2002
冬の北海道旅行 [その1−2月20日〜22日] (その2−2月22日夜〜25日)
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今夜の宿 |
21:45 作成 |
今夜の宿は、ここ川湯温泉の民宿・我家です。 この民宿は、夏場に「幻の滝」への案内をしていることでも、知られており「旅王国」にも紹介されています。 ただ、今夜の泊まりは僕一人・・。この時期の民宿はどこもこんな感じですね。去年のウトロもそうでしたし・・。 写真は今夜の夕食。右上の鍋は、「鹿の肉」です。この鹿肉、初めて食しますが、臭みもくせも無く、とても美味しかったです。食後は民宿の方と話し込んでしまいました・・・(^_^; |
ダイヤモンドダスト・・・ |
21時50分 作成 |
ちなみに夕食前にかるくお風呂(強酸性の温泉です)に浸かっています。草津温泉と同じ酸性温泉です。 さてここ川湯温泉でのお楽しみ、「ダイヤモンドダストinKAWAYU」、8時少し前に宿を出て、ダイヤモンドダストパーティーの見学に行きます。 が、外は雪が舞ってきました。さらに、気温が高い・・。 温度計は-0.5度をさしています・・。 パーティーは8時半からなので、それまでイルミネーションの撮影にいそしみます。 |
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いよいよダイヤモンドダストパーティーが始まります。 左上の写真に写っているバルーンの下に、ドライアイスをつるして飛ばしますが、気温が高いため雪しか見えません・・・・。 しかしそのうち、ストロボライトにキラキラと照らされ始めました。ストロボライトは雪には反射しないそうです。 この気温で、なんとかダイヤモンドダストを見ることが出来ました。わずかですが、こういう感じなんだな・・・と言うのが分かった気がします。 ただ、写真には撮れませんでした・・・・。 こうなったら、来年また来るしかないですね。思いっきり冷え込んだ、川湯温泉に・・・。 |
快晴 |
2/23 8:25 作成 |
朝6時半頃散歩に出かけてみましたが、気温は-3度・・・。で、結局ダイヤモンドダストは見ることが出来ませんでした・・・・・・・・・。 でも、天気は快晴です。 8時少し前に宿を出発。8時発の川湯温泉駅行きバスに乗り込み、川湯駅からは釧網線に乗って摩周駅に向かいます。 今日は神の子池、かんじきの出番です^^。 |
凍結しない摩周湖 |
20:35 作成 |
川湯温泉駅から釧路行き列車に乗り込み、15分程度で摩周駅に到着。 今日はいつものように、摩周駅にてレンタカーです。 手続きを済ませ、9時過ぎに駅を出発。 まず目指すは摩周湖です。去年訪れたときは、全面氷結していましたからね〜。今年も期待しています。 摩周温泉街から国道に出てすぐ、摩周湖横断道路を走ります。道路は部分的に圧雪状態です。ただ気温が高いので、のちに融けるでしょう。 |
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摩周第一展望台に到着。期待に胸躍らせて展望台に出ると、予想を完全に裏切り、湖面は凍結していません・・・。青い湖面のままです。。。 それだけ暖かいのでしょうか・・・。でも、屈斜路湖は全面氷結しているし・・・・。まぁ湖面は凍結していなくても、強風のため樹氷状態になった木々が、美しい姿を魅せてくれます。まぁ、ある意味冬の摩周湖らしい・・・と言えなくもないけど・・・。でも真っ白な摩周湖が見たかった・・・。また来年かな。。。 |
からまつの湯 |
20:40 作成 |
摩周湖を出発したら、今度は養老牛温泉に向かいます。だいぶ通い慣れた道ではありますが、一面の雪景色でちょっと感じが違いますね。 それにしても風が強く、ほぼ地吹雪状態・・・。 それでも養老牛温泉に着き、そのまま除雪してある林道を走って、「からまつの湯」に到着します。 だいぶ雪深いですね。 写真にも写っている地元のおじさんと、いろいろ話しながら降ってきた雪を眺めながらの「雪見露天風呂」 |
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最高ですね〜。 十分暖まったところで、からまつの湯を後にします。 |
神の子池 |
20:45 作成 |
からまつの湯から、摩周中標津線に出る道は除雪されていないので、養老牛に出てから、裏摩周に向かいます。途中地吹雪が酷くなり(ダンプがはまっていた)峠に差し掛かると雪も本降りになったものの、裏摩周入り口を過ぎると、晴れてきました。 そして神の子池への林道に入ります。入り口だけかと思ったら、かなり中まで除雪されています。 800メートルくらいのところで駐車スペースがあり、ここに車を止めます。すでに戻ってきている男性がいます。彼は横浜から来ているとのこと。かんじきで |
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進んだものの、初めてなので距離が分からず、途中で引き返してきたそうです。折り返し点に木を置いたとのこと。少し話しいた後、かんじき・スパッツを装着して、いよいよ出発します。 昨夜の雪で少し新雪がかぶっている物の、先陣の足跡もあり、比較的に楽に歩くことが出来ます。 出発して15分くらいでしょうか、木が置いてあります。ここで引き返したようです・・。でその先ですが、2・3日前に歩いたと思われる足跡が続いています。その足跡に沿って、いよいよ「かんじき」の本格始動です。 |
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初めは歩きづらかったけど、慣れれば大丈夫ですね。 よく雪の上を歩けるものだと、改めて感心・・・。ただ深いところでは、膝まで埋まりますけど・・・。 気温が高いので(0度)、汗をかきながら雪の中を歩くこと40分くらい。ついに神の子池に到着しました。 冬でも凍り付かないと言われる「神の子池」。 その姿は、すっかり雪化粧をしたものの、神の子ブルーの湖面は、白い背景と重なってさらに神秘的な感じさえうけます。木々に葉が無いぶん、他の季節より湖面がはっきりと見渡せます。 |
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この美しい風景。たった一人で見ています。 この景色を今は独り占めです。だれにも邪魔されることなく、写真を撮りまくります。この風景を見ているだけで、ここまで来る苦労が何処かへ消えていきます。 このままずっと、ぼ〜っとしていたいんですが、雪が降ってきたため、30分ほどで引き返します。帰り道すぐ、二人の方が僕の足跡を踏め固めながらやってきました。「足跡で助かりました・・」とお礼まで言われてしまいました・・・^^。雪の降る中40分くらいで車に到着。 そして、冬の神の子池を後にしたのです・・・。 |
お昼は・・ |
21:05 作成 |
神の子池を出発して、裏摩周中標津線をそのまま緑方面に抜けます。緑駅を通過して、釧網線を渡り国道に出て、川湯方面に戻ります。 路面は濡れていますね。雪も降ってきました。 15時頃に川湯温泉駅に到着。ここの「オーチャードグラス」にて遅めの昼食タイムです。 オーダーしたのは「ビーフシチュー」。肉が軟らかくてすごく美味しかったです^^。値段も安いし。 さてこの後は、硫黄山を経由して温泉巡りです^^。 |
露天風呂巡り |
21:10 作成 |
川湯温泉駅を出て、硫黄山に立ち寄ります。お目当ての「温泉たまご」が終わっていたので、レストハウスで会社用のお土産を購入してすぐに出発。先に和琴半島に向かいます。川湯温泉・砂湯・コタンを通過して、しばらく走って、和琴温泉露天風呂に到着。地元の方達で賑わっています。もちろん混浴です。 夕暮れの露天風呂を楽しんですぐに、コタン温泉へ戻ります。ここコタン温泉露天風呂。一応男女別にはなっているものの、岩一枚隔てただけで、ほとんど混浴ですね。 |
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露天風呂の隣は屈斜路湖なんですが、白鳥が温泉求めてたくさんいます。白鳥と夕暮れ時を楽しみながらの露天風呂も最高ですね。 ゆっくりしたいものの、そうもいかずにあわただしく退散。そして最後は、川湯温泉共同浴場で温泉巡りは終了です。 そして、19時に摩周駅に到着。レンタカーを返却し、19時34分発の網走行きに乗り込み、摩周を後にしたのです・・・。 |
エゾシカと・・・ |
23:10 作成 |
コタン温泉から川湯温泉に戻るさい、屈斜路湖湖畔道路でエゾシカと衝突しそうになりました・・・。 路面は凍結しているので、ブレーキは踏めないし。。エゾシカが踏ん張ってくれたから、衝突は回避しましが・・・。 さて、網走到着後は、この旅2回目となる麗門亭へ。 海賊ピラフと「クラシック」で夕食タイム。 そのあとは、札幌行き「オホーツク10号に乗り込み、網走をあとにしました。 |
最終日・・・ |
2/24 7:10 作成 |
冬の北海道旅行も、いよいよ今日が最終日です。 「オホーツク」は定刻に札幌へ到着しました。 札幌、雪が本降りです。かなり降っています・・・。 さてこれから特急「北斗4号」に乗り込み、登別に向かいます。 |
温泉巡りの締め |
12:15 作成 |
降りしきる雪の中、「北斗4号」に乗り札幌を後にします。雪は南千歳付近まで続き、太平洋側に出ると天気は良くなりました。登別で下車し、バスで登別温泉に向かいます。温泉街は少しだけ雪が舞っていました。 少し時間があるので、「大湯沼」まで歩くことにします。細い獣道みたいな雪道を歩きます。そして大湯沼展望台に到着。夏場は生い茂る木々の葉が邪魔して、沼を見ることは出来ませんが、さすがはこの時期、大湯沼全景を眺められます。さらに右奥に「奥の湯」があり、「大湯沼」と共に、登別温泉の湯元となっています。この「奥の湯」間での道、夏場でもかなりキツイ |
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急斜面なので、この展望台で引き返します。 温泉街に戻ってきたら、この旅行最後の温泉、「さぎり湯」に入ります。 今回の旅行、毎日どこかの温泉に浸かっています^^。なので、体から温泉臭(硫黄臭)が漂っています(^_^; 温泉で暖まった後は、バスで登別駅に戻り、特急「北斗5号」に乗り込み、登別を後にし札幌に戻ります。 |
大倉山 |
16:20 作成 |
札幌に戻った後は、地下鉄とバスを乗り継いで、大倉山競技場に向かいます。 天気もすっかり回復し、バス停から競技場までの坂道を歩くこと10分。大倉山ジャンプ競技場に到着です。 ここは誰もが知っている、ジャンプ・ラージヒルの会場。そのスケールたるや、思わず圧倒されそうになります。ジャンプ台下で見て、まず目に付くのが、2000年に原田選手が記録した141メートルのバッケンレコードの看板・・・。そしてスタート地点へのリフトに乗ります。 |
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リフトからジャンプだいを眺めると、その斜面に圧倒・・・。最大斜度37度ですが、その高さが・・・。 リフトを降りて、スタート地点上の展望台から眺めます。景色は最高なんですが、この高さから滑り降りるとは・・・。原田選手や船木選手は、ここからどんな目でこの風景を見ているのでしょうか・・・。 リフトで下に降り、再びジャンプ台を眺めます。 ジャンプ・・・・と言うよりは、飛び降りる・・・と行った方が伝わりやすいのでは・・・とも感じましたね・・・。 |
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ジャンプ台を見学した後は、隣にある「札幌ウィンタースポーツミュージアム」に入ってみます。 ここは、「気ままにドライブHOKKAIDO」の、くりてんさんが以前ドライブレポートで触れていて、ぜひ行ってみたいと思っていました。期待していた「ジャンプシュミレーター(写真)はすでに受付終了していたため、次回持ち越しになりましたが、それでもいろいろと楽しかったですね。 15時半に大倉山を出発。札幌駅へ戻りました。 もう、1時間を切っています、最後の列車まで・・・・・。 |
最後の列車 |
17:45 作成 |
札幌駅構内でHPのアップを済ませ、会社用のお土産を購入していたら、16時50分を過ぎてしまった。 急いでコインロッカーからリュックを取り出し、5番ホームへ向かうと、「北斗星2号」はすでに入線していました。ホームは大混雑していますが、これは隣のホームから出発する「スーパーおおぞら9号」の乗車待ち。 さて、今夜の部屋である9号車1番個室に荷物を置いて、買い物などを済ませて、17時13分定刻に、札幌駅を出発。ホームからの熱い視線を浴びながら(笑)、札幌・・・・北海道をあとにしたのです・・・・・・・・・・・・。 |
北斗星の旅 |
20:50 作成 |
さて今夜の部屋は、9号車1番個室。A個室ロイヤルです。部屋の設備は、「01冬の北海道旅日記」や「00冬の北海道旅日記」でも触れていますが、今回の9号車ロイヤルは、写真を見ても分かるように、窓枠の上に富良野の夜景をイメージした、ステラリウムが装備されています。 出発してしばらくして、食堂車からのミニバーセットが届き、車掌の検札時に、アメニティグッズを受け取ります。このアメニティのケースが、それまでの塩ビ製から、布地の豪華な物に変わっていました。トワイライトも塩ビ製なので、すごく豪華になった気が・・・。 ソファーでくつろいで、夕暮れ時の雪景色を眺めなが |
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ら、お酒を頂く・・・・。夜行列車の旅の醍醐味がこの列車の、A個室ロイヤルには備わっています。 南千歳を出発してしばらく、ディナータイム1回目が始まります。 食堂車に入って少しびっくり。ほぼ満席です。この時期は大抵2〜3組が多いのですが、満席とは・・・。 行きは懐石なので、帰りはもちろん仏料理です。ワインも今年になって加わった「小樽ワイン・赤」にしてみ |
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ました。夜景を眺めながらの食事・・・、いつもながら最高に良い気分です。今回の食堂クルーは初めて見ますが、なかなか良い接客サービスで良い感じ。今回も写真を撮ってもらいました・・(^_^; 旅行の最終日に楽しみをとっておく。ここ数年の流れ ですね。それがA個室やB個室だったりします。 食後は個室に戻って、映画を観ながらソファでまったり・・・としています。 このただ時間だけが流れる空間・・・。飛行機では絶 |
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対に味わうことは出来ない、夜行列車ならではの、 「ゆとり」が「北斗星」最大の魅力でもあります。 列車は確実に本州に向かっています。もうすぐ、函館に停車します。道内最後の停車駅、道内最後の更新となります。。。 |
もうすぐ・・・ |
23:10 作成 |
函館停車の30分前で、シャワータイムにします。 シャワー利用開始時間に制限が無いのと(室内にシャワーが備わっているため)、お湯が10分間使えるのが、ロイヤルの良いところ。 シャワーでさっぱりしたあと、函館駅に到着。ホームに降りて深呼吸です。ここ函館が道内最後の停車駅・・。 その函館を定刻に出発。しばらくして、食堂車3段活用の第2幕「パブタイム」に向かいます。 食堂車・・・・、混んでいます。オフシーズンなのにどうし |
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たのでしよう・・・。。 でオーダーしたのが、「ソーセージ盛り合わせ」とサッポロ「クラシック」。夜景を眺めるうちに、いつものお別れ風景が・・・・。見慣れた知内の夜景・・・。知内駅を通過して、青函トンネルに突入。いつもは自分の寝台か個室で見るものを、食堂車で見送ってしまいました・・・。 その後自分の部屋に戻り、吉岡海底・無竜飛海底を通過したあと、青函トンネルを抜け出ました。 次の停車駅は、ついに青森・・・。本州です・・。。。。 |
朝・・・・ |
2/25 9:00 作成 |
この旅、最後の朝・・・。 7時半少し前に起き出します。 ルームサービス(モーニング紅茶)を受け取り損ねたので、食堂車での朝食時に新聞と紅茶を食前にもらいました。 ここのところ和朝食が続いていたので、久しぶりに洋朝食にしてみました。 さて、もうすぐ大宮駅に停車します。 この旅も、ホント残り僅かになってしまいました・・・。 |
現実へ・・・ |
10:00 作成 |
「北斗星2号」は、9時40分定刻に、上野駅16番ホームに滑り込みました。後ろ髪を思いっきり引かれつつ、ホームに出ます。暑い・・・・・・・(^_^; 旅もこれで終了です。 これにて、「2002・冬の北海道旅行」リアルタイム旅日記を終了します。 最後までごらん頂き、ありがとうございました。 次回は、GWを予定しています。 さて、これから仕事だぁ〜〜〜(ToT) ほくと@管理人 |