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11/10の夢 私の目に、瓦礫の山と化した町が映りました。 正しいか正しくないかは別として、咄嗟に「台風のあと?」と思いました。 その町に立っているようですが、自分がどのような出で立ちなのかは分かりません。 前方に、コンクリートか何かで作られた白壁が崩れて、斜めに傾いているのが見えます。 するとその向こうに、人の姿が見えました。 その人は倒壊をどうにか免れたのでしょうか。 四つん這いになり、こちらを向いて(頭をこちらに向けていただけかもしれませんが)いました。 印象としては、呆然としているような感じがしました。 遠くに居たので、男性か女性かは分かりません。 身体の大きさから考えて、小さな子供では無かったと思います。 ただ、この夢の記憶には、少し自信がありません。 一瞬、映像が見えただけなのです。 遠くに居た四つん這いの人に関しては 「もしや、後から付け加えられた記憶?」と思ってしまうくらい自信がありません。 でも、人の居る気配はしたんです。無人では無かったと思います。 ただ「瓦礫の山、台風の後」というのが強烈に印象に残っています。 今思えば、台風ではなく、地震,竜巻,戦争といったものなのかも知れませんが・・・。 とにかく、災害の後でした。 打ち捨てられ、荒れた廃虚、といった印象は一切受けませんでした。 つい最近まで生きていた町(人々が暮らしていた町)だと思います。 やはりあの瓦礫の山が気になってます。何か良く
ない事が起こる前兆でしょうか? ▼
Q 1 四つん這いになっていたのは、心の中 にいるもう一人の自分?なんて想像していたりします。
瓦礫の山は・・・ あなたの心の状態をあらわしています。 過去のできごとで・・・一度は忘れ去ろうとしたマイナスイメージの記憶を意味します。 夢に・・・瓦礫に 化した町が出てくるのは・・・ 現実に起きている 困難の「そもそもの原因」が・・・過去にあるということなのかもしれません。 瓦礫の山が・・・ 廃墟でなく・・・つい最近まで人が暮らしていた町だと感じていますから・・・ いま現在において・・・生じていることがらに・・・あなたが巻き込まれているということなのでしょう。
この夢の直前に見 た夢が・・・リュックとトマトと牛乳のイメージから構成されていますから・・・ あなたの「恋愛感 情」がままならない原因が・・・過去の記憶にあるということのよう。
四つん這いになっ ているのは・・・あなたが感じているように・・・もうひとりのあなたです。 うなじを垂れてい るのは・・・意気消沈の状態ということ。 立ち直れないくら い苦しかったということなのかもしれません。
台風のあと・・・ 地震のあと・・・竜巻や戦争などの災害のあとなのですから・・・ 残っているのは・・・災害の復興というイメージ。何かが・・・回復していくことを意味します。 それは・・・あな たの「恋愛感情」ということになるのかもしれません。
あなたにとっ て・・・確かに大きな痛手が発生したのでしょうが・・・ 立ち直るチャンス がめぐってきたということを伝えている夢のようです。 助ける必要を感じていて・・・しかも罪悪感があるのは・・・何もしていないからでしょう。 無人でない
と感じているのは・・・あなたを理解してくれる「存在」を無意識に感じているから。
by エリカ
▼ @瓦礫の山と化した町にあなたは立っていましたね。 >「助ける」というのにも色々あると思うので
すが、少なくとも Aつい最近までは生きていた町・・・それが廃墟になってしまったようで
す。 >人々が努力すれば復興も有り得ると思うので
すが・・・。 B憧れの彼が「妻子持ち」だと気づいたとき・・・どんな気持ちがしまし
たか? >裏切られたり騙されたというような事は一切
感じませんでした。 Cあなたの身体は痛みもなく・・・怪我も
していないようですね。 >家も家族も亡くしてしまって(あるいは消息
不明)落胆している。 D彼には・・・どことなく「妻子持ち」のような雰囲気があるのでしょう
か? >年齢(30歳過ぎ)から「奥さんはいるのか
な?」という気はしました。 E彼の奥さんを見かけたことがありますね? >相応しい・・・? F彼は・・・あなたが「恋愛感情」をもっていることに気づいています
か? >どうでしょう?気付いているんでしょうか? G瓦礫の山なのに・・・廃墟ではないように感じていますね。 >高まって・・・いるのかもしれません。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、あなたの心が瓦礫の山に化したのは・・・「彼が妻
子持ち」という事実に出くわしたから。
→周囲の壁が倒壊して瓦礫になるのは・・・落胆をイメージさせます。 憧れの彼が妻子持ちだったという現実。予想されたことなのでしょう が・・・ショックだったはず。 でも・・・すべてがダメになってしまったということでもなさそう。倒 壊を免れた感じがするのはそういうわけ。 傷を負っているかもしれないけど・・・大きな怪我はないと感じていま すから・・・ 現実においても・・・ショックから立ち直り始めているということのよ う?
→四つん這いになっている自分を見つめていて・・・助ける必要を感じて いましたね。 でも・・・見ているだけのよう。あなたが感じているものを・・・その ままにしているということ。 関わらないままでいることが・・・傷つかないで済むからかもしれませ んが・・・。 夢の中のあなた自身も四つん這いの人も・・・大きな怪我をしていない のは・・・そういうわけ。 でも・・・瓦礫に彼がいるように感じたのですから・・・気持ちは高ま りつつあるようです。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
夢に瓦礫の山を用意したのは・・・そのような状況にある自分を・・・ 慰めて欲しいからでしょう。もちろん・・・彼に・・・そばに居て欲しい のです。 瓦礫の中に・・・誰かがいて・・・助けなきゃいけないと思っているの は・・・ ままならない状況に「感情移入」したからで しょう。助けて欲しいのは・・・「あなた自身」のはず。
四つん這いは・・・倒れているということではありません。 これから立ちあがるというイメージ。うなじを垂れていますが・・・顔を 上げれば変化があります。
ドキドキとするような恋ではないとあなたは感じていて・・・ そばに居るだけで不思議と安堵感があると彼の「存在」を受け止めていま すが・・・ 果たして・・・それだけなのでしょうか? あ なたの気持ちが見えてきません。
近づかないことが愛情表現・・・それしかできないからとあなたは思って いる。 パソコンと違って初期化できないから・・・忘れることは難しいと感じて いる。 彼と出会うことがあっても・・・日々何事もなく過ごしていくこと で・・・ うまくやっていけると信じ込みたいあなたがい るということのよう? それで・・・本当にいいの?
現状のまま・・・変化を求めないでいいのですかというメッセージを夢は 伝えてきています。 人のいる気配がしたのですから・・・あなたは立ちあがることができるは ず。 瓦礫は・・・新しい町をつくるための準備ということかも。あなた は・・・けっして一人ではありません。 by ふむふむ
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▼ ▼ 診断有り難うございました。 まだ自分の中で頂いた診断結果が消化しきれず、心の中が整理出来ていないのですが、 今回うららさんに診断して頂いた事で、自分の心がどういう状態であるのか知る事が出来ました。 有り難うございます。自分の状態を知る事で、少しは前に進めたと思います。有り難うございました。 『瓦礫の山と化した町』の夢について、一つお聞きしたい事があります。 >気付いていたとしても関わり合いになりたくないと思っている・・・。 >四つん這いになっている自分を見つめていて・・・助ける必要を感じていましたね。 >でも・・・見ているだけのよう。あなたが感じているものを・・・そのままにしているということ。 >関わらないままでいることが・・・傷つかないで済むからかもしれませんが・・・。 >夢の中のあなた自身も四つん這いの人も・・・大きな怪我をしていないのは・・・そういうわけ。 >でも・・・瓦礫に彼がいるように感じたのですから・・・気持ちは高まりつつあるようです。 上の箇所についてです。 私は「彼が、"私の恋愛感情"に対して『気付いていたとしても関わり合いになりたくない』と思っている」と 考えていたのですが、上の文章からすると 『私の恋愛感情に関わりたくないと思っているのは、私自身』であるというふうに解釈出来るのですが、 そういう事なのでしょうか? つまり、「私が"私の恋愛感情"に気付きながらも、私は"私の恋愛感情"を助けに行ってあげていない」、 放ったままにしている、という意味なんでしょうか? あなたは自分の恋愛感情に気づいていますね。で
も、そのままにしている。
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▼ ▼ 【Reflection】 Bの夢において、はじめて「反応」があったということになります。 ※反応→感想メール
「擬態」 ※態を擬する ありさま、様子や姿を似せること ※代表的な擬態は3種類ある。 「隠蔽擬態」は自分が攻撃者から発見されないようにするために似せる。
前回のAの夢は、夢見者が「自分の恋愛感情」に気づくために生成されたものでした。 ナチュラルなカラーの木材、白い壁・床で統一され、 清潔感があり、シンプルで柔らかい雰囲気が漂うお店がステージでした。
ところが、今回は「瓦礫の山」 コンクリートか何かでつくられた「白壁」が崩れて、斜めに傾いている。 @の夢と同じで、夢見者が観察しているだけの夢です。 四つん這いになった・・・ 「男性か女性かわからない、子どもではない誰かがひとり」がいます。 ※「擬態」ですね。自分であることが分からないようにしている。「四つん這い」は夢見者。
捕食者である「憧れの彼」の目に留まらないように、 自分の姿を周囲の状況に同化させているのでしょう。この場合は「瓦礫」 ※瓦礫 値打ちのないもの、つまらないもの しかしながら、この「擬態」は、やや不完全です。なぜなら目立っている。
「瓦礫」に紛れたままで、そっとしていればいいのに、 「四つん這い」になっている。遠くから、それとなく「存在」がバレて居る。 ※「選択緩和」がはたらいている。擬態の類似度を極めすぎないように、つまり細かく似すぎないようにしている。 打ち捨てられ、荒れた廃墟といった印象は一切なかった、 つい最近まで人が暮らしていた町。そこに「四つん這い」はいる。
夢見者は「擬態」で、この町に紛れ込んでいますが、 夢見者が「白状」するように、「四つん這い」は夢見者自身。 バレバレですね。
「不完全な擬態」は、あからさまな「感情」を語り始めます。 助ける必要があったのではないか、 罪悪感を感じていると「コメント」で表現しながら、 ※問診の中のコメント 同時に、「痛みも何も感じていない、怪我もなく無事だった」と確認しています。 「自己矛盾」ですね。
この「矛盾」はどこから生じてきているのでしょうか。そうです。Aの夢。 Aの夢の背景があまりにも「奇麗」すぎたのです。 創り出したのは「夢見者」ですから、「反動」でしょう。これが夢のロジック。 ※反動→他に力や作用を及ぼしたときに、その反作用でおしかえされること。最初の作用に問題があったということ。 なぜ、Aの夢の背景は「奇麗」だったのかについて、考察する必要があります。 @の夢に遡及しなければなりません。「父親の不倫に対する嫌悪感」 「嫌悪感」が夢見者自身に生じないようにする作用が、夢ステージを「奇麗」にさせたのです。 なぜなら、それを「背景」として、「憧れの彼」の代替物である「柱」に気持ちを伝えようとしていたから。 「嫌悪感」があっては リュックを引っ掛けるという行為が「台無し」となります。 この「台無し」にかかわる「夢遺伝子」が 「廃墟」という「形質」を受け継がせたのです。これが「反動」の正体。 「期限ぎれの牛乳」をヨーグルトに変えるように、白い壁の瓦礫を用意しました。 似ているのですが、「構造」が変化しました。 夢見者の心の「構え」が変わりつつあるということ。 ※心の構えが変わるのは、「恋心」を認めるということ。 「変化」するには、一度「壊す」必要があります。それをやってのけたのでしょう。 拍手したい気持ちを抑え、「夢見者」の気持ちに寄り添いながら、「夢見者」の質問に応えているようです。
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