裏木戸通信 188号

 

寒い

 

寒い、気温が寒い、室内が寒い、心が寒い、財布が寒い、人間関係が寒い、家庭が寒い、 ギャクが寒い、心がつめたい、人間が冷たい、弱者に冷たい。

兎に角、何かが、マイナス方向にいい感じになっているときに、

 

 

 

 

寒い、冷たい

 

 

 

と言う表現が使われる。(様な気がする)

なぜか、寒い、冷たいと言うのは、そういうネガティブな、方向の表現に使われる。

まあ、確かに、寒いければ、植物が育たないし、、余りにも寒いと、生物は死ぬことだってあるし寒けりゃ、厚着せにゃならないし、燃料費も掛かるしで、お金も飛ぶ。建物も、雪に備えて頑丈にせにゃならんし、寒冷地仕様とか、雪かきやら、何やらでやっぱり、寒いと、いろんな物の妨げになるし、経済も圧迫するし、その他色々余計な物も必要になる。冷たければ、体の節々が痛んだりするし、ご飯だって、味噌汁だって、不味くなる。やっぱり、寒い、冷たいは、はた迷惑。

だから、寒いと言う表現は、とかくネガティブな表現に使われるのかもしれない。

唯、反面、氷のように冷静な奴、とか、氷のように冷たい目、冷たい美しさ、とか言うと、何処となく、格好良いと言った感じのイメージもある。英語でも「COOL」と言えば、格好いいと言う意味のほうが強いそうだ。

 

温かい家庭、心が温かい、懐が暖かい、熱い心、熱い人間

と言うと、何かが、プラス方向にいい感じになっているときに

 

 

 

温かい、熱い

 

 

と言う表現が使われる(様な気がする)

まあ、確かに、温かければ、植物は良く育つし、厚木市内で済むし、暖房費も要らないし、風だって引きにくくなるから、健康だし、陽気が良いから、何となく、心だって、ワクワクするかも知れないし、その他、色々なところに、余計な設備とか、対策とかも施さなくて済むから、やっぱり、温かいと、万事良い事尽くめのような気がする。

 

 

まあ、そりゃ、温かいほうがいいよ、気候も、心も、懐も

 

 

懐が、寒いよりも、温かいほうが、心に余裕だって出来るだろうし、その心の余裕が、心の温かさにもつながるだろうし、その心の温かさが、人間関係も、温かくして、それがさらにと、プラスの方向のスパイラルにいってしまうかもしれない。

そうだよねぇ、やっぱり、寒い、冷たいよりも、温かい、熱い、と言うほうが、あらゆる意味でいいよねぇ。あったかいと、寝つきだって言いし、何だか本割していて、心も癒されるじゃん。冷たい、差無為だと、心だってギスギスするし、寝床が冷たいと、寝つきだって悪くなるしね、そう、やっぱり、温かいに越したことはないんだよ!!

 

 

 

 

でもさ、温かいと、物が、すぐ傷むじゃん。

 

 

寒いと、確かに、物の成長には悪いかもしれないけれども、物は、傷まず、長い間持つでしょ?

 

 

 

温室育ち

 

 

なんていう表現は、、決して良い意味では使われない。

 

 

 

ぬるま湯のような環境

 

 

 

なんて言うのも、悪い意味で使われる。

熱すぎる人間なんか、近くに居るだけでも、鬱陶しいでしょ?

そうだよ、温かい、熱いだって、人にとっては、迷惑になる時だってあるんだよ(改めて言うまでもない事では有るが・・・・・)

そう、余りにも、懐とか、環境とか、家庭とか、その他諸々の物が、温かいと、心や、人間が腐っちゃうかもしれないでしょ?

逆に、寒い環境で育った物は、強くなるって言うじゃん。南国よりも、雪国の人間のほうが、根性が有るって言うし。

そう、やっぱり、人間の成長のためには、寒いほうがいいのさ。

寒さ万歳、冷たさ万歳。寒い環境、冷たい環境で、育つほうが人間は強く成れる(筈である)

そう、私の懐が寒くて、人間性が寒いのは、自分を鍛えるためなのさ!!

 

 

 

 

誰か、暖めてちょ