スタッフマニュアル
このマニュアルは一般的なものです。実際に使用する場合は、もっと具体的なものにされると良いでしょう。

駐車場係       接 待 係

受 付 係       会 場 係


駐車場スタッフのみなさんへ

駐車場の確認を行います。複数になる場合は駐車順を決め、各駐車場に2〜3名スタッフを配置します。駐車台数は入場者数の80%は用意しましょう。

出演者及びスタッフの駐車スペースを確保し、イベントの最中でも道路へ出られるように通路も確保しておきます。

駐車場スタッフは、お客様といちばん最初にお会いするスタッフです。たいへん印象深いセクションです。明るく「いらっしゃいませ」とお迎えしてください。皆さんの一言がお客様の緊張を緩和し、イベントへの期待を高めます。

駐車場入口には道路から見える逸に2人たち、道路通交を妨げぬよう注意しながらスムースに駐車場内へ引き込みます。定位置がいっぱいになったら、通路を埋めていきます。

駐車場が複数ある場合、そのうちに1ヶ所は通路スペースを空けて、途中でも出られるように配慮しておくと便利です。また各駐車場への誘導用に、あらかじめ案内図を用意します。
各駐車場の入車状況の把握と連絡の方法を前もって確認しておきます。

イベントの開場時間の20分まえより、開演10分後まで(この間に満車になった場合は、その時点まで)各持ち場で待機して自動車の誘導をします。

終了後、会場へ引き上げる前に車の室内灯を確認し、入口の閉鎖や「満車」の看板を出す等の措置を忘れずに行います。

駐車場係は明るさが大切です。楽しんでやりましょう。

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接待スタッフのみなさんへ

接待係の仕事は、出演者ならびスタッフにお茶、弁当等を提供することです。

準備としてまず必要な物品を揃えましょう。飲み物(緑茶、コーヒー、ジュースなど)茶器、ポット、氷の確保。給水給湯の方法や茶菓子、果物なども確認しておきます。
それらをどのような形で、いつ誰にだすのか、よく打ち合わせします。

一般にスタッフには控え室内にまとめて用意しておき、紙コップなどを使用してセルフサービスしてもらいます。この場合は、ポットへの補給のみ行います。

出演者には当日マネージャーと打ち合わせし、用意する飲み物と供するタイミングの確認を行い、この時点で不足する物がある場合はできるだけ希望に沿うよう手配します。(マネージャーがすべてしてくれるラッキーなケースもあります)

楽屋に訪問客があった場合は、その方にもお茶をお出しするのえお忘れぬ様、楽屋への人の出入りに気を配って下さい。

出演中の時間内に、楽屋の灰皿を取り替えておきます。ただし、楽屋内はあくまで出演者のプライベートな場所ですから、その点に留意して行います。

夜のイベントの場合、会場を閉める都合から、イベント終了後約10分くらいで後片付けを完了できる様、汚れ物等の整理は早手回しに済ませておくことが大切です。

ご自身の水分補給も忘れず適宜行いながら、リラックスしてやりましょう。

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受付スタッフのみなさんへ

受付は、まず笑顔でお客様をお迎えする事が大切です。

開場時間前にお客様がみえる場合に備えて、あらかじめ時間までお待ちいただく場所を確保しておきましょう。
また、開場時間は厳守します。

いよいよ開場です。チケットを切り半券を渡すことを忘れずに。一度にお客様が集中してしまい、うまくさばけなくても、思ったより時間はあるものです。落ち着いて、笑顔で対応しましょう。あせる事はありません。あなたが指示しなければ、お客様は動きません。

入場時にパンフレット、チラシ等のお渡しするものがある場合は、すみやかに手渡すこと。その為の手順も確認しておきます。

客足を常に観察し、出足が遅いと思われる場合は、開演時間を遅らせる必要があります。その為にもこのイベントの前売りが何枚売れているか、現在何人くらい入ったか、おおまかに把握することが大切です。

その日のイベントが自由席で当日売りのある場合は、開場何分後に売り出すのか、決めておきます。時間厳守で売る姿勢が大事です。

お客様より、ご祝儀や楽屋見舞いを預かったり、楽屋訪問を申し出られることがありますので、受付係の内1人をフリーにし、その対応と全体の客足の流れ、各セクションへの連絡、また入場時の危険防止にあたる必要があります。

通常、開演後30分位に受付の仕事は終了しますが、休憩時間(ない場合は1時間後)までは1人残るようにします。以後は退場時の邪魔にならぬよう片付けます。

開演中に半券の数、前売りの集計を済ませておきましょう。

お客様のお帰りの際は入口付近に立ち、「ありがとうございました」と声掛けをして下さい。お運び頂いた感謝の気持ちを伝えると同時に、すみやかなご退場を促すことにも繋がります。

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会場スタッフのみなさんへ

会場係は常にお客様の安全とスムースな移動を心掛けましょう。

入場時が一番緊張する時です。すみやかに移動できるよう、1人は受付付近にいて会場入口まで誘導します。(招待客がある場合は最低2人必要です)

自由席の場合、客席内は中央より着席してもらいます。中央→前方→後方の順にすべて奥から手前へと席が埋まるよう留意します。空席を後方手前に確保する事によって、開演後に入場するお客様が着席しやすくなります。
また、入口が舞台に対して横向きの場合は後方奥が空席になりますので、その部分への誘導を積極的に行います。

指定席の場合は、あらかじめ席の配列を把握しておき、お客様に尋ねられた時「前方右側でございます」などと即答できるようにしましょう。

イベントの最中は客席内の出入口付近と壁際に適当な間隔を置いて立ち、気分の悪くなった方などの対応に備えて、控えていましょう。

イベント終了時はすべての出入口を開放し、すみやかにご退場いただきましょう。その際「ありがとうございました」と声を掛けてお見送りします。

お客様の退場後、客席内のゴミ、忘れ物等をチェックし終了します。

会場係は当日のイベントをゆっくり観られるセクションですから、お客様の反応なども観察しながら会場内のムードを楽しんで下さい。

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