緊急特別企画??
筑波大学の医療事故の謎
この大学は有事の際に人員の補充施設として建設された国策大学である事はすでにレポートした。
この大学が最近全国の注目を集めた。そう、この大学の付属病院、筑波大学付属病院の医療事故によってである。
しかも一度ではない。ここ一ヶ月ほどで、立て続けに起こっているのである。
「なんて杜撰でいい加減な病院なんだ。」
おそらく全国の人が思った事であろう。
しかし、この杜撰さ、地元の人間にとっては別に驚くほどの事ではないのである。
そう、筑波大学付属病院の、医療の杜撰さ、いい加減差は、何も今始まった事ではないのである。
何しろ地元では、「筑波大学付属病院は盲腸で入院して、棺桶に入って退院する。」といわれるくらい恐れられているのである。
またこの様な話も中学の時に聞いた事がある。
筑波大学の教授が自宅でぶっ倒れ、そのまま意識不明の重態に陥った。慌てて救急車を呼ぶ家族。その教授を救急車に乗せた救急隊員は、受け入れ先の病院を無線で探した。しばらくすると、センターから連絡があり、筑波大学付属病院に向かう事になった。
すると意識不明のはずのその教授が突然起き上がり、「殺されるからそこだけはやめてくれ」と叫びそのまま絶命した。
まあ、この話は都市伝説のようなものではあるが、「重症で、筑波大学付属病院に入院すると100%死ぬ。」というのは、地元ではよく言われていることである。
地元には、この病院の医療事故、杜撰さを物語るいろいろな伝説、噂(もちろんほとんどが事実と思われる、何せ狭い都市で起こった出来事なのだから。)に満ち溢れている。
しかし、今までは、それが表面化することは決してなかった。
なぜか。
今までは国がもみ消していたのである。
原因の一つは、つくばが国策都市であり、筑波大学が、国策大学だという事であろう。
医療事故などが起ころうものならば、マスコミが殺到し、全国の注目がつくばと、筑波大学に集まってしまう。これは、極秘都市、つくばにとって好ましい出来事ではない。だから、つくばの秘密を守るため、闇から闇へともみ消されていたのである。
しかし、それだけではない。
そう、筑波大学付属病院にはあまりにも、医療事故や、怪しげな噂が多すぎるのである。
これはなぜか?
それをとくキーワードが、「つくばの秘密を守る。」である。
秘密を知ってしまった人間、または、漏らそうとした人間を通常どうするか。
普通は、買収や、脅迫で、黙らせる。しかし、それさえもできなくなった時はどうするか。
そう、「消す。」のである。
「死人に口無し。」秘密を知られた時、その相手に対して取る最終手段がこれである。
そう、筑波大学病院は、つくばの秘密を知ってしまった民間人、または、つくばの秘密を外部に漏らそうとした人間を隔離し、場合によっては消すための施設をかねていたのである。
通常邪魔な人間を消す時は、事故や、病気に見せかけて消す。
そう、病院は、実は、邪魔者を消すのに最も怪しまれず、手っ取り早い施設なのである。
では、なぜ、今回、国は、筑波大学付属病院の医療事故をもみ消さなかったのか?
「消すべきでない人間だった。」という理由も考えられる。
しかし、最も大きな理由は、「つくばは国に切り捨てられつつある。」ということであろう。
そう、「消すべきでない人間を消してしまった。」等という事故は、今までだって、起きていたのである。
なぜ筑波大学付属病院はこんな病院になってしまったのか?なぜ、不必要な人間まで消してしまう病院になってしまったのか?
おそらく、邪魔な人間を消しつづけるために、わざと医療事故を起こしたり、診断ミスをわざとしつづけていたため、医者や看護婦たちのモラル、良心が麻痺し、やがて筑波大学付属病院の体質として染み込んでしまったためであろう。
このことは、国にとっても想定外の事であった。しかし、ソ連が存在していた時は、つくばの秘密を守る、裏の組織として、筑波大学付属病院はなくてはならない機関だった。
しかし、バブル崩壊と歩調を合わせるように、ソ連は消滅。
そう、首都防衛都市としてのつくばの存在意義は一気に薄れたのである。
こうなると、施設を維持するため、秘密を守るために、莫大な金がかかるつくばは、国にとっては厄介なお荷物でしかなくなる。
そう、つくばは国から見捨てられたのである。
事実、ソ連が崩壊した後、つくば市長が、汚職で逮捕された。
つくば市長の汚職など、やはり地元の人間にとっては周知の事実であった。
しかし、今までは、つくばの秘密を守る事と引き換えに、多めにみられていたのである。
また、常磐新線の建設が軌道に乗ったのもソ連の崩壊後である。
今までは、つくばの秘密を守るためにわざと陸の孤島にしていたが、今は、つくば周辺を開発し、住民税を取り、今まで投下した税金を回収しようと必死になっているのである。
そして、今まで、邪魔者を消すために利用してきた筑波大学付属病院も、邪魔者を消す必要がなくなった今となっては、医療事故ばかり起こす、お荷物でしかなくなったのである。
しかし、長年にわたって染み付いてしまった、杜撰な体質がそうそう改まるわけは無い。
今回の事故はこのような複線から起こり、そして外部に漏れてしまったのである。
最後に、筑波大学付属病院が、今回の出来事をきっかけに、早く闇の部分を切り捨て、健全なただの医療施設として立ち直る事を祈りたい。