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女性 :16歳 死 「あ子」さんの夢 |
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全部で4回同じような夢を見ました。 初め2回は、包丁で胸を刺されそうになる夢です。 1回目は帰宅途中、突然背後に恐怖を感じたため走って帰宅。 無事家に着いたのですがインターホンが鳴り出てみると包丁を持った人が。 包丁を投げられたのですが何とか避け、助かりました。 2回目は胸に刺される寸前、包丁が消えていったため助かりました。
しかし3回目から状況が変わりました。 私には現実とは違う母、妹がいます。 現実には妹はおらず、姉がいます。 しかし母は、私と妹が昼寝している間にボウガンで頭を打ち抜き殺し 自分は銃で頭を打ち抜き自殺した、と話しました。
話している時すでに私たちは幽霊でしたが、母は 「私はあなた達を殺した、だから今度はあなた達が私を殺して」 と言い、私にボウガンの矢を渡しました。 しかし私は怖かったため、 「もう死んでいるのだから死ぬ必要は無い、成仏しよう。」 と言い、3人で消えていきました。
4回目は、見たことの無い教室で銃を持ち 私を含む数人が殺し合いをしていました。 教室の外、中のそれぞれでしていたのですが 私は中の後ろの方にいました。 すると血まみれの誰か分からない人が しがみついてきたため必死に殴りました。 今思うと、私の一番大切な友人だったんじゃないかと思います。 そして最後、外にいた数人が後ろのドアから教室に入ってきました。 これで私と中にいた数人、外にいた数人が横に並んでいる状態に。 すると前のドアから、小学校の頃お世話になった先生が入ってきました。 何をするかと思うと、右端の人から順に銃で撃ち殺していったのです。 私は右から3番目、まずいと思った頃にはもう右わき腹を打たれ死にました。 銃で撃たれたとき、とても痛かったのを覚えています。 ここで終わりです。
この夢に出てきたかもしれない一番大切な友人と連絡が取れなくなり、 少し心配になったころにこのような夢を見始めたので、 友人になにかあったのかというのが気になります。 それと昔見ていた死の夢とは違い、 妙に感触を覚えていたり痛みや恐怖を感じるようになったため、 何かあるのか気になります。
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知らない誰かに刺されそうになる。刺される寸前に包丁が消える。 危うい状況ですが・・・ぎりぎり殺されていません。でも・・・夢は少しずつ深刻になっていきますね。
3回目の夢では・・・ボウガンで頭を打ち抜かれて殺され・・・母は銃で自殺します。 あなただけでなく・・・妹も殺されており・・・ 母は申し訳なく思うのか・・・ボウガンで殺してくれと矢を渡します。 でも・・・あなたは殺そうとはしていません。どことなく・・・迷いがあり・・・ 「殺されている」という状況を受け入れています。いったい・・・あなたの何が殺されているのでしょうか?
殺したり、殺されたりする夢は・・・あなたの心の中に「削除すべきもの」があって・・・ 何らかの形で処理したり・・・始末しなければならない状況にあるということを暗示させます。
何かしら我慢をしていて・・・気持ちを抑えているとき・・・ 自分の心を殺しているような気分を味わうときがありますね。そう・・・生きていないような感じ。
現実面で・・・あなた自身が責められたり・・・周囲にとけ込めないでいたりするとき・・・ 自分自身がそこに存在できないような気分に支配され・・・ 自分を変えなけらばならないと感じるとき・・・「殺される・殺す」夢をみることが多いようです。
ときどき、こんな自分なんて死んだ方がいいと思ったり、 どうせなら・・・いっそのこと・・・殺してほしいと思ったりすることはあるでしょう。 弱い自分を誰もが抱えていて・・・どうすることもできない気分・・・ それは・・・やはり心にとって・・・重荷になります。生きづらさにつながる部分ですね。
だから・・・その部分を切り捨ててしまいたいと思うのは・・・自然な心のはたらきです。 それが・・・刺されたり・・・撃たれたりすることで自分自身が殺される夢をつくり出すのかもしれません。 包丁やボウガン、銃などが出てくるのは・・・そういうわけ。
自分自身の弱い部分、イヤな部分を削除するという行為を・・・殺すという行為で夢は表現しているのです。
夢の中に出てくる母や妹・・・そして学校の先生は・・・視点を変えるために登場しており・・・ あなたの「心の別の側面」を・・・それらの視点を通して表現しているととらえたほうがいいでしょう。 実際には、妹はいませんから・・・姉の立場を借りて・・・ 母親のような心の側面・・・妹のような心の側面を探ろうとしているということ。 つまり・・・自分がどう見えているかが気になっているということのよう。
4回目の夢は教室を舞台としていますから・・・現実のあなたの生活に直結する部分。 殴り合うのは・・・何らかの「強い感情」があなたにあるということ。 殴りつけた親しい友人に対する「強い感情」の処理の仕方はおそらく・・・ 小学校のときの先生のイメージから引き出されるものに・・・どこかでつながっているはず。 あなたが自分の感情をどのように「処理」しようとしているのか・・・それがこの夢のテーマ。
by エリカ
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妹が実際にはいないのに・・・あなたの「妹」が登場してくるのは・・・ 姉の立場からあなた自身を見つめようとする心のはたらきが発揮されているからでしょう。
お姉さんにはいろいろと相談しているようですね。 頼れる存在であっても・・・話してほしくないことまで・・・ 母親に伝えてしまうところがあって・・・イヤでたまらない気分になるのでしたね。 でも・・・あなたにも同じところがあるのではありませんか? 相手を慕うあまりに・・・伝えなくてもいいことまで・・・伝えていることが・・・。 幽霊になっているのに・・・母親があなたに殺してと言うのは・・・そういうわけ。 自分の思いしか・・・相手に伝えていないということ。
あなたとお姉さんの違いは・・・母親への態度にあります。 慕っているか・・・嫌っているか。そこに夢は焦点をあてています。 好悪の感情。好きか嫌いかどっちか・・・そればかりあなたは追い求めているのかもしれません。
母親がヒステリー気味であなたとよく衝突すること。 内緒でキーホルダーをくれた「母親」のような存在の学校の先生が・・・ 機嫌のよいときとそうでないときで態度が急変することがあるということ。 お姉さんは信頼できそうなのに、そうでないと感じるときもあること。 いずれも・・・あなたの身近にいて・・・あなたの気持ちを大きく揺り動かす存在。
言い換えると・・・あなたは相手の心の動きに・・・大きく左右されてしまうというところがあるということ。 それが・・・一番大切な友達・・・年上の好きな男性へとつながっていきます。
あなたは・・・その男性の態度の変化に・・・釈然としないのでしょう。 だから・・・夢の中で彼を殴りつけるという展開になっていくわけです。 どうして受け入れてくれないのという「思い」のみが・・・夢の中で最優先されているのでしょう。
一方的な思い(理屈)を相手にぶつけて・・・相手を責める「自分」を許せないと感じ・・・ ちょっとした言葉のやりとりに腹を立てる自分がイヤでたまらないと思うことがあったのでしょう。 そういう自分は消し去ってしまいたい部分ですね。だから・・・殺される必要があるわけです。
by うらら
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殺したのだから・・・今度は殺してほしいと相手に望む。 つまり・・・相手にも同じような気持ちを味わわせること。それが・・・あなたの心のうごき。
しがみついてくる友達を必死で殴ったのは・・・ 好きだと告白したあと連絡がとれなくなったことに対する「反動」のあらわれ。 しがみついているのは彼ではなく・・・あなた。立場を入れ替えて・・・自分の気持ちを表現したのでしょう。
自殺という言葉をあいだに挟んで・・・彼とやりとりをし・・・ あなたが伝えたかったことは・・・いったい何だったのでしょうか? 自分の感情を・・・辛いという気持ちを・・・どうしようもない思いを相手に託しました。 彼は・・・どんな気持ちであなたの心を預かったのでしょう。そのことを考えたことがありましたか?
殴るということで強い感情をぶつけたのは・・・あなたですから・・・ 彼にも相当のショックがあったはず。そのことに夢は気づいたのでしょう。 だから・・・あなたは殺されなければならないのです。あなたから消し去りたい心の部分ですから。
そうですね。あなたは・・・ちょっとずつ成長しているみたい。 殺される夢は・・・そういう意味で大切な夢なのです。
彼の最近の変化は気になるところ。彼もあなたと同じ「弱さ」を抱えていますから。 頼りすぎるところがあなたにはありそうですから・・・そこは注意したいですね。 彼にとって・・・あなたは「重荷」になっているのかもしれません。 夢の中で「まずい」と思っているのは・・・そういうわけ。あなたには思い当たることがあるはず。
さて・・・どうしたらいいのでしょうか? 誰かにしがみつくことを止めることかもしれません。 いずれにしても・・・あなたが決めることです。彼から引き出す「結論」ではありません。
by ふむふむ
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2006/11/27 |
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