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63回目・2006 冬の北海道旅行−I旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成
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 [2月3〜4日 出発〜知床半島]   (2月5〜6日 知床半島〜帰宅)

2月5〜6日

 

流氷原に輝く幌別橋のナトリウム灯がキレイ♪
流氷原に浮かぶ灯りがキレイ♪

 昨夜は夕食後は旅行記を書いて、少し眠くなってきたので眠気覚ましも兼ねて夜の散歩に出かけました。流氷で埋まったウトロ港。その流氷の先に幌別橋のナトリウム灯が、なんかキレイでした。。。気温は-7度で昼間と変わりませんでしたね。
 セイコマでビールを買って宿に戻り、温泉に浸かった後旅行記を仕上げて、ビールタイムにしました。ちなみに部屋は1階なので、ビールは窓外の雪の中に埋めて、天然冷蔵庫。ちなみに雪の中に埋めるのは、単に外に出しておくだけだと、凍ってしまうから。。そして、某板に書き込んで寝に入りました。

朝です。良い天気です♪
ウトロの朝、良い天気です♪

 比較的熟睡しましたね。寝るのも少し早かったですし。
朝は7時前に起きました。そしてまた、一つ年を取ってしまいました・・・・・(T^T)。
 外を見てみると、曇り時々晴れみたいな天気です。青空も見えますし、昨日とは打って変わって良い天気かも、
 起きたらまず、温泉に浸かってきます。温泉宿に泊まった時のいつもの行動パターンですね。温泉街のウトロ温泉に浸かるのは初めてなんですが、なかなかに良い湯ですね。気に入りました。

朝食タイム
朝食です。

 温泉に浸かった後は、食堂で朝食タイムです。ごく普通の内容です。で、食堂から少しだけ海が見えるんですけど、なんか青い・・・・(^_^;
 青い部分の上に白い線が・・・。まさか、一晩で沖に流されたのだろうか、ちょっと気になります。で、食事中に温度計を外に出しておいたのですが、気温は-11度でした。まぁ、こんな感じですね。天気の方は薄日も差し込んでいます。
 バスが9時発なので8時半に出発します。今日の目的は、天気が良ければ「知床峠」です(笑)。。
                        
8時作成

 宿を8時半過ぎに出発するのですが、ちょうど同じ宿に泊まっていた若い夫婦(?)の方達が、同じく知床自然センターに行くとの事で、同乗させて貰える事になりました。
 この方達昨夜は21時半頃に到着した方で、札幌から車で来た方です。途中いくつかの通行止めにあい、なんでも釧路経由で来たのだとか。。。
 宿を出発したいったんセイコマに寄ってもらい、昼食を購入しておきます。

スノーシュー履いてこの道を歩きます。。
これからこの道を歩きます〜

 さて、海の方ですけれど、やはり気になっていた事が現実になってました。昨日までびっしりと埋まっていた流氷は、一晩ではるか沖合まで流されていました。ここまで動きの大きい流氷は初めて見ますね。。
 知床自然センターに到着し、お礼を言って別れます。名刺も渡しておきました。どうもありがとうございました(^^)。

 さて、昨日と同じように重量物をコインロッカーに詰め込んで、準備を整えていよいよ出発します。

雪に埋もれた廃屋・・・・
雪に埋もれた廃屋・・・

 自然センターに着いて、一瞬羅臼岳を見る事が出来ました。昨日とは打って変わって穏やかな天気です。ちょっと雲が多いですけど。。
 通行止めゲートで写真を撮って、知床横断道路に入っていきます。この辺りはまだ積雪も少なく・・・と言うか、除雪した跡がありますし。
 しばらく歩くと、左側に廃屋が見えてきます。この廃屋が森林コースになっていて、足跡が道路を横切っています。

後ろを振り返るとオホーツク海♪
後ろを振り返ると・・・

 またしばらく歩き続けると、同じように道路を横切っている足跡が・・・。ここも森林コースになっていて、ここから先がコース外になります。
 そして、ここから先、やはり予想通りスキー跡が続いていました。同じような事考えている人結構いるんですよね〜。
でも、このスキー跡は比較的新しい感じがします。まさか昨日の・・・・? あの地吹雪の中を歩いたのでしょうか・・・・気になります。

除雪区間が終わって雪の段差が。。。
除雪終了点には雪の段差が

 廃屋を過ぎてしばらく歩いたところで後ろを振り返ると、オホーツク海を見る事が出来ます。青い海と白い線、良い感じですね〜。現在の気温は-7度で昨日と変わりません。風がない分過ごしやすいです。
 過ごしやすいという事は、上り坂では汗かくという事でして・・・。少しして暑くなってきたので、セーターを脱ぐ事にしました。

標高290m地点を通過
標高290m地点

 歩き続けていると、雪の段差が現れました。どうやら、ここで除雪は終わったようです。その段差は1メートルくらいある感じです。スキー跡に沿って迂回するような感じで段差を越えます。
 今まで谷間のような道路は、変わって路盤の盛土のような道に変わります。段差を越えて少し歩いたところが、標高290m付近になります。出発してから1時間で通過。
 ちなみに今回、出発から3時間経過したところで、引き返す計画になっています。なので、何処まで行く事が出来るのか・・・。

川が流れています。。。
川と雪の造形がキレイ♪

 少しして右カーブになり、橋を越えますが、眼下に流れている川がキレイ・・。川がキレイと言うよりは、周りに積もった雪の造形がキレイです。もちろん写真を撮りながら進みます。
 それからしばらく上り坂を歩き続けますが、新しいスキー跡は途中で折り返した跡がありました。ここで引き返したようです。
 その代わり、古いスキー跡がさらにずっと先へ延びています。この古いスキー跡が何処まで続いているのかが、楽しみですね♪

標高370m地点を通過
標高370m地点

 古いスキー跡の上を歩き続けます。新雪の上を歩くよりはるかに楽です。所々昨日の地吹雪で跡が無くなっている場所があります。そこを歩くと、跡の上を歩く楽さ加減がよく分かります(笑)。
 さきほどの290m付近を通過してから約40分、標高370m地点に到着しました。
晴れていれば、この場所からは羅臼岳の姿を見る事が出来るのですが、肝心の羅臼岳は厚い雲の中に隠れてしまっています。。。。

道路標識を通過します〜
道路標識を通過。。

 この370m地点を通過してしばらく歩き続けると、羅臼まで何キロといった案内標識が現れます。その後ろには以前は「知床国立公園」と書かれていた木の案内板には、「知床 世界遺産登録」に変わっていました(笑)。

 この案内板を通過してしばらく、道端になにやら顔を出しているものが・・・。よく見るとそれは、積雪を計る物でした。現在の積雪は1m70cmの様です。。。


積雪は170センチ・・

 ここからまたしばらくひたすら歩き続けます。スキーの跡はまだ続いています。気温は-7度で変わらず。上り坂なので体は熱く、まだ携帯のメールを打つ事も出来るくらい。風も無いですしね。。。

標高500m地点に到達。羅臼岳は・・・?
標高500m地点に到達。羅臼岳が・・

 370m地点を通過してから、1時間で標高500m地点に到達しました。ここは一応の目標地点なので、ホッと一安心。ただ、羅臼岳は雲に隠れてしまっています。。。晴れていれば、キレイに姿を見る事が出来るんですけどね・・・。
 そして、この500m地点を通過します。スキーの跡はまだ先に続いています。いったい何処まで続いているのだろうか。。。

景色が一変、樹氷がキレイ♪
景色が一変し樹氷がキレイ♪

 この標高500m地点を通過して少しすると、景色が急変します。それまでと違い、いきなりモノトーンの世界が広がっています。白と黒の世界とでも言うべきか・・・。とにかく、雰囲気がガラッと変化していました。
 一面に広がる樹氷の美しい事・・・・。そして、気温まで急に下がり出しました。温度計は-13度を表示しています。そして間もなく、風も出てきました。雪は降ってはいませんけど、風が強くなってきた・・・。まるで、ここで折り返せと言わんばかり・・・。

この場所で引き返す事にしました。。。
この場所で泣く泣く折り返します。。

 とは言うものの、時間の方がリミットの3時間を迎えようとしています。前回到達した標高650m地点に到達出来ない・・・・、かなり悔しいです。やはり、スキーの方がスノーシューより速いのか。。。
 500m地点から歩く事20分の地点で、折り返す事にしました。天候も荒れてきたようですし。。。それに、この折り返す場所から先の区間、吹き溜まりのような感じで雪の山が二つ三つと連なっていて、天気良くてもこの先を歩くのは無理そう。。。スキーの跡もこの先は見当たりませんし。。。


とりあえず記念写真を・・・

 ちょっと悔しいけど、とりあえず記念写真を・・・と言う事で、雪から頭を出しているガードレールの反射板にカメラを置いて、記念撮影。そして、今来た道を引き返します。

 風はどんどんと強くなっています。気温は変わらないけど、体感温度は-20度くらいはあると思う。。。鼻の中が凍っているのが、感覚で分かります。
 折しも、行きの上り坂とは違い、帰りの下り坂では上り程体力を使用しません。歩く時も、行きの足跡に合わせれば良いので、かなり楽ですし。
 と言う事は、汗も引く訳でかなり歩いていて寒くなってきました。ともかく、ひたすら歩き続けます。

流氷がかなり押し戻されています。
行きとはオホーツク海の色が違う

 標高500m地点を通過して20分くらい歩いたところで、ちょっとした谷間の様な感じのところで、一休みします。
 時間も時間なので、ここで昼食タイムにしました。セイコマで買ったおにぎりを食べますが、手の冷たい事冷たい事。。。食べている間、指の感覚が無くなってきました。登っている時は携帯メールを打てるくらいだったのに。。
 食べ終わった後、セーターを着て出発することにします。この付近では海を見る事が出来るのですが、この風のおかげか、流氷が午前中より沿岸まで流されてきています。白い部分がかなり多い。北風だからでしょう。

ほとんどレコードラインの足跡・・・
足跡がレコードラインみたい(笑)

 歩いているうちに、手の冷たさも解消されてきました。ただし、気温はさほど変わらずに-10度を表示しています。
 下り坂が延々と続くので、行きよりも早いペースで歩いていられます。振り返ると、まるでレコードラインのように足跡が続いており、これはこれで見ていて面白い。。。
 次ぎにこの道を歩く人は、何処までこの足跡続いているんだろう・・・・とか思いながら、歩くんだろうな〜。。。

通行止めゲートまで戻ってきました〜。
通行止めゲートに戻ってきました。

 折り返してから、1時間半程度で、標高290m地点まで戻ってきました。やはりかなりのハイペースで歩いています。でも、行きのようには汗もかいていません。。。体力の消耗度が違いますね。。。
 しばらくして、雪の段差に到達して、さらに歩き続けて森林コースとの合流地点を通過・・・・、そして、折り返しから2時間半程度で通行止めゲートに到着しました。
 知床峠まで歩くには、バスの時間に合わせては到底到達する事は不可能ですね。車で来て、日の出直後に出発しない限り、無理でしょう。
 でも、いつかは冬の知床峠の景色を、この目で見てみたいものです。。。
                       
21時20分作成

フレペの滝。良い天気♪
フレペの滝。昨日とは違い良い天気

 さて、ゲートに到着した時間は14時50分。まだ時間はあります。
と言う事で、天気も良いし流氷も来ているので、そのまま「フレペの滝」コースに入っていきます。
 昨日は新雪かき分けて歩いたコースは、しっかりと踏み固められていました。これなら普通に靴だけでも歩けそうな感じ・・・・(^_^;
 途中、ツアー客と思われる集団とすれ違った意外は、誰ともすれ違わず。。。森を抜けて視界が開けると、シカの親子とスキーの2人組が帰る途中だけで、あとは誰もいません。

フレペの滝と流氷原♪
流氷原とフレペの滝♪

 コース入り口から歩く事20分程度で、フレペの滝展望台に到着しました。
 とにかく、昨日とは比べ物にならない程、美しい風景が眼下に広がっています。昨日程ではないにせよ、流氷もちゃんと来ていますし。
 とはいえ時間もないので、写真撮ったらすぐに展望台を後にします。
ついでに、展望台の隣にある崖の方に行ってみます。こちらも流氷がびっしり・・・と。夕暮れ時の日差しが射していて、とてもキレイです。

最高の景色です〜(^^)
最高の景色ですね〜(^^)v

 時間が許せばずっと見ていたいのですが、そうも行かないので泣く泣く自然センターへ戻る事にします。
 自然センターに戻ってきたのは、15時50分でした。
 スノーシューとかを片付けていると、係員の人が来て「バスをお待ちでしたら、館内で待たれていても大丈夫ですよ」と言ってくれました。外に追い出されると思っていたので、嬉しかったですね〜。
 絵はがきを書きながら過ごして、20分に外に出ます。ポストに投函してバス停へ。

朝とはまるっきり違う景色が広がっています。。。
朝とはまるで違う景色が♪

 16時25分、バスが到着してきました。お客さんは当然誰も乗っていません。で、乗り込んだのもσ(^^;一人・・・。
 バスは自然センターを出発して、一路知床斜里駅を目指します。
途中、プユニ岬を通る際に写真を撮ります。朝とはまるで別の海のように流氷でびっしり・・・です。短時間でこうも違うんですね〜。

流氷原と夕焼け♪
夕焼けと流氷原♪

 そういえば、さっきフレペの滝で流氷を見ていると、動いているのが分かりました。あっという間に沖に流されたり、迫ってきたりするんですね。それを初めて実感した感じです。

 ウトロ温泉で数人が乗車します。
そして、バスは海岸線を走ります。ちょうど流氷原の後ろに夕焼けが・・・。まるで知床からの誕生日プレゼントのような夕焼けを見る事が出来て、良かったです(^^)。
 日没後は、写真の選別と旅行記を書きながら過ごし、17時20分に知床斜里駅に到着したのです。。。
                      
21時50分作成

夜の知床斜里駅に戻ってきました。
知床斜里駅に戻ってきました。

 斜里に着いて、とりあえず駅待合室にて旅行記を書いて過ごします。駅員がいるうちに網走までの乗車券も購入しておきます。
 18時になって、お風呂タイムにします。お風呂は斜里の常風呂であるグリーン温泉です。ここは源泉掛け流しの食塩泉で、なかなかに良い湯です。ちょっとぬめりのあるお湯ですね。

知床珈琲ポラリス
知床珈琲ポラリス

 冷え切った体を温泉で温めて、駅の方に戻ります。駅前では、斜里に住む友達、マミさんが待っていてくれました。
 マミさんの車で移動して、最近斜里に出来た喫茶店「知床珈琲ポラリスに向かいます。
ここのマスターは、元麗門亭マスターのトムさんと知り合いで、ニセコアワグラスのサイトともリンクを組まれています。

スープカレーで夕食タイム♪
鹿肉と野菜のスープカレー♪

 まずは、σ(^^;だけビールで乾杯します。このビールが道東だけで販売しているサッポロビールの「エーデルピルス」と言うビールで、かなり美味しいです(^^)♪
 で、食事に選んだのが「鹿肉と野菜のスープカレー」です。それと食後のデザートに「ココアモンブラン」。
 鹿肉はハンバーグにしたもので、これが美味しかった〜。スープカレーの辛さもちょうど良く、ココアモンブランも好みの味で美味しかったし♪


ココアモンブラン♪

 駅から近い事もあって(徒歩圏内)、良いお店が出来たものです。
 ひさしぶりの再会となった、マミさんとの会話も飛ぶように進み、あっという間に時間は過ぎ去っていき、気が付けば列車の発車時刻・・・。
 駅に向かい、マミさんのお見送りを受けて、知床斜里駅を後にしました。
楽しい誕生日の夜を、マミさんありがとうございました〜(^^)♪


網走駅・・・人が多い

 さて、網走行きの車内では、ひたすら旅行記を書いて過ごします。
ある程度仕上がり掛けたところで、網走駅に到着。ホームにはオホーツクが停車していました。「まさか、もう入線か・・」と思いましたが、どうやら遅れて到着した「オホーツク5号」の様です。で、10号はこの列車の折り返しだから、入線と言うか発車時刻が遅れるかも。。。

今日の宿、札幌行き「オホーツク10号」
オホーツク10号の寝台が今日の宿

 駅待合室にて旅行記を仕上げて、アップを済ませます。
で、案の定「オホーツク10号」の入線時刻が遅れる案内が流れます。久しぶりに見る乗客数で、さらに今日がσ(^^;にとっての「オホーツク10号」乗り収めなんですが、まさかこんな状態になるとはね・・・(^_^;
 再びパソを開いて、旅行記の続きを書いて過ごします。
 22時25分頃に「オホーツク10号」が入線してきました。おそらく、すぐに発車すると思うので、号車番チェックも出来ない、写真撮るだけの慌ただしい出発となってしまいました。
 で、今夜の部屋は3号車6番下段のB寝台です。3月17日をもって廃止される夜行「オホーツク10号」のお別れ乗車なのです。
 網走駅を15分遅れて発車。「オホーツク10号」で過ごす最後の道内の夜なのでした。。
                  
 22時50分作成

 昨夜は網走出発後、女満別駅で下り「オホーツク7号」と交換だったのですが、この7号がかなり遅れているらしく、20分以上停車していたでしょうか・・・。もっと遅れていれば美幌で交換したのだと思います。おかげで旅行記を書き終わって、なおかつアップも行えました。「オホーツク10号」乗って、その日のうちに旅行記仕上げるのは、かなり久しぶりの様な気が・・・・・(^_^;

定刻に札幌駅に到着しました。
札幌駅には定刻到着です。。。

 夜は熟睡出来ました。ぐらっと揺れたので「地震か・・・・」と目が覚めたら、旭川駅発車だったり・・・(笑)。発車の揺れを地震と勘違いするのは、熟睡している時に多いです。。
 起きたのは目覚まし掛けた6時過ぎでした。6時10分に江別に停車したので、定時で運転しているようです。もっとも、昼行ダイヤに比べて2時間半も余裕を持たせているため、たとえ1時間遅れようが、目が覚めると定時に戻っていますからね。
 夜行の「オホーツク9、10号」はおそらく通算で200回近くは乗っていると思いますが、いまだに遅れて終着駅に着いた事は、一度もありませんから。。。
 で、6時30分定刻に、札幌駅に到着しました。
夜行のオホーツクは、3月17日をもって廃止されます。廃止後は、流氷時期の臨時列車としての運行が予定されているようですが、寝台車が連結されるのかが、「利尻」共々気になります。
 もっとも、定期廃止→季節列車化→いつのまにか列車廃止は、JRお得意の図式なので、再来年以降はどうなるか分からないですけどね。
 便利な夜行列車が廃止される事は、JRにとって一層の鉄道離れに繋がらない事を祈るばかりです。

北広島の手前で朝日♪
車窓には朝日が♪

 さて、札幌駅での乗り継ぎ時間は、僅かに5分しかありません。結局、車番チェックも出来ないままに、「オホーツク10号」のお別れ乗車は終了してしまいました。
 雪だるまの「オホーツク」に別れを告げて、6番線の快速「エアポート60号」のUシートに乗り込みます。あとは、千歳空港に向かうだけです。
 昨日も大雪で札幌圏のJRは軒並み運休・遅れが出ていたようですが、今朝はキレイに晴れ渡っています。今日から「さっぽろ雪まつり」も開幕するようですし。
 北広島の手前辺りで日の出を見る事が出来ました♪

羽田行きJAL1000便
羽田行きJAL1000便

 新千歳空港には定刻に到着。すぐにチケットレスの航空券を発券し、搭乗手続きも済ませます。
 さて、行きの羽田空港では通過に時間の掛かった「スノーシュー」ですが、さすがは北海道の空港ですね。ちらっと確認しただけで、すんなりと通過出来ました。「スノーシュー」の意味すら理解出来ていなかった羽田空港の係員とは、大違いです(笑)。
 朝食のパンを購入して、羽田行きJAL1000便・B777-300に乗り込みます。このJAL1000便は北海道からの帰りの飛行機として愛用しています。で、もちろん帰りはクラスJです。

 一昨日は大雪で閉鎖された新千歳空港。除雪の残骸が山になって積もっています。来た時より雪の量は多いですね〜。
 7時50分に動き出しそのまま滑走路へ。AIR DOの着陸をやり過ごして、滑走路へ進入。そして強烈な加速Gと共に離陸して、北海道を後にしたのです。


このすり鉢火山は何の山?

 機内では朝食を済ませた後は、旅行記を書きながら過ごします。苫小牧付近だけが晴れていて、あとはずっと雲の上・・・・。
 気が付いた時には、すでに津軽海峡を越えていました。で、ふと下を見るとまるで富士山のようなすり鉢火山が・・・。何の山だろうか・・・・。見事にミニ富士山の形をしていました。

羽田空港に戻ってきました。。。
羽田空港に戻ってきてしまいました。

 ある程度旅行記が仕上がったところで、ベルトサインが出ます。関東は曇り空のようで、少し高度を下げると雲の中を突き進んでいきます。
しばらくして、地表と東京湾アクアラインが見えてきました。着陸のアプローチが始まり、9時20分頃、羽田空港に着陸しました。
 ターミナルに接続する前に、滑走路が見えたんですが、着陸態勢の飛行機が3機連なって見えたののは、面白かった・・・。

 飛行機を降りて、今年最初の北海道旅行は幕を下ろしました。
また、10日後に帰省しますけど・・・(^_^;
 これにて、「63回目・2006 冬の北海道−I 旅日記」を終了します。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
                                      ほくと@管理人
                      
10時30分作成

 

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