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夢 私は駅のホームで電車を待っています。 その駅のホームの並んで待つ所には、何故か新幹線用の座席シートが並べてあり、 人々はその座席に座ってシートベルトを締め、列車が来るのを待つのです。 私は会社の同僚と思しき中年の男性二人と一緒です(現実世界では知らない人です)。 一人は上司で、最前列の一番右端の座席に座り電車を待っています。 そしてその4・5列後方、一番右端に私が座り、一つ席を空けて左隣にもう一人の男性が座ってます。 左隣に居る男性の方は、特に上司というわけではなく、一緒に仕事をしている先輩のようです。 電車が二本(停車せず)通過しました。未だ私達が乗る電車は来ないようです。 三本目の電車が来ました。 すると前方に座っている上司が、右手にプラカードを持って私達後方の二人に見えるよう掲げました。 プラカードのサイズはA4大の四角形で、白地に黒や赤で文字が書いてあります。 行先や経路が書いてあったのだと思いますが、内容は覚えてません。 私は「この電車に乗るんだな」と思い、その旨を左隣の席の先輩に伝えました。 先輩は何かの用事で席を外していて、たった今戻って来たところです。 まず、先輩が急いで電車に乗りました。 続いて私も乗車しようとしたら、後ろから上司が「この電車じゃないよ」と声を掛けて来ました。 私は急いで先に乗った先輩を呼び止め、発車する前に一緒に降りました。 降りてから先輩が私に向かって大きな声で言いました。 「プラカードはお前の管理だろ?」 その言葉は私を責めていると言うより、上司に対する苛立ちを表現しているように感じました。 「お前が管理するべき物を、何故上司はお前に渡さず、自分で持ったままでいるんだ?」といった意味です。 この夢は先日診断して頂いた『リュックとトマト
と牛乳の夢』の丁度一ヶ月前に見たものです。 ▼
Q 1 「自分の事は自分で決めなさい、決 めて良いんですよ」というメッセージ・・・???
ホームが新幹線の座席のようになっているのですから・・・駅ではなく 「動かない電車」ということ。 あなたが座っている席は・・・そのように・・・動くはずなのに動かない ままでいるのかも? つまり・・・どうにもならない状況があなたに あるということのよう。それは・・・どんな現実?
居合わせている男性が二人。上司と先輩。 あなたが迷っているのは・・・乗っていいもの かどうかということ。 その指示をするのが上司のようだけど。何となく・・・指示がはっきりし ないみたい。 だから・・・あなたは「先輩」に確かめている。あなたは・・・乗るべき だと判断している・・・。
先輩は・・・あなたの判断を受け入れ・・・電車に乗り込む。その判断が 間違いだと指摘する上司。 あわてて・・・あなたは先輩を制止する。そのことで・・・苛立ちをあな たに向ける先輩。 あなたは・・・二人の間を行ったり来たりし て・・・あたふたとしている。どうして・・・そういう状況を夢に用意したの?
二人の男性は・・・実はどちらもあなた自身。 上司は・・・決断を示したようだけど・・・途中で方針を変えてしまう 「あなた」 先輩は・・・言われたままにすぐに行動をするけれど・・・責任を相手に 預けてしまう「あなた」 電車を乗り換えるという場面で・・・あちこちと判断が揺れていますか ら・・・ 新しいことへのチャレンジや新しい環境に飛び 込んでいくことに不安や迷いがあるということのよう。
駅のホームにある椅子が新幹線のシートなのは・・・踏ん切りがつかない ままでいるからでしょう。 踏ん切りがつかないのに・・・気持ちだけは電車に乗っている。そのこと を誤魔化しているのは「あなた」 乗っているのに・・・乗っていないと言いたいあなたがいて・・・ 乗りたいのに乗りたいと言えないあなたがいて・・・そして苛立っている のは「あなた」 方向がはっきりと示されたのに・・・そのこと を認めないで・・・乗ったり降りたりしているのは・・・どんな現実? だから・・・あなたは・・・先輩に管理すべきものを管理していないと言 われているのかもしれません。
この夢は・・・何か決心すべきなのに・・・決心しないままで・・・ 中途半端に行動したり・・・自分の気持ちを誤魔化していることに対し て・・・警告を発しているみたい? by エリカ
▼ @中年の男性二人が登場しますが・・・ >上司の方は、どうも思い当たる人がいないん
ですが・・・。 A電車が二本通過しましたが・・・ >乗れるものなら乗りたかったと思います。 B先輩は席を外していて・・・どこかに行っていましたね。 >トイレに行っていたのだと思います。 Cプラカードを見せて・・・あなたたちに指示を与える上司。 >「お高くとまるな〜」と言いますか・・・。 Dあなたは・・・自分で判断したことを先輩に伝えていますね。 >私が自分で判断した事で大きな失敗に繋がっ
たという事は余り無いと思うのですが・・・。 Eあなたが任されている仕事内容で・・・ >やり直しをした事はないと思います
が・・・。 Fこの夢を見た当時・・・踏ん切りがつかなくて・・・ >この時期、 Gあなたは・・・当然いっしょにできると思っていたのに・・・ >夏に本番を迎えたイベントが丁度それに当た
ると思います。 Hあなたと先輩らしき人は・・・ひとつ席を空けて座っていますね。 >「丁度三人掛けの座席だから、間一つ開けて
余裕を持って座れますね。」 Iグループで活動していることで・・・突然うまくいかないことが起きた
り・・・ >新人の受け入れ担当を任されていたので(私
が新人であるにも関わらず)、 <追記>こうして改めてうららさんから頂いた問診メールでこの夢を振り返ってみると、
>では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、乗りかえるべき電車は、あなたが乗りたい電車
なのに乗れない電車ということ。つまり・・・彼。
→あなたと気になる彼との間には・・・何度かチャンスがあったはず。 親しくなれて・・・あなたの気持ちをそのまま表現できる場が少なくと も2回はあったということ。 それが・・・通過していった2本の列車。でも・・・ただ見つめていた だけということのよう。 あなたなりに彼に接近したのでしょうが・・・タイミングが悪かったの ですね。 すぐに降りてしまったのは・・・そういう意味。あなたに判断ミスが あったということなのでしょう。
→先輩はあなたのことを信頼しているようですね。彼との関係も・・・そ のようであったら・・・ あなたを理解し共感してくれたら・・・どんなにうれしいことか。そう 思っているあなたがいるみたい。 でも・・・席をひとつ空けて座っているわけだから・・・ぴったりと隣 にいられるわけじゃない。 だれかが・・・その空間を占めているという現実がある。そして・・・ 肝心の彼はいつの間にかいない。 いない彼について・・・あれこれと想像を巡らしている「あなた」がい るということのよう。 それが・・・彼の代わりに座席に置いてある新聞のイメージ。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
彼は「夢見るナルシスト」であり・・・あなたは「彼と同じ考えをもって いるナルシスト」 彼の話を理解し・・・共感できるのは「あなた」 そして・・・「あなた」を理解し、共感できる人も・・・彼だけかもと 思っている。 そう思っているのに・・・その気持ちは伝えて いません。彼がどう思うかという躊躇があったからですね。 自分をアピールしようとはしませんでした。それが・・・動かない新幹線 のシートに座っていることの意味。
新幹線用のシートなら・・・豪華なものですから・・・座り心地がいいは ず。 乗り換えようとしますが・・・結局のところ・・・降りてしまいました ね。そこにあなたの苛立ちがあります。 「恋愛」という慣れない状況にためらいを感じ て・・・動かないけれど居心地のいい方を選んだということかも?
いずれにしても・・・動かない豪華な列車を選んでいて・・・それでいな がら・・・不満があるということのよう。 上司にぶつけている「あなたの怒り」は・・・ 実はあなた自身の態度を暗示しているのかもしれません。 つまり・・・「お高くとまっていて、どことなく涼しい顔をし て、クールで無駄がない」のはあなただということ。 言いかえると・・・どうして「恋愛」に夢中にならないのと言いたいみた い。どうしてなのでしょう?
電車に乗ることは・・・ある一定の期間・・・同じ方向に進む「集団」に 参加することをイメージさせます。 あなたにとっては・・・ボランティア活動。運命的な何か大切なものがあ ると感じて・・・あなたは参加したはず。
プラカードは意思表示。あなたが持つべきものなのに・・・上司がもって いるですから・・・ もう一度・・・自分の手に取り戻すべきだと感じているのかもしれません ね。 気になる彼の存在で・・・あなたの心は乱れています。何をすべきか迷い があるということを夢は伝えています。 「この電車じゃないよ」と上司が言っているのは・・・選ぶべき相手 は・・・彼ではないということかも? もちろん・・・そう思っているのは「あなた」 ですが・・・そう思いたくない「あなた」もいるのは確かなことのよう。 だから・・・上司ではなく・・・あなたがプラカードを持つべきだと夢は 言っているのかもしれません。 by ふむふむ
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▼ ▼ 【Reflection】 夢は「感情」を発現しますから、「感情の軌跡」を辿ってみましょう。 「感情の軌跡」においては、感情の選択と感情の曲線(ここでは折れ線)という概念を導入します。 【感情の選択】 夢で発現している「感情」 @の夢は「関心」 → Aの夢は「予期と喜び」 → Bの夢は「放心と不安」そしてCの夢は「予期と苛立ち」です。 ※夢見者が夢を創造するとき、特定の「感情」が選択されているという意味です。 「感情の位置関係」を整理します。位置関係が「座標」となり、座標が決まれば、軌跡がわかります。 位置関係を表現するには、2つのマップがあります。 最初に、プルチックの感情の輪、次にラッセルの2次元マップを紹介します。 夢見者の感情をつかむには、プルチックの感情の輪をよく使っています。 「感情の軌跡」である位置関係の推移を把握するときは ラッセルの2次元マップが表現しやすいので、ここではラッセルで論じます。 ※それぞれのマップについて説明している部分は読み飛ばして結構です。 ※図を見ればそれで十分。気になったら、読み返してください。 ※読み飛ばしは、ここから! 【プルチックの感情の輪による感情の配置】 ![]() ※ここは後で見ておきましょう! Robert Plutchik氏は感情の心理進化論を考案しました。 心理進化論では、感情を基本感情とさらに基本感情に対応する感情に分類します。 Plutchik氏は、基本感情は進化論と同様に発達してきたが、基本感情に対応する感情は、 環境変化に伴って、生存可能性を最大限に高めるために発達してきたと説明しています。 ※喜び⇔悲しみ信頼⇔嫌悪恐れ⇔怒り驚き⇔期待の4つの対感情 ※自尊心⇔恥の組み合わせを考慮していないため不十分であると指摘されています。 基本感情は独自の役割と機能を持ち、人間の生存と進化に重要な役割を果たしています。 「喜び」は絆を深め、「信頼」は社会的連帯を促進し、「恐怖」は危険から身を守り、 「驚き」は新しい情報への注意を喚起します。 「悲しみ」は失ったものへの反応、「期待」は未来への準備、 「怒り」は障害に対する反応、「嫌悪」は有害なものからの避避行動を促進します。 【次元説による感情の2次元マップ】 ![]() 感情の円環モデル(Russell, 1980)
X軸に快−不快という感情価(valence)、Y軸に覚醒(arousal)をとり、各感情を配置した。※「覚醒」とは、中枢神経系の興奮が増大し注意が喚起された意識の状態をいう。 ※不快・快の範囲を(ー3,ー2,ー1,0,1,2,3)と整数表記とする。 ※沈静・覚醒の範囲を整数表記で(ー3,ー2,ー1,0,1,2,3)とする。 【X軸】 不快 ー3のレベル(惨めな・落ち込む・憂うつ・悩み・不愉快・フラストレーション) 不快 ー2のレベル(退屈・哀しみ・退屈・怒り・恐れ・警戒) 不快 ー1のレベル(けだるい・疲れ) 快・不快 0のレベル(眠気・覚醒した) 快 1のレベル(驚愕した・興奮した) 快 2のレベル(くつろぎ・安心・落ち着き・穏やか・愉快) 快 3のレベル(満足・充足・嬉しい・幸福感・喜び) 【Y軸】 沈静 ー3のレベル(憂うつ・退屈・けだるい・疲れ・眠気) 沈静 −2のレベル (落ち込む・哀しみ・くつろぎ・安心・落ち着き・穏やか) 沈静 ー1のレベル(惨めな・落ち着き・穏やか) 沈静・覚醒0のレベル(満足・充足) 覚醒 1のレベル (フラストレーション・不愉快・喜び・嬉しい・幸福感) 覚醒 2のレベル (悩み・怒り・緊張・愉快) 覚醒 3のレベル (恐れ・警戒・覚醒した・驚愕した・興奮) 以上のように、単純に数値化して、各感情の座標(x、y)で表現することとしたい。(ふむふむ) ここまで、読み飛ばします! @の「関心」は、プルチックにより、「警戒」の3段階表示で「1」であるから、 X座標は「ー1」、Y座標は「1」となり、座標は(ー1,1)⇒定点 ※計算値が小数の場合整数化する! 快も不快もなく、その場にとどまっています。ここが基準点。 ※その後、予期へと移動しますから、ベクトルA=(ー1,1) ※座標ではありません! やや上向きで不快の方で移動します。 Aの「予期と喜び」はプルチックによれば、予期は「警戒」の3段階表示の「2」であるから X座標は「ー2」、Y座標は「2」となり、座標は(ー2,2)、喜びの座標は(3,1)となります。 Aは座標(ー2,2)から(3,1)への移動だから、ベクトルとなります。 起点が(ー2,2)で、移動した量がX軸では、ー2から3ですので「5」 Y軸では、2から1ですので、「ー1」となり、ベクトルB=(5,ー1)と表記されます。 やや下向きで、快の方向に大きく移動します。 ※A’からBは(3,1)から(1,1)の移動なので、ベクトルC=(ー2,0)となります。 Bの「放心と不安」はプルチックによれば、放心は「驚愕」の3段階表示の「1」であるから 放心の座標は(1,1)、不安の座標は(ー1,1)となり、移動しましたから ベクトルD=(ー2,0)と表記されます。 不快の方向に移動します。 ※B’からCは(ー1,1)から(1,1)の移動なので、ベクトルE=(ー2,0)となります。 Cの「予期と苛立ち」はプルチックによれば、予期は「警戒」の段階表示の「2」であるから 予期の座標は(ー1,2)、苛立ちの座標は(ー1,1)となり、移動しましたから ベクトルF=(0,ー1)と表記されます。※繰り返しですが、座標ではありません。 快・不快はありません。 以上から、@、@→A、A→A’、A’→B、B→B’、 B’→C、C→C’のベクトルを座標面に表示すると、以下のようになる。 ※@→Aは夢見の定点の移動を、A→A’ は「予期」→「喜び」を意味する。以下同様。 【感情の軌跡】 回帰ポイント 「夢の定点」(ー1,1)
※感情の軌跡の図(ア)と図(イ)を重ねてみれば、@の基準点に回帰していることがわかる。 ※〇に@、B’、C’が位置している。つまり、3つ重なっている。 上の「感情の軌跡」の図を見ると、座標(ー1,1)が 夢見者の回帰ポイントとなっている。立ち戻る位置という意味である。 感情が大きく振れると、再び、回帰し、その後は周辺を彷徨っている。 回帰ポイントは起点@であった。重なり合う感情を拾い出してみよう。 @は「関心」 B’は「不安」、C’は「苛立ち」であるから、 回帰ポイントの形質は「関心であり、不安であり、苛立ち」ということになる。 ※ベクトルAからベクトルFにいたるまでの動きは折れ線で表示しているが、実際の感情の運動は、曲線である。 ※この形質をもつ遺伝子が「生き残る」ために不可欠な「夢遺伝子」として、夢見者に継承される。生きにくさも発現する。 夢見者の@からCの夢ステージで展開される「物語」は、 この形質を発現する「夢遺伝子」によって生成されているといえよう。 さて、具体的にCの夢を分析しなおしてみましょう。 「電車の夢」を持ち込みました。 ※@の夢は「交差点の夢」でしたね。最終的に@の夢に回帰します。 過去の夢に回帰していることは、上記の「感情の軌跡」で示しました。 変異的な夢。なぜなら、待合の座席が「新幹線の座席」となっている。 この変異に対して、多様性と淘汰の圧力は座席の配分とプラカードの提示にあります。 ※多様性が「座席の配分」で発揮されている。上司と先輩の関係性。憧れの彼と夢見者の関係性。 ※淘汰の圧力は「プラカード」が、その役目を果たしている。上司と先輩は「消去」され、憧れの彼と夢見者が「選択」される。 ※「消去」→「選択」は、人物や事物の「消失」→「出現」で、「代替」という形式で夢表現される。 上司と先輩の座席の位置関係。最前列と「4,5列後ろの席」 この配置で、上司と先輩の二人のやりとりが展開している。 夢見者は4、5列後の席。夢見者の相手は? いるの? いないの? 「在の不在」ですから、いるべき「憧れの彼」はどこに? 上司と先輩の位置関係は、 「憧れの彼」とあなたの位置関係に相似であるはず。 なぜなら、先輩は一時的に「消失」していたから。「消失」は代替を選択する。 なぜ、「消失」していたのか、「在の不在」を暴露するためだ。 いるべきものがいないという設定。 言い換えると、上司と先輩の関係性は、「憧れの彼」と夢見者の関係性と相似であるということ。 「関係性」のコピー。「夢遺伝子」がここでも「形質」を増殖させている。 ※増殖は、多様性をはらんでいる。 上司が持つプラカードの管理は、夢見者の担当のはず。 関係性のコピーですから、「憧れの彼」のプラカードでもあるということ。 それが意味するのは、行先や経路はすでに明記されており、 今後の成り行きは、夢見者に伝えられているということのはず。 増殖したものは、自然に淘汰されて、残るのは、「憧れの彼」と夢見者の関係性。 「伝えられたこと」は「ナルシスト」、これが「相似」 ※プラカードに書いてあるメッセージ! 「ナルシスト」 「この列車じゃないよ」という上司の宣言。それは、「乗るべきではない」ということ。 そのまま待ちなさいという「指示」、それは夢見者への「指示」 ※「待て」という指示だから、ホームの待合の座席が新幹線用のシートになっている。 つまり、すでに乗っているということ。ナルシストは「陶酔」しているという状態。「あこがれている」。 上司が宣言しているように事情は展開し、それに反論する「先輩」ではありますが、 相似なのですから、「憧れの彼」がそのまま待機してくれと夢見者に伝えたということであり、 それに対して、夢見者は「反論」したくなっているもよう。 「憧れの彼」は、夢見者にきちんと伝えているのかどうか プラカードの「内容」がいまいちはっきりしません。 夢見者が、その「指示」に振り回され、乗り降りの判断ができすにいる。 待機しているだけでは何も始まらないと夢見者は思っているようです。 「選択」は上司の指示と先輩の言動にあります。 「適応」が進化サイクルの最終プロセスですから、「回帰ポイント」に戻るのです。 振り出しに戻る。夢見者がプラカードを持つということ! 「進化」の第一ステップである「変異」が必要だということ。それがCの夢のメッセージ。 夢見者は「失恋」という適応をしたと思っている。そこから始まる「変異」とは? ※夢は「必然性」と「偶然性」の間でゆれており、「変異」→「多様性」→「選択」→「適応」のサイクルを循環している。 「起点」が「回復ポイント」になっていることに、この振り返りで気づきました。 夢@から夢Cの振り返りはいかがでしたか。 いったん、ここで振り返りを閉じたいと思います。次回まで、しばらくお休み。 ▼
▼ ▼ ※次回以降のステップアップに必要な知識です。 感情と神経伝達物質の関連について、簡単に解説します。 ※感情は脳で作られる。 ※主に前頭葉と偏桃体が関与している。 ※脳が刺激を解釈する→快/不快に分ける。 ※快/不快を基準に、前後のストーリーを踏まえ感情が生まれる。 ※生まれる感情は、ポジティブ感情、ネガティブ感情、強さを表す感情の3つ ※興奮や驚きは「強さを表す感情」である。 ※3つの感情を基本とし、細分化した感情に名前をつける。 ※感情の発生時には、神経伝達物質が放出される。 ※神経伝達物質の配合比で、「感情」は微妙に調整される。 ※発生した感情によって、体は反応し、脳は生存に有利な行動を実行させる。 ※脳が生存に有利だと思った行動が効果を上げると、固体は生き残る。 ※夢生成時にも神経伝達物質が多量に放出されている。 放出される神経伝達物質は主に6つ。 ・セロトニン = 健康や繰り返しの安心感 ・オキシトシン = つながりの幸福感 ・ドーパミン = 達成と報酬の幸福感、もしくは脳の興奮 ・エンドルフィン = 極限状態でのハイ状態 ・アドレナリン = スリリングな恐怖 ・コルチゾール = ストレス、不安、緊張 1,「心地よさ」などを感じるとセロトニンが出ます。 2,「愛情」「安心感」「感謝」「リラックス」などを感じるとオキシトシンが出ます。 3,「喜び」「達成感」「盛り上がり」などを感じるとドーパミンが出ます。 4,極限状態で「気持ちい」「心地よい」などを感じるとエンドルフィン が出ます。 5,「恐怖」「怒り」などを感じるとアドレナリンが出ます。 6,「不安」「嫌悪」「恥」「悲しみ」「苦しみ」などを感じるとコルチゾールが出ます。 ※「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」「エンドルフィン」 脳内で放出されると、対象に近づいたり、そこに留まったり、それを繰り返そうとします。 ※「アドレナリン」はストレスホルモンでありながら、集中力を高めたり、脳を興奮させるといった働きがあります。 ※「コルチゾール」はストレスホルモンです。 脳内に放出されると、ネガティブな感情を高め、その状態を回避、解消しようとします。 基本的な事柄ですので、内容を確認してください。それでは、またの機会にお会いしましょう。 |
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