四国88ヶ所巡礼    2004年4月〜11月 
            
  

第3回 11月10日〜11月13日

第2日目
新居浜から集合場所である川之江までは、特急で行くとぴったりなのだが、事情が分からないので、少し早目に着くことを考えて、各停の早い電車にした。高校生で込み合う電車を降りると、既に受付は始まっていた。今回は、JR四国の日帰り巡礼のバス利用だ。待合室で着替えを済ませた。

65番札所 三角寺
台風で崩れた道を、バスから乗り換えたタクシーで登る。着いた所からは石段が続く、少し心配だったが何とかもった。上りきったところにある山門は中央に鐘があり、大きな音の鐘を撞いて境内に入る。本堂は煙っていたが、雨の心配は殆んどなくなった。右手に大師堂、大師像を紅葉越しに見る。読経。何となくちぐはぐ。


     本堂
  山門 大師像
大師堂

66番札所 雲辺寺
いよいよ、伊予を出て讃岐入り。番外、萩原寺の横を通ってロープウェイ乗り場へ。山の斜面は日の当たり具合で紅葉の進み方が違うようで、縞模様になっていた。961Mの頂上からは、雲海の下に海が見えた。境内は県境とか。こんなとてつもないところに広大な敷地。お迎え大師にしても、五百羅漢にしても新造で、全体に新しい雰囲気を持っている。
大師堂の向かいに鐘楼があったが、コースから外れていて、鐘は撞かず。お堂そのものは小さめで質素。落葉が参道を埋めていた。


       本堂
   
    大師堂

 鐘楼

 五百羅漢
   
   お迎え大師
   
   参道より
紅葉

67番札所 大興寺
大きな山門がお出迎え。右手に大師お手植えのかやと楠の大樹があり、ここから階段がスタート。間口の大きな本堂の左に大師堂、右にある同じような建物は天台宗の大師堂とか。珍しい。本堂前に三鈷の松が植えられていたので、一つ頂いてきた。山門の仁王は運慶作?


 大師堂

            本堂

 天台宗大師堂
山門   仁王 鐘楼 かやと楠

68番札所 神恵院
次の69番と同じ境内にある。左側の石段を上がったところにコンクリート作りの本堂、その左下に大師堂がある。大師堂と向かい合わせに69番の本堂があり、石段の右側に69番の大師堂があると言う配置。68番の旧本堂は、69番の本堂左手の石段を上がった上の方にあった。

本堂 大師堂
旧本堂 鐘楼 山門 仁王

69番札所 観音寺

    大師堂
    境内

本堂

70番札所 本山寺
右手奥の五重塔が印象的。山門を入り、平地に展開している。ご本尊、馬頭観世音にあやかり、大師堂横に馬の像がある。

      
    本堂

 大師堂

 山門
   
    鐘楼

 馬の像

71番札所 弥谷寺
今回の最大の難所。最初の108段は何とか登った。続く80段ほどで、心臓はバクバク。もう少し頑張って、ついにダウン。慌てて、ニトロをなめて小休止。更に、医者に叱られると言いつつ、数十段を登る。岩に寄りかかるようにして本堂が立っている。少し下った所に三体の磨崖仏。更に下った所にある大師堂はコンクリート造りで、靴を脱いで堂内に入る。座って読経。裏側には奥の院、獅子の岩窟。左手の上の方の岩陰に小さな大師像。


     本堂

 大師堂

境内
                  多宝塔 鐘楼 磨崖仏

最難関の弥谷寺を終えて、多度津で解散。一人、丸亀の宿、アルファー1へ向かった。ビジネスホテルとしては普通、ランクB。食事に適当な店が見つからず、おにぎりを買って食べる。

  第3日に続く→