って、「神の子池」を出発しました。
神の子池を出発。林道から出て、道道を左折し今度は「男鹿の滝」を目指します。清里峠を越えてしばらく走り、「男鹿の滝」の看板に従い右折し道道を走ります。対向車の無い道をひたすら走り、途中から未舗装区間となります。ここからさらに12キロ・・・・。ダートの道を砂煙を巻き上げながら走ること20分くらい。ようやく「駐車場」に到着。さらにここからは山道を歩きます。そして5分くらいで、ようやく「男鹿の滝」に到着。
すごく美しい滝です。真ん中に一本、あとは岩肌をなめるように滝が滴り落ちています。豪快でいて繊細な滝・・とでも言いましょうか・・・。
ここまで苦労して見に来た甲斐がある、そんな滝ですね・・・。
「男鹿の滝」を出発し、一路摩周駅に戻ります。
途中、もう一度「神の子池」に立ち寄ったあと、ふたたび道道を・・・、それにしても良い天気です。で、もう一度「裏摩周展望台」に向かいます。
展望台へ向かう道から摩周岳が見える。ひょっとして・・・。
展望台へ駆け上がると、そこには湖面の上にうっすらと雲がかかった、摩周湖の姿が・・・・。展望台に来ること4回目にして、ようやく裏摩周から摩周湖の姿を見ることが出来たのです。もっとゆっくり眺めていたかったのですが、時間がないため写真を撮った後、すぐに出発・・・・。
そして、13時30分、摩周駅に到着しました。

羅臼へ

             20:10作成
摩周から列車に乗り、標茶で下車。標茶からは、旧標津線転換バスに乗り込みます。このバスが、一般路線バスタイプ・・・。このバスで1時間半の乗車は、きかなりこたえます・・・。
写真は西春別鉄道記念館です。
中標津バスターミナルで、羅臼行きのバスに乗り換えます。こちらのバスはトイレ付きの観光バスタイプ。なかなか快適です。標津バスターミナルを経由して、1時間半で、羅臼バスターミナルに到着したのです。
さて今夜の宿は、羅臼温泉街にある「民宿いしばし」です。写真は夕食です。
ちなみに今日は、羅臼夏祭り。外では花火が上がっています。
さて、気になる明日の天気ですが、網走が「曇り所により一時雨」、釧路が「くもり」、根室が「くもり一時晴れ」と言う感じです。時間ごとに変わっている様子・・。
とりあえず明日は、羅臼湖入り口で雨が降っていなければ、予定通り決行するつもりです。
では、これから羅臼の楽しみである、「熊ノ湯温泉」に出かけてきます♪

良いかも

           8/17    6:50 作成
さて・・・・・、朝です(笑)
天気予報は散々でしたが、恐る恐る外を眺めてみると、大丈夫です。雨は降っていません。
写真は部屋から知床峠方面を撮ったもの。厚く雲がたれ込めているものの、標高が上がれば、期待がもてます。ちなみに日も射しています。部分的に晴れているので、大丈夫でしょう。
朝食後、7時半に出発し、羅臼湖入り口から、一路ウトロ温泉を目指します。

霧の羅臼湖

            17:45作成
7時半に宿を出発し、軽トラで羅臼湖入り口まで送ってもらいます。天気は曇りですが、標高が上がるにつれて薄日が射してきます。羅臼岳もその姿を見せてくれました。
入り口でご主人と別れ、いよいよ登山道に足を踏み入れます。
天気は今のところ良いですね。2年ぶりの羅臼湖への道。「一の沼」「二の沼」と過ぎて、「三の沼」(写真)。この「三の沼」羅臼湖の5つある沼で、一番美しく好きな沼です。鏡のような湖面も変わらずで、これで晴れてれば・・・と思います。この先は木道と山道をひたすら歩いていきます。
低木林を抜けて、ぱっと視界が開けます。小川の流れる草原です
ここの木道を抜けると、熊笹に囲まれた道になります。そしてその道は、林の中・・・・と言うより、霧の中に入っていきます。
この林を抜けると、「四の沼」。この沼もなかなか美しい湖面を見せてくれます。ここを通過すると、再び熊笹の道。この辺りは霧の影響で、葉が濡れています。
しばらくして「五の沼」。この沼の木道は木が覆い被さっているのですが、露がしたたり落ちて、まるで雨のよう・・・。この五の沼を抜けると、それまでにない熊笹の密集地帯・・・。
意を決して、熊笹に覆われた道を進みます。ジーンズがあっと言う間に、びしょ濡れ状態に・・・。
この熊笹を抜けると、出発から1時間15分、羅臼湖に到着します。
が、霧のため何も見えない・・・。3年前より酷い霧が、中之島まで覆い隠しています。しばらく待ってみますが、薄日は差し込むものの、風がある程度強いため、その風が霧を運んできて、一向に回復しません・・・・。結局30分ほど待ってみたものの、状況は変わらないので、羅臼湖を後にします。
あとは来た道を引き返しますが、予想通り出口が近づくにつれ、霧が晴れてきます。振り返ると、分厚い霧が・・・・。
11時ちょうど、羅臼湖入り口に到着。今日の霧は、なんだか羅臼湖が「また来年も来いよ」と言っているような感じに思えましたね。

晴れ男の神通力は・・?

             20時作成
羅臼湖入り口で、チャリダーと少し話した後、知床峠に向かい歩き出します。まだ、この辺りは霧もなく、見通しは良いです。
ただ、前方には厚い霧の壁が・・・。あ、雨が降るよりはマシですけど・・・。
国道を歩くことしばらく、逆ヒッチハイクされました(^_^;
歩くのが目的なので断りましたが、札幌ナンバーの運転手さん、ありがとうございました〜^^。
さて、7合目を過ぎると、いよいよ霧が濃くなってきました。さらに風もあるので、なんだか霧雨が降っているような感じにもなります。とりあえず、カッパ(上だけ)を着て、さらに進みます。そして、
羅臼湖入り口から歩くこと1時間。12時ちょうど予定通りに、知床峠に到着。な、何も見えません。一面の霧で風も強い・・・・。
ちょうど4年前に歩いて知床峠まで来たときと、同じ感じ・・。とはいえ、とりあえずここで一休み。昨日買っておいた「おにぎり」を、霧を眺めながら、食べています。
普段なら、羅臼側が天気悪くてもウトロ側は好天なんですが、今日は網走の方が、天気が悪い。まあでも、ここでバスには乗りたくないので、いざ、出発します。
が、霧はますます厚くなり、写真の様に視界は10メートルくらい・・。
風も相変わらず吹いています。でも雨は降っていない・・・。
でも、この霧、道端に咲いている高山植物に露が付いて、なかなか良い感じですね。幾度となく足を止めて写真を撮っていました。
それにしても、霧がなかなか晴れません。この霧もあるのか、いつものように手を振ってくれるライダーもいない・・・。それでも、追い抜き際に手を振ってくれるライダーもいて、すごく嬉しくなります。
知床峠から歩くこと1時間20分、写真のポイントに到着。ここは、冬の旅行で、歩くスキーでここまで来た、標高500メートル地点です。リュックを置いて、記念撮影・・・。
再び歩き出し、標高300メートル付近で、キレイに霧が晴れました。
あとは、いよいよラストスパート。バイクだけでなく、車にも手を振ってもらい、15時20分、知床自然センターに到着しました。
知床自然センターで一休み。ここからウトロへ行くバスが、今の期間運休なので、歩くしかありません・・・。
15分の休憩をすませて、一路ウトロに向けて、歩き出します。やはり休むと疲れが来ますね・・・。さっきまでとは足の重さが違う・・。
それでも、プユニ岬で景色を楽しんで、一気に下り坂を降り、あとはオホーツク海を眺めながら、ひたすら歩きます。
羅臼湖入り口に着いてから、およそ9時間。17時ちょうどに、ウトロバスターミナルに到着。足はさすがに棒のようです・・・。
しばらくぼ〜っとしたあと、17時25分発の斜里行きに乗り込み、知床半島を後にしたのです。

道内最後の夜・・・

          23:00作成
斜里に着いた後は、常風呂「グリーン温泉」で、疲れを癒した後、斜里駅でHPの書き込みをしていると、なんと民宿いしばしのご主人が・・・。なんでもお出迎えだそうで、しばらく話し込んでいました・・・。
そのご、網走行き列車に乗り込み、網走到着後は、いつものように「麗門亭」へ・・・。ビールに「海賊ピラフ」を食した後、店内設置のPCでHPのチェックに、掲示板への書き込みを行いました。
そして、22時20分発の「オホーツク10号」のB寝台に乗り込み、網走を後にしたのです・・・。

いよいよ最終日・・

           8/18  6:45 作成
いま札幌駅です。
昨夜は、疲れもあってさすがに、よく眠れました。
今回の旅行も、気が付けばもう最終日です。時間の流れがなんか早いですね・・。
本音言っちゃうと、2週間くらい滞在したいです・・。かつての「周遊券」、復活して欲しいです・・・・。
さて、今日はこれから特急「北斗4号」に乗り込み、登別に行きます。登別は初めて訪れる所なので、楽しみですね。

地獄谷

           15:20 作成
「北斗4号」を登別で下車。バスに乗り換えて、登別温泉に到着します。天気は悪いです。霧が出ていて、霧雨の様な感じです。
それでも歩いて、地獄谷まで行って来ます。
この地獄谷、なんとなく硫黄山の雰囲気そのものです。硫黄の臭いが漂い、あちこちの岩肌から、蒸気が噴出しています。まさに温泉の湯元と言った感じがします。遊歩道を歩いているうち、霧雨が小雨に変わり、いよいよ本降りに・・。「大湯沼」まで行きたかったのですが、この雨では・・・。なので、バス乗り場に戻ります。

天候に左右された登別

             15:40作成
雨が本降りになってきたので、登別温泉を後にして、登別駅に戻ります。マリンパークに行ってみようと思ったのですが、入場料が2,300円・・・・。「高い・・・」ので、入るのはやめて、ちょうどバスの時間に間に合ったので、登別伊達時代村へ。こちらは予備知識があったので、入場料2,000円を払い、中に入ります。
ここの施設、なかなか楽しめます。時間の都合上と、霧雨が舞っていたので、体験館を2つだけ入ったのですが、「忍者怪怪迷路」は何とも言えない面白さでした。今度は時間を取って、フリーパスで回ってみたいですね。
さて時間はまだ12時。帰りの列車まで時間がありすぎるので、温泉に入るのを目的に、もう一度登別温泉まで戻ります。
バスを降りると、霧雨が舞っています・・・。とりあえず、お店に入り昼食タイム。「ジンギスカン定食」を頂きます。食後外に出てみると、雨は止んでいます・・・。時間もあるし・・・。足は自然と「大湯沼」に向かっていました。曇り空を気にしながら、遊歩道を歩くこと20分くらい、「大湯沼」に到着。湖自体が温泉で湖面が50度、最深部で130度あるという、世界でも珍しい湖だそうです。
この「大沼湯」と駐車場を挟んで隣にあるのが、「奥の湯」。ここは登別温泉の湯元だそうです。
見た感じは、阿寒湖の泥火山「ポッケ」を大きくした感じ・・・。「ぐつぐつ」と言う煮えたぎる音が、聞こえてきて、温泉が沸き出しているのが、見ててよく分かります。この「奥の湯」は湖面80度、深層部130度あるそうです。
「奥の湯」を見たあとは、バス乗り場に戻ります。でも、バスの時間まで40分ほどあります。登別温泉に来て、温泉に入らないなんて・・・。と言うことで、近くの温泉銭湯で、温泉に浸かった後、バスで駅に戻り、特急「スーパー北斗9号」で札幌に戻ります。

最後の列車

            18:40作成

「スーパー北斗」で札幌到着後は、時計台と北海道庁、大通り公園をふらついてから、札幌駅5番ホームに来てしまいました・・・・。
そして、18時8分、「北斗星82号」が入線・・・・。
2号車10番に乗り、18時15分、「北斗星82号」は静かに、札幌駅を出発しました・・・。
しばらくの間、北海道とはお別れです・・・・。

食堂車3段活用開幕

          21:30作成
「北斗星82号」が札幌を出発した後は、ロビーカーに入り浸りとなります。B寝台の場合は、2回目の予約なので、ディナータイムまで、ロビーカーで過ごすのです・・・。夕日などを眺めて、北斗星の旅を満喫します。
20時から、ディナータイムです。
北斗星と言えば、食堂車「グランシャリオ」。今となっては、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトEXP」でしか、味わえない夜行列車の楽しみです。
車窓に流れる夜景を眺めながら、食事を楽しみます。

道内最後の夜

             23:30作成
ディナータイム終了後、シャワーを浴びて一休みした後、パブタイムの食堂車で、3段活用第2幕を楽しみました。
そして、22時33分、北海道最後の停車駅・函館に到着。ここで最後の乗客を詰め込み、満員になってから、22時39分、最後の駅を静かに出発・・・。
まもなく、道内最後の駅・知内駅を通過して、しばらくの間、北海道とはお別れになります・・・・。

見慣れた景色

        8/19       8:50 作成
目が覚めて起き出すと、見慣れた景色が車窓に流れています・・・。あきらかに関東地方の景色・・・・。
食堂車で朝食を食べた後、ロビーカーに再び入り浸っています・・・・・。
もうすぐ、宇都宮に停車です。
この旅も、残りあと僅かとなってしまいました・・・・・。

到着・・・

         10:40 作成
「北斗星82号」は、10時13分定刻に、上野駅13番ホームに到着しました。ホームに降り、26回目の北海道旅行が終了してしまいました・・・・・・・。
終盤は天候に泣かされましたが、それでもあっと言う間の1週間でした・・・。

これにて、26回目の北海道旅行・リアルタイム旅日記を終了いたします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました^^。

            ほくと@管理人

 

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