2001年 秋の映画祭




去年に比べると、ラインナップ的に華やかさに欠ける感じがした今年の映画祭。

香港映画はもちろんのこと、目欲しい映画やイベントをしっかりチェックして、
なんとか休みの都合をつけて、参加して来ました。(苦笑)


去年の「香港映画祭」のようなイベントが無い分、
私が好きな、CGを多用したハリウッド映画や、SF系のアニメなんかで楽しもうと計画。


さ〜て、どんな感じになるのやら・・・





2001/10/27 (土)


「東京国際ファンタスティック映画祭 2001 開会式」  渋谷パンテオン



PM:6:30

毎年、凝った演出で、小松沢陽一プロデューサーが登場するハズなんだけど・・・


     
激震・・・小松沢陽一プロデューサー・・・病欠か?・・・東京ファンタ危うし!?・・・
と、スクリーンにテロップが流れ、会場から笑いが起る。



ま〜たぁ!!
そんなこと言って、後から出て来るんじゃないのォ〜???

しかし、小松沢さんからのメッセージが流れて、セレモニー終了後、
そのまま映画に入ってしまう。

大丈夫かな?
ちょっとやそっとの病気じゃ休まないだろうから、ちょっと心配だ。
大病じゃないと良いんだけれど・・・

小松沢さんのことは、好きでも嫌いでもないけど、な〜んかやっぱり、
この人がいないと締まらないよなぁ。

小松沢さんは、いつも熱く語りすぎて、何を話しているのかわからなくなるけど(笑)
やっぱり映画祭の「顔」だから、あのトークを聞かないと「ファンタに来た!」って
言う感じがしないんだよなぁ。

来年は、ぜひ元気な姿でお会いしたいですね。


★ ファンタの開会式は、期間中に上映される作品のスタッフ・出演者が舞台に上がるので、
それも楽しみに1つなんですよ。

開会式なので、香港関係のスターも出席しているのかな?なんて思ったら、
誰一人として出ていないじゃないの?!
1人でも良いから来てくれよォ〜!!
(皆さん、各地でイベントに出席されていたようです)



 オープニング作品 「スパイキッズ」 上映時間:88分  アスミック・エース配給  2001年12月15日 全国松竹系にて公開
 
 さてさて、地上波のテレビでダイジェストを見ていて、SFチックで面白くCGを使っていたので、楽しみにしていた作品。
 それも、パンテオンの大画面で見れるなんて嬉しいぞ。
 んが、どんなものかと思いきや・・・な〜によ、私が苦手な「おバカ映画」だったのかっ!!
 それも、「メリーに首ったけ」みたいなセンスのあるギャグじゃなくて、もうダラダラなのよ。
 こういった種の映画は、確かに「ファンタ向け」なんだろうけど、そのファンタのお客(私も含む)すら笑わないじゃんかよ。
 カァ〜・・・結構期待してたんだけどなぁ。出端を挫かれた感じだぞォ〜。まいったな、コリャ。
 ☆☆☆☆
 
  

「スパイキッズ」公式HP





2001/10/28 (日)


「感じる香港シネマスペシャル」  渋谷パンテオン





今日は長い1日になりそうだ。

1日に香港映画を4本見るなんて、1993年の「アンディ・ラウ特集」以来だもの。
あの時は、1回1回、空気の悪〜〜い&蒸し暑〜〜い映画館脇の非常階段に並び直さなきゃいけなくて、
本当に大変だったんだよなぁ。ろくに何も食べられなかったし。

しかし、今ではちゃんと改善されて、近年香港映画は、ほぼ「全席指定」になった。
開演までゆっくり出来るし、いやいや本当に助かりますよ。

ラインナップ的には、見る前から「なんだこの映画は?」なんて思っていたけど・・・
(だって知らない映画ばっかりなんだもの)

さ〜て、肩の力を抜いて、気楽に見るとしますかァ・・・



AM:11:20

「バレット・オブ・ラブ」 (原題:不死謎情)


MCは小松沢さんに代わり、「POPアジア編集長」の関谷元子さん(左)
ニッポン放送アナウンサー、山本元気さん(右)



      
主演の瀬戸朝香(左)
レオン・ライ(黎明)(中)


   
上映後、「香港シネマアンバサダー(映画大使)認定式」が行われました。
香港政府観光局「感じる香港」キャンペーンのイメージキャラクターを
務めることになった主演のお二方。



★ 小松沢さんに代わってMCを務められたお二人。
   映画を見る前から、ストーリーを熱く語らないでいただきたい。(4本ともに)

   レオンさんなんか、ネタバラししちゃうし。
  (瀬戸朝香がx形して・・・なんて言っちゃうし。一番肝心なところじゃないか?!)
  
  前日にファンの為のイベントがあったからだろうか、
熱狂的なファンも比較的大人しかったように思う。

  1997年の東京国際で上映された「ラブソング」の時なんか、
いきなりファンの1人が立ち上がって、  歌い始めたのを見て以来、
ちょいと(こういった場では)警戒心を抱いているワタシ。(ウソ)



 「バレット・オブ・ラブ」  2001年  上映時間:105分  ギャガ・コミュニケーションズ配給  
  2001年11月3日   有楽町スバル座他全国東宝洋画系ロードショー 

 9月に行われた完成披露試写会で見ていたんだけども、すっかり内容を忘れていた。(笑)
 やっぱり、2度見てもダメだ。何でだろう?何処が良くないんだろう?
 心にグッと来ないし、な〜んか中途半端な感じもする。
 ワタシ個人的には、往年のアクション・スター、チャーリーさんこと、陳恵敏(チャーリー・チャン)が
 貫禄十分でイイ味を出していたのが印象的だった。(えッ?それだけ?)
 ☆☆☆☆
  


配給会社 「GAGA」のHP





PM:3:00

「ウソからはじまる恋の話」 (原題:情迷大話王)


 「ウソからはじまる恋の話 2001年 上映時間:100分  香港政府観光局提供 公開日未定

 ウンウン、こういった映画は香港映画っぽくてワタシは好きだ。
 だって監督が大好きな王晶(ウォン・ジン)なんだもの。そりゃぁ〜何かしらやってくれるだろうさ。
 ストーリー的には、どこかの映画からいただいちゃってるような内容なんだけれども(苦笑)、主演陣が
 伸び伸びやっているような雰囲気が伝わって来る1本だ。
 レオンについては、映画に出ている時の方が断然良いと思う。(歌手としての彼についてはあまり知らないけど)
 役を演じている彼は生き生きしているし、嫌味のない何処にでもいる普通のお兄チャンと言った感じで、
 男性から見ても好感が持てるんではないか?コメディー映画でも徹底的にオバカにやってくれるし。(コレは監督によりますが)
 張柏芝(セシリア・チョン)の可愛さを再確認。やっぱりイイわぁ〜彼女・・・
 ☆☆



提供会社 「香港政府観光局」のHP





PM:17:50

「恋愛ベーカリー」 (原題:愛情白麺包)



う、美しい・・・日本語も堪能な李嘉欣(ミシェル・リー)


      
只今、大人気!! 共演のフランシスさんからのビデオ・レターに会場から黄色い歓声が!!(左)

山本元気さんから、ありがたいプレゼント(渋谷で有名なお店のパンらしい)。(中)

同じく、「シネマアンバサダー(映画大使)」の認定式。(右)



 「恋愛ベーカリー」 2000年 上映時間:101分  香港政府観光局提供 公開日未定

 香港でもヒットしなかったし、なんの話題にもなっていないのに、何故か知り合いが騒いでいたので、
 オカシイなぁと思ってたら・・・フランシスさん(呉鎮宇)が出てたのね。(スゴイ人気だそうだ)
 でも映画の方は・・・なんだかなぁ。ちょっと長くないか?異性間の微妙な愛情のすれ違いは、
 ある程度うまく描かれているとは思うけど内容がアッチコッチに飛びすぎていて、なんだか落ち着かない感じ。
 特筆すべきは、やっぱりフランシスさん。(この呼び方、しつこい?)
 ウマイです。田舎の40代ぐらいのオッチャンの感じがよく出てる。ちょっと映画の中では、別格だったんじゃないかしら?
 PS: いくら美味しいとは言っても、「食パン専門店」なんて、絶対商売は成り立たないと思うぞォ〜。 
☆☆☆



提供会社 「香港政府観光局」のHP





PM:8:30

「ファイナル・ロマンス 天若有情V」 (原題:願望樹)


      
大画面で映るエディソン君、やっぱりジャニーズ顔。(左)

最後もやっぱり本編にまるわるプレゼント。(中)

舞台からはけ際、オチャラケポーズでご愛嬌。(右)



★ 日本初登場となった、エディソン・チャン(陳冠希)。

メディア・アジア、いや香港のショービズ界の重鎮の皆様方が、
大プッシュしている若手スターなんでありますよ。

「ジェネックス・コップ2」の彼の演技を見て、「なんだ、コイツは?」
な〜んて言っていたワタシでありますが、
実際こうやって見ると、イイ男は違いますな。

立っているだけでも「サマになる」だから。
スターになる条件を早くも満たしている証拠でありましょう。

舞台挨拶も、結構時間を取っていたように思いました。
撮影中のエピソードや、プライベートの話、「ジェネックス・コップ2」のプロモなどが流れて、
サービス満点の舞台挨拶だったのではなかったでしょうか。

驚いたことに、この若さ(21歳)でフェラーリ360に乗っているんだとか!
一体、誰に買ってもらったんだ? ウィリーさんか?




 「ファイナル・ロマンス 天若有情V」 2001年 上映時間:97分  メディア・スーツ配給
 お正月第2弾ロードショー キネカ大森にて

 この映画に関しては、日本でロケしたと言うことしか聞いていなかった。 
 「日本が舞台って言うからには、どうせありがりなヤツだろう」なんて思っていた。
 フムフムフム・・・なんだかんだ言いながら、普通に見れてしまった。(笑) いわゆる「アイドル映画」なんでありますな。
 昔の「マッチと明菜」とか「聖子と神田正輝(or羽賀健二)」(爆)みたいな、題名は忘れちゃったけど、
 そういった種の映画だと思っていただいてよろしいかと。(何処かしら「赤い〜シリーズ」っぽくもある)
 そんなこんなで、内容は大したことないっすよ。
 これから売り出しまっせ的なタレントが奮闘する、深夜のドラマのような感じでございます。(随分、カラクチね)
 最後はとんでもない方向に行って幕を閉じますので、乞うご期待!! そうそう、チューヤン(謝昭仁)が好演してますよん。 
☆☆☆


提供会社 スパイクのHP




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