鉄ちゃん・ミステリー・ルポルタージュ

 

始発駅

 

「鉄ちゃん。」鉄道好き、鉄道オタク、を世間ではこう呼ぶ。

探してみると鉄道好きは結構いる。(多分)

アニメオタクほどの数はいないかもしれないがその数は侮れない物がある。

アニメオタク同様、鉄道オタクも「暗い」、「もてない」、etc、ネガティブな見方をされる。

しかし、これは間違っている。

鉄道オタクはアニメオタクと違って、外に出なければならない。アニメは家の中で一人ねくらに見ていればいいが、鉄道は違う!!!

外に出て、乗りに行かなければ行けない。

そう、アニメオタクよりも遥かに健全で活動的なんだぞ!!!!(私の個人的葛藤の反映)

大体子どもの頃「鉄道の運転手」は「パイロット」や「宇宙飛行士」などと同じように、憧れの職業である。

ゲームを見ても、「電車でGO」のヒット、トレインシュミレータ、「A列車」シリーズ、等など、鉄道を題材にしたゲームは結構ある。

そう、「フライトシュミレーター」や「宇宙でのドッグファイト」を題材にしたゲーム等など、人間にとって、夢や、憧れはゲームになりやすい。また現実では出来ないこともゲームになりやすい。

例えば、現実世界では戦闘機パイロットになれるのはほんの一握りである。大体空中戦など戦争と言う異常事態で無い限り不可能である。現実では出来ないからゲームでその欲求を満たす。

そもそも、ゲームは代替物の提供と言う側面を持つ。経営シュミレーション、戦略シュミレーション、フライトシュミレーション、レースゲームなど等、現実ではなかなかできない物を、案化に提供するのがゲームの一つの役割である。

トレインシュミレーターもそうである。現実には電車の運転手になる人間は一部である(パイロットよりも数は多いが、それでも少数である。)だからゲームが存在する。

(現実ではデートが出来ないから恋愛シュミレーションをやり、現実でやれないから18禁ゲームや同人エロ漫画にてを出すオタク訓もこれに順ずる)

しかし、それでも疑問がある。

なぜバスの運転シュミレーターや、タクシーのシュミレーターは無いのだろうか?

鉄道の運転手や、パイロットにあこがれる子どもはたくさんいるが、バスの運転手や、タクシーの運転手にあこがれる子どもはあまりいない。

これはなぜか?

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