勝手にM〇R
ときめきが日本を滅ぼす?
第一部
とある出版社の会議室。
オマル「これが今度発売になると○め○メ○リ○ル3ですよ。」
タノナカ「何と言うのか、キャラの動きがあれだな。」
オマル「ああ、これは3Dのものを2Dに変換する技術を使っているんですよ。」
イケイケ「何でそんなめんどくさい事をやっているんだ?」
オマル「なにか新しい何かに挑戦したかったんじゃないですか?」
ドロナワ「でもよ、だったら3Dで行けば良いじゃないか、最初から。」
オマル「好み分かれるからじゃないですか?3Dの物は。」
イケイケ「確かにな、3Dの女の子とかだと感情移入できないからな。」
ドロナワ「お前好きだったの、この手のゲーム?」
イケイケ「あ、あくまでも一般論ですよ。」
オマル「でも、あの手の人たちの間では、確かにポリゴンキャラは評判良くないらしいですからね、だから2Dにわざわざ変換するんじゃないですか。」
タノナカ「だったら最初から2Dで行けば良いじゃないか。」
オマル「それはこの自然な動きを出したかったからとか、奥行きを出したかったとか、キャラクターに生き生きした物を与えたかったからだとか色々言われていますけれども。」
ドロナワ「まあ、確かに、アニメ絵では出しにくい動きかもしれないけれども案外好み分かれないか、こういうの?その、ポリゴンキャラと同じで、あの手の人種には?」
オマル「言われてみればそうですよね。」
そこへ、コキバヤシが入って来た。
コキバヤシ「やあ、何しているんだ、皆で。」
タノナカ「ああ、コキバヤシさん、お疲れ様です、いやね、皆でと○メ○やっていたんですよ。」
コキバヤシ「ああ、そう言えば、雑誌のゲームコーナーで取り上げるんだったな。で、どうだ、今度の新作は。」
イケイケ「それが何と言うのか・・・・」
ドロナワ「兎に角見てみろよ、これ。その方が早いから。」
暫くゲームをプレーする一同。
コキバヤシ「何と言うのか、独特のキャラの動きだな。」
オマル「3Dのキャラの動きを2D載せる画のように変換する技術を使っているからだそうですよ、この独特の動きと言うのか、画像は。」
コキバヤシ「何でそんなめんどくさい事をするんだ?」
タノナカ「それを皆で話していたんですよ、今まで。」
オマル「一般には、キャラクターの動きを滑らかで、生き生きとした物にしたかったからだと言われていますけれども。」
コキバヤシ「確かに生き生きしているかもしれないけれども、好み分かれそうだな。」
ドロナワ「俺もそう思う。」
コキバヤシ「それにこれ、振り向いた時の髪の毛の動きとかは、セル画じゃやり難いかもしれないが、今の日本のアニメ技術なら出来ない事でも在るまい。」
タノナカ「言われてみれば。」
コキバヤシ「大体、ギャルゲー如きと言う言い方は変かもしれないが、たかがギャルゲーで何でこんな凝った事をする必要があるんだ?」
ドロナワ「確かに。」
コキバヤシ「何かが、変だな。今度のと○メ○は・・・・・」