仁王門と仁王様
三重の塔内においでの仏達
伽 藍
天台宗
<本尊 如意輪観世音菩薩>
開創 313〜399年
第2番札所 金剛宝寺護国院(紀三井寺)
救世観音宗
<本尊 十一面観世音菩薩>
開創 770年
伽藍の諸堂、大師堂、不動堂、開山堂、経堂、(下)六角堂、鐘楼、多宝塔
朝一番、清清しい空気の中で、誰にも邪魔されず、お参りできることの幸せ。
第三番札所 粉河寺
粉河観音宗
<本尊 千手千眼観世音菩薩>
開創 770年
広大な敷地、豪壮な本堂、門前町。粉河にまつわる縁起を読みながら、古に思いをはせることの出来るお寺であった。
上が表山門、下が中門
阿弥陀堂
大師堂、童男堂、六角堂
参道の右側を粉河が流れる
第四番札所 施福寺
天台宗
<本尊 十一面千手千眼観世音菩薩>
開創 539〜571年
バス停がなくなり、往きはタクシー利用を強いられた。下車後の上りはまさに難所。下りは県道のバス停まで約3キロ。
愛染堂、33観音像
参道、御髪堂
第五番札所 葛井寺
真言宗御室派
<本尊 十一面千手千眼観世音菩薩>
開創 725年
大阪のベッドタウンとして、周辺は民家が並ぶ。地元に密着した古刹として、親しまれているようだ。
大師堂、護摩堂
第6番札所 南法華寺(壷阪寺)
真言宗豊山派
<本尊 千手観世音菩薩>
開創 701年
壷阪霊験記でおなじみ、壺阪山の駅からタクシーで行ったが、ゆっくり歩いて登ってみるのもいいかも知れぬ。
堂内、千手観音
上、三重塔、多宝塔、四脚門 下、インド渡来の観音像、涅槃像
第7番札所 岡寺
真言宗 豊山派
<本尊 如意輪観世音菩薩>
開創 662年
橿原神宮に泊まり、朝一番でお寺に着いた。朝の鐘の音が爽やかだった。
真言宗豊山派総本山
<本尊 十一面観世音菩薩>
開創 686年
開山堂
御影堂
左から 元長谷寺、登り廊、蔵王堂
外舞台からの眺望
法相宗大本山
<本尊 不空羂索観世音菩薩>
開創 813年
興福寺も奈良公園も観光客で賑っていた。夕暮れが迫る中、北円堂(写真右)の仏像公開にも回り、ゆったりとした古都の雰囲気に浸った。
長谷の門前町の佇まいを味わいつつ、仁王門に至る。
如何にも、お寺に参拝に来たという感覚をひしひしと感じた。正午の法螺貝を聞きながら、登廊を上がり、外舞台に立つと、仏の世界があった。
仁王門
第10番札所 三室戸寺
本山修験宗
<本尊 千手観世音菩薩>
開創 770年
門を入ると、紅葉が見事だった。割と人気も少なく、源氏物語に思いをはせた。
上から、不動水、鐘楼、阿弥陀堂
おびんづるさま