さあ、作りましょう!

(仕込み時期は室温が20℃を切るくらいからが良いと思います)

1.大豆を水に漬けます。

大豆を良く洗い、大豆の量の2〜3倍の水を入れ一晩ふやかします。

2.大豆を煮ます。

 ふやかした大豆をそのまま火にかけ柔らかくなるまで(指でつぶせるまで!)煮ます。途中で水が少なくなった足します。

 圧力鍋がある方は圧力鍋を利用すると時間が短縮されます。
圧力鍋で煮る前に鍋で煮て一度沸騰させ、灰汁をとってから圧力鍋で煮ると良いです。重りがまわり始めてから15分ほどで柔らかくなります。入れる大豆の量は鍋の半分までです。入らないときは一度にやらず分けましょう。水分の量は大豆より3cmくらい多く入れます。また、付属の押しぶたをします。

※ポイント大豆を圧力鍋を使用すると鍋で煮るよりも色が薄くなります。濃くしたい場合は鍋で煮て更に一晩そのままにしてから再び温めてつぶしの作業にはいると色が濃くなります。

3.大豆をつぶします。

 煮あがった大豆をざるに上げ(この時の煮汁(種水)は使用するので取っておく!)大豆を熱いうちにビールビンの底などで十分につぶします。

4.麹に塩を混ぜます(この作業を塩切りといい、塩切りした麹を。塩切り麹と言います)

麹をよくほぐし、分量の塩を入れて混ぜます。

5.つぶした大豆が人肌程度(35〜40℃)になったら4を混ぜます。

 つぶした大豆が人肌程度(35〜40℃)になったら4を混ぜます。この時に大豆の中に麹を入れるようにすると混ざりやすいです。熱いときに混ぜると麹が活性を失いますので注意してください!

 最終的に粘土くらいの固さに調整します。冷ました種水を使用します。種水が不足したら(不足することはないと思います。あまることの方が多いと思います)湯冷ましを使用してください。柔らかくし過ぎないように注意してください。

※ポイント気温が高い時は種水を少なくして固めに仕上ます。

6.野球ボールくらいのだんごにし、消毒した味噌樽の底をめがけて空気を抜くように投げ
  つけます。

全部入れ終わったら 7 にいきます。楽しい作業です。空気が入らないように注意を。

7.蓋をし、重石をし、新聞紙で上ブタをしたら作業終了です。

 平らにならしたみその表面に手塩を振りラップを張り付けます。
容器の周りに付いた味噌はきれいに拭き取ってください。カビの元になります。
蓋をし、重量の20%の重石をして(10kgの仕上がりなら2kgの重石)、新聞で上ブタをしたら終了。
涼しいところに保管しましょう。台所の棚の下など。においは気になりません。

8. 手入れ 

 3 ヶ月くらいたったらしゃもじで上下にかき回して(天地返しといいます) 再び手塩を振りラップを張り付けます。
 表面にかびが生えてきたらその部分をそぎ取り、平らにならして手塩を振り保存。
仕込後6ヶ月くらいで熟成します。我が家では3ヶ月頃から市販の味噌に加えて食べてます。

9.出来上がったら冷蔵庫にて保管し熟成後6ヶ月から1年が賞味期間です。

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