ときめきが日本を滅ぼす?

 

 

第二部

 

 

オマル「何かが?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

コキバヤシ「そうだ、何かがおかしい。」

ドロナワ「まあ、確かに、変と言えば変だけど、いいじゃないのか?ギャルゲーで技術的に凝ってみても。」

コキバヤシ「確かに、ギャルゲーでこってみてもいい。だが、技術的に凝って何かメリットがあるのか?ギャルゲーで。」

イケイケ「まあ、でも、ス○ウ○アーとかは、毎回毎回技術的に凝った作品出しますし、それに対して、技術を蓄積する必要があったんじゃないですか?」

コキバヤシ「確かに技術蓄積は大切だ、でもそれならそれで、メ○ル○アとか幻想水滸伝とか、他のゲームでやればいい話だろ。」

タノナカ「まあ、そうですけれでも、やっぱり新しい技術はお金が懸かりますから、下手なゲームでやると、元手が回収できなくなるから、確実に売れると○メ○でやったんじゃないですか?」

コキバヤシ「それは判る。FFなんかは毎作200万は確実に売れるシリーズだ。だから技術的に凝って金をかけても回収できるし、それが、蓄積にもなり、次回作に生かせる。だが、と○メ○はそんなに売れているのか?」

ドロナワ「そりゃ、ギャルゲーの代名詞みたいなゲームだからな。」

コキバヤシ「タノナカ、前作、ときメモ2は何本売れたんだ?」

タノナカ「確か、30万本から40万本の間とか・・・・・・」

一同「!?!?」

コキバヤシ「そう、と○メ○は100万本売れたから売れているようだが、それはあくまでも、PCエンジンや、PSなど、色々なハードから売り出されたからだ。実際1ハードでの販売本数はFFの10分の1ぐらいしか売れていないんだ。」

一同「な、何だってー!!」

コキバヤシ「たった10分の1しか売れていないソフトでなんで技術的に凝る必要がある?」

オマル「確かにそうですけれども、コ○ミではやっぱり売れているシリーズだからじゃないですか?」

コキバヤシ「じゃあ聞くが、メ○ル○アはどれぐらい売れた?」

イケイケ「確か100万本突破しましたよね。」

ドロナワ「今出ている新シリーズも100万粋そうな勢いだって言うし・・・・」

コキバヤシ「そう、実は、メ○ル○アと言う大ヒットシリーズがコ○ミにはあるんだ。それに、RPGとしてはマイナーのようだけれども、幻○水○伝シリーズだって、実はと○メ○以上に売れているんだぞ。」

一同「!!!」

コキバヤシ「技術蓄積の為、凝るんだったら、こっちの方が、確実だし、ある意味新技術を投入しても自然なんじゃないか?」

タノナカ「た、確かに。」

オマル「で、でも。この髪の毛のたなびく感じ、これはやっぱり、3Dを2Dにしたから出せる動きなんじゃないですか?」

コキバヤシ「確かに沿うかもしれない。だが、髪の毛がたなびいて光るのは、どんな髪型の娘だ?」

ドロナワ「そりゃ、セミロングとか、ロングの娘だろ。」

コキバヤシ「そう、本来なら、セミロングや、ロングの娘だ。だが、今度のときメモのキャラを見てみろ。」

そういわれてキャラクターの一覧を見る一同。

一同「!!!!!」

コキバヤシ「判っただろ、でてくるキャラクターは一人を除いてもんなショートなんだ。つまり、髪がどうこうと言っても、プレーヤーを引き付ける要素にはならないんだぞ!!」

タノナカ「じゃ、じゃあ、何故、わざわざこんな技術を・・・・・・」

コキバヤシ「そう、わざわざ3Dのキャラを2Dに変換する必然性が今の所全くない。30万から40万は確かにゲームとしては多い販売本数だが、技術的に冒険してみるには多い販売本数とはいえない。大体、、この手のゲームは特殊な人種しか買わず、一般性がないから、技術的に凝ったからと言って、それほど販売本数が爆発的に増えるわけではないだろう。」

ドロナワ「確かに。」

コキバヤシ「考えてみろ、FFが爆発的な本数を売るようになったのは6からだ。それは、スーファミとしては、最高レベルといわれたあの画像が在ったからだ。そして、FF7、8は、あの度肝を抜くムービーと戦闘シーンなどの映像が凄かったからあれほどのモンスターヒットになったと言える。だが、それもRPGという、一般性が在るタイトルだったからに他ならない。大体、この程度の画像では、FFのムービーほどの衝撃をユーザーには与えまい。むしろ、画像的なインパクトならメ○ル○アの方が遥かに在るだろう。」

イケイケ「まあ、インパクトと言う面では、CGムービーほどの物は在りませんけれども、ギャルゲーは、そういうインパクトで売るゲームじゃないし。」

コキバヤシ「そうだ、ギャルゲーは画像のインパクトとかで売るゲームじゃない。」

オマル「まあ、そうですよね、ギャルゲーで大切なのは、いかに感情移入できるキャラか、とか、女の子とのシチュエーションとか出会いとか、そういう面ですよね。」

 

 

コキバヤシ「そう、つまり、と○メ○で、技術的、画像的に凝る必要性は全くないんだよ!!」

 

 

一同「!!!」

コキバヤシ「調べてみる必要があるな、今度のと○メ○について。」

 

続く