伊賀鍔隠れ十人衆のくノ一朱絹(あけぎぬ)の「ウンドマーレー」、よかったです。 『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』 せがわまさきの絵が、グンバツ! A Happy New Year! ご愛読ありがとうございます。 本年もよろしくお願い申しあげます。 2005.1.1. 少年摩羅人アルク・コーガン トホホの遁兵衛 怪人2面相
んで、42回目の今回は、
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『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき、は傑作です。 伊賀鍔隠れ十人衆のくノ一朱絹(あけぎぬ)がエロっぽくてよかったです。 そして、「Basilisk完全解読BOOK」がよかったです。 つーことで、ここで、『ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド』又の名を 『忍法いつもの丸写しシリーズその55』だよん。 (^ ^; ──原作をマンガ化するにあたって、最も苦心したところはどこでしょうか。 いちばん考えたのは、、「小説とマンガのちがい」ということでした。小説という器に入って いるものを、マンガという器に移し替えるわけですから、ちがいをしっかり認識していないと いけない。そのときに自分なりに出した結論としては、「小説とマンガは、リズムがちがう」 ということでした。 ──といいますと? 小説とマンガでは、読者が読んでいくときの、リズムがちがうんです。小説のリズムは、地 の文とキャラクターのセリフが交互に出てきて、会話になって、風太郎先生の解説が入る…… というリズムなんです。マンガは、見開き2ページ単位で、ページを開いて、読んで、また 次のページを開く、というリズムですから、そこに小説の内容を入れるには、小説の単位を一 度バラバラにしてしまって、マンガの単位に直していくという作業が必要になってくるんです。 イメージとしては、団子をまるめなおすような感じですね。具体的には、小説のセリフや場面 を微妙に入れ替えてみたりとか、地の文をキャラクターのセリフにしてしまったりとか、そう いう作業です。 マンガに、小説の地の文……つまりナレーションを入れるかどうか、ということも、かなり悩 んだんです。風太郎先生はもともと医者ですから、忍法を出す際に、医学の知識に裏打ち された解説をかならず入れていらっしゃる。たとえば朱絹(あけぎぬ)の全身から血を噴き出す 技なんかは、「ウンドマーレーという現象があって云々」という解説がついている。非情に興味 深い解説ですから、小説を読む際にはそこがおもしろい部分だったりするんですけれども、 これをマンガに入れてしまうと、リズムが壊れてしまう。それで、悩んだあげく、ナレーションは 一切入れない、ということにしたんです。ヴィジュアルですべてを説明しよう、と。 (丸写しオシマイ) 『ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド』又の名を 『忍法いつもの丸写しシリーズその55』でした。(バカだねえ) せがわまさきの絵が、グンバツ! せがわまさきは、いい! 甲賀卍谷十人衆 vs 伊賀鍔隠れ十人衆 キャラクター! アクション! スピード! リズム! 霧! 水! 花! 蝶! 風! 月! くノ一! 哀! 忍法! 鮮! 烈! 凄! 惨! 死! 闘! せがわまさき:マンガ! 『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』 *** ( 注:*は手裏剣のつもり (^ ^; ) (これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part108 っつーこと? あ、ごくろうさんpart108) せがわまさき:マンガ、『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』を読みたまえ、ボケット小僧君、むはは はは。 ◆オレのオモシロ度=読んでいない。 ◇ボクのオモシロ度=☆☆☆☆☆ (☆5つが最高。) 2004.12.11.(また読者が減っちゃったかな) |
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えー、これはボクの個人的趣味です。 |
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ではでは、出羽の守、大変長らくお待たせいたしました。 今週のメイン・イベント (^ ^; あり??? 何か変よ。 え? あいむ・そりい?
何だこりゃ?っつー肩すかしで、ごめんネ。だって、スケベシーン過激じゃないんだもん。 |
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迎 春 ご家族皆様のご多幸をお祈り申しあげます。 本年もよろしくお願い申しあげます。 2005.1.1. |
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(貴重なほんのわずかな読者の方々&明智君&小林少年君&ボケット小僧君へ) ←トップページの掲示板に、ご意見、ご批判、おたよりなどお待ちしています。 トホホなおたよりには、大歓迎を15%も増量中です。 by トホホの遁兵衛 (^ ^; |
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←第43回配本は「ちくま文庫版武蔵忍法旅」です。 |