tamay.gif  女性  33歳 : 殺人容疑者が私を知っている・・・・?   「蘭華」さんの夢  chibiz.gif

近くで強盗殺人事件が起きた。

重要参考人として挙げられた男がなぜか講演の講師として招かれる。

白髪頭でかなり年配で、黒人の血が混じっているような顔で、薄グレーの背広を 着ている。

そして講演会が始まってすぐ私の横に来て、「私はEmlyさん(私)と知り合いなんです」と

私の方を見ながらどこか隠し事をしているような笑顔で話す。

私はその男と会ったことなど全く心になく、次は私を狙うのではないかと恐怖におののく。

 
何か悪いことの前触れではないかと・・・私は不安神経症気味なもので。

横に来て、「あなたを知っている」というのが、何より恐ろしかった。  






Q 1  何か悪いことの前触れではないかと・・・私は不安神経症気味なもので。

 

強盗殺人事件の重要参考人なら・・・徹底的に悪い人に決まっている・・・?

もしかしたら・・・犯人ではないかもしれないけど・・・疑われるのが・・・そもそも・・・いけない?

 

どういうわけか・・・そんな人の講演会にあなたはやってきている。

講演会に来てから・・・そのことに気付いたということ? だから・・・あなたに責任はない?

殺人事件の重要参考人と知っているのに・・・逃げないで・・・その場にいる。それは・・・どうして?

 

あなたは・・・その場にいることを・・・あまり望んでいないようなのに・・・そこにいる。

強盗殺人事件の重要参考人は・・・・真っ先にあなたのところに来て・・・

「あなたのことを知っている」ということを伝えるために・・・笑顔で話してくる。

彼の次のねらいが・・・あなたではないかと疑っている。何かを盗られるのでは・・・と思っている。

殺されるかもしれないと・・・恐怖を感じている。強い・・・不信感がある。

 

まとめると・・・あなたは・・・そこにいたくないけど・・・いなければならないという状況のようです。

その相手は・・・親密な態度であなたに接してくる。

身近な存在であるということを示したくて・・・笑顔を見せている。

あなたは「何かを知られているということ」が気になっていて・・・恐怖の感情であふれている。

 

「恐怖」の感情は・・・相手に服従するという行動を引き出しますから・・・

結果的に・・・相手からの攻撃を鈍らせたり、ためらわせたりする・・・という効果があります。

あなたには・・・何かうまくいっていないことがあって・・・それを避けたいと感じている・・・。

現実において・・・したくないことをしていて・・・その効果を期待しているあなたがいるのかもしれません。

by エリカ     





      こんにちは。うららです。ここから担当します。

    @近くで強盗殺人事件が起きていましたね。
    殺された人は女性でしょうか? それとも男性?
    何を使って殺されたのでしょうか? あなたなりに想像して下さい。

    >「事件が起きた事実」だけわかっていて、具体的なことは何もわかりません。
     でも想像ならば、殺されたのは女性で、包丁で刺し殺された、というところです。

    Aあなたは不安神経症気味だということですが・・・
    実際に医師やカウンセラーと治療関係があるのですか?
    あるいは・・・そんな感じがするということですか?
    もし、治療関係があるのなら・・・その方は男性ですか?
    その人のことを・・・どう感じていますか?

    >はい、心療内科に通っています。
    カウンセラーの先生は50代くらいの女性です。
    話し方もアドバイスの仕方も、からっと明るい感じです。
    好感を持っている方でしょう。

    Bいま、お付き合いをしている男性はいますか?
    あるいは、結婚されていますか?
    その男性は。どのような方ですか? 感じるまま話して下さい。

    >います・・・というか、遠距離(中距離恋愛)で、
    向こうの仕事の非常な忙しさのため
    お互いの意思の疎通がうまくいかず、
    私も精神的に不安定になりがちで、けんかばかりしています・・・
    最近も私のひと言が気に入らず、心シャットアウトされてしまい、
    それがどんな状況にあるとはいえ理不尽で、
    彼の矛盾をとことんついたメールを送りつけ、
    離れている(連絡をとりあっていない)状態です。
    連絡待ちですが傷つきやすい彼は、終わりを宣言してくる可能性が大です。
    今までもそんなことが何度もありましたから。
    彼は来春海外に転勤になってしまいます。結婚はできません。
    印象・・・声(低く渋い)と瞳が綺麗なのがとても好きです。
    心根は優しい人ですが、甘えん坊で心弱く、正直なのはいいけれど
    言わなくていいじゃない、というところがあります。また非常に頑固です。
    でもこれらは、私とよく似ていると思います(苦笑)

    C白髪頭で・・・黒人のような顔つきの男性?
    そのような印象を感じさせるような身近な人はいませんか?
    いるのなら・・・あなたにとって・・・どんな方なのですか?

    >国連アナン事務総長と、以前私が勤めていたところの
    嘱託の当時70代だった男性を足して2で割った感じに似ています。
    ちなみに、この男性は職場で周りから嫌われていました。
    アナン事務総長に関しては、遠い存在、という感じです。

    D父親はどのような人だとあなたは思っていますか?
    子どもの頃に感じていた父親といまの父親で違うところは
    どんな点ですか? 具体的に教えて下さい。

    >父親は私が17歳の春に仕事がうまくいかなくなったことから自殺しました。
    私は父の籍に入っていません。別に正式な家族がいました。
    母はそれを承知で私を産んだそうです。
    父への感情でいいものはありません。
    気に入らないことがあると母に、または私にすら暴力を振るい、
    近所のお宅に逃げ込んだことも何度もあります。
    また、生理が始まった頃・・・10歳の頃だったと思います。
    父の横に寝ていると(父は左側に寝ていた)、私の下着の中に何度も手を入れてきました。

    それを思い出すたび、おそろしくなります。

    Eその男があなたの横にきましたね。
    あなたの左側ですか? それとも右側?
    あなたの身体に手を触れるような感じがしましたか?

    >男は、私の右側に来ました。
    触るようなことはせず、私の顔をのぞきこむようにしてニッと笑いました。

    F最近、男性と性的な関係を結びましたか?
    もし、そうなら、それは満足のいくもので幸せを感じましたか?
    それとも、どんなことを感じていたのですか?

    >先月、彼と抱き合いました。
    そのときもだったんですが・・・7月に逢ったときに(2ヶ月ぶりでした)、
    抱き合ったらなかなか離れられなくなりました。
    お互いの肌や髪を撫でて、癒しあいました。
    性的なことそのものよりも、「スキンシップ」の素晴らしさを心から感じました。
    ホテルに、7時間もいました。

    Gあなたには・・・人にはうまく説明できないような秘密がありますか?
    知られたくないようなことです。差し支えがなかったら教えてください。

    >彼に、実は私より前からつきあっている女性がいることです。
    初め向こうから私にメールをくれたのですが、
    こういうことにはなるとは思わず、彼女がいると正直に言ってきました。
    私が前の恋愛の悩みを打ち明けていたら、お互いいつのまにか心が寄ってしまったんです。
    でも彼は、私の方をより好きと言いながら、もう一人の人も可哀想だと別れなかった。
    結婚できないこともあり割り切っているつもりですが、
    でも淋しくて、前の彼とも関係が復活してしまいました。
    でもこの人に恋愛感情はなく、「父性」の安心感を感じています。

    H家族関係において・・・嫌なことが最近ありましたか?
    それは、どんなことですか?
    家族は・・・あなたのことをどう思っているようですか?

    >今はそう嫌だとは感じませんが、母は(2人暮らし)私の家事のやり方に関して
    非常に口うるさく、もう少しやわらかく考えられないものかと常々思っていました。
    母は体のあちこちが悪く、ずっと通っていた旧態依然とした病院から
    わけがわからないと追い出される格好になってしまいました。そんな母が、とても心配です。
    ただ、私が最近神経症(うつ)に陥りやすく、心配もしくは困ったものだと思っているようです。
    さっき、母が作った食事をあまり食べていないと、「作りがいがない!」と言われてしまいました。 

    I周囲の噂で気になっていることは・・・どんなことですか?
    思いつくまま話して下さい。 

    >噂といいますか・・・自分のことですが、時間単位で気分が変わってしまう
    人間なので、友達が手におえないと思っているのではと心配です。

     >では、診断しますね。




    夢診断のポイントは、講演会はカウンセリングのイメージということ。彼に癒して欲しかったのでしょうが・・・。
    知らない男なのに・・・あなたのことを知っているのは・・・隠しておきたいことがバレているということ。

    hetakyara02.gif  カウンセラーの先生は50代くらいの女性・・・話し方もアドバイスの仕方も、からっと明るい感じ。

    →診療内科においては・・いろいろなことを話します。話をすることが・・・不可欠な関係。

     あふれるような気持ちを・・・そのまま相手に伝えることで・・・ホッとする部分と・・・

     こんなことまで話してしまったけど・・・はたしてよかったのだろうかという「不安」も生まれます。

     お付き合いをしている彼にも・・・言わなくてもいいことまで・・・話しているのではありませんか?

     それでいて・・・ちょっとしたことにイラついて・・・感情をぶちまける相手。それが「彼」

     カウンセラーのように受け止めてくれればいいけれど・・・そうではないのですね。

    hetakyara02.gif  彼の矛盾をとことんついたメールを送りつけ・・・。連絡待ちですが・・・。

    →講演会の重要参考人は・・・あなたのことをよく知っている男です。

     他にも・・・何かを言いたかったのかもしれませんが・・・隠していて・・・ニッと笑います。

     言わなくても・・・それで十分だということのようです。

     矛盾をとことんついたのなら・・・もはや・・・彼には言うべき「言い訳」はないはずですね。

     あるとすれば・・・謝罪だけでしょう。

     講演会の男は・・・何かを話すためにきているはず。でも・・・話すつもりはないようです。

     あなたのことは知っている・・・つまり・・・「言うことはない」ということ。

        by うらら      





          Q 2   どう受け止めればいいの? どうすればいいの?

             

            講演会という・・・どちらかというと・・・堅苦しい場所で・・・出会っている。

            たぶん・・・カウンセリングのイメージ。

            癒される関係のはずだったのでしょうが・・・うまくいかなかったということのよう。

             

            あなたは・・・重要参考人の・・・人物像を・・・詳しく思い出している。

            そのイメージの男から連想されたのは・・・アナン事務総長と嘱託の70歳の男性。

            遠い存在であって・・・しかも嫌われている男ということ。

            いまのあなたにとって・・・そのような存在の男になりつつあるのは・・・遠距離恋愛の「彼」

             

            あなたは・・・彼の矛盾を徹底的に責めたのですから・・・

            「ある意味でのあなたらしさ」が・・・そのまま・・・彼に伝わったということです。

            あなたにとって・・・それは・・・本意ではなかったのでしょうが・・・状況はそれを求めたのでしょう。

             

            彼には・・・前から付き合っている女性がいる。あなたと出会っても・・・別れない。

            それが淋しくて・・・あなたは・・・前彼と復活しました。でも・・・恋愛感情はないということのよう。

            それでは・・・遠距離恋愛の彼のことは・・・どうなのですか? 恋愛感情はあるのですか?

            ただ・・・淋しくなって・・・つきあっている男性なのではありませんか? 

            おそらく・・・彼は・・・あなたのそのような曖昧な部分を「知っている」のでしょう。

             

            あなたは淋しいから・・・相手に何かを求めている。求めているものがないと・・・苛立つ。

            苛立つから・・・相手を責める。それは・・・自分に・・・結果的に・・・はねかえってくる。

            あなたから・・・はじまって・・・あなたで・・・終わっています。自分の中でグルグルと回っている。

            自分の中だけで完了するなら・・・相手は・・・「遠距離恋愛の彼」でなくてもいいのかもしれません。

             

            淋しいのは・・・仕方のないこと。あなたにとって・・・それを埋めてくれる存在は必要です。

            でも・・・淋しいのは・・・彼の責任ではありません。いつも・・・あなたが作り出している「感情」です。

            そのことを認めるのが・・・あなたは「怖い」のです。それが・・・恐怖の正体なのでしょう。

            恐れることによって・・・相手の態度の変化を待っている「あなた」がいるのかもしれません。

          by ふむふむ   







          2001/09/12