「かってに改蔵」と「MMR」

「かってに改蔵」

「久米田康治」氏の描く、現在「少年サンデー」に好評連載中の漫画である。

「MMR」(Magazine Mystery Reportage)

「石垣ゆうき」氏の描いていた、「少年マガジン」に好評連載(その前は不定期連載)されていた漫画である。

この二つの作品、実は非常に似ている。以下その論拠を少し述べていこう。

1・主人公は、妄想力が非常に豊かで、思い込みが激しい。

「MMR」の主人公、「キバヤシ」の妄想力と思い込みの激しさはもはや語るまでも無いだろう。どんな時でも、破滅に向かう妄想を持ち、そして思い込んだらどんな有識者の言うことも聞かず、自分の妄想を信じ込む。

「かってに改蔵」の主人公、「勝改蔵」も同じである、かってに改造されたと思い込み、色々かってな妄想を膨らませる。

2・主人公は天才?の筈だがそうは見えない。

キバヤシはIQ180と言う話である。改蔵も昔は「神童」と呼ばれたほどの人間である。しかし、作品の中ではただの妄想力豊かな馬鹿な人間にしか見えない。(改蔵がおかしくなった理由は作品の中で語られているが・・・)

3・些細な根拠、理由から、妄想を膨らませ、破滅的な結論にたどり着く

これは両作品を読めば判る。

4・やられキャラがハッキリしている。

MMRの「イケダ」と「トマル」。改蔵は「地丹」(どうでもいいが、最近地丹の扱いが酷すぎる)

5・謎の組織・そしてそこの属する怪しい人間の挑戦を受けている。

MMRの「レジデント・オブ・サン」とその構成員。改蔵の「天才塾」とそこの生徒。

6・マニアな知識が無いと真の面白さが判らない。

これも両作品を読めば判る。

いかがであろうか、違うように見えるこの作品、実は非常に似ているということを理解していただけただろうか。

違う所と言えば

「かってに改蔵」では女性キャラが出てくるが「MMR」には出て来ない(「黒又山の少女」、「R」は除く)

ぐらいである。

次のこの両作品の傾向を見ていくことにしよう。

 

両作品の毛並み