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56回目・2005 初夏の北海道旅行-I旅日記−1
リアルタイム旅日記として作成

 (6月17〜18日 出発〜礼文島)  [6月19〜20日 礼文島〜帰宅]

6月17〜18日

 
 今年は久しぶりに「レブンアツモリソウ」を見ようと思い、JALのバーゲンフェア先行予約で希望便が無事に取れたので、今から3ヶ月前に初夏の礼文島行きが決まったのでした。
 ちなみに、飛行機での帰省は、1月、3月に続いて今年3度目になります。もはや使える手段はいとわずに帰省している感じ・・・・(^_^;
 以前の「絶対に鉄道で」の意気込みは何処へやら・・・ですが、ちゃんと道内で夜行使うので、その辺は大目に見てもらって・・・(笑)

千歳行きJAL1039便。B747です。
千歳行きJAL1039便

 仕事を定時で上がり、いったん帰宅した後にすぐ出発します。少し蒸し暑いですが、梅雨時だけど、雨に降られず助かったかも。。。
 みずほ台駅から東上線に乗り込み、池袋駅で山手線に乗り換えます。なんかダイヤが乱れているらしく、ホームは大混雑・・・。ラッキーだったのは動き出した直後だったらしく、一本やりすごしてすぐに後続の列車がやって来た事です。

 山手線で浜松町に向かいますが、途中の日暮里付近で、いつも乗り込んでいる「はやて・こまち25号」の回送列車と併走しました。
 浜松町でモノレールに乗り換えて、走る事21分で羽田空港に到着しました。

出発ゲートです。空席待ちカウンターは混雑
16番ゲート

 すでに数回飛行機は利用しているので、手慣れたもの。搭乗手続きを済ませて、出発ゲートも探知機が鳴る事もなく無事に通過。。
 16番ゲートに到着すると、空席待ちカウンターは大混雑でした。さて、札幌行きJAL1039便ですが、すっかりB-777と思いこんでいたためか、飛行機がB-747だと知って、少し残念・・・。図体デカイくせしてなんとなく窮屈さを感じるんですよ・・・(^_^;

万カツサンドではなく、ハンバーグサンド。もちろん「肉の万世」作です。
ハンバーグサンド

 ともかく、ビールと軽い夕食に「万カツサンド」ならぬ「ハンバーグサンド」を購入して、しばらく待った後に、B-747の腹の中に入っていきました。
 飛行機は定刻に出発したものの、滑走路が混雑しているためか待機場でかなり待たされました。。。で、定刻より15分程遅れて羽田空港を離陸しました。夜間飛行はかなり久しぶりです。本来なら夜景が見られるはずなのに、座席は翼の真ん中・・・。なので、窓からは羽しか見えません(笑)。もっとも、高度を上げていけば雲の上に出ましたけどね。今日の天気は「曇り」ですし。。。

綺麗な水平線の夕焼け。
綺麗な雲の上の夕焼けです。

 ベルトサインが消えて、ようやくビールにありつけます。空腹も限界に近づいていたところなので、「ハンバーグサンド」でお腹を落ち着かせます。
 水平飛行に移って少しすると、水平線のあたりが夕焼けのように見えていて、かなりキレイです。写真取れるかな〜・・・と思いつつ、撮ってみると意外と見た目通りに撮る事が出来て、ちょっと満足・・・。
 ちなみに、今日の1039便は満席との事です。やっぱり東京-北海道の輸送の主力なんですね〜。
 さて、そろそろ津軽海峡を越えた辺りかな〜。。。
                     
20時20分作成

千歳空港に到着です。
夜の千歳に到着

 旅行記を書き終えてすぐに機長からアナウンスがあり、函館上空を飛んでいるとの事・・・(笑)。しばらくして、室蘭港の灯りが見えてきました。いよいよ帰ってきたと実感します。
 新千歳空港には15分遅れの21時ちょうどに到着しました。機内から一歩出るとヒンヤリとして空気が・・・。「帰ってきた」を実感します(笑)
 とりあえず、礼文で会う友人に頼まれた「じゃがぽっくる」を探しにいきますが、ものの見事に売店はすべて営業が終わってました・・・・(T-T)

 さて、ここから札幌に向かいます。21時12分発の快速エアポートが間に合いそうでしたが、すでにデッキまで満員だったのでパス。21時30分発の快速エアポートに乗り込みました。ちなみに、12分発の方は「利尻・礼文」のラッピング車でした・・・・(^_^;
 車内では、仕事の疲れもあって、ウトウトしながら過ごしていました。青森行き急行「はまなす」とすれ違い、しばらくして札幌駅に到着しました。

札幌駅に帰ってきました。
帰ってきました札幌駅

 札幌駅では、ステラダイニングの「根室花まる」にて、夕食タイムを・・・と考えていたんですが、6Fにあるステラダイニングへの上りエスカレーターがすでに閉まっている・・。 エレベーターは7Fと9Fにしか停まらず・・・。6Fに行く方法が無いので、諦めるしかありません。入場は22時までなのかな〜。でも、2月に行った時は、22時過ぎに入れたんだけど・・・。なんか納得いきませんでした。 

今夜の宿、稚内行き「利尻」
稚内行き「利尻」が今夜の宿

 しかたないので、駅構内をブラブラしながら時間を潰し、駅前のコンビニで翌朝の朝食を買い込み、改札を通ります。
 夕食は駅弁・・・と思っていたんですけど、肝心の改札内にある駅弁屋が閉まっている・・・。ホームにも立ち売りはいないし・・・(T-T)
 仕方ないので、再び改札を出てコンビニで夕食を買い込み、急いで7番ホームに向かいます。

お座敷車「ゴロ寝カー」。指定席料金で横になれます。
今夜はお座敷ゴロ寝カー

 今夜の宿である稚内行き「利尻」は、寝台車を2両組み込んだ7両編成です。しかし、いつものように車号をチェックする暇もなく、写真だけ撮って車内に乗り込みます。
 ちなみに今夜は、普通車指定席ではなく、お座敷車「ゴロ寝カー」です。増結21号車9番A席になります。かつての快速「ミッドナイト」のカーペットカーに近いですね。指定席料金で乗れるので、今回利用している「夜行列車往復割引切符」でも、差額無しで横になれるのです♪
 さて明日は、礼文島が待っています♪
                       
23時55分作成

朝日です。寝ている間に移動出来るのは便利ですね。
朝日です♪

 昨夜はお座敷車の室内灯が早めに減灯されたので、一度自由席に移って旅行記を書き上げ、砂川停車中にアップを行ってから、お座敷に戻り寝に入りました。
 ほとんど、フェリーの2等と同じ感覚で、まわりの「いびき」がうるさくてなかなか寝付けませんでした(笑)。それでも、横になれるというのは良いですね。毛布と枕もありますし。でも、ちゃんと寝るならば寝台車かな・・・。

抜海丘陵を通過。曇ってます。
抜海丘陵を通過します。

 4時を少し回った頃に、外が明るくなったのに気が付いて目が覚めました。朝日がちょうど出ていてキレイ・・・・。寝ぼけつつも写真を撮ってみたりして。天気は良いようです。
 で、起きたのが5時半頃でした。外は曇っています。しばらくして、抜海駅を通過しました。コンタクトを装着して顔洗って、早めにとなりの自由席の方に移動します。

朝の稚内駅に到着しました〜。
朝の稚内に到着。

 少しして、ビューポイントである抜海丘陵に出ます。案内放送も流れ、天気が良ければ利尻富士がよく見えるんですけど、残念ながら利尻富士は雲に隠れていました。抜海丘陵の眺めは良いですね^^。

 南稚内に停車したのち、定刻に稚内駅に到着しました。ホームに出て、稚内に帰ってきたのを肌で実感します。指定席の方から大勢降りてきますね。さすがです。

2等船室は護送船状態・・・・
2等は当然大混雑

 さて、稚内駅からあるいてフェリーターミナルに移動しますが、利尻から降りた乗客のほとんどがフェリーターミナルに移動するのも、いつもの光景です。
 乗船はすでに始まっています。ちょうど利尻島行きフェリーの乗船が始まった頃に、ターミナルに到着しました。

稚内港を出港しました〜♪
稚内港を出港しました。

 2等の混雑は予想するまでもないので、もちろん1等ラウンジ席を利用します。運賃は2倍ですが、朝一の便に限って言えば、2倍の料金を払う価値は十分にあります。
船内に入って、まず2等を見てみますが、すでに座るスペースが見つからない程の混雑ぶりです。いつもの光景ですね。

2等に比べて1等船室は別世界です(^^)
1等船室は別世界♪

 で、1等ラウンジですが、今日はツアー客が入っているようで、いつのもガラガラぶりではありませんが、それでも混雑する2等とは別世界です。

利尻富士。山頂には雲が掛かっています。。。
利尻富士がキレイです(^^)。

 定刻に稚内港を出港して、礼文島に向かいます。
天気は・・・いまいちですね。どんよりと曇っていますが、日も射していたり・・。はたして礼文の方はどうかな・・。
 出航直前に、宿である民宿「なぎさ」に連絡を入れます。なんと昼食の「おにぎり」を用意してくれるそうです。これは嬉しいです♪
 出航して、昨夜買っておいた食料で、雑誌見ながら朝食タイムにします。食後はのんびりとしつつ、旅行記を書いたりして・・。そのうち、利尻島の横をいま通過中ですが、利尻富士が山頂に雲がありながらも、美しい姿を見せてくれています。あと35分で礼文島に到着します♪
                    
7時40分作成

1年ぶりに礼文島に帰ってきました。
1年ぶりの礼文島です〜。

 礼文島が近づくにつれて、雲行きの方が怪しくなってきました。。デッキに出てみると強風は相変わらず変わらないものの、水しぶきだか「雨」だか分からないものが。。
 そんなこんなで、1年ぶりに礼文島に帰ってきました。香深港には定刻に到着です。デッキに出て、接岸の様子を眺めています。いつものように、「桃岩荘」方々のお出迎えが賑やかですね〜。

桃岩荘のお出迎え。
桃岩荘のお出迎え。

 そして、タラップが接続されて下船開始となります。1等ラウンジのある2階から1階に降りますが、もの凄い数の乗客で混雑しています。。。いつもの事ながら。。。

 8時20分頃でしょうか。。1年ぶり6回目の礼文島に上陸、帰ってきました。

桃岩荘のお見送りシーンを見学です(笑)
桃岩荘のお見送りシーン

 そして、香深港にお出迎えに来てくれていたのが、先月に礼文島に移住された、「ちあきさん」改め「@KIさん」。一昨年のサッポロビール園オフ以来1年半ぶり、礼文島に移住されてからは初めての、再会と相成りました♪あいかわらず元気そうで^^。@KIさんには礼文らしくちゃんと、「おかえり〜」って出迎えてくれました(笑)。
 さて、今夜の宿である「なぎさ」に、いつものように声掛けられるのではなく、こちらから挨拶に向かいます・・・(^_^;。とりあえず今日の行程を説明し、昼食用に用意していただいた「おにぎり」とお茶の入った水筒を受け取りました。
 で、出発前に恒例の「桃岩荘の方々によるお見送りシーン」を見学します。朝からよくあのテンションで・・・と見ているこっちが感心してしまいます(笑)。

@KIさんの車で島内を移動します。
目指すはアツモリソウ群生地

 さて、フェリーが出航した所で、@KIさんの車に乗り込んで、香深港を出発します。とりあえず向かう先はレブンアツモリソウ群生地です。途中、香深井で@KIさんの移住の先輩という方が合流します。車内では島での普通の会話が飛び交います。それを聞いているだけでも、かなり楽しい♪
 ちなみに香深井から先は、数年ぶりに通りますが結構な距離があるんですね〜。意外と大きい島である事を実感します。

レブンアツモリソウです。
レブンアツモリソウ

 船泊漁港に立ち寄った後、レブンアツモリソウ群生地に到着しました。すでに数台の観光バスが停まっています。
この群生地は明日も来る事になっているので、今日は下見程度。で、肝心のアツモリソウですが、見頃はちょっと終わり際・・・・ですね。それでも咲き始めの花もあったりして、写真を撮るには見頃の花もあったりします。

8時間南コース、出発です。
8時間南コースへ出発

 レブンアツモリソウの写真をサッと撮ったあとは、スカイ岬の方に移動します。
 今日はここスカイ岬から、8時間コースを歩く事にします。車で送ってもらった@KIさんとは、ここでお別れになります。「いってらっしゃ〜い」との見送りをうけて、8時間コースの残り2/3を歩き始めます。

スカイ岬の方を振り返ります。
スカイ岬を振り返ります

 西上泊がコースのスタートになります。桃岩展望台コースのスタート地点のような細い道から始まり、しばらく上り坂が続きます。後ろを振り返ると、スカイ岬がキレイに・・・・ではなく、ガスに霞んで見えています・・・・・(^_^;。天気はいまいち・・・。

結構道幅広い林道です。
結構道幅広いです

 細い道が続いた後は、礼文林道のような大きい林道に合流。ここは、召国地区への交通路でもあるので、大きい道なんだと思います。 すでにこの辺りには、「ハクサンチドリ」「レブンハナシノブ」が咲き乱れており、しばらく歩くと「ミヤマオダマキ」がたくさん姿を見せてくれます。もっとも、名前が分からない花の方が多く咲いていますけどね。

晴れていれば綺麗なお花畑なんでしょうけど。。。
晴れていればお花畑が・・・

 しばらく歩くと、林道は霧の中に突っ込んでいく様な感じになっていきます。遙か先には、先行者のグループが見えていましたが、いまはもう見えなくなっています。
 召国への分岐の手前だったか・・・、晴れていればキレイな「お花畑」であろう場所に出くわしました。咲いていたのは「ハクサンチドリ」に「エゾハクサンイチゲ」だったような。。霧が掛かっているのが残念・・・。しかも、強風吹き荒れているし。。。

森の中に入っていきます。。。
森の中へ入っていきます。。

 召国へ向かう林道と別れて、8時間コースは元の細い道になりました。とにかく、風が強くてその風に霧が流されて、あたかも霧雨が降っているような感じに。寒いんですけど、歩いているので暑いという、よく分からない状況に・・・・(笑)。
 しばらくして、霧雨が強くなってきたので、ここで登山用カッパの上着だけを着込む事にします。

視界が開けた場所も霧の中・・・
視界開けても霧の中・・・

 召国付近を通過すると、コースは森の中に入っていきます。霧に包まれた森の中に入っていく感じで、雰囲気的には良い感じでしたね。
 さて、森の中に入っていくと、こんどは道端に生えている植物の葉が足にあたります。霧の露がついているので、当たるたびに冷たい感触が・・・。霧も濃くなっているので、ようやくカッパのズボン部分を履く事にしました。これで、雨が降っても備えは万全(笑)。

ミヤマオダマキが多いです
ミヤマオダマキ

 しばらくは森の中をあるき続けます。霧が流れ込んできて、すごく絵になるような風景になったりもして。。ウグイスの鳴き声は聞こえるし、24時間前は埼玉で仕事していたというのが、夢のように感じられてしまいます。。。
 この辺りは、「ミヤマオダマキ」が多いですね。露に濡れて余計に可憐さが極まっているような感じに見えます。ただ、風が強いので、写真を撮るのには苦労しますけど。場所によっては、「ミヤマオダマキ」と「イワベンケイ」が一緒になって咲いていたりして。。風が弱ければ・・・・・かなり微妙ですね(笑)と、写真撮る上ではちと残念かも。。。

このケーブルはいったい何????
このケーブルは一体??

 ところで、ここ8時間コースを歩いていて、一つ気になる事があります。それは、この森の中のコースに入ってから気が付いたんですけど、道に沿って「電線のようなケーブル」が延々と延びているんです。地中に埋まっている場所もあれば顔を出している場所もあったりしますが、同じケーブルがずっと・・・・・。
 見たところ、電話線のような感じもしなくはないのですが、いったいこのケーブルは何のか・・・。考える程に不思議さが増していきます。

霧を眺めつつお昼タイムに
霧しか見えません・・・(T^T)

 そんなケーブルを眺めつつ、ひたすら森の中を歩き続けると、しばらくしてガレ場のような場所に出ました。そこには、先行していたグループが休憩していました。
 ちょうど、時間も時間なのでここで昼食タイムにする事にします。「なぎさ」で用意してくれた「おにぎり」で昼食タイム。

咲いていました。レブンウスユキソウ♪
レブンウスユキソウ

 ここのガレ場、霧に包まれて何にも見えませんが、晴れていれば絶景が広がっているんでしょうね。そんな予感がします。
 先行グループは、「桃岩荘」か「星観荘」のツアーだと思います。このグループが出発してからしばらくして、出発します。

こんな急斜面をおりるなんて・・・・(^^;
足が竦むような急斜面・・・

 このガレ場の近くに、なんと「レブンウスユキソウ」を見つけました。しかも、道端の足下に一本だけポツン・・・・・・と咲いています。なんか不思議な感じがしましたね。群生地でもないこんな場所に、しかも一本だけ咲いているなんて。。
 なんか、ちょっと得したような感じになりました。
 ウスユキソウを撮影して、しばらく歩き出すと、今度はかなり急な崖がそびえています。こんな場所を降りるのか・・・・。とてもカメラ持っては歩けないので、リュックに仕舞って両手をフリーにして、この崖をズルズルと降りていきます。

まるでハイジの谷のような風景が♪
ハイジの谷に似た風景(^^)♪

 ガレ場の崖を降りたら、今度は「ハイジの谷」のような、急斜面をスイッチバックしながら降りていく事に。この斜面がまた急角度で、緑がキレイなんですよね〜。
で、斜面を降りきった先には、海岸が見えてきました。
 「ひゃ〜〜〜」と言いながら(笑)、斜面をロープを握りしめながら降りきって、西海岸に出ます。風が強いので、波が高いですね。

海岸線はかなり大きな岩がゴロゴロと。。
海岸は大きな岩だらけ・・

 この海岸線を歩いていくのですが、かなり大きなゴツゴツした岩の上を歩き続けます。
場所によっては、崖と海岸に突き出ている岩の部分が、まるで柱状節理にように同じ角度で出ている部分もあったりして。。。
 そんな岩場を歩き続けて、ようやく宇遠内に到着しました。

ようやく宇遠内にたどり着きました。。。
ようやく宇遠内に到着・・・

 ここ宇遠内には、小さな漁港のような集落があります。
番屋・・・と言った方が正解なのかな。。ここには、休憩所もあって飲み物も販売しています。ちょっと立ち寄って、「ところてん」とビールで一休みすることに・・・。

ところてんとビールで。。。
ひと休み♪

 しばし休んだ後、礼文林道に向けて出発します。
以前はここ宇遠内から、海岸線を伝って礼文滝に抜けるコースだったんですが、現在は危険という事で立ち入り禁止の看板が出ています。
 もっとも、この天気だと歩くのも困難でしょうし。。。

宇遠内から先も登山のような・・・
宇遠内から先も登山が続きます

 さて、宇遠内から礼文林道までは、ひたすら登山・・・・と言う感じです。
 とにかく、ずっと上り坂が続きます。かなりキツイです。。。でも、ここで止まると歩き出すのがイヤになりそうなので、止まることなく登り続け・・・。そしてようやくサミットを越えます。天気も雨の方はすでに止んでいるので、ここでカッパを脱いでラストスパート。後続に追いつかれる事もなく、出発から約5時間で礼文林道に到着したのです。

出発から5時間、礼文林道に出ました。。。
礼文林道に出ました。。。

 礼文林道に到着して、そのまま礼文林道コース・・・・はしません(^_^;。
 香深井のほうに歩き、そしてバスの時刻までかなりあるので、あるいて香深に戻る事にしたのです。東海岸をひたすら歩き続けてます。晴れていれば利尻富士の姿が見えるのですが、曇っているためにその姿を見る事は出来ず・・・・・。なんとかペシ岬だけは見える状態です。。。。
 そんな利尻富士の麓を眺めつつ、香深港に到着しました。グレ電はここフェリーターミナルにか無いので、急いで画像の加工だけを済ませます。加工を済ませてアップも終えたのは、最終便が出航した後でした。
 そして、タクシーに乗り込み、今夜の宿である民宿「なぎさ」に向かったのです。
                        
6時30分作成

今夜の宿、民宿「なぎさ」
今夜の宿は民宿「なぎさ」

 香深港から民宿「なぎさ」まで、結構な距離があるんですね。ここの道は、初めて礼文島を訪れた際に、知床から香深の間を往復して以来だったりします。
 走る事数分で、今夜の宿である民宿「なぎさ」に到着しました。
 夕食開始までのしばらくのあいだ、急いで旅行記の作成に取りかかります。男女別相部屋は3度目ですけど、こういった宿は初めてです。。

「なぎさ」の夕食です。
夕食です。

 しばらくして、夕食タイムになりました。
食事は食堂で全員で一斉にとる方式です。宿主さんから料理の説明があったりします。「北海しまえび」もついていたりします。ただ、ウニの産地で夕食にウニが出ないのはどうかな〜。。と。確かに今日は漁ありませんでしたけどね。。
 食後はすぐにお風呂タイムになります。このお風呂も順番制だそうです。。
 お風呂から出た後は、ミーティングを20時から行うとの事で、旅行記の本文を急いで仕上げる事にしました。

 20時を少し回った頃、ヘルパーさんが各部屋をノックして「ミーティングが始まります」と呼びに回ってきました。ほとんど強制参加に等しいですね・・・・(^_^;
 で、居間に宿泊者全員が集まってミーティングが開始されます。ミーティングの内容というのは、自己紹介に礼文島に来たきっかけなどを各自話すというもの。YHもとほ宿も泊まった事のないσ(^^;には、すべてが初めての事でした。ま、そう言う話を聞いているのも悪くは無いですね。
 最後には、全員が一緒に各自のカメラで記念写真となったのでした。。
                      
7時10分作成

 

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