『忍法忠臣蔵』は、嫌いだ。
    暗〜い眼をしたオレ、
    とんでもなく暑い中学2年の夏休み。 
四十七士になれなかった男たち、忍法忠臣蔵』、切ないです、面白いです。


  忍法帖シリーズ 山田風太郎の私設ファンコーナーです。

         ★山田風太郎の忍法帖シリーズを是非ぜひゼヒ読んでネ★

んで、回目の今回は、


          ***** 忍法忠臣蔵 *****         。
 

   講談社文庫590円
  「おまえを犯すと、ふしぎな力がつくと申すか?」  
表紙:天野喜孝
               305p 解説:馳星周 忍法帖雑学講座2:日下三蔵

 
 
 『忍法忠臣蔵』は嫌いだ。暗〜い眼をしたオレ、とんでもなく暑い中学2年の夏休み。

 『忍法忠臣蔵』のイントロは、颯爽&痛快路線で大好きだったんよ。
俎銀兵衛(まないた ぎんべえ)との出会い、将軍様お目見えの刺身料理対決、と、ここまでは
良かったんよ。主人公:大奥御広敷伊賀者:無明綱太郎(むみょうつなたろう)君に、オレは
惚れ込んじゃって、すっかり感情移入だったんよ。
 そっから先、無明綱太郎君の悲劇と絶望、ああ、つらい。
 女に裏切られ、ニヒルになっちゃって、ハードボイルドしちゃって、暗黒、残酷、冷酷無比。
そしてテーマが、赤穂浪士を肉欲の罠で堕落・脱落させようとする、くの一vs浪士たちの物語
だよ、暗いよ。

 ここで、とっても短い、
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズそのだよん。 (^ ^;

「……男であれば彼らがひきずりこまれずにはおられぬ堕地獄がある。色道、肉欲の罠、
女色の地獄」                                  
(丸写しオシマイ)

 とっても短い、
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその』でした。(バカだねえ)

 ジト〜〜、ヌメ〜〜、ドロ〜〜、ハアハアハア、ああどうしよどうしよ、やめられないとまらない、
オレのオレがオレにオレをオレへオレもオレとオレはスケベだぁ……。
<リフレイン>「……男であれば彼らがひきずりこまれずにはおられぬ堕地獄がある。色道、肉欲
の罠、女色の地獄」
……(すっかり感情移入)オレどんどんダメになってくんじゃねえかな。

 中学2年のオレには、『忍法忠臣蔵』は、救いようのない暗〜い読後感でいっぱいだよ〜ん、
っつー記憶しかなかったんよ。

 月日は流れ、ボクも大人になりました。
(^ ^;
 今回、再読して、再評価ですよ、アアタ。
忍法忠臣蔵』は、傑作です、面白いです。四十七士になれなかった男たちの凄まじい物語。
特に「小平太崩れ」の章は凄いです。
「今回は脇役陣が多いな、バカバカしいな、オレ何やってんだ?もうやめよかな」
な〜んて思いながら、「ボク「忍法忠臣蔵」データ」を作ってたんです。
 ところがどっこい、
30毛利 小平太(もうり こへいた)播州赤穂浅野家の元家臣。
   ・・・(中略)・・・
55堀 伝之丞(ほり でんのじょう)の御内儀。羅生門河岸の百文女郎。堀伝之丞病死。
56竹内 佐助(たけうち さすけ)の妹。夜鷹。竹内佐助病死。
57羽田 金太夫(はねだ きんだゆう)の女房。歌比丘尼。羽田金太夫病死。
58人見 伴左衛門(ひとみ ばんざえもん)の娘。舟饅頭(船頭相手の売女)。
                                 人見伴左衛門病死。
59糟谷 道喜(かすや どうき)の孫娘。浅草堀のけころ(ころび寝する下級酌婦)。
                                 糟谷道喜病死。
…病死。…病死。…病死。…病死。…病死。
と、ワープロしてるうちに、ウルウルですよ、「小平太崩れ」の章は感動モンでした。
んだからボクは、能登組くノ一六人衆の鞆絵(ともえ)が忍法を使わずに死んじゃっても、
許してあげちゃう、のでした。

     暗〜い眼をした中学2年、のオレ。
       ウルウルですよ、のボク。
         オレの『忍法忠臣蔵』と、
           ボクの『忍法忠臣蔵』とのあいだには、
             『獣人伝説』(半村良)がある。
               神に戦いを挑む悪魔の物語。
                 四十七士になれなかった男たち。
                   色道、肉欲の罠、女色の地獄。
                     ダメになってくオレ、なんにもなれないボク。
                       忠義のきらいな悪の側の主人公・無明綱太郎。
                         ダーティー・ヒロイズム、
                           ピカレスク・ロマン。
                             『忍法忠臣蔵』
                               ***
                                 
( 注:は手裏剣のつもり (^ ^; )

(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part2
 っつーこと? あ、ごくろうさんpart2)

注:『獣人伝説』は半村良の『伝説シリーズ』の中で、ボクの大好きな作品です。
  「神」には絶対勝てないとわかっていながら、それでも戦いを挑む悪魔の独白シーン
  から始まる、SF小説です。ヒマな人は読んでネ。(できれば一冊目は『黄金伝説』を)

 何カッコつけてんねん??? バカにしていいんだよ小林少年君、
オレ”少年摩羅人アルク・コーガン”も、ボク”トホホの遁兵衛”も
ず〜〜〜〜〜っとバカだったんよ、トホホホホ。

◆オレのオモシロ度(初読)=★ (★5つが最高。)
◇ボクのオモシロ度(再読)=☆☆☆
                        2003.09.07.(また読者が減っちゃったかな)
 
 


   *****
ボク「忍法忠臣蔵」データ *****   

                             (注:は手裏剣のつもり (^ ^; )
 えー、これはボクの個人的趣味です。
忍法名とか脇役陣とか時代とかをExcelで並べ替えして遊ぼっかな、っつーつもり。

忍法帖第7作目
初連載誌:週刊漫画サンデー(実業之日本社)1961年11月25日号〜62年4月21日号
                               (山田風太郎40歳:執筆時)
時代設定:元禄13年〜15年12月15日(1700〜02)
登場人物
伊賀忍者
@無明 綱太郎(むみょう つなたろう)大奥御広敷伊賀者。
       忍法名:不明(ふめい)(和紙を折って活け作り用刺身包丁とする。)
       忍法名:不明(ふめい)(女の髪の毛で編んだ鞭を操る。)
       忍法蜘蛛の糸巻(くものいとまき)(唾液を粘着力の強い蜘蛛の糸のように操る。)
       忍法鵞毛落とし(がもうおとし)(鳥を操り羽毛を舞い落とし相手を倒す。)
       忍法浮寝鳥(うきねどり)(重量のない人間のように沼の蓮の上を沈まずに歩く。)
       忍法名:不明(ふめい)(花びらを操り相手に貼り付け、炎となって焼き殺す。)
       忍法名:不明(ふめい)(燃える投網で敵を焼き殺す。)

能登組十人衆
@瓜連 兵三郎(うりつら ひょうざぶろう)忍法名:不明(ふめい)
                  (眠り薬を塗った黒い紙を千切って蝶にして自在に操る。)
A浪打 丈之進(なみうち じょうのしん):忍法血虫陣(けっちゅうじん)
                  (体に飼っている回虫を吐き出し相手に襲いかかり血を吸う。)
B鴉谷 笑兵衛(からすや しょうべえ):忍法偕老同穴(かいろうどうけつ)
                  (水を吸って肥大化する海綿体人形を操る。)
C万 軍記(よろず ぐんき):忍法南北杖(なんぼくじょう)
                  (強力な磁力を持つ杖で相手の刀を無力化する。)
D白糸 錠閑(しらいと じょうかん)忍法名:不明(ふめい)
                  (骨を軟骨化し、竹筒の中に身を隠す。)
E鍬形 半之丞(くわがた はんのじょう):忍法金剛網(こんごうもう)
                  (四人の念力の網で相手を両断する。)
F折壁 弁之助(おりかべ べんのすけ):忍法金剛網(こんごうもう)
                  (四人の念力の網で相手を両断する。)
G月ノ輪 求馬(つきのわ もとめ):忍法金剛網(こんごうもう)
                  (四人の念力の網で相手を両断する。)
H女坂 半内(めのさか はんない):忍法金剛網(こんごうもう)
                  (四人の念力の網で相手を両断する。)
I穴目 銭十郎(あなめ せんじゅうろう):忍法一ノ胴(いちのどう)
                  (肉体を鉛のように変化させる。)

能登組くノ一六人衆
@お琴(おこと):忍法おんな灯心(おんなとうしん)(男と交わったとたん、色欲の精を
                  灯心のごとく刺しこんで、男の体内に炎をあげさせる。)
Aお弓(おゆみ):忍法浮舟(うきふね)(重量のない人間のように体重ゼロにする。)
                 :忍法歓喜天(かんきてん)(交わった相手と入れ替わる。)
Bお桐(おきり):忍法摩羅蝋(まらろう)(交わった相手と血管を繋げて離れなくする。)
Cお梁(おりょう)忍法名:不明(ふめい)(鍼の経穴(つぼ)365カ所に針を吹き込み、
                  欲情すると針が突き出て抱かれた相手が刺されて死ぬ。)
          忍法名:不明(ふめい)(髪の毛で編んだ縄を操る。)
Dお杉(おすぎ)忍法名:不明(ふめい)(幻覚で相手は胎児になってゆく。)
E鞆絵(ともえ)忍法名:使用せず&不明(しようせず&ふめい)

脇役陣
@無明 伝左衛門(むみょう でんざえもん)大奥御広敷添番。無明綱太郎の伯父。
A俎 銀兵衛(まないた ぎんべえ)大奥御広敷御膳所の御台所人(料理人)。
B滝川(たきがわ)大奥御年寄。
Cゆう(ゆう)大奥下級女中。俎銀兵衛の娘。
D川澄 助八(かわすみ すけはち)表御膳所の御台所人(料理人)。
E絵島(えじま)大奥奥女中。
F徳川 綱吉(とくがわ つなよし)五代将軍。犬公方。生類憐れみの令で有名。
G浅野 内匠頭(あさの たくみのかみ)播州赤穂五万三千五百石城主。
H吉良 上野介(きら こうずけのすけ)高家。
I柳沢 吉保(やなぎさわ よしやす)幕府側用人。
J卯月(うづき)米沢藩上杉家江戸屋敷女中。
K織江(おりえ)米沢藩上杉家御国家老千坂兵部の息女。
L千坂 兵部(ちざか ひょうぶ)米沢藩上杉家御国家老。
M大石 内蔵助(おおいし くらのすけ)播州赤穂浅野家の城代家老。千五百石。
N不破 数右衛門(ふわ かずえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
O奥野 将監(おくの しょうげん)播州赤穂浅野家の次席家老。千石。
P進藤 源四郎(しんどう げんしろう)播州赤穂浅野家の元家臣。四百石。
                          鉄砲頭。大石内蔵助の従弟。
Q神崎 与五郎(かんざき よごろう)播州赤穂浅野家の元家臣。
R吉兵衛(きちべえ)進藤源四郎の下男。
S矢頭 右衛門七(やとう えもしち)播州赤穂浅野家の元家臣。16歳。
21原 惣右衛門(はら そうえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
22堀部 安兵衛(ほりべ やすべえ)播州赤穂浅野家の元家臣。
23武林 唯七(たけばやし ただしち)播州赤穂浅野家の元家臣。
24小野寺 十内(おのでら じゅうない)播州赤穂浅野家の元家臣。
25小山 源五左衛門(こやま げんござえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
                                    大石内蔵助の伯父。
26浅野 大学(あさの だいがく)浅野内匠頭の弟。
27河村 伝兵衛(かわむら でんべえ)播州赤穂浅野家の元家臣。
28岡本 次郎左衛門(おかもと じろうざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
29高田 郡兵衛(たかだ ぐんべえ)播州赤穂浅野家の元家臣。
30毛利 小平太(もうり こへいた)播州赤穂浅野家の元家臣。
31瑶泉院(ようぜいいん)浅野内匠頭の後室。
32前川 忠太夫(まえかわ ちゅうだゆう)播州赤穂浅野家お出入りの日用取頭。
33田中 貞四郎(たなか さだしろう)播州赤穂浅野家の元家臣。
34潮田 又之丞(うしおだ またのじょう)播州赤穂浅野家の元家臣。
35奥田 孫太夫(おくだ まごだゆう)播州赤穂浅野家の元家臣。
36中村 勘助(なかむら かんすけ)播州赤穂浅野家の元家臣。
37大高 源五(おおたか げんご)播州赤穂浅野家の元家臣。
38勝田 新左衛門(かつた しんざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
39薄墨 太夫(うすずみ だゆう)吉原扇屋の遊女。
40吉田 忠左衛門(よしだ ちゅうざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。62歳。
41近松 勘六(ちかまつ かんろく)播州赤穂浅野家の元家臣。
42吉良 左兵衛(きら さひょうえ)吉良上野介の養子。
43高田 弥五兵衛(たかだ やごべえ)高田郡兵衛の兄。六百石の直参。
44内田 三郎右衛門(うちだ さぶろうえもん)高田郡兵衛の伯父。千石の旗本。
45お千(おせん)内田三郎右衛門の娘。
46上杉 弾正 大弼 綱憲(うえすぎ だんじょう だいひつ つなのり)
                       米沢藩十五万石城主。吉良上野介の実子。
47灰方 藤兵衛(はいかた とうべえ)播州赤穂浅野家の元家臣。小野寺十内の妻の兄。
48大石 瀬左衛門(おおいし せざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
49大石 孫四郎(おおいし まごしろう)播州赤穂浅野家の元家臣。大石瀬左衛門の兄。
50中村 清右衛門(なかむら せいえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。浅野内匠頭の元近習。
51小山田 一閑(おやまだ いっかん)播州赤穂浅野家の元家臣。
52小山田 庄左衛門(おやまだ しょうざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。小山田一閑の子。
53沢井 五兵衛(さわい ごへえ)播州赤穂浅野家の元家臣。
54お通(おつう)沢井五兵衛の妹。
55堀 伝之丞(ほり でんのじょう)の御内儀。羅生門河岸の百文女郎。堀伝之丞病死。
56竹内 佐助(たけうち さすけ)の妹。夜鷹。竹内佐助病死。
57羽田 金太夫(はねだ きんだゆう)の女房。歌比丘尼。羽田金太夫病死。
58人見 伴左衛門(ひとみ ばんざえもん)の娘。舟饅頭(船頭相手の売女)。
                                 人見伴左衛門病死。
59糟谷 道喜(かすや どうき)の孫娘。浅草堀のけころ(ころび寝する下級酌婦)。
                                 糟谷道喜病死。
60菅谷 半之丞(すがや はんのじょう)播州赤穂浅野家の元家臣。
61三村 次郎左衛門(みむら じろうざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
62早見 藤左衛門(はやみ とうざえもん)播州赤穂浅野家の元家臣。
63脇坂 淡路守(わきさか あわじのかみ)赤穂城明渡しの上使。

目次
大奥の伊賀者
死花献上
女と忠義のきらいな男
義士堕天行
蜘蛛(くも)の糸巻
将監(しょうげん)崩れ
浮舟の駕籠(かご)
源四郎崩れ
歓喜天
源五左崩れ
竹取物語
内蔵助崩れ
一ノ胴
郡兵衛崩れ
食虫花
貞四郎崩れ
修羅車
小平太崩れ
内蔵助・兵部参着
金剛網
無明・有明
   *** ボク「忍法忠臣蔵」データ おしまい***
                          2003.09.07.(まだ読者が残っているかな?)

 
 
ではでは、出羽の守、大変長らくお待たせいたしました。
今週のメイン・イベント
(^ ^;  あんまし期待しないでね(^ ^;
 
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズそのだよん。 (^ ^;


 
声に出して読めたらエライ禁断の忍法忠臣蔵 (^ ^; .

 煩悶の末、将監が座敷牢へ吸いよせられたのは、夜に入ってからであった。
「お琴、人がいぬゆえ、わしが灯をもってきてやったぞ」
 彼は牢の中に入って行灯をおいたが、それっきり外へ出ようとはしないで、恍惚としてお
琴に見とれた。
 隅にいざりよって、おびえた眼でこちらをながめている娘の、なんという可愛らしさであ
ろう。黒髪はみだれても鏡はなく、きものは裂けても針はなく、あの地蔵堂のときのままの
姿だ。みているうちに、一層この娘をひどくいためつけてやりたいような、妖しい美しさが、
解けた髪や帯とともに、全身になよなよとからみついている。
「六部はこぬな」
 と、将監はかすれた声でいった。
「おまえを犯しにやってくると思っておったが」
 ほとんど、じぶんで何をいっているのかわからなかった。将監の眼はぎらぎらとかがやき、
かわいた唇を舌でなめ、先夜襲ってきた若党たちとそっくりの表情になっていた。
「おまえを犯すと、ふしぎな力がつくと申すか?」
 将監は、酔ったように這いよって、逃げ場所のない娘のおののく細い肩をつかんだ。
「わ、わしにも力をつけてくれ。忠をつらぬく力をつけてくれ。のう、お琴。……」
 そして、嘗て赤穂で次席家老といわれた奥野将監は、妻にすらみせたことのない、あさま
しい姿をむき出しにして、凶暴に娘をねじり伏せ、犯しはじめた。
 将監は、おのれのからだから何かが放出すると同時に、かえって何やらが蜜のようにながれ
こんでくるのをおぼえた。……やがて将監は、身をはなした。彼の男根は五分たっても、十
分たっても屹立したままであった。ながれこんだ蜜のようなものは、そのまま熱い蝋のよう
にかたまって、そのかたちを崩さなかった。しかも、それから、たとえようもない甘美濃厚
きわまる痺れが、全身に脈うってくるのだ。
 行灯にけぶって、これまたあさましい半裸の姿で横たわって乳房を起伏させている娘をみ
ると、将監はまたとびかかった。
 いくたびも、しずのおだまきのごとくくりかえしても、果てしがなかった。欲望は無限に
もえあがり、将監は愛欲の機械となっていた。
                                       
(丸写しオシマイ)
 
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその』でした。(バカだねえ)

 何だこりゃ?っつー肩すかし、だったら、ごめんネ。
 『声に出して読めたらエライ禁断の忍法忠臣蔵』
(^ ^; でした。

オレのゴックン度(初読)=★★★★★ (5つが最高)
ボクのゴックン度(再読)=☆☆☆

 
 

     ***** 「忍法忠臣蔵」の巻 おしまい *****

 
 

2003.09.15.(またまた読者が減っちゃったかな)

 
                             
 

 ご愛読 ありがとう ございます。
      ps.イラストは、T胡画伯に描いてもらいました。 
                 感 謝!  忍法歓喜天 

 
     
 
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  (貴重なほんのわずかな読者の方々&明智君&小林少年君へ)
目次の掲示板に、ご意見、ご批判、おたよりなどお待ちしています。
 
       
 

信玄忍法帖

第4回配本は「信玄忍法帖」です。  
 

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 「わ、わしにも力をつけてくれ。
  忠をつらぬく力をつけてくれ。
  のう、お琴。……」
                        by 『忍法忠臣蔵』  

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