裏木戸通信32号
宇宙人。
宇宙人はいるのか?
いるでしょう。この宇宙は広いのですから。
UFOはあるのでしょうか?
あります。未確認な飛行物体は、未確認のうちは、何でもUFOになります。
ではいわゆる、知性が発達した、他の惑星の生命体は、この地球にきているのでしょうか?
おそらく来ていないでしょう。何より物は光より速く飛べないのですから。
光に限りなく近いスピードで飛べば、年を取らず、何とか地球に来れるかも知れませんが、そんな何十年、何百年、いや、下手をすると、何千年もかけて地球に来る物好きがいるのでしょうか?
おそらくいないでしょう?
大体、そんな年数をかけて来るメリットがありません。そんな物に金をかけるのならばもっと役に立つ事にかけるはずです。
でも、本当にそうでしょうか?
考えてみれば世の中無駄に金を使いすぎているような気がする?
掘っては埋め、また掘り返している道路工事。何の意味も無い公共事業。たかだか野生動物を数頭守るために支払われる金金金。
ハワイに天文台を作る。物凄いお金をかけて、高性能の望遠鏡を作り、それで宇宙の神秘がわかる!!
だからどうした!!
そんなんで腹がふくれるのか?
病が治るのか?
公害が減るのか?
飢えた人間が救えるのか?
お星の研究をすると、「君の瞳は、あの夜空の星のように綺麗だ。」等と歯が浮きまくる台詞をはけるようになるのか?
なりはしないだろう!!
医学は人を救う。物理は、科学全体の発展に役に立ち、いずれ人類の役に立つ。経済学は社会を活性化させるし・・・・・・
本来学問は人類の、利益、幸福、破滅、破壊、のために行われる物の筈だ。
なのに天文学は・・・・・・・・・・・・
やっぱり宇宙人は、ひょっとすると、兆が一ぐらいの可能性できているかもしれない。